« おつかれさま、はシーズンが終わったときに | トップページ | 『FOOTBALL ACTIVIST』ZINEの第1号ができました »

2013年5月15日

百年構想は、前半18分が過ぎたところだ。

 ちょうど20年前の今日、Jリーグがはじまったとき、私は高校1年生であった。すでに中学校のときから、来年はじまるあたらしい「何か」については気になっていた。実際にその日がくるまで特に身の回りで何かが起こった記憶はないが、ヴェルディとマリノスの開幕試合が行われた日を境に、たしかに何らかの歴史が始まったことは自分のなかでも確かだった。

 その翌日の日曜日の朝、TBSの番組「アッコにおまかせ」で、Jリーグの「サポーター」とは何かを紹介するべく、スタジオにチアホーンをもったマリノスとヴェルディのサポーターが登場したことがあったのだが、そのときに誰かが「日本代表を強くするためにもJリーグが盛り上がってほしい」といったことを述べていたことが強く記憶に残っていて、それは自分にとって今までにないスポーツとの関わり方を訴えていたように思う。オリンピックとはまた違うナショナルチームのありかたがそこにはあって、この目の前のプロリーグを応援することが、世界へダイレクトにつながっていく道筋になっていくのだ、と。

 思えばその後の「ドーハの悲劇」というのは、たしかに悲劇ではあったのだが、Jリーグと日本代表という二つの概念を、どのように我々はサポートしていくかを学習するうえで、とても重要な体験だったかもしれない。あれがJリーグ黎明期に起こった出来事であったことが、タイミングとして絶妙だった。

 「百年構想」というのは、いまもなお、自分と日本のサッカーをつないでいる「契約」みたいなものだと考えている。百年構想は、5分の1が終わったところだ。サッカーの試合でいえば、「前半18分」が過ぎたところだ。

|

« おつかれさま、はシーズンが終わったときに | トップページ | 『FOOTBALL ACTIVIST』ZINEの第1号ができました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 百年構想は、前半18分が過ぎたところだ。:

« おつかれさま、はシーズンが終わったときに | トップページ | 『FOOTBALL ACTIVIST』ZINEの第1号ができました »