オーストラリア代表に感謝したい気分
そうそう、ワールドカップ最終予選ってこういうことだよな、っていうことを思い出させてくれた試合。そういう意味ではオーストラリア代表には感謝したいぐらい。
それにしても数的有利にも関わらず普通にピンチ連発だった日本のディフェンスのあり方が問われてきそう。結局オーストラリアには、あのドイツW杯のときからずっとやられている印象がある。
それにしても次節9月のイラク戦は今野と栗原の2人のセンターバックが出場停止となる。そこがこの試合のもたらした最大の課題!
ザックさん、いまこそ柏の近藤やFC東京の森重とか仙台の上本大海とか(ケガ中だけど)、名古屋の闘莉王とか増川とか清水の岩下とか、Jリーグのなかで有能なセンターバックはたくさんいるのだから、とにかくいろいろ9月までに新しいセンターバックを代表になじませておいてほしい。
フリーキックを蹴る、まさにその寸前に試合終了の笛が鳴るなんて、なかなか人生でもお目にかかるのは難しいシチュエーション。これこそアジア最終予選。何が起こっても不思議じゃない(笑)。
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さて昨晩のユーロ「フランス×イングランド」、なんだかスペイン×イタリアと比べるとどうしても味気ない内容。スコアは同じ1-1とはいえ。
どうしてイングランドの国内リーグは世界最高レベルでスピーディーな面白いサッカーを展開しているのに、そこで闘っているはずのイングランド人だけを集めて試合をしたら、ここまでつまらんサッカーになるんや? と(笑)。イタリアがみせたような、果敢に勇気をもって縦パスを狙っていくような、そういうギラギラ感が薄かった気がする。ウロウロと横にパス回ししたところで、チャンスは生まれない。
でもイングランドの新鋭18歳のチェンバレン(敵ながら昨シーズンのアーセナルでの活躍は素晴らしかった)はやはりこの舞台でも可能性を感じさせる逸材だった。出ようと思えば五輪代表にもなれただろうけど、いきなりのA代表、ユーロの舞台で持ち味のドリブルが冴えまくり。なぜホジソン監督は後半にこのチェンバレンと、あとパーカーをベンチに下げたのだろうか。ケガしているようには見えなかったし、少なくとも昨日のイングランドで一番見ごたえのあった選手がこの2人だったような気もする。
で、この試合のあとすぐに寝て朝起きたら、第二試合の開催国ウクライナ×スウェーデンが終わった直後で、どうやらウクライナ逆転勝ちとかなんとかで盛り上がっていた。こういう試合を見逃すと悔しい。
そして今晩は、地味なグループA組なので、深夜に起きてまで・・・という感じではあるが、でも考えてみたら開催国ポーランドはロシアと闘うわけで、国家間の関係性からいえば、おそらく強烈なテンションで展開される試合になることは必須。なのでなんだかんだ気になるカード。
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