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2012年7月25日

U-23代表ではオーバーエイジ枠を使わなくていいと思う理由。

あと数時間後にロンドン五輪でのなでしこジャパンの初戦がはじまる。
繰り返しになるけれど、銅メダルを獲れればもはや大成功なのである。そういう競技種目であるという認識で観ておきたい。

『Number』の最新号は、澤とカズが並んで写真に収まっていて、この表紙をみるだけで感動的な気分になった。最近横浜FCのカズを観たせいもあってか、サッカーファンとしての2012年の夏が、この表紙によって忘れがたい想い出となっていくような感じがする。



あとこの号における宮間あやのロングインタビュー、内容もさることながら、ACミランのウェアを着て楽しそうにボールとたわむれる彼女の写真がどれもとても可愛らしくて、ハッとさせられるものがあった。サッカーにおける引き出しの多さとともに、実に魅力に富んだ人だと再認識。

そして男子U-23代表。
よく考えてみたら、U-23代表として五輪に出場する選手が、大会のあとにJリーグから欧州のクラブへ新に移籍するというパターンが、今回2名ほどいる。つまり彼らは3月のJリーグ開幕から、おそらく12月のドイツリーグのウインターブレイクまで、ほとんど休み無く動くことになる。これは五輪代表に関しては今までなかったパターンであり、相当な厳しさが求められることになるであろう。清武と酒井がこの試練をどのように乗り越えていくか。そのあたりも気になってくる。

そしてエルゴラッソ紙でも語られていることだが、欧州のサッカー選手たちはシーズンオフ明けのコンディションのため、Jリーグを闘い続けたまま乗り込む日本代表にとって、明日のスペイン戦でもし後半の半分ぐらいまで同点のままで持ち込めたら、十分勝機があると踏んでいる。なのでそれまでになんとか守備陣がふんばってくれればと願う。

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さて表題のとおり、私は今回のロンドン五輪のメンバー選考のプロセスをみていて、「U-23代表にはオーバーエイジ枠を使わない方が良い」という考え方を持つようになった。

オーバーエイジを使った方が良いという意見においては、「本気で勝ちに行くため」という理由が挙げられる。ではなぜ五輪の勝ちにこだわるべきか。その理由としてしばしば挙げられるのが「日本においてはサッカーはまだまだマイナースポーツなので、オリンピックのような大舞台でその一般的存在感を増すため」ということだ。

それは確かにそうかもしれない。しかし私が思うに、「その役割は、今や、なでしこジャパンが担っているのではないか」ということだ。

なので私の意見としては、「五輪の女子サッカーで年齢制限が設けられない限りは、男子の五輪代表はなるべく一人でも多くの有望な若手の経験を積ませるほうが後々になって得策ではないか」ということだ。こうしてなでしこジャパンががんばってくれたおかげで、日本サッカーは「メダル獲得への盛り上がり」と、「男子の若手の国際経験の育成」の両方を追い求めることができるポジションにいるわけだ。そのメリットを活かすべきであって、今回の代表がオーバーエイジ枠を使ったことをちょっと残念に思う。毎回このオーバーエイジの問題では、日本サッカー協会の五輪にたいする考え方の一貫性のなさみたいなものがメディアで批判されているようだが、もうそろそろ上記のように割り切って考えてみてもいいんじゃないか、と。


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