W杯に臨む日本代表にも、そしてテレビ放映権の状況にも、「あまり期待しないでいる」という戦術。
ある意味貴重な試合を観た気がする。スタンコビッチのセルビア代表引退試合。やたら長い前フリ、そこまではよくあることだが、開始10分でピッチを後にするときに両チームが「花道」を作って送り出すセレモニー・・・なかなかレアな経験をしたが、試合への集中力を思うと日本代表もとてもやりにくかったかと思われる。これもまたアウェイの洗礼だったのか。試合内容よりもそっちのほうの印象が強かったなー。
W杯欧州予選は大詰めを迎え、チェルシーのルカク(と言い切っていいだろう!)が2ゴールを決めたベルギーが2002年以来の出場を決めた。ここ数年のタレントの輩出ぶりを思うと、間違いなくブラジル大会注目チームのひとつ。
そしてヘタをしたらイングランド、フランス、ポルトガルあたりがグループ2位でプレーオフに回ってしまうかもしれない状況。
アイスランド代表が2位になりそうなのも個人的に注目。アイルランドは敗退が決まっているので残念。
ところでスカパーが今回のブラジル大会の放送権獲得を断念したとのニュース。
まぁ、そもそもが今回は、時差的に「生中継が楽しみにくいワールドカップ」でもあるため、全試合を放送するメリットがなさそうな気もするので、「しょーがないよな、さすがに」という気分。電通がからむとホントにややこしいな。というわけで、「あまり期待をかけないでいる」というスタンスは、日本代表に対しても、そしてテレビ中継に対しても有効ではないかという自分なりの戦術を模索中(笑)。
今後民放・NHK含めてどういう放送スケジュールになるのか気になるところだが、いずれにせよスカパーは、「試合の映像は使わないけど、大会の動向を語りまくるトーク主体の情報番組」をやってくれるものと願いたい。治外法権的に好き勝手語りまくってくるのがスカパーのワールドカップ特番の伝統芸だと信じているぞ私は。
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