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2012年3月11日

『チカラをひとつに』3.11京都マラソンを走る、Jリーグのユニフォーム姿のランナーさんたちを勝手に応援しよう企画、実施しました。

かねてから伝えていたとおり、3.11第1回京都マラソンにおいて、「チカラをひとつに」の震災復興メッセージとともに、Jリーグのユニフォーム姿のランナーさんたちを応援することができた。

最初は僕とFくんだけの参加と思いきや、Fくんのご友人、そしてbayashi会長、さらに緊急参加のしゃおず嬢と、寒さのなかで長時間をともに応援してくれたみなさまには本当に感謝。この企画は一人では絶対にできないのである。

なにぶん初開催の京都マラソンなので、どういう状況か分かりにくかったので、不安にかられて朝は8:30ごろに鴨川ぞいにたどり着き、適当なベンチをみつけ、ひたすら10時すぎに最初のランナーがくるまで読書をして待機・・・(笑)
自分が想像していたほどには、鴨川ぞいのコースの部分はそんなに沿道の応援の人々は最後までこなかった。一般道路のほうにはそれなりにたくさん住民の方々などが応援していた様子。
なので、ひたすら大声を出して応援をすることができた。

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ちなみにこの地点で最初にやってきたランナーさんがこちら。
我々がいたポイントは、今出川通りの橋をおりてちょっと南に歩いたところ。ちょうど背後には、ちょっとした運動場があったりテニスコートがあったりするエリアである。だいたいここらへんで35km地点。

最初のほうは、実業団とか「ガチなランナーさん」が多いので、ちょっと油断していたのだが、なんとだいぶ初期のほうで京都サンガのユニフォーム姿のランナーさんがいたので驚く。
京都マラソンにおける「Jリーグ部門」のトップは地元・京都サンガということで、めでたしめでたし。

というわけで、今回はメガホンを叩いて、「チカラをひとつに」のパネルをサッカーユニフォームのランナーさんが来るときだけ掲げてみたりした。

で、今回はひたすら応援に専念し、そして奈良マラソンのときとは違って走路のすぐ脇に立っていたので、次から次へとくるランナーさんのユニフォームをひたすら凝視して、すぐにコールができるようにひたすらサッカー系ユニフォームを探し続けていたのもあって、ほとんど写真は撮れず。
とにかく一瞬の判断で「どこのチームのユニフォームか」を判別する必要があるので、自分にとってはクイズ番組みたいなノリである。なので飽きない(特に、アウェイ用ユニフォームとか、果ては『チームのロゴ入り練習用ウェア』とかが来ると、それはかなりの『応用問題』と化す)。

そして日本代表ユニフォームのランナーさんも多かったので、「ニッポン」コールをしまくる。

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この写真をよくみると分かるように、当該のランナーさんも振り返ってまで笑顔を送ってくれていいリアクションをしてくれているが、その近くを走る人も「ニッポンコール」だと、ガッツポーズしてくれていたり。

「仮装禁止」だったり、「企業名・商品名のついたものを掲げるのを禁止」という規約が今回の京都マラソンであったので、もしかしたらJリーグのユニフォームが少ないかも・・・という不安があったが、そんなことはなかった。
みんなしっかり、着ている人は着ていた!

とくにコンサドーレ札幌、松本山雅はそれぞれ3人ぐらいいた。それが驚き。
逆に、関西勢のガンバ大阪とヴィッセル神戸は確か1名ずつ、そしてセレッソ大阪がなぜか一人もいなかったのが驚き。奈良マラソンのときはものすごく多かったイメージがある。
(もちろん、集団で走っている状態ではすべてのユニフォームを確認することが難しいので、かなり見落としているかと思われるが)

その他、思い出せるうちでは川崎フロンターレが2名、徳島ヴォルティスが2名、そして浦和レッズも3人ぐらいいた。あとは東京ヴェルディ、栃木SC、名古屋グランパス、横浜Fマリノス、FC東京、ベガルタ仙台、FC岐阜など。

そして最もグッときたのは、懐かしの「横浜フリューゲルス」のユニフォームを着て走っていた方がいたことだ。ただでさえ貴重なユニフォームを、この舞台で着て走るというのは相当にこだわりをもって選んだ一着かと思う。そういう人の思いを受けて、チーム名をコールさせてもらえることに喜びを覚えた。

サッカーを愛するランナーさんたちの、ちょっと照れくさそうな、それでいて誇らしげなリアクションの数々、そして体がキツイ時間帯にも関わらず「ありがとうー!」と大声で返してくれたりする、その想いを受けて、本当にサッカーが好きでよかったと自分も実感。

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あとちかくの運動場でサッカーの練習をしていた子どもたちは「ハイタッチをする」という応援スタイルを確立していた。「ゴールまでがんばれー」って声をかけていた。

なによりうれしかったのは、一緒に応援してくれた友人たちも、この「Jリーグのユニフォーム姿のランナーさんを探してチーム名をコールして拍手する」ということの面白さに共感してくれたことだった。

そうして10時すぎから14時半ぐらいまで、最後のランナーが時間切れでもはや走る気力もなく歩いていて、自転車で後をついて走るスタッフさんたちが丸太町通りのポイントまで向かっていく、その最後の部分までじっくりと見届けた。
なんともいえない充実感があった。

これは、また来年もやろうと思う。
たぶん震災の記憶を忘れないようにするためにも必要かもしれない。
と同時に、Jリーグがあの震災のあとに素早く行動した、その原動力としての「サポーターの組織力、サッカーファミリーとしての貢献意識」みたいなものをいつまでもリスペクトするためにも、出来る限りこういう取り組みをしたいと思った。

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で、ひたすらJリーグを応援したあと、その足で西京極に向かい、夕方に行われた京都サンガ×ジェフ千葉のホーム開幕戦をFくんとともに観戦した次第。

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