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2012年7月 2日

EURO決勝と五輪代表メンバー発表

いろいろあった一日であるが、まずはEURO決勝。スペインの早い時間帯の1点目につきる。セスクの、まるでダヴィド・シルバの顔面にめがけて蹴ったかのような早いボールを、シルバがちゃんとヘッドであわせて、あんなスーベルゴールを見せられたら、そりゃあ拍手を送るしかない。2点目のゴールも見事。相変わらずゼロトップでチマチマした感じのスペイン代表だったが、今大会でいちばんいい内容の試合をしたのかもしれない。とはいえ私は、3人目の交代で入ったチアゴ・モッタが早々に負傷退場して10人になってしまった時点で、横になって睡眠モードに入ってしまったが・・・

いずれにせよ今回ほどEUROをしっかり観た機会はなく、そしてワールドカップと同等の、いやそれ以上に面白い代表戦をたくさん観させてもらった気がする。WOWOWのサッカー中継も噂通りに良いクオリティで、なんだか「ゴージャス感」はスカパーよりも感じられたのはなぜだろう。あと元ベルマーレの野口さんの解説も、テンポ良くて聴きやすかったり。

ちょっと話がそれるが、この6月にスカパーのJSPORTSではじめて(のはず)「ルマン24時間耐久レース」の中継が行われて、その再放送をちょっとだけ観るチャンスがあったのだが、やっぱり人生に一度はこの「偉大なる草レース」を観たいとあらためて思った。とくに真夜中から明け方にかけて、満身創痍でボロボロ状態のマシンが、フランスの朝焼けの綺麗な空を背景に果敢に走り続けるそのヴィジュアルにポエジーな旅情感をかきたてられた次第である。
そんなこんなで「あーー、ルマンってやっぱりいいよなぁ」と思いつつ、ふと思い立って調べると、なんと次回のEURO2016年大会は、よりによってフランス開催とのこと(笑)。ここは気が早いと思われるが、大きな声で主張したい・・・「ユーロとルマン24時間が一緒に楽しめますよお嬢さん!!!」ということだ。これはものすごく素晴らしいことであるぞ、と。おそらくルマンの時期的に、EUROのグループリーグがおわって準々決勝あたりの日程とかぶりそうな気配だが、私はちょっとホントになんとかしてこの時期のフランスにいられないかとついつい夢想モードに入ってしまう。こうして次回のEUROもかなーーり楽しみになってくるのである。

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さて、また話が変わって、今日はロンドンオリンピックの日本代表メンバーが発表された。
なでしこジャパンは宇津木がケガのために落選した以外は、ほぼ予想通りの人選。ディフェンス陣の人数が少ないように思われるかもしれないが、田中明日菜はINACでセンターバックもやっているので、そのあたりはうまくやりくりできるかもしれない。丸山の選出にあたっては佐々木監督が「ピッチ外でのポテンシャルの高さも含めて」といったコメントをして場内を笑わせたみたいだが、でもこれはサッカーの国際大会を闘ううえでは重要なファクターだと思う。単にサッカーの技術だけの優劣で代表チームに選出されるわけではなく、あくまでサッカーはチームスポーツであり、ピッチ外での「日常」においても、まさに「サッカー的に生きていく」ことが求められることを示していると思う。

驚きは男子U23だった。大迫や原口が落選。そして杉本健勇が選出。彼はこのためにわざわざセレッソから短期レンタル移籍でヴェルディにいったわけだが、そこでの活躍も認められた格好になる。いずれにせよ、私の感覚でいえば、大迫ではなく健勇を選んだ背景には、「清武・蛍・扇原・健勇」という「実質的にセレッソ大阪」のメンバーを軸に攻撃を組み立てていくというノリがうかがえるわけで、大迫には申し訳ないが、そういう側面を優先してこれからは本大会にむけて連携を高めていくことを期待するしかない。しかし大迫や指宿がバックアップメンバーにすら入らなかったこのメンバー構成だと、もし健勇の身に何かが起こったら、トップでターゲットになるFWは実質ゼロになってしまう不安がある。そのときのためにも、やっぱりオーバーエイジには吉田マヤではなく闘莉王を選んでおくべきだったかもしれない。

あと山崎や山本康裕のジュビロ勢も18人には入れずに残念。山本康のような器用な選手はメンバーに入れておきたいのだが、でもいまは清水の村松がJリーグでものすごく好調のようなので(あと彼はSBもできる)、なかなか難しかったか。そしてあらためてこの場で個人的に心から残念だと思うのは川崎の登里!!このタイミングでケガを負ってしまったことが大変悔やまれる。

そのほかにも「オーバーエイジのGK林がなぜかバックアップに回ったことによる権田への影響」とか「主将はこれでも山村なのかよ」とか「宇佐美の試合勘をどうやって取り戻すか」とか「清武、東、大津、齋藤、宇佐美って豪華でいいんだけど2列目でどういう組み合わせで使うのか、指揮官の判断迷わせるだけじゃないか」とか、じつに「語りがいのあるU-23代表」になっていくわけで、これらも本大会に向けてじわじわと考察していければと思う。

ちなみに、今回のロンドン五輪代表候補をめぐるいろいろなやりとりをこの1年ぐらい眺めていて、私はようやく、男子のU-23代表のオーバーエイジ枠の利用は「不要」だという結論に至った。これについてはまた今度書きたいと思う。

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