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2013年12月25日

J-SPORTS『FOOT!』の小澤一郎氏によるスペイン人GKコーチ、ジョアン・ミレッ氏のインタビューが名言連発だった

そもそもこのサッカー用のブログをはじめた理由のひとつは、「よりよい生活を送る一助としてのサッカー的思想」といったネタをじっくり論じていきたかったからなのだが、どうしても構えすぎて自分のコトバで記事にすることが難しく感じていたりした。

で、

J-SPORTS 『FOOT !』 12月20日放送回で、いま湘南ベルマーレのアカデミーでGKコーチを担当すべくスペインから来日中のゴールキーパーコーチ、ジョアン・ミレッ氏のインタビューが紹介されていた。

このときミレッ氏が語った内容には、私がもし親だったら子どもに毎日読ませたいぐらいの言葉が並んでいたので、番組で流れた字幕をテキストで打ち込んでみた。

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最初にここ(湘南)に来た時GKはうつむき加減でトレーニングに来ていました。
GKは下を向いて歩いてはいけません。

試合でもゴールを決められると頭を下げて「すみません」と言っていました。
なぜ謝る必要があるのでしょうか?フットボールはそういうものではありません。
謝っていたらもっとゴールを決められるでしょう。
どんな状況でも続けなければいけないのです。

何があっても一人で立ち上がらないといけません。フットボールはまさに人生そのものです。フットボールの中で自分というものを表現しているのです。

人生がどんなものか、一番知っていなければいけないのはやはりGKです。
なぜならGKは隠れることができないからです。

フィールドの選手であればパスを受けたくないなと思ったら、わざと相手選手に近づいてアリバイプレイをすることができます。「マークされているからパスを受けたいけど無理でしょ?」という感じで。

しかしGKは絶対に逃げることも隠れることもできません。
ゴールを決められても続けてプレイしなければいけないのです。どんなにゴールを決められても立ち上がり続けるのです。

自分を見失わず堂々として立ち振る舞いをするというのは人生においても同じことです。

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まさにフットボール=人生の哲学。こういうコトバをこれからももっと大切にしていきたいのである。

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