スコンと負けるチェルスキーとか失笑と因縁のノースロンドンダービーとか
クラブW杯のうちあわせがてらF氏と豚笛酒場にてノース・ロンドン・ダービー。因縁のアデバイヨールいきなり先制点、からのー、前半17分調子のって両足タックル一発レッドで退場~によって、このノースロンドンダービーの歴史稀に見る失笑ものの展開。でその後前半までにアーセナル逆転に成功し、あぁもう決まってしまったかと思ったが、最後の最後まで10人のスパーズも一人一人の動きの質がよくて点を決めたりするものの最終的には5-2のスコア。最初は失笑モノだったはずのゲームが、最後には「さ、さすがノースロンドンダービー・・・」という印象に。
ひるがえって我らがチェルスキーにとっては、こういう問答無用の激しいダービーマッチとか、アデバイヨールのような因縁のプレーヤーがいないので、なんだか羨ましい気分である。
さて、そんなチェルスキーは対ウエストブロムウィッチ・アルビオン戦、スカパーにて。WBAは好きなクラブでして、しかも監督はスティーブ・クラークなもんだから、わたしにとっては「長年お世話になっている叔父さんと闘う」気分。それにしてもクラーク氏、昔のジャージ姿のときは何も思わなかったが、監督になってスーツ姿になると、どうしてもサッカーの仕事している雰囲気に見えないのがツボ。結果的にこの試合WBAが見事に勝っちゃうわけですが、勝ったあとのリアクションもきわめてクール(ぶっている?)で、ひょっとしてチェルシーにたいしてかなりリスペクトした結果なのかもしれないが、ともあれなんだかどこまでもマジメなオジさんだよなぁという印象。
「この方は熱心なファンの会社員です」
「少年のころからの熱心なファンなんです」
「熱心なファンすぎて相手の監督と握手してみたり」
「熱心なファンとして試合後のインタビューに応じてみたり」
ていうかディ・マッテオ監督、水曜日のチャンピオンズリーグを見越して今季絶好調のWBA相手にターンオーバーでメンバー落として臨むっていうのはかなりリスキーだった。まだプレミアリーグをあきらめないで。
ただ確かに今日のようにスコンと格下相手にネタ的に負けてくれるチェルスキーは、それはそれで好きである。2失点目のシーン、ダヴィド・ルイスがサイドにつりだされて、なぜかバートランド君が真ん中にいたりするシーンなんて、その瞬間に「あ、これはやられる」ってすごく分かりやすかったな。
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本当は、「実力差が均衡していて世界屈指レベルで面白すぎるサッカーリーグ」であるJリーグの大混戦っぷりについて長々と思うところを語りたいところだが、今シーズン残り試合いずれも都合によりリアルタイムで追いかけられないこととなり、もはや結果だけをみてギャーギャーとわめいてしまうだけの身となり、最終節が終わるまでは語りたくても語りきれないのであまり触れないことにする。そのぶん11月25日の神戸マラソンはJリーグクラブの名前を叫んで応援する(参加者募集中!)。←じつはJ1昇格プレーオフも気になるけど、ここは国立よりも神戸マラソン。
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