トゥーレの誕生日事件におもう

水色シティのヤヤ・トゥーレが、自分の誕生日をクラブや選手からも祝ってもらえなかったという理由で、退団を希望しているというニュースが出た。

なんだか、一気にヤヤ・トゥーレが好きになってきた（笑）
（あ、シティにキャラが通じてると言われるクラブが西ロンドンにもありますんで、そこでもお待ちしております）

なんかこう、世界最高峰のリーグでチャンピオンチームの主軸を担い、莫大なお金も稼いでいる世界有数のフットボーラーなんだろうけど、「誕生日を祝ってくれなかった」っていう理由で、今いるクラブから出たくなるっていう、なんてヒューマンなお話だ（笑）。

いやぁ、本当かどうかはともかく、これはフットボールの本質を突いた出来事かもしれないですよ。
プレーヤーが必要としているものは、お金ももちろんなんだろうけど、プレーそのものにまつわるサポーティブな環境も大きいのであろう。

クラブの重役室のでかい机のうえで契約書にサインしたり、ピッチの上でとんでもないミラクルシュートを豪快に決めたり、トロフィーを掲げてサポーターの大声援を受けたりすることと同一線上のところに、「誕生日をすっぽかす」っていう些細な出来事があって、そんな些細な部分から一気に「ガラガラガッシャーン！」となっていく可能性があるのだ。これこそ、人生だ。

実は最近、個人的にすっぽかしてはいけない人の誕生日を見事にスルーしてしまったところなので、身につまされる話でもある。