7年たったら放射能問題も天気予報と同じレベルの薄い話題にされてしまいかねないのか
さっきツイートした話題だが、
IOCの竹田会長が「福島から東京までは距離があるから大丈夫」とか言って、その発言が撤回されないまま、このあと首相までが乗り込んできてスピーチをすることになり、それはつまり「日本の首都は福島の問題とは関係ない」と言っているようなもので、そんなコンセプトのもとで五輪開催権を獲得したところで、それって、どうなんだ。
そりゃあよ、国立競技場が五輪のおかげで改築されたら、そこでサッカーを観たいとは、心の底から思っている。
2020年だと、藤田のぞみが28歳になっていて、もしかしたらなでしこジャパンのメンバーとして出場しているかもしれなくて、去年がそうだったように、国立競技場でメダルをかけて闘うかもしれなくて、そんな試合は絶対スタジアムで見守っていたいに決まっている。
だけども、だ。こんな状況下で決まってしまったオリンピックなんて、どうしたって支持できないわけだ。
きっと7年後、もう放射能漏れなんて花粉症と似たようなレベルで流される情報みたいになっているかもしれないし(実際、最近になって徐々に酷い状況が小出しになっていて、すでに我々は以前ほどには騒ぎ立てていない感触もある。慣れとはかくもおそろしいものか)。
そうして明け方には、五輪開催地が決定する予定だ。
これもツイートしたけど、もし五輪開催が経済振興につながるのなら、なおさらスペインが有利になるんじゃないか。いまはそっちが優先だろう。
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お口直しに、その話題のスペインから。
すでに話題騒然のカタール航空のFCバルセロナ的CM。
やはりカネがかかっていると、ここまでのクオリティのものを作ってしまえるんだなーっていう例。そして好きな人は何度でもYouTubeで再生するわけで、広告効果的にもウマくやっている。
くやしいので動画はアップしないが、このCMについての記事をアップしているQolyのサイトのリンクは(こちら)で、あらためて読むとやはりこのCMでもっとも笑える「ハマりっぷり」は、ピケの入国審査官だよな。
どこの空港にでもいてそうな、汎用性の高い風情。そんなところで高いユーティリティ性をみせなくても!
でも考えてみたら、入国審査っていうのは国家における「ディフェンス」的業務みたいなものだから、この配役にディフェンダーを起用してくるあたり、さすがよく考えられているな。
ちなみに一部報道によると、チェルシーの背番号4は、この夏のバルセロナからのオファーを「断ったよーん」とのこと。
「チェルシーに残ることにしたよ。ビッグクラブでプレーしていること、国を代表して戦えることが幸せだ」
えーと、「ビッグクラブ」かどうかは、明らかに先方さんのほうが格上な気もするが(笑)、つまりのところ「ワールドカップもあるし、移籍して出場機会が減ったら代表にも影響する」っていう意味だと思われる。
ともあれ、ナイスお断り!! ダヴィド・ルイス、今シーズンもチェルシーのために闘ってくれます!
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コメント
オリンピック、IOCのスポンサーは三本線。
スペイン、トルコも三本線。
日本はミズノ、アシックス、味の素。
つまり…という考察もあります。
投稿: Consadole at Stamford Bridge | 2013年9月 7日 21:53
Consadole at Stamford Bridge>ブログの内容をちょっと書き直している間のすばやいコメントありがとうございます(笑)。そうでしたか三本線でしたかぁー!
投稿: N.Tateishi | 2013年9月 7日 21:57
放射能問題も光化学スモッグみたいな感じになるのかな?
原発問題って、過去の公害事件と同じ経緯をたどってるよね。
投稿: MSK | 2013年9月 8日 11:26
MSK>不法投棄から大規模公害までいろいろなレベルがありますが、たしかに似たような構造を抱えている気がしますねー。
投稿: N.Tateishi | 2013年9月 9日 22:00