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2012年7月22日

TEAM AS ONEチャリティーマッチ

都合により、後半30分つまりデルピエロが交代で下がるところぐらいまでテレビで観ていた。

まさかそんな長い時間までプレーしてくれるとは思っていなかったので、本当に感謝したい気分。ゴールも決めた。

Jリーグのクラブが契約してほしい、という思いがいろいろと語られているし、Jリーグチェアマンが「年俸の半分をJリーグが負担してもいい」とさえ言っている(個人的な意見としては、そこにお金を使うぐらいなら、もっと日本におけるサッカー代理人が働きやすくなるような環境改善にお金を使うほうが、将来的にはもっとたくさんの有効な移籍を成立させやすくなる投資になるんじゃないかと思うが)。

で、今後デルピエロがどうなるのかはもちろん分からないものの、でもいずれにせよ昨日の試合で言えることは、大震災から1年以上が過ぎ、2年目の夏を迎えたところで、あらためて復興支援チャリティーマッチを行うことができ、そしてデルピエロのような選手が出場したいと思って来日してプレーしてくれるという、Jリーグとは、そういうリーグになったのだ。そのことを、もっと誇って良いと思うのだ。

「スポーツに何ができるのか」という問いは、そりゃあもう震災後の状況においては、無力感すらただようものではあるし、これからもそうなのかもしれない。それでもなお、Jリーグはサッカーのチカラを示すべく、まさにサッカー的に「あきらめずに走り続けてパスを回し続ける」ことを黙々とやっていくのである。その繰り返しがダイナミズムをもたらしていく。そういう角度からサッカーをもっと応援しようと思う。

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