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2012年12月25日

2012FIFAクラブワールドカップの記録 その3:合間の日に、天皇杯を観に行く

ちょっと話がそれるが、先日のチェルシー×アストンビラ戦を、生中継を観ずに(眠いので)録画をし、翌朝あらためて観たわけである。

8-0。

いやもうなんていうか、「ごめんなさい許してくださいありがとう愛してます」なノリである。
こういう試合を生中継で見守れなかったことに。

トーレスのロングでナイスなヘディングシュート、ダビド・ルイスのアートなフリーキック、ケイヒルとイヴァノヴィッチのセンターバックコンビでもぎとった3点目、ランパードのメモリアルなミドルシュートにアザールの落ち着いた切り返しで勝負ありのゴール、新鋭ピアゾンからの~ナイスなパスにラミレスのゴール、あとはオスカルのリーグ初ゴールとか、まぁとにかく永久保存版レベルのゴールラッシュを展開したわけだ。

思えばちょうど去年のいまごろ、同じ相手に同じ場所でスコンと負けやがったチェルシーではあるが・・・

と、ここで話がつながってくるのだが、そのとき一緒にロンドンでチェルシー対アストンビラの試合を観ていたtoyotti氏と、この旅の3日目に大宮駅で久しぶりに顔を合わせ、天皇杯「大宮アルディージャ×川崎フロンターレ」を観戦に行ったのである。

当初は、「浦和レッズ×横浜Fマリノス」の試合を観るべく熊谷まで行こうかと思っていたのだが、キックオフ時間の都合上、大宮行きに変更したのである。

しかし、この変更がのちに「大正解」となったのである。
今回の旅は、やはりラッキー続きなのであった。

さて大宮駅の改札にくると、大宮・川崎両チームのサポーターの姿がたくさん見受けられたのだが、そのなかにわずかながら、チェルシーのウェアを身につけた外国人の姿も見受けられて、ホントーに嬉しくなったのである。ちょうど私の作った情報提供サイトで、まさに「せっかくなんでクラブW杯の合間には、ぜひ天皇杯を観に行って欲しい! 日本のサッカー文化に触れてみてほしい!」という思いを込めていただけに。実際に彼らが私のサイトを参考にしてくれたかどうかは分からないが(直接聞けばよかったな)、ともかく試合前から私はひとりテンションが高ぶっていた。

大宮アルディージャのホームスタジアム、NACK5スタジアムへは初めて行ったのだが、駅からサポーターがぞろぞろ歩く行程で、大宮公園の神社を通り抜けていく光景がとても印象的だった。

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(これは帰りの道の光景であるが)鳥居をくぐっていく感覚が、なんかいい。鳥居までアルディージャのオレンジ色にすら見えてくる。そして交差点に設置されてる反射鏡もオレンジ色で「おおおっ」となっていたが、これはもともとそういう色だった。

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オレンジ色の差し色の使い方が、スタジアム建築としてとてもナイスなデザインだと思う。

そして場内もコンパクトで、ついウロウロしていて、キックオフ直前の川崎フロンターレのゴール裏のコールの最中に紛れてしまって申し訳ない。でも普段はゴール裏のど真ん中を横切ることなんてあまりできないので、幾多の大声の立ちのぼるなか、興奮してつい写真を撮りまくってしまう。

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で、今日はたまたまスタジアムグルメにトライすることに。

結果的に、このスペイン料理屋台をチョイス。

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最近はどこのJリーグのスタジアムでも、スタジアムグルメがバラエティ豊かになっていて、すごいなぁと思うのだが、まさかスペイン料理まで食べられるとは。このお店は他にもあちこちで出張しているそうだが。

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しかしだ、まさかスタジアムでムール貝をいただく日がくるとは。追加料金で温かいミネストローネもいただけて、美味しくて楽しめた。この時点でNACK5スタジアムが大好きになった。

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バックスタンドから川崎のゴール裏をのぞむ。
この日我々はほぼ真ん中の、ちょっと川崎寄りの位置に座る。
そしてこのスタジアムはイングランドのスタジアムばりに、客席とピッチとの距離が近くて、しかも高さ的に絶妙な見やすさであって、こういうスタジアムが近所にあればいいよなぁ~、とtoyotti氏と言い合った。

どれぐらい距離が近いかというと、

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これぐらい。
フロン太くん、アウェイとは思えないはしゃぎっぷり。

それもそのはず、このハーフタイムの時点で、川崎は3-0でリードしていたのである。

サンゼロ。

や、もう、試合は決着ついたようなもんである。
toyotti氏は、自身もサッカープレイヤーゆえのコメントとして、中盤を省略しがちな大宮のベルデニック監督の采配に疑問を呈しており、私もその意見に納得していた。

そうして後半になり、川崎はボランチで効いていたが運動量の落ちた稲本を下げ、そして大宮は7番の上田を投入して、そこからどういうわけか試合が徐々に大宮ペースになっていき、1点を返すに至った。

思えばリーグ戦でも9月以来負け無しで突っ走り、毎年のことだがJ1リーグ残留をギリギリで決めてきたのが大宮である。
それを踏まえて、1点目が決まったあと冗談まじりに「ここからがベルデニック・サッカーの真骨頂かもしれない!」とか言っていたのだが。

だが、だが、だが。
本当に、あれよあれよという間に、後半の30分間で4得点を奪って大逆転に成功したのである。

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つまり、いわゆる「神試合」を目撃してしまった。
3-0からの大逆転。

アディショナルタイムであげたノヴァコヴィッチの4点目のとき、木曜日のチェルシーのゴール裏の時よりも、大声で叫んだと思う。

いやはや。

テレビで観ていても、こういう試合はなかなかお目にかかれない。
それが、旅先で、はじめて訪れたスタジアムで、こういう試合に出くわすとは。
ラッキーというかなんというか。

つくづくサッカーの底なしの不可思議さ、謎の深淵の一端に触れた気分であった。

NACK5スタジアムの素晴らしさとともに、この日の試合もまた、今回の旅においては非常に想い出深いものとなったのであった。

そして、今なら言える。あのとき大宮駅で見かけたチェルシーサポーターのおじさんたちよ、あなたたちは貴重な試合を生観戦できた「超ラッキー野郎」だったと。

東が4ゴールにからむ大活躍。

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