ネガティヴな意味で興味深い試合だった
まだ15分ぐらいあるのに、FW前田を下げてセンターバックの栗原投入というところで、そんなあからさまな「守り切れ」メッセージを送ってきたことに驚く。これぞイタリア人の美学ってやつだったのか。それにしても残り時間を考えてもこれは厳しいんじゃないか、とか思っていた矢先、まさにディフェンスラインが落ち着く前にアクシデント的な失点を喫する。
そういう意味ではネガティブな意味で興味深い試合だった。サッカーって本当にむずかしい。
ある意味ではドーハの悲劇のような教訓をもたらしかねない展開。
「ザック、やらかしたな采配」がこの大一番で出てきてしまった。
栗原→ハーフナー→清武って、これはまったく逆の順番で投入すべきだった交代のはず。
あと試合後に選手のインタビューで、みんなすでに来年のW杯に自分が選ばれている前提で話しているように思えてきたのだが、そういう危機感があまり伝わってこない代表チームにたいするザック監督のマネジメントのあり方も気になってくるわけだ。キャプテンって長谷部でいいのか? あのボランチのコンビは来年も本当に使うの? 前田ハーフナー岡崎以外にもストライカーはいると思うぞ? などなど。
| 固定リンク
コメント