英国の着ぐるみマスコットは、インタビューに自らしゃべって答える
世界ではいろいろなことが日々起こっているのとまったく同じぐらいのスケールで、世界ではサッカーをめぐっていろいろなことが起こっているわけである。
そのなかの氷山の一角がメディアを通してニュースとなって届いているわけで、この動画ニュースもそんな調子。
ロンドンにあるバーネットFCのマスコットキャラについて。
「英バーネットFC、チームの降格に続きマスコットも偉業を逃す」(こちら)
どうやらイギリスではいろいろな業態におけるマスコットの着ぐるみによる障害物競走? が毎年行われているらしい・・・
そもそもこういう「マスコットキャラクターによる運動会」みたいなものが、けっこうガチなノリで開催されていること自体が微笑ましい。
(このニュース記事でも最後に触れられているが、マスコット自らがインタビューに応じているのは確かに日本人としては衝撃的である 笑)
で、よりによって、マスコットキャラ業界における強豪として知られている(っぽい)のが、このバーネットFCのマスコットのハチだそうで。3連覇がかかっていたのが、惜しくも今年は優勝を逃してしまった(おまけにクラブも降格していたのでダブルショック)というニュース。
ところで、バーネットFC・・・私がいままで旅行で訪れたことがあるロンドンのサッカークラブのなかで最弱といっていい超マイナーなクラブなのだが、マイナーゆえの「よい想い出」のなかにただよっている存在で、その後も何かと順位を気にしてきた。近年がんばってリーグ2(つまり4部ね)で奮闘していたのだが、今シーズンを経て残念ながらふたたび5部リーグへの降格が決まってしまった。
アンダーヒル・スタジアムという名前の、その名の通り丘を下ったところにある、味のある小さい(ボロい)スタジアムで、ロンドンのノーザンラインの地下鉄の一番北の端、ハイ・バーネット駅から歩いてすぐのところにある。
それでも、イングランドのサッカー文化の底力を感じさせるポイントとして、スタジアムと反対方向の、駅前のメインストリートの一角に、いっちょまえに(?)クラブのグッズを売るお店が存在していたのである。そしてそんな小さいグッズ売店に、バーネットFCのエンブレムとロゴが描かれた30cm定規(センチメートルとインチの両方の目盛りが入っていて、現実的に便利グッズだったりする)が売ってあって、そのプライドというか、堂々たるその定規の存在感にやられて記念に買ったことがある。
ちなみにこのバーネットFCは、同じロンドン北部のアーセナルと提携関係にあるのか、しばしばアーセナルのリザーブチームが調整試合をこのアンダーヒル・スタジアムでやっている。今でも提携関係があるのか知らないが、その影響で一時期稲本潤一はこのスタジアムで試合をこなしていた。そういう意味でも日本人サッカーファンにとってほんの少し縁のあるクラブであった。
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