2012FIFAクラブワールドカップの記録 その2:マリノスやレッズの練習場とかチェルシーのライオンくんとか
準決勝の翌朝、横浜駅から歩いてマリノスタウンに行ってみた。
都心からほど近い場所にこういう施設があるのはうらやましい。
そして事前に調べていなかったので知らなかったのだが、たまたまこの午前中の時間にマリノスのトップチームがトレーニングをやっていた。
遠くのピッチでやっている練習をスタンドから見学者が見守っていた。
図らずも中村俊輔のフリーキック練習などが観られてラッキーだった。
(ひさしぶりに生で俊輔を観た気がする)
マリノスタウンに来た当初の目的は、ここに期間限定でチェルシーFCのオフィシャルストアがオープンしていたからであった。こういうことがないと絶対に成立しないお店なので、そして何度も言うが「再びこんなことが起こりえるかどうか分からない」ため、一度は訪れておきたいと思っていた。
店内の様子。
とくに「これは!」と思う商品が売っているとは思わなかったが、大会ロゴ入りのフリース素材の膝掛けを買ってみた。いままで冬場のスタジアムでやたらヒザが寒かったなぁということに、商品をみて改めて思い至ったので。
入り口に掲げられた集合写真のタペストリー。監督が前のままで、もう、これは、しょうがない。
キャンペーン申込用紙のデザイン。まぁ、日本向けだと、こうなってしまうよな、というテイスト。
こうしてマリノスタウンを見学したあと、渋谷へ向かう。
サッカーショップKAMOの渋谷店にて、期間限定で(クラブW杯の試合がない日に)、あの欧州チャンピオンズリーグの優勝トロフィーが展示されているとのことで、行ってみた。
が、
よーーーく、下の台座のほうをみると、
小さく「レプリカ」と書いてあった。
なんじゃそりゃあああ!!
こっちはクラブW杯決勝という「ホンモノ」を観にわざわざ関東まで来とるのに、いまさらニセモン見せられて喜ぶかい!!
・・・という気分でなんとなく「ダマされたあぁぁ!!」と思っていたら、
ラッキーなことに、
たまたまお店に、チェルシーのマスコットキャラクターである「スタンフォード・ライオンくん」が遊びにきていた。
昨晩の試合会場ちかくのイベント会場でステージにあがっていたのをチラッと観たのだが、ともかくこちらは「本物」である。外国人のスタッフに付き添われて、わざわざ渋谷のKAMOまで来てくれていたのだ。
でも、なんとなくヒマそうに見えたので、
せっかくだから、
例の自作のバナーを持たせてみた。
スタンフォード・ライオンくん、いいヤツでした。
さて、そのあとも渋谷を少しウロチョロしてみたが、やはり都会の喧噪はすぐに疲れてしまうので、すみやかに電車にのり、今度は埼玉まで足を伸ばす。
浦和レッズがこの日、午後おそくに練習をやっていたのである。
与野駅から20分ぐらい歩いて、大原の練習場までたどり着く。ちょっと道がややこしかった。
練習中はみんな座って観るというルールらしい。
翌日の天皇杯に向けてハーフコートの紅白戦などをやっていて楽しめた。延長を見越してPK戦の練習もやっていた。やはり今季加わったばかりの槙野の明るいキャラクターがチームのムードを作っているのだなぁという印象(来季はここに森脇が加わるのか・・)。
そして退団が決まっている田中達也の姿がこのタイミングで観られたのも大きかった。
そしてもうひとつ印象的だったのは、ここのクラブハウスの2階が、こうしたカフェ仕様の談話室みたいになっていて、寒い日にこういう場所が利用できるととても助かる。窓からも(ちょっと観にくいけど)練習の様子が見学できるし、さすが人気クラブだけある。
ちなみに来シーズン向けのシーズンチケット申込みの案内チラシが置いてあって、よく見たら柏木と阿部ちゃんとともに、レッズレディースから猶本と、我らがのんちゃんの写真が使用されており、浦和レッズの「顔役」としての存在感は増すばかりである(シーズンチケットを買う予定はないが、チラシを持って帰ったのは言うまでもない)。
この談話室は、この大きいエンブレムをバックに「URAWAチャンネル」で選手インタビューのときなどにも使用しており、ちょっとした収録スタジオとしても活用されている。
ダルマの隣にある写真は、去年亡くなった「浦和レッズの父」、森孝慈氏の近影。こういう熱狂的なサポーターを育て、こんな立派なクラブハウスを持つに至るまでのプロセスを彼はどういう思いで見続けてきたのか。
やはりこういうJリーグクラブの練習場を探訪すると、普段のスタジアムとはちょっと違う目線で各クラブのありように接することができて、これはこれで味わい深い。
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