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2014年2月 1日

マタ、フォルラン、19世紀(1月のできごと)

1月は、激しい。

いろいろありすぎるけど、その瞬間、その場においては、「うぉー!」という衝動的なコトバしか書けない気がしたので、結局何も書けずじまいだった。
ちょっと時間を置いて、思いつくことに触れていく。

●マタの赤デビル移籍

これについては、きっと多くのチェルシーファンにとってもそうなんだろうけど、「穏やかに、感謝の気持ちを込めて送り出す気分」ではないかと思う。クラブ初のチャンピオンズリーグもヨーロッパリーグ制覇も、マタがいなかったらどうなっていたか分からない。

そうして彼に対するサポーターからの信頼と愛は、2年連続クラブMVP受賞という形で永遠に残っていく。何より彼が今回の移籍についてチェルシーサポーターに向けて送ったメッセージ(こちら)は、この出会いと別れをとてもハートフルなものとして決定づけるうえで重要なものとなった。

この濃密な文章は、知的かつ誠実なキャラのマタゆえのものなんだろうけど、多くのフットボーラーに参照されつづけてほしいなぁ、と思わせる。こういう形でチームを離れることができるのは幸せかもしれない。今後もつづくマタのフットボール・ライフが充実していくことを心から願うばかりだ。

ブルーズ時代のマタを想いつつ、イラストレーター内巻敦子さんの絶品連載「こんなとこにもフットボール」の「ループ」をお楽しみください(こちら)。

しばらくは、チェルシーに背番号10番はいらないので、空き番号にしておいてほしい。

●フォルラン

もはやさっそく「2014年の流行語大賞」になってもいいんじゃないか。
昔から「ダイアナ妃に顔が似ている」とか言ってしまっているが、まさかまさかのセレッソ加入。

この移籍をJリーグ全体で起爆剤にしていこうという機運が高まるのはもちろんいいことだし、ここ数年におけるセレッソ大阪のパブリックイメージの向上は見事なものがある。新ユニフォームもスッキリした印象があるし、何か広告代理店がチカラを入れているのか? とか思ったり。

これをセレッソ側の目線で捉えると、2013年シーズンにガンバがJ2にいたことの意味がものすごく重要なのだな。このシーズンで柿谷がブレイクし、ファン層の幅広い獲得に成功し、オフに主力が残留できるようにうまくまとめて、そのうえで新シーズンはJ1に戻ってきたガンバ大阪と、「柿谷×フォルラン」の看板で対決できるという、あらゆるタイミングがセレッソにとってはうまくいっている。

だからなおさらガンバは、セレッソへの対抗意識をうまく結果に結びつけられるように奮起してほしいし、国内屈指の「ダービーマッチ」として発展していってほしい(特に新シーズンは宇佐美の大ブレイクに期待)。それこそパナソニックさんと協力してがんばってカカでも獲得する勢いで(笑)。

(そしてガンバがこのJ2のシーズンで証明したように、スター選手がいれば、スタジアムはどこも賑わうのである。この効果は2ステージ制とかどうのこうのいじくり回す以上に明確な効果として発揮されていくわけで)

●「19世紀のサッカーだった」 by モウリーニョ

先日のチェルシー×ウエストハム、0-0ドローの試合を評したモウさん。まぁ、そう言いたくなる気持ちも分かる(それにしても、ことごとく印象的なフレーズを記者会見で語れるモウさんはさすが)

ただ、まぁ、アラダイス監督の率いるチームで、ホーム無敗のモウリーニョ・チェルシーを相手にするなら、ああいうドン引きサッカーにならざるを得ないわけで・・・

どれだけ19世紀のサッカーだったか、Qolyのサイトでもネタにされていましたが(こちら)、でも注目したいのは総シュート数が「38対1」だったということよりも、その38本のうち枠内シュートが9本しかなかったことだ。結局、きれいに崩せてないだけやん! という印象。

もちろん、終盤のランパードとか、数多の決定機を防ぎまくった相手GKアドリアンが一番すごかったわけだが。

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1月にあったこと、他にもあるんだろうけどなぜか思いつかない・・・
「湯郷ベルの選手一斉退団」について思うことは後日あらためて。

あ、追記として、Jリーグのキャンプ地めぐり、今年は行けそうにないです。

さすがにセレッソ大阪の人気度があがったのか、過去のセレッソ宮崎キャンプ見学の記事に検索で訪れる方が多いですね。きっとすごい賑わうんじゃないかと思われます。私が書いたように「山崎」のバス停を使ってシーガイアにいった方が実際にいたら、コメント欄に感想をつけていただきたい気分です。

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