2012-2013
今年はじめたこのブログ、お読みいただきありがとうございます。
ええ、ほんと、2012年はサッカーファンとして希有なまでに激しく楽しんだ一年でありました。
新年をロンドンでむかえ、元日にゲン担ぎでスタンフォードブリッジにいってチェルシーのスタジアムツアーにいき、そこでチェルシーファンのYさんご夫妻と出会い(しかも職場の上司と過去にお仕事をしていたという・・・)、この時点で私の2012年はすごい一年になる兆候があったわけですな。
その翌日、ウォルバーハンプトンでチェルシーを観た後に、ダヴィド・ルイスに出待ちでサインをいただくことができ、「日本から来たんやでー!!」の叫びに「ウワーオ」と驚かれる。
そう、その日本に、まさか年末、このチェルシーFCが来るとは・・・。まさにこっちが「ウワーオ」となる一年になろうとは。ビラス・ボアスが監督であったあの当時、あまりの調子の乗らなさにそんなこと想像もできなかった(さらにいえば、年末までにあと2人も監督が替わるなんてことも)。
その旅では最後にベルリンに立ち寄り、試合は観られなかったもののベルリンじゅうにあるスタジアムを訪ね回り、とくにテニス・ボルシア・ベルリンの試合を絶対に観るべく、再訪を誓う。ハンブルグにはザンクト・パウリもあるから、今後ともドイツには行きまくりたいと願う。
2月は、Jリーグのキャンプ地めぐりをすべく宮崎県へ行ったことが印象的。ほとんど人のいない練習場をもくもくとリハビリのために走る清武をずっと見守りながら、私は「この人は一年後、ここにはいないだろうな」という思いでいた。そして実際にそうなったわけだが、あの時間は本当に贅沢なひとときだったと思う(単に公式練習が急きょ休みになったことを知らないまま、練習場に行ったらそんな状況だったわけで、いずれにせよ今年はサッカーに関して私はラッキー続きであった)
3月はJリーグやなでしこリーグが開幕し、開幕戦はあえて豊田スタジアムまで行って名古屋×清水を観ていた。このスタジアムへは直前に日本代表のW杯予選を観るべく、チケットが余った都合で仕事後にタスク氏の車でぶっとばして観に行ったことも、もうつい最近の出来事のようである。
京都マラソンでサッカーユニフォーム姿のランナーさんを応援する、というのもこの時期。第一回目の開催だったので、どういう具合になるか探り探りでやってみたが、思っていた以上に応援しやすかったので今後も続けたい。
そしてこの頃だな、浦和レッズレディースにいる藤田のぞみに注目しはじめたのは・・・。
4月、はじめてなでしこジャパンの試合を神戸で観る。ブラジルに快勝した。五輪のことがあるだけに、とてもいいタイミングでこのチームを観たと思う。
そして5月。連休にはじめて湯郷ベルの試合を観るべく岡山へバスで行ってみたり。この旅のあとに、旧友のM・フィオリオ氏もひとりで湯郷へいき、彼はそこから熱心なベル・サポーターになっていくのも今年のミラクルな驚きであった。
で、5月19日。チェルシーFCが欧州チャンピオンズリーグ制覇。こうして書いていても、まだ何か信じられない気分でもあるが、準決勝のバルセロナ戦のことは一生誇ってしまいたくなる。あんな痛快な勝ち方はない。
せっかくなんで、
あのゴールのときの、解説できていたギャリーネヴィル兄の絶叫をご堪能ください。
そうしていきなり「12月にクラブW杯でチェルシーが来る!」となり、来日するファンのために情報提供ブログを作り始めるのであった。
6月、ようやくはじめて浦和レッズレディースの試合を観に行く。INAC神戸戦、のんちゃん途中出場をゴール裏で見届ける。正直、このときに私は彼女がU-20代表のしかもキャプテンになるとは思っていなかった。甘く見ていた。すいません。
そういえばその日の晩はW杯予選を神戸のバーで大混雑のなか、結婚式二次会帰りの友人たちと観た。
で、この時期からEURO2012がはじまり、今大会はWOWOWにも入って、かなりガッツリ(時差に苦しめられつつ)観ていた。グループリーグのスペイン×イタリア楽しかったねぇ。
そしていまスケジュールを振り返ると、そのさなかにU-20ヤングなでしこの親善試合を長居で観ていたり、職場でやっていたフットサル大会に出て、大会オープニングゴールをなぜか奪うことができ、そういう意味でも今年の私はラッキーだったんだな。
EUROが終わったあとは何もなかったよな・・・と思いきや、よくみたら7月中盤には「宮本恒靖引退試合」が神戸であったのである。そんな時期だったっけと今となっては記憶が混乱しつつあるが、ともあれ中田ヒデやありとあらゆる選手をあのような場で観ることはもう今後はないのかもしれないとか思ったり。
そうして7月末から8月は、ロンドン五輪であった。もう盛りだくさんすぎて、あまり詳しくは書かない。
そして五輪終了直後から息つく暇なく、9月まで例の「U-20女子ワールドカップ」である。ここから、藤田や猶本が全国区になっていく状況にうろたえていく。これについても詳しくは書かない。あんなに短期間に2度も国立に行ったり来たりすることってなかなかないだろう。その合間に訪れた川崎×名古屋も印象的だった。あの日に行われた「難局物語」のイベント企画を実際のスタジアムで体験できたのも含めて。あと自分の座っていた近くにピクシー監督のご家族がいたのもある意味ラッキーだった。
その後、10月はJリーグだったり、あとM・フィオリオ氏のおかげで結局この年は合計で車で3度、湯郷へ連れて行ってもらい、なでしこリーグを観た。とくに10月の浦和、INACとの連戦はさすがに自分でもよく行ったよなと思う。そして運良く、本当に運良くとしか言いようがなく、宮間あやにサインをいただく。
11月、Jリーグの降格争いにハラハラしまくりであり、と同時に「いよいよクラブW杯か!!」の状態でガーッと暮らす。その最中に神戸マラソンでもサッカーユニフォーム姿のランナーさん応援企画を実施。TKMTくんに来ていただき、一緒に応援していたら、FC岐阜のユニフォーム姿のランナーさんがウエストポーチを僕らに向けて放ってくれるミラクル。
こうして先の12月、クラブW杯となる。なんだかこの1年は、たまたまとはいえ、EUROや五輪やU-20女子W杯やらクラブW杯やら、ビッグな大会が一気に押し寄せ、しかもJリーグの優勝争いも降格争いも凄すぎたので、もう何が何やら状態である。こうしてブログに書いて振り返ると、本当に充実しまくりの一年であった。
というわけで、このブログを今シーズン読んでいただき本当にありがとうございます。
あ、それと、じわじわと準備している「サッカーをテーマにしたZine冊子」も、来年はじめに向けて刊行できればと思っているので、そういう意味でも2013年は今年と変わりなく刺激的な一年になればいいなと思いつつ。
いい一年でありますように!!
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