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2012年2月23日

Jリーグのキャンプ地めぐりをやってみる(その3)

セレッソのキャンプ地から、ふたたび橘通りの大きい交差点に戻ってきたのが12時ちょうど。

そこから今度は、ガンバ大阪のキャンプ地である「綾町錦原運動公園サッカー場」に向かう。
この日、14時から大宮アルディージャとの練習試合があるのだった。

この綾町という場所は、地図でみるかぎり「だいぶ遠いなぁ・・・」と思われた。
しかしバスが通っているので、今回の旅程に組み込んだ。

「宮交橘通支店前」のバス停から「酒泉の杜」ゆきに乗る。所要時間はだいたい50分ぐらいをみておくこと。料金は片道980円(だったはず)。

降りるバス停は「綾待合所」。

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綾待合所。帰りのバスがここから始点の場合、ここで待っておくと乗れる。

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綾待合所にはコインロッカーもあった。

綾町の役場のホームページには、近辺の地図が紹介されているので、サッカー場までの道もわかりやすい。


役場のある交差点を西に向かっていく。

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歓迎されてます。近所では社会人野球の東京ガスもキャンプを張っていた。

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この交差点を右にまがり、急な坂道を登っていく。

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小学校を右手に眺めるように登っていく。

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すると、ここも平日なのにわりと盛況。やはり練習試合は注目度高い。

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この真ん中の小屋のなかに、練習試合中はコーチングスタッフが出入りしていた。元FWの松波さんの姿も見えた。

あと興味深かったのは、今日練習がオフだったサンフレッチェ広島の森保監督やその他スタッフが、我々と同じように客席に座って見学をしていたことだ(チームのウェアを着ていたので、すぐに分かった)。なるほど確かにオフのときはそういう可能性もあるのか、と思った。このことは実際にキャンプ地に来ないと思い至ることがなかった。
そうして試合をみながらサンフレッチェのスタッフがどんな話をしているのかも、隣にいれば自然に聞こえてくるのが面白い。
(あと、他にもジャーナリストっぽい人が必死にノートをつけながら試合をみているのを眺めるのも楽しい)

で、森保監督が観客席を離れた際に思い切って声をかけて、とても丁寧なサインをいただいた。ペトロビッチ体制からバトンを引き継いだ今シーズン、クラブ初の生え抜き監督としてどういうサッカーをするのか非常に興味深いわけで、「期待しています」と声をかけたら、「ありがとう!」と、向こうからわざわざ握手の手を差し出してくれたので驚き、サインのペンのキャップがなかなかしまらず、慌ててしまった。感動。いやー、こういう体験をすると、ますます気持ちをこめて森保監督のチームづくりを注視したくなる。

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そうして練習試合を観戦。1本目、2本目と両チームほぼベストメンバーで臨み、ガンバが勝った。ただしどちらも前線のフォワード陣が新加入選手を組み入れた形であまりまだ機能しておらず、課題がまだまだありそう。

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普段の万博競技場で観るよりも断然近い距離でガンバのトップチームの試合が観られたので、来てよかったと思う。
(普段の吹田の練習場には、まだ行ったことがない)

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出待ちの光景。
だんだん分かってきたのだが、練習試合の場合は、最初のほうに出場した選手から先に宿舎に帰るようなシステムっぽい。時間差でバスが別々にやってくる。

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平日でそんなに客も少なかったからか、スタメン組のほぼ全員からサインをいただくことができた。
ガンバの至宝・二川さん、やはり寡黙な人だった(笑)

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個人的にガンバ大阪で特にファンなのは中澤聴太だ。昨シーズン、スカパーの特番やらスタジアムで上映されたインタビューなどで、端正な顔に似合わず味のある絶妙なトークを展開していたのでグッときたのである。
多くの見学者から一緒に写真に収まってくれと頼まれ、あるいは赤ちゃんを抱っこしてくれと頼まれたりと、ひたすら丁寧に応対してくれていた。私のときもサインしたあとにしっかり目を見て「はい!」とペンを返してくれたのが印象的だった。今年は今野も加入し、丹羽というCBも復帰して(コーチングの声の大きさが印象的だった)、ポジション争いも激化するのでがんばってもらいたい。

そうして夕刻19時発の宮崎~大阪のフェリーに乗り込むべく、ギリギリの時間で綾町をあとにした(宮崎駅からフェリーのりばまでのバスはほとんど本数がなく、そこだけさすがにタクシーで向かった)。

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ありがとう宮崎。

こうして、駆け足で今回はじめてJリーグの宮崎キャンプをめぐったわけだが、感じたことを列挙すると、

・シーズン前なので、練習場の雰囲気がそんなにピリピリしていない。
・新加入選手は特に、総じてファン対応がフレンドリー。
・双眼鏡、サイン用のペン、選手名鑑が必須アイテム。
・代表の試合が毎年この時期にあるはずなので、代表選手が観たい場合は彼らが不在になるタイミングを事前に把握してからスケジュールをたてると良い。
・練習試合の日程が決まるタイミングは、直前になることもあるので、こればかりは「運」かもしれない。
・たしかに日中、晴れると少し暖かい。ただし朝晩は普通に冷えて寒い。

といったことだ。
結論として「宮崎のキャンプ地めぐり、毎年来たくなるなぁ」ということだ。そしてますますJリーグの開幕も楽しみになってくること請け合いである。

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ちなみに・・・「自分にとってもこの旅は『キャンプ』だ」として持ってきたフリーペーパー制作道具一式であるが・・・

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結局、最後まで完成せず!!(笑)


旅疲れでクタクタとなり・・・・

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帰りのフェリーでは、窓際のテーブル席まで向かうも、何もできずにうたた寝する始末。

そんな「ひとりキャンプ」でした。

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コメント

HOWEの新しいのが完成したら
また読ませて頂きたいです!
なので、またタテイシさんに会いに行きますね(`・ω´・)b

投稿: タカモト | 2012年2月25日 10:10

タカモト>完成が予定より遅れてしまっているけど(笑)、また読んでください!よろしくです!

投稿: HOWE | 2012年2月25日 23:07

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