海外サッカーを観るうえでの原点となったゴール
こうしてサッカー用のブログを立ち上げて、鼻息荒く「はじまりのコトバ」を述べたはいいが、そうなると2回目に書く記事を何にするか、ちょっと判断に迷うところがあった。そんなこと気にしなくてもいいのだが、何かこう、「実質的な最初の記事」みたいな気がして、そんなところに昨日のチェルシーFCの2-0の敗戦とか、エブラとスアレスの遺恨残りまくりなナショナルダービーのことなど書いても、ちょっと収まりが悪い気がしていた。
なのであらためて、基本的な話に立ち戻る。
1993年にJリーグが始まって「洗礼」を受け、それなりにサッカーを観るようになった自分が、「海外サッカーにも目を向けよう」と強烈に思った最初のきっかけとなるゴールについて。
ひさしぶりに動画でみても、やっぱり、グッとくる。
額に飾れるものであればずっと飾っていたいゴール、1998年ワールドカップ、オランダ×アルゼンチンでのベルカンプのゴールだ。
この動画での実況が「デニス・ベルカンプ!」としか連呼しないのもステキだ。
もちろんこのワールドカップは日本代表がはじめて出場した大会でもあるが、その印象とともに私にとってはこのゴールである。
生中継をじっと観ていて、一瞬何がなんだか分からなかった。
そしてリプレイを観ながら、テレビの前で自分でも立ち上がってあの足技を再現しようとしていたことも覚えている。
「ボールをトラップすること」は、ひとつのアート、芸術として認識することができるということを教えてくれたのがベルカンプだ。
(そしてその翌年ぐらいから、私はストイコビッチを観るためにJリーグのスタジアムにいくことになる。ベルカンプ、ストイコビッチ、ジャンフランコ・ゾラ、この3人が私にとっての『海外サッカー3大ファンタジスタ』である)
実はこの動画をみたついでに調べたら、日本版でも「ベルカンプ・ゴール集」みたいなDVDが手に入ることを知ったので、近々買おうと思う。
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コメント
いいネタ持ってくるなー(笑
この「F・デブールのロングパスからベルカンプで1点」という、フランスW.C.におけるオランダの常套手段に時を同じくして衝撃をうけた私は、むしろF・デブールに目を奪われた。
彼から、常にGoalないしは敵の裏を狙うことを覚え、いまだにフットサルで敵の息つく間に情け容赦なくGoalを狙うので、チームメイトから'えげつない'と評されるとか。うん、確かに私にとっても原点。同時代人ですね。
投稿: toyotti | 2012年2月14日 00:56
toyotti>やはりプレーヤーとしての視点からみると、デブールのロングフィードにも心奪われるものがありそうですね。もともとオランダファンでしたっけ。しかし意外なところで共通の「原点」があるんですね(笑)
投稿: HOWE | 2012年2月14日 22:50