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2012年11月25日

2012神戸マラソン「サッカーユニフォームのランナーさんを応援する企画」実施報告

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市民マラソンでサッカーユニフォーム姿(とくにJリーグクラブ)のランナーさんを沿道からコールして応援する企画。
本日の「2012神戸マラソン」、無事にやり切りました。

「自分を含めて2人以上参加者がいないとやらない」という自分ルールによって今回の実施が危ぶまれたなか、参加を決めてくれた友人のTKMTくんにはひたすら感謝。

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予定通りホームズスタジアムの前にてスタンバイ。マラソンにあわせていろいろなイベントをやっており、そして写真では分かりにくいがランナーにむけて特設ステージが組まれ、いろいろな応援がされていた。

なのでこのあたりはかなり賑わいがあった。写真は10:30ごろの状態。先頭ランナーがそろそろやってくるという時間帯。

そうこうしているうちに、
最初のランナーがTV中継車(サンテレビ)とともにやってきて、ウワーーっとなったが、今日はそこから2位のランナーまでの間隔がものすごく開いていて、一体何があったんだと思わずにはいられない独走状態だった。

ちなみに仕事場の同僚であるYさん(女性)がかなりのランナーさんだということを以前から聞いていて、今日のこの大会にも出場していた。数日前、「走っている側から、沿道の様子はすごくよく分かるから、たぶん見つけられます」とおっしゃっていて、ある程度服装の特徴も聞いていたので、TKMTくんにもその話をして「ぜひ見つけよう」とか言っていたのだが、想像を越えてかなり前のほうで走っていたようで、そして実際Yさんのほうから先に我々を見つけて、わざわざサングラスを外して手を振って風のように去っていった。早すぎ! これはガチで女子の部で優勝争いをしていたんじゃないかというぐらいの印象。あまりの速さに心底驚いた。凄すぎ。

そうして序盤は、ガチのマラソンランナーの激しい走りに声援を送る。
そして、そのうち仮装の人やらサッカーユニフォームの人たちがやってくるわけである。

で、本日の「Jリーグ部門」1位は、なんと、サンフレッチェ広島!!
昨日J1リーグで優勝を決めた勢いそのままに、かなり2位以下を引き離して独走状態だった(昨年の奈良マラソンのときも広島のユニフォームのランナーが確かJリーグ部門1位だった)。
チーム名のコールに加えて、走りゆく背中に向かって「おめでとうーー!!」と叫んでみたりする。

そこから、わりとほどよい具合にJリーグクラブのユニフォーム姿をみつけては、ひたすらチーム名をコール!

メガホンをたたいたり、遠くの状況をチェックするのにあまりに必死なので、写真は今回もあまり撮らず。

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いつもいつも思うのだが、
みなさん、実にいい顔して走っていく!
一緒に手拍子してくれたり、ガッツポーズとかのリアクションもすごく嬉しい!
TKMTくんもかなり楽しんでくれていたようで安心(彼は途中からすっかりサッカーユニフォームのランナーさん、とくにヴィッセル神戸を探すのが上手になっていて、すごく助けられたのであった)。

Jリーグクラブについて言えば、今回はやはり地元・ヴィッセル神戸のユニフォーム姿が圧倒的に多かった。走り抜けながら「(J1)残留しまーっす!」と我々に向かって声を張り上げてくれるランナーさんがいたり。
そしてその次に多かったのがなぜかサンフレッチェだったりする。昨日の優勝の勢いそのままに、誇らしげにユニフォームを着てたくさんの広島サポーターさんがこの大会に出場していたと思われる(もしかしてサポーター同士で出場されていたりするのだろうか)。
その他、思いつく限り列挙すると、J1だとガンバ大阪、セレッソ大阪、札幌、FC東京、浦和、名古屋、鹿島、川崎、横浜Fマリノスといったクラブが見受けられた。

あとは、J2クラブの存在感が印象的だった。徳島と岐阜が2名ずついて、栃木、福岡、松本、町田、大分といった地方クラブのサポーターさんが走っていて嬉しくなった。来シーズンのJ1昇格を決めた大分のランナーさんからは「来年がんばりまーす!」との声をいただく。グッとくる。

(ちなみに、なぜか今回は近畿圏であるにも関わらず京都サンガが一人もいなかった。そりゃあ、昇格逃した悔しさは計り知れないが・・・ちょっとした謎であった)

そしてとあるFC岐阜のユニフォーム姿のランナーさんについては、「エッフシー・ギフ!」と(以前『岐阜マン』作者のツカハラさんに教えてもらったリズムで)チーム名をコールする我々の姿を確認すると、たまたまそのとき身につけていたウエストポーチが不要になったのか、ポンッと投げ渡してくれた! ちょっと驚いた。沸いた。いま思えばそれをそのまま大会スタッフに預けておけばよかったのだろうけど、どうしていいか分からないまま、とにかく「こんな出来事もあるんやなぁー」とTKMTくんと盛り上がって、結局持って帰っている(笑)。なのでもしこのブログに検索でたどり着いたFC岐阜のランナーさん、返却をご希望でしたら、しばらくはそのまま預かっているので連絡をください(笑)。<追記:その後、このマラソンを走りきったYさんにランナー側の意見として尋ねたところ、こういう場合はそのポーチは捨てたつもりであると見なすのが妥当とのこと。ちょっと安心しつつ、でもアディダス製なのでそれなりに立派なのでとりあえずポーチは洗って保管しつつ、その後は別の活用方法を考えます。や、自分がマラソンすることは完全にありえませんが・・・>

ちなみに今回反省点だったのは、ザスパ草津と、INAC神戸と、そして湯郷ベルのサポーター用Tシャツを着ていたランナーさんにコールをし損ねたことである。一瞬のことで、「!?」となったときにはすでに走り去っていってタイミングを逸してしまったのである。とくに湯郷ベルは、とっさにどうやってコールしたらいいかまったく思いつかなかったのである。今年何試合も観ているのに。そこはかなり悔しい。

また、JFLのクラブが2チームほどあった。「いったい何のユニだぁぁ??」となって、結局分からないまま目の前を通り過ぎていき、右のソデにつけられた「JFL」のワッペンをみてすべてを悟るのである。これはもう最難問ゾーンである。これを機にちゃんとマスターしたい。

そして終盤になるとほとんどのランナーさんが辛そうで、歩いて通過する人が多くなっているのだが、そのなかでガンバ大阪(遠藤の7番)を着ていたランナーさんにコールすると、その人は顔をしかめて、両手でバッテン(×)をつくって、そして両手をクルクルさせるジェスチャー(交代を要求)をみせてくれて、我々の笑いを取って去っていった。非常に秀逸であった。

こうして14時12分、我々がいた場所近くの和田岬駅前で閉門時間がきて、そこでレースが締め切られていった。いつもそうなのだが、この応援をすると、時間があっという間に過ぎていく。そして自分たちは別に走ったわけではないのに、ほどよい疲労感と心地よい充実感に満ちているのであった。何よりTKMTくんが心底楽しそうに応援をしてくれていたので、それが嬉しかった。この調子で今度も共にJリーグのサポーターを応援してくれそうだ。

というわけで次回は3月10日の京都マラソンにて。
またよろしくお願いします。

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コメント

応援おつかれさまでした。
ベルのサポーターTシャツを着て走っているランナーがいたのですか...
その場に入れば、ユノゴー、ベル!というあまり特徴のないコールができたのではないかと思うと、
後の祭りなのですが、行けば良かったとの想いに駆られてしまいました。
ベルの試合がなければ、来年の京都は何とか都合をつけたいと思います。

投稿: M.フィオリオ | 2012年11月25日 23:09

M・フィオリオ>やー、ほんと、とっさに出てこないもんだなぁと反省しきりでした(笑)。そもそも湯郷のラサスタで、いわゆるJリーグのサポーターっぽい
「チーム名コール」って、いままで聞いた印象もないので、なおさら(笑)

投稿: HOWE | 2012年11月29日 20:35

アルビレックス戦のことはわかりませんが、くノ一戦とレッズ戦はアウェイ側に座ったので、
くノ一、レッズの応援ばかり聞こえていたと思います。
レオネッサ戦のベルの応援団は仕事を放棄したかのように固唾を飲んで静かに試合を見入っており、
私設応援団の安田会が一団気を吐いている状態でしたから、ベルのコールを聞いたことがないというのもわかります。
かくいう私も、ドラムすら禁止だったアウェイの高槻戦で、こういう応援しているのだと
ようやくわかった次第ですから、無理からぬことだと思います。

投稿: M.フィオリオ | 2012年11月30日 20:06

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