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2012年8月 8日

日本×メキシコ:もうサッカーをみながら『じゃがりこ』やヨーグルトを食べたりはしない

深夜起きてサッカーを観ながら、普段めったに食べない『じゃがりこ』を食べ、さらにフルーツヨーグルトまで食べた。
何かのバチが当たったのであれば、これからサッカーを観ながら『じゃがりこ』やヨーグルトは食べないようにしたいと思う。

試合が終わってもう20時間ぐらいが経っており、「3位決定戦に切り替えていこう」という意識は大事だとは思いつつも、まだ自分としては気持ちの切り替えができていない。

腹立たしいほどに、悔しい。

良い時間帯に先制ゴールを決めておきながら、逆転負けで五輪の決勝進出を逃す。
まさに44年に一度あるかどうかというチャンスだったかもしれない。
や、これから日本はサッカー強豪国となっていき、しばしばこういうチャンスがあるのかもしれない、にしても。
選手のミスと、監督の采配の迷走っぷりで自滅した。

宇佐美と清武の交代。なぜボールキープができる基点役をあえて下げたのか。
永井が走り込むスペースがうまく消されていたのであれば、なおさらサイドチェンジなどで横から揺さぶっていき、そうすることで宇佐美や齋藤のドリブラーの威力も増すはずだった。少なくとも清武にトラブルがない限り、彼は最後まで残すべきであり、健勇の高さに期待して投入したのなら、なおさら最初にあきらめるべきは永井だったと考える。

また、この日まったく精彩を欠いており、さらにイエローをもらったことでさらに消極的にならざるを得なかった酒井を下げ、3バックに変更することもありえたはずだ。徳永はセンターバックもできるわけで、そういうオプションが可能になるからこそオーバーエイジ枠で彼を選出したのではなかったのか。

この不可解な交代に加え、いざピッチに出た宇佐美のあまりの走らなさ、守備意識の低さに、驚きすら覚えた。彼はこの数試合の自分たちのチームが闘っていた姿を、ベンチからどのように眺めていたのであろうか問いただしたくなるほどだった。ついぞ最後まで彼とチーム全体との意識の共有にズレがあったままではないかと思うと残念でならない。

金曜日は、よりによって韓国との3位決定戦となった。それはつまり、この世代にとって生涯ずっとあらゆる部分で影響を残すことになる闘いになってしまったわけである。銅メダル以上の、「できれば付け足したくない重たさ」が加わってしまった。それはある意味で、ブラジルとの決勝戦を闘うこと以上にハードな「決戦」になりうるかもしれない。

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コメント

うさみんが守備をしないのは今回に限った事ではないので
関さんも知らなかったとは言わせないぞ!って感じですよね。

ただ、関さんのうさみんの使い方が非常に気になっていただけにこの采配はちょっと納得はできませんでしたけど。

私がガンバファンだから言いますが(笑)うさみんだけが意識低下ではなかったと思います。

そういうメンタル部分での課題がU-23の面白さであり
その中での日本の4強は本当に素晴らしいことですよね。
韓国とのJリーグ感満載な試合も楽しみでしかたありません。

生意気言ってすみませんでした。

投稿: showちゃん | 2012年8月 9日 13:36

showちゃん>宇佐美にとってあの展開で途中投入になるのは難しいのでしょうね。ボールが足下にきて活きる選手だけど、そのボールを配給してくれる清武は不在だった、と・・・。なのでもっと走れるようになったら、もっと良くなる選手になるんでしょうな。

投稿: HOWE | 2012年8月10日 05:52

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