NHKは、あの頃のことを思い出そうよ。
早朝のナイジェリア×タヒチは試合終了ごろに起きてテレビをつけっぱなしにしていたが、よくみたらタヒチが1点取っていて「おおお!」となった。ボコボコに負けることしか想定していなかったので・・・。
するとそのあとのNHK総合の朝のニュース、その試合の模様をちゃんと伝えてくれたのはいいんだけど、なぜにタヒチが点を決めたことはスルーした!? そこが一番のキモだったのにっていう。ゴールがひとつ決まっただけで、FIFA主催の国際大会のグループリーグであんなに盛り上がったシーンってなかなかないぐらいなのに。
あぁ、今朝のタヒチと同じように、日本代表がはじめて檜舞台(フランスW杯)に出たときのあのときの気持ちを思い出そうよー。結局あの3試合でゴン中山が1点決めただけなんだけど、あの1得点がどれほど今に至る我々にとって永遠の輝きをもたらしてくれているか、考えてくれよー。
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そして、さっきまでやっていたW杯最終予選、韓国×イラク。そして同時開催のウズベキスタン×カタールの試合とのハラハラすぎる展開。じつはコンフェデどころじゃないぐらいすごい試合が今夜はひかえていたのであった。
で、イラクがまさかのシュート1本で1ゴールを決めるという超ワンチャンスを守り切って勝ち、そしてウズベキスタンの後半怒濤の猛攻がすごかった・・・そうして得失点差+2の僅差で韓国がギリギリ出場権獲得という、近年のアジア最終予選でも屈指のすごい展開で終わった。
やー、もちろん、どうしたって他人事の目線になってしまうけど、ちょっと韓国がうらやましかった。これぐらいのヒリヒリする展開のなかで最終予選を闘えたことに。
ただ前節の韓国×ウズベクでも思ったが、どうにも気になるのが韓国ホームのスタジアムの雰囲気。ひょっとして相当サッカー人気が落ちているのか? と思わずにはいられないほどに熱気が伝わってこない。今日の試合だって、こんなヒヤヒヤな展開で試合を行う機会ってそうそうありえない(あるとすれば、再びW杯のアジア枠が3.5とかになるときぐらい)わけで、もっと地獄の一歩手前のような暴発寸前の雰囲気を作っていてもおかしくなかったわけで。韓国はやはり熱さとパワーで盛り上がってくれないと困る。
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