単なるチェルシーファンのおじさん化がすすむジョゼ・モウリーニョという監督。
がんばって早起きしたけれど、台所に立つたびにレアルマドリーがバイエルンから点を決めていた。
というわけで早々に決着がついたので、二度寝するかどうか迷ったがブログを書く。
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ネットで見つけたが、この画像加工、やりすぎ(笑)
先週末の大一番、つまらない試合をしたかもしれないが(実際、ほとんどの時間は、うっかり寝ていた・・・)、終了直前にダメ押しの2点目を決めたときにモウリーニョ監督がアウェイ席のチェルシーサポーターに向かって走っていって、
ダウンベストのエンブレムを何度も叩いて咆吼していたシーンは、グッとくる。
この人にしかできないやり方で、サポーターだけじゃなくチーム内外へ強烈なメッセージを送っている。自分たちが勝者である、と。つまり、まだリーグタイトルはあきらめていないということだ。
あと個人的に思うのは、この人はどんなに監督で成功しようとも、「自分は一流のフットボーラーにはなれなかったコンプレックス」をずっと秘めているはずの人なので、こういうときの感情表現が、より「選手寄り」のテイストを醸し出す。そしてそれがまた選手との距離感をつくるのに役立っている側面もある気がする。
(↑インテル時代、CLでバルセロナを破ったとき、客席へダッシュしてひたすら手を挙げ続けていた喜び方は独特の格好良さがあった)
ちなみにこのブログの「検索フレーズランキング」をみたら、「モウリーニョが着ていたチェルシーのダウンベスト」という言葉で検索してたどり着いてくれた方がいるようで、期待に添えず申し訳ない。念のため今ちょっと調べようと思ってチェルシーのオフィシャルサイトのグッズ売り場をみたが、相変わらずデザインが圧倒的にダサい商品群のなかでは見つけられなかった。
どうしてクラブはこのダウンベストを大々的に売らない!? 監督がわざわざ着てくれているんだから、お面なんて作っている場合じゃない! ここで儲けないと!!
(んで、前にも書いたけど、どうしてもスーツ姿のイメージが強いので、なおさら最近の着こなしをみていると、本当に「単なるチェルシー好きのおじさん化」が進んでいる)
そんなこんなでさっきBBCのサイトをみたら、明日のCLを前にした記者会見の見出しで「Jose Mourinho wants to stay at Chelsea 'forever'」とあって、泣かせるねぇ。声に出して読みたい英文。
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じつは、本当に今さらなのだが・・・かなり今さらなのだが、
つい先日この本を読み終えて。
「いつの本やねん!」と言われそうだが、ええ、監督業をはじめてポルトでCL制覇を果たして、チェルシーの監督就任が決定するまでのモウリーニョの足跡が書かれた本ですとも。
「いつか読もう」と思っているあいだに、モウリーニョはチェルシーを離れて、インテルやマドリーを監督しちゃって、そして白髪が増えて再びチェルシーにいるという、あらためて今のこのタイミングで手にした次第。
もっと早く読んでおくべきだったなぁ、と。
あらためてモウリーニョ監督の面白さと凄みに感銘を受けた。
なのでまたこのあたりのことも含めてあらためてブログに書いておきたい。
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