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2013年12月

2013年12月29日

FOOTBALL ACTIVISTの選ぶ2013年最優秀ゴール賞

年の瀬。

これを書いている数時間後にロンドンではチェルシー×リバプールが行われるのだが、Yさんご夫妻が現地観戦をされている。Yさんご夫妻とは2年前のいまごろ、スタンフォード・ブリッジのスタジアムツアーでたまたま一緒のグループになったことで知り合ったというご縁である。

で、そのYさんご夫妻からメールがあり、先日はチェルシーの練習場があるコブハムに行かれたようで、練習場周辺で出待ちをしていたとのこと。実際何人かの選手には会えたとのことだが、

さらに驚いたのは、

去年のクラブW杯で、私が作った海外サポーター向け情報ブログを通してコンタクトがあり、実際に横浜国際競技場でお会いしたインドネシアのチェルシーサポーターのデニさんと、なんとそのコブハムでばったり再会されたとのこと!!!

なんかもう、サッカーは世界を結ぶよ、サッカーは僕らをつなぐよ、っていうノリで。人生の面白さ、縁の不思議さを思い知る。

そもそもYさんご夫妻とだって、あの日にスタジアムツアーにあのタイミングで行かなければおそらく知り合いになるチャンスもなく(しかもYさんの元同僚が今の私の職場にいるという奇跡も含む)、そこから私があのブログを作らなければまず会うことのなかったインドネシアのチェルシーファンの方がいて、そんな方々がチェルシーの練習場(ロンドン中心部から遠いから気軽にいけない距離のはず)の近くで再び会うという・・・。素敵すぎる。

そんなわけで、今年の最後の最後まで、サッカーをめぐる出来事は私に驚きと感謝をもたらしてくれている。

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そんなわけで2013年のサッカーシーンをここでいきなり振り返るべく、
『FOOTBALL ACTIVIST 2013ベストゴール賞』を発表!!
(いきなり作りました、この賞)

この賞は、2013年においてわたくしタテーシがスタジアム生観戦で見たあらゆるゴールのなかで最も印象的だったゴールにたいして与えられる賞であります。

もらってもたいして得にならない賞ですが、とにかく発表します。

当ブログ「FOOTBALL ACTIVIST」の選ぶ2013年ベストゴールは、これ!!






セレッソ大阪×浦和レッズにおける原口元気選手のドリブル&シュートです!!

Haraguchi_2

わーわー! パチパチパチ!!

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「おめでとうー!!」

このシーンのとき、たまたま双眼鏡でセレッソのコーナーキックの様子を見ていて、ボールがGKにキャッチされて原口に渡ったあと、なぜかそのまま気が向いたので双眼鏡で原口の姿を追っていて、ずーっとドリブルでこちら側に来てて、そのままドリブルが長く続くなー、あ、フェイントいれてかわしたなー、と思いながらずっと双眼鏡ごしに見ていて、原口が足を振り抜いた瞬間に双眼鏡から目を離したら、すでにゴールネットにボールが入っていたという、なかなか得がたい経験をもたらしてくれたゴールシーン。

シーズン序盤でのゴールだったためか、今回のJリーグアウォーズの「最優秀ゴールシーン」のノミネートにすら上がらなかったことはとっても残念。このゴールのことも忘れないで! と言いたいわけです。

そんなわけで、来年も素晴らしいゴールシーン、うならせるボール奪取、華麗なパス回し、見事なゴールセービングなどなどを期待していきます。

来年もよろしくおねがいします。

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↑ 2012年の写真を最近あらためて見直して加工してみたり。来シーズンもケガなく大活躍することをひたすらホントに祈りつつ!!

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2013年12月25日

J-SPORTS『FOOT!』の小澤一郎氏によるスペイン人GKコーチ、ジョアン・ミレッ氏のインタビューが名言連発だった

そもそもこのサッカー用のブログをはじめた理由のひとつは、「よりよい生活を送る一助としてのサッカー的思想」といったネタをじっくり論じていきたかったからなのだが、どうしても構えすぎて自分のコトバで記事にすることが難しく感じていたりした。

で、

J-SPORTS 『FOOT !』 12月20日放送回で、いま湘南ベルマーレのアカデミーでGKコーチを担当すべくスペインから来日中のゴールキーパーコーチ、ジョアン・ミレッ氏のインタビューが紹介されていた。

このときミレッ氏が語った内容には、私がもし親だったら子どもに毎日読ませたいぐらいの言葉が並んでいたので、番組で流れた字幕をテキストで打ち込んでみた。

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最初にここ(湘南)に来た時GKはうつむき加減でトレーニングに来ていました。
GKは下を向いて歩いてはいけません。

試合でもゴールを決められると頭を下げて「すみません」と言っていました。
なぜ謝る必要があるのでしょうか?フットボールはそういうものではありません。
謝っていたらもっとゴールを決められるでしょう。
どんな状況でも続けなければいけないのです。

何があっても一人で立ち上がらないといけません。フットボールはまさに人生そのものです。フットボールの中で自分というものを表現しているのです。

人生がどんなものか、一番知っていなければいけないのはやはりGKです。
なぜならGKは隠れることができないからです。

フィールドの選手であればパスを受けたくないなと思ったら、わざと相手選手に近づいてアリバイプレイをすることができます。「マークされているからパスを受けたいけど無理でしょ?」という感じで。

しかしGKは絶対に逃げることも隠れることもできません。
ゴールを決められても続けてプレイしなければいけないのです。どんなにゴールを決められても立ち上がり続けるのです。

自分を見失わず堂々として立ち振る舞いをするというのは人生においても同じことです。

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まさにフットボール=人生の哲学。こういうコトバをこれからももっと大切にしていきたいのである。

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2013年12月 8日

2013奈良マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんを応援する企画」報告

本日は奈良マラソンの応援。そもそも2年前のこの大会で「サッカーユニフォームのランナーさんを応援する遊び」をはじめたわけで、原点ともいえるマラソン大会。
参加者はF本くん、クエさん、ほっしーと友人のHさん。みなさんありがとうございました!

後半38.5kmあたり、浮見堂のちかくでスタンバイ。

ほっしーが写真係を引き受けてくれたので、今回はいろいろとランナーさんの写真が撮れたので、いくつか紹介。

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松本山雅のランナーさんと我々。今回はこういう距離感。

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ザスパクサツ群馬+ワニのかぶりもの!

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今回もっとも多かったのはセレッソ大阪。

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いいリアクション。

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サガン鳥栖のランナーさんからは「京都マラソンでもいたよね?」というリアクションをいただく。うれしいっす!

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代表ユニの方も多かった。

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レッズ鈴木啓太13番!

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ヴァンフォーレ!! いい笑顔。「はくばく」は、遠くからでも目立つのでありがたい。

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昨日、大逆転優勝を果たしたサンフレッチェ広島のランナーさんは、みなさんにこやかだった。(そしてもちろん、マリノスのユニの方も笑顔で手を振ってくれていた。気持ちを切り替えて来季の健闘を祈る!)

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そしてこのセレッソサポーターのお父さんは、立ち止まって「セレッソがシーズン終盤、惜しかったことについての論評」を語ってくれた(笑)。

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徳島ヴォルティスのユニフォームのランナーさんが今回多くて、ちょうどマラソンが終わったあとにキックオフを迎えるJ1昇格プレーオフの大一番を前に、みなさん素敵なリアクションをしていただく。(昇格おめでとうございます!)

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そして京都サンガは昇格を逃して残念だったわけだが、このマラソンの時点ではみなさん大一番を前に気合いをこめたガッツポーズをいくつも返してくれた。ちなみにこのランナーさんは、ゴミ袋を持って走り、路上のゴミを集めながらマラソンをしていた!

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そして地元の奈良クラブのユニフォーム姿のランナーさんが・・・と思ってよくみたら、チームの代表を務める矢部次郎さんご本人だった!! 元Jリーガーの登場にはテンションあがった。

そんなわけで、今回も統計をとってみた(クエさんがマメに記録してくれた。感謝)。

多い順番から書くと、

セレッソ大阪    13
京都サンガ    9
川崎フロンターレ    4
ガンバ大阪    4
徳島ヴォルティス    4
浦和レッズ    3
ジュビロ磐田    3
ヴィッセル神戸    2
横浜Fマリノス    2
サンフレッチェ広島    2
名古屋グランパス    2
ジェフ市原千葉    2
ヴァンフォーレ甲府    2
横浜FC    1
ザスパクサツ群馬    1
コンサドーレ札幌    1
松本山雅    1
鹿島アントラーズ    1
サガン鳥栖    1
FC岐阜    1
ファジアーノ岡山    1

奈良クラブ(関西1部)    2
伊賀FCくノ一 (なでしこ)  1
   
ETU(漫画『ジャイアントキリング』)  1

で、合計で64人。海外クラブ・代表チームは除いた数字だ。

で、今回のフルマラソンの参加者は1万人とのこと。「156人に1人ぐらい」の割合になり、前回の神戸マラソンが「180人に1人ぐらい」というのを考えると、やはりこれぐらいの数字になるのかー、と興味深い。

こんな感じで、次回は2月16日の京都マラソンを応援します。いい天気でありますように・・・

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奈良マラソンでもいろいろな仮装ランナーさんがいて楽しめた。この「ばいきんまん」は子供からも熱い声援を受けていた。よく作ったなぁ、っていうのと、よくこれでフルマラソン走れるなぁ、っていう。

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2013年12月 7日

起きたあとに思ったこと

ワールドカップの組み合わせが終わり、あれやこれやと想像して語る楽しさが4年ぶりにやってきた。

で、韓国の入ったグループH、ベルギー・アルジェリア・ロシアというのは、考えてみたら2002年大会における日本のグループH「ベルギー・ロシア・チュニジア」とほぼ同じノリなので、不思議な気分だ。韓国のかわりに日本がここに入る可能性もあったわけで。

ほかにアジアでいえば・・・オーストラリア、グッドラック(笑)。

で、これから半年間、日本のお茶の間でドログバさんのことやファルカオのことが「こんな強烈なストライカーと闘うんだぜ」とテレビで紹介される機会が多くなるんだろう。コロンビア代表ファルカオは今もチェルシーが獲得を目指していて、私もその方針には数年前からずっと賛成票を入れたい気分であったし、コートジボワール代表としてドログバさんやカルーといった元チェルシーの選手が、そのキャリアの終演を飾る大舞台で日本代表と対戦する縁を持てたことは個人的に嬉しく思っている。

そしてよりによってこんな抽選会あけの土曜日に、2013年J1リーグの最終節をむかえる。今シーズンも「日程君」のすさまじい仕事ぶりにより、最後の最後まで目が離せないカードが連発しているのは周知の通り。世界屈指の「先が読めないトップリーグ」として今年もJ1リーグは楽しめた。もちろんJ1昇格プレーオフ、J2・JFL入れ替え戦の最終決戦も明日は控えていて、本当にもうシーズンが終わるのかと信じがたい気分!

そしてそして、明日は奈良マラソン! 後半38km前後で応援する予定。走った直後に行われるであろう昇格プレーオフの京都や徳島のユニフォームを着ているランナーさんもいるかもしれない。
幸運を!!

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寝る前にひとこと

いけるぞ、この組み合わせ・・・

と思ったが、よく考えてみたら、

ファルカオとドログバを抑えることが求められます、ので。

もういちど闘莉王呼ぶか!?

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2013年12月 5日

ALWAYS YOUR HOME, ALWAYS YOUR FAMILY.

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ストイコビッチ監督退任のニュースをきいてホーム最終戦のチケットを取り、この日をむかえた。

本当は「ピクシーありがとう」のメッセージとともに、夏のアーセナル戦のように「お面」を持って行こうかと思っていたのだが、シーズンが終わりに近づくにつれてグランパスも主力の大量放出というニュースが出てきて、雰囲気としてはお面をつけていくムードではないよな、という気分になって、何も用意をせずに豊田スタジアムへ来た。

試合はスコアレスドローという、ちょっと寂しい内容。ヴァンフォーレは実によく闘っていた。

後半の早い段階で闘莉王をFWの位置にあげたことで、ディフェンスラインが阿部、増川、ダニエル、田中隼磨となり、この4人全員がクラブを離れることが決まっていて、ホーム最終戦でこういう出来事が起こるのはあまりないんじゃないかと思った。(そして今日に至っては石櫃までチームを離れることが報じられ、来季のグランパスのDF陣は本当にどうなることやら)

わたしは結局いまだに特定のJリーグクラブのサポーターにもなりきれず、ただひたすら選手本位でJリーグのいろいろな試合を楽しんでいるわけだが、こうして選手として、監督として同時代を楽しませてくれたストイコビッチという選手には、いろいろな想いが反映されている(伝説の革靴シュートを含め)。

夏のときのように、お面をつけてまで応援したくなるような機会が、再び来るのかどうか。またひょんなことで日本との関わりができたらいいなと思う。そのときは再びお面の登場だ。

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