代表2列目のスタメン争いをさらに加熱させてくれる清武の存在感。
日本 1-0 イラク
ワールドカップ予選なので、結果が大事。内容はよくなかったが、勝てばそれで良しとしなければならない。カウンター対応でワタワタしていたが、このあたりで今後ともちょっと苦労しそうな感じがする。今野が戻れば問題ないのかもしれないが。
代表初スタメンの清武の存在感が光った。香川の代役以上の動きを見せた。謙虚さゆえか、とにかくチームの流れにのってパスを散らし、そしてときに(空気を読んで)仕掛けていくその選択がそれぞれに的確だったと思う。いつの間にそんな代表メンバーとの連携を共有できていたんだと感じさせるほどに。「香川は主力」という前提をあっさりと覆し、さらなる2列目のレギュラー争いを加熱させてくれたという意味でも貢献度が高い。
(そう、香川が日本代表でレギュラーが確定しているなんて、そんなわけないっていう。本田もしかり)
ところでスローインからの流れのあの得点は、これは「セットプレーからの得点」と呼べるのかどうか、正直自分では分からなくて、ちょっと調べても、やっぱり分からない。スローインから得点を決めるといえばプレミアリーグのストークの十八番だが、ストークの場合は「セットプレー」とも言うべきノリを感じる。今回はスローインからツータッチでの得点なのでこれはやはり「流れのなかの得点」なのかどうか・・・サッカーを見続けても、基本的なことが未だに分からなかったりする。
これで今年の日本代表ホームの予選は終わり。次のホームの予選は来年の6月。そのときには、欧州組もワンシーズン終えた状態になっている。清武らがそのプロセスでどのように成長していくのか期待したい。
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