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2012年8月12日

Jリーグの洗礼を受けたかのような雨

いまオリンピックの男子サッカー決勝を横目にこれを書いている。

今朝早く起きて、日本×韓国を見届けて、なんだか「完敗」という言葉しかなく(枠内シュートが飛んで相手キーパーが止めた、というシーンすら思い浮かばない)、ホン・ミョンボという人は常にこうして日本には大きな「壁」となって立ちはだかるような、昔から抱いていたある種の予感が本当に現実のものになっていった感覚にとらわれる。

さて、そんなロンドン五輪もいよいよフィナーレとなるわけだが、前々からこの日の夜に、Jリーグのガンバ×セレッソの大阪ダービーにいくことは決まっていた。たとえ日本が五輪で決勝にあがったとしても、たぶん行っていたのであろう(実際は、知人の方がお得なチケットを確保していて、そのおこぼれにあずかったわけだが)。

正直なところ、もう五輪でさんざんサッカーを観て過ごした2週間ちょっとだったわけで、「もうサッカーはいいだろう」っていう気分にもなってくる。それでもやはり、スタジアムにくると、「ああ、これだよこれ」という気分にさせてくれるJリーグ。なんというか、テレビ画面じゃなくて生身のサッカー選手を観ると、またいっそう盛り上がるものがある。

うむ、やはりJリーグを応援しよう。応援してください。オリンピックをここまで楽しませてもらったわけだし。永井を、扇原を、蛍を、権田を、鈴木大輔を、徳永を、ほかにもたくさん、観に行こう。

ただし、この夜の万博競技場に関しては、別の要因がかなり大きくて。

豪雨。

すさまじい、雨。

途中から断続的に、雨が強烈になっていった。

「早く試合終われ」とすら思ってしまうような雨だった。
いちよレインコートは持っていたのだが。
明日早朝からちょっとした旅行をするってのに、財布に入れてあった紙幣がぜんぶズブ濡れになるような状態(いま、乾かしている)。

雨の水煙で遠くのボールがみえなくなるような、そういうダービーマッチ。
お互いが降格圏内から脱出すべく、緊張感と恐怖感をもって臨んだこの試合。
でも1万8千人の客が、傘をささずにひたすら滝のような雨に耐え続けていた光景。
もはや笑うしかないほどの、
豪雨、
ゴーウ、
ごううううう・・・・ジャァァァー・・・・ボタボタボタボタ・・・・

そして0-2でリードを許したあとの後半、執念の2ゴールで同点に持ち込んだ、ガンバの佐藤晃大のことは、一生忘れないでいたいと思う。

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