FAカップ決勝:とくにアストンヴィラのサポについて
FIFAの汚職事件については、今のところ平野信生さんの(この記事)が参考になっている。
なかなか素人には分かりにくい事情がたーくさんありそうで。たしかにFBIがなんでFIFAを? って思ったので、この解説がそのあたりを冷静に論じてる気がする。
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さて、イングランドはFAカップでサッカーシーズンを締めくくることができるというのは、とても幸せなことだと思う。もうチャンピオンズリーグ決勝なんて知りませーん感すらただよっている(笑)。
しかも今回はリバプールFCスティーブン・ジェラードの最後の花道を飾る大会としてその歴史を刻む・・・はずが、それどころか普通にリーグ戦でも花道を飾ってやれずにドンクサイつまづきを終盤に連発するという体たらくを示してしまい、サポでなくても同情的になってしまったこの状況、結局決勝はアーセナルとアストンヴィラというカードに。
んで、ヴィラのサポーターとして有名すぎるFA名誉会長のウイリアム王子、本当に残念でしたねの惨敗。いやー、落胆を隠せないあの表情で、トロフィーを授与するシーンはグッとくるものがありました。この人好きやわー(笑)。
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左端、ヴィラサポ王子。
ていうかアレクシス・サンチェスの無回転シュートはすごかった。ゴール裏からのアングルのシーンを何度も繰り返し観てみたが、キーパーのシェイ・ギブンが、蹴られた瞬間の弾道を判断して一瞬右側に体重移動した、そのまさに一瞬のなかでボールの軌道が変わったのがよーく分かって、あの体重移動がなければ止められたかもしれないという、とっても興味深いシーン。
そんなわけでヴィラ・サポにとっては残念な決勝となったが、とあるバーミンガムの地元新聞のウェブサイトにたまたまたどり着いたら、試合前のヴィラサポのみなさんの様子をとらえた写真が興味深かった。
というのも、
みなさん、こういう感じになっていくのな。
↑このカップのハリボテも監督の顔のインパクトに笑えてくるものがあるが、ちゃんとチームカラーのリボンをかけているあたり、よく出来ていると思う。
こういう人とかね。
もうね、みんな「エライ!」って言いたくなる。
そして、たしかにイングランドの5月終わりごろって、気候的に裸になりたくなる時期なのかもしれない。
あとこの写真もインパクト大。この後頭部のエンブレムを、この人は自分の目ではちゃんと確認することが原理的には不可能なわけで、これもまた「エライ!」っていいたくなるよ、うん。
そして、ここまでくるともう、何が何だかって感じだけど、でもやっぱりこういうのを観るにつけ、中堅クラブとしてFAカップの決勝に勝ち上がることの意味だったり、テンションの高ぶりを感じさせるわけで、「エライ!」ってなります。
とくにヴィラは今年ギリギリで残留を決めるという超ローテンションなシーズンだったわけで、来シーズンこそはウイリアム王子も喜ばせるぐらいのレベルに行って欲しいもんです。
というわけで、イングランドの14-15シーズン、これにて終わり! おつかれさまでした!
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