fm NAGAi をはじめて聴いたけど、なんだかアナーキーな海賊ラジオっぽくてかなり楽しめた
楽しみでしょうがなかった、セレッソ大阪×FC東京戦である。お互い開幕2連勝どうし、打ち合いになるぞと期待しつつも、結果的には1-0のスコア。注目の椋原を前半であきらめて後半に代えた丸橋がさっそく得点にからんだという、クルピ監督采配がドンピシャだった。内容が悪くても3連勝できたことは大きいのではないか。
ところで今回、前から気になっていたスタジアム内ミニFM「fm NAGAi」を手持ちのラジオで聴きながら試合を観てみた。これが楽しかった。
スタジアムDJの西川大介に森島アンバサダーと、そして去年現役を引退して下部組織のスタッフになった羽田憲司の3人のセレッソ応援実況トークが聴けるのだが、フリーすぎる雰囲気で言いたい放題の無法地帯と化し、そしてチャンスのときは全員が叫びまくるのでマイクの音声が割れて何言っているか聴取不能なのだが、そのムチャクチャな感じも、スタジアムの雰囲気と連動していて臨場感があって(笑)、これは「一人スタジアム観戦」における新たな楽しみになったといってもいい。
特に、予想外のタイミングで笑いをとろうとするモリシの喋りだったり、西川氏のまったくどうでもいいツッコミ(今日はクルピ監督の帽子がいつもと違う、とか)など、試合を真剣に観ようとしているこちらの集中力をさんざん乱してくるあたり、好みが分かれるかもしれないが、私はこういうのキライじゃない。
このラジオ、試合前はセレッソの応援歌がいろいろ流れているだけであるが、むしろ試合前にこそトークとかしてほしいなぁとつい思ってしまうが、よく考えたらスタジアムDJは本業があるわけなので、試合が始まる前まで通常の場内放送に勤しんでいるのだった。
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帰宅後、NHK-BS「ヴァンフォーレ甲府×名古屋グランパス」。両チームともゴールキーパーがバンバン活躍する試合だと、解説の小島伸幸さんがなんだかミョーに嬉しそうな口調になっていく気がして、そこがジワジワと面白かった。
でも実際にこの試合、1人少ない中で奮闘していた甲府GK荻の痛恨のファンブルが試合を決定付けてしまったのだが、アディショナルタイムで、かつ長身選手の多い名古屋相手だと、セットプレーを与えたくなかったからどうにかしてボールをキャッチしたかったのであろう荻の心境を、さすが元代表GKとして小島氏は的確に解説していて、この試合で彼に解説を任せたNHKは大正解だった。
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