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2013年6月16日

まぁ、W杯予行演習だもんな。

コンフェデレーションズカップ開幕。
ていうか、ワールドカップ予行演習大会開幕。

開幕カードで開催国ブラジルと闘えるというのは、アジアカップ制覇のご褒美ですから、その状況をじっくり味わって、あまり試合結果にどーのこーの言うのもなぁ、と思いつつ試合開始を迎えたわけだが、いきなりのマルセロ弾丸パスからフレッジ落としーのネイマールゴラッソ!! っていう見事なゴールに一気にやられてしまって、おのずと「キー!」ってなったわな。もうちょっと0-0の展開で引っ張ってって欲しかった・・・とにかくあのマルセロのパスが渋かったな。

んで、試合を観ながら思ったことといえば、

・ネイマールが背番号10に変更になって、それとともに背中の選手名が「ネイマールJR」ってあって、これって前からそうだったの? 髪型がなんだかフツーな人に変わっているのも相まって、ひょっとして以前我々が知っていたトサカ頭のネイマールと、この「ジュニア版ネイマール」は別人だったら、とか妄想。

・むしろセレソンはオスカルが10番のままであってほしかった。ちなみにチェルシーサポーターとしてはこの試合はオスカルとダヴィド・ルイスのプレーを久しぶりに生で観る機会となったが、オスカルの存在感があまりないなー・・・と思ったら最後の最後で3点目アシスト。

・あ、ダヴィドルイスにおいては、マッチアップした本田さんから「てめぇこの野郎」的に指さされてましたね(笑)。お互いちょっとキャラ立っている感じなので、本田さんは良い好敵手を見つけたんじゃないか。ぜひ本田さんはプレミア移籍してもらって、今後もガチガチやってもらいたい。

・この日の審判は、ここぞというときの絶妙なパスコースをことごとく邪魔していたよな。たまにいるんだ、こういう人。

・ゴール裏の横断幕に、「PANIC」っていうフレーズだけのものがあって、どういう意図だったんだろう。誰かのニックネームなのか。パニックといえば『パニック・アタック』で、奥田民生のいたユニコーンのアルバム(1988年)だが、そんなことを2013年の早朝に想起させてくれるブラジルの観客って不思議。

Panicattack

▲名盤だよな。

・たしかに完全アウェイな状況ではあるものの、どうしたってスタンドは陽気というかおおらかな雰囲気があったなぁ。あまりみんなで歌わないし。あと、試合が終わる頃にはかなりの人数がすでに席を立っていたのも印象的。

それにしても、来年のことも含めて、良いカードなのに日本時間では朝7時キックオフとか、普通に生放送では観にくい状況がこれからどんどん出てくるわけで、これの対応策として「気分的にはあまり大会をハイテンションで楽しまないように努める」という本末転倒な感じでいこうと考えている。

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同じ日の午後は国立で震災復興支援スペシャルマッチをやっていた。今年もこういう企画をきっちりやるJリーグや選手達も立派だし、そしてスタンドを埋め尽くす多くのサポーターもえらいと思う。こういう試合こそ地上波でやってほしかったが、難しいのだろうな。松井大輔が彼のキャラに似合わず大ハッスルしていて(交代のためピッチを出たが、そのあと森本のシャツを代わりに着て再びピッチに入ろうとしたり)、いよいよJリーグ復帰へのアピールなるか。

そしてこの試合には佐藤寿人や柿谷(最近の彼の表情には運気の良さみたいなものすら感じさせる)、そして高萩とか柴崎とかも出場していて、実は今ブラジルにいててもいいんじゃないかという選手たちがたくさんいたわけで。

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