『チカラをひとつに』3.11京都マラソンを走る、Jリーグのユニフォーム姿のランナーさんたちを勝手に応援しよう企画
昨年の体験(こちら)がきっかけで、市民マラソンを走るJリーグサポーターを応援するという新しい楽しみ方を覚えた。
マラソンの愛好者でかつサッカーファンであれば、往々にしてお気に入りのサッカーユニフォームを着てマラソン大会に出場する場合が多いということを、実際にマラソン大会の沿道に立ってみるまでまったく考えたことがなかったのである。実際に「現場」にいかないと一生気づかなかったことかもしれないと、私は軽く反省すらした。なのでその場で思わず各クラブチームの名前をコールして、拍手をして、沿道から声援を送り続けた次第である。
そして関西において今度は3月11日という特別な日に、たまたま、京都マラソンの第一回目が開催される。
なのでブログのサイドバーにもあるように、一緒に声を出してチーム名をコールしてくれる仲間を募っている。
震災のあと、Jリーグの各クラブがとった支援の動きが迅速であったのは、ひとえに日頃のサポーターの組織力、そして地域密着型の運営姿勢が根底にあったからこそだと思う。これがもし企業スポーツであったならば、良くも悪くもスポーツチームの動きは常に親会社のイメージ戦略におけるコントロール下にあるため、あそこまで細やかでスピーディーな展開はできなかったであろう。あの震災後におけるJリーグの存在感、「サッカーのある日常を取り戻す(エル・ゴラッソ紙)」ためのあの数ヶ月の苦闘を、私は忘れないでいたい。
そうして震災チャリティーマッチでの伝説のカズ・ゴール、そして「最後まであきらめない」なでしこジャパンのW杯優勝にいたるまでのストーリーを思うと、スポーツの持つ力、サッカーだからこその可能性といったものをあらためて考えることとなり、これからもサッカーファンとして生きるうえで何ができるのかを「チカラをひとつに」のJリーグ独自のキャッチフレーズとともに自分自身いろいろと思い巡らせることとなった。
そういうのもあって、3.11という特別な日に第一回目が開かれることとなった市民マラソン大会において、Jリーグのユニフォームに身を包んで走るランナーさんたちには、同じサッカーファンとして精一杯のエールを送りたい。そういう気分になっている。
ただし、まだこの企画を一緒に実施してもらえる人は見あたらないので(笑)、これからどうしようかと思案中である。いっそフライヤーとか作ってしまおうかとすら思うのだが、いかんせん「どこに配ったらいいか」という効果的なプランが思いつかない。(京都近辺には「ここぞというスポーツバー」があまりない、気がする)
「当日、どこのポイントで応援するか」も検討せねばならない。
できれば後半あたりのほうが、ランナーの数がばらけて、把握しやすいというメリットがある。
逆に後半のデメリットは「その時点で脱落者が多くでている」というのもある。
そしてある程度声援を出しまくっても差し支えない場所・・・そういう配慮も必要だ。
また、「走ってくるランナーが、サッカーユニフォームを着ているかどうか、またどこのチームのユニフォームかが確認できるだけの道の長さ」も必要になってくる。
そんなわけで、この日ぐらいは、いろんなチームの名前をコールすることを楽しんでくれるような「サッカーファミリー愛」あふれる方々に、この企画の構想が届けばいいなぁと思っている。(なにより、たくさんのランナーが走る市民マラソンで、沿道に立って観戦する場合、『とくに声援を届けたいと思うカテゴリーの人』が定まっていると、メリハリがあって張り合いもあって自分たちも飽きずにかなり楽しめるぞ、と)
問い合わせ先は prog_howe(at)hotmail.com まで!
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