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2015年8月

2015年8月28日

「エヴァ・ロス」に苦しむ

今シーズンのチャンピオンズリーグはレバークーゼンを見続けることにする。するったら、する。
先日のCLプレーオフのラツィオ戦を観ていたのだが、深夜に起きて観た甲斐のある、なかなかの好ゲームだった。85分ぐらいでも前線からのプレスで走り続けられたロジャー・シュミットのチーム、おそるべしである。人とボールがよく動くサッカーは、なにより眠気覚ましにちょうどいい。

レバークーゼンに注目するきっかけはレンタルバックでクリストフ・クラマーくんが戻ったことが大きいのだが、もう一人注目してるのはやはり10番のチャルハノールで、ボールを持ったら何かをやらかしてくれそうな、あのムードはおもしろいのである。

先日グループリーグの組み合わせ抽選が行われ、レバークーゼンはバルセロナと同組。これがまた面白そう。ひょっとしたら今大会で大暴れしてくれるかもしれない期待感しかない。

追記:シュミット監督の戦術スタイルについてはこのブログがとても的確でおもしろかった(こちら『きっとシュミットから言わせれば「ゾーンディフェンスはゆとり」「数的優位は温さ」「リトリートは負け犬」なんでしょう、きっと(笑)』とのことw

で、チェルスキーだが、もちろん、「まぁ、今年もがんばれー」っていうことになるわけだが・・・

・・・うむ、やはり、「エヴァさんの不在」っていうのが、どうにもチェルスキーの試合を観る上でどこかでひっかかっていることが、否定できないのである。

この「エヴァ・ロス現象」とでも呼びたい症状、おそらく世界中のブルーズファンのなかでかなりの割合にあがっていると信じている。

単なるチームドクターの一人だとは言い聞かせてきたつもりだった。彼女がゴールを決めてきたわけではないし、彼女が相手のチャンスの芽を摘んできたわけではない。

しかし、彼女の存在は知らぬ間にチェルスキーの試合を追うことに必要不可欠な要素の一部となっていたのかもしれない。ここにきてそんなことを痛感しており、今シーズンはいろいろな意味で「試されている」のかもしれない・・・。

P.S. だって、「チェフやランパードの不在」っていうのはみんなもうすっかり慣れたと思うんだよな・・・(笑)

さらにP.S.さきほど挙げたブログでも最新記事はソレ関係で、くやしいが笑えた(こちら)。

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2015年8月13日

スルガ銀行チャンピオンシップ@万博、プレミアリーグ開幕、やるなラキティッチ、の巻

ひさしぶりにスタジアムに行った気がする。

スルガ銀行チャンピオンシップ、ガンバ対リバープレート。
静岡の銀行なのに、こうして大阪で開催してくれてありがとうスルガ銀行さん、っていう気持ち。
リバープレートはリベルタドーレス杯も獲ったので、正真正銘の南米王者。12月のクラブW杯でも来日するわけで、そしておそらく大阪での準決勝も彼らが試合をすることになるであろう。

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そしてこの日は「ガリガリ君」を先着何名かで無料配布していて、思わずブースを見つけるや同行のF氏とダッシュしてしまった(笑)。こういうのはいくつになっても嬉しいよな。

ナビスコのはからいで、入場時には大会ロゴ入りバッグのなかにお菓子も入ってた。あとこの両チームのロゴ入りの特製うちわも。これが欲しかった(笑)。

試合前、背番号11のサビオラがスタメンであることが発表されるもウォームアップにおらず、パンツの背番号をひたすら双眼鏡で追うも見つからず。

そして試合が始まってもサビオラが見つからず。

たしかに小柄な選手だから見つけにくいんだけども・・・となっていたのだが、なぜか、どういうわけか、この日は背番号「29」をつけていたのであった。さっきからサビオラっぽい29番がいるなぁと思っていたら、その人だったわけだ。

そして、電光掲示板の表示も、いつのまにかシレッと「11」が「29」になっていた。いまだに理由は謎。

Sire

シレッセン君。

そんなわけで、ミーハーなんで今回はリバープレート側のゴール裏で観ていたのだが、そもそもこの万博でこういう試合を観ることも最初で最後だろうし、来年の今頃はこのスタで試合をみること自体もないんだろうなぁという気持ちで試合を見届ける。

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あと、この日は風が涼しくて、真夏の夜にスタジアムでサッカーをみるにはこれ以上なく快適な状況だったのが本当によかった。

リバープレートのサポーターの方々も陽気で、でも勝負には厳しくあたる、南米らしい雰囲気だった。人生ではじめて南米のチームをリアルに味わったのがコリンチャンスだっただけに、今回はそこまでガチな雰囲気でもないわけで、なおさら穏やかな気分になった。

ちなみにリバープレートのゴール裏とはいえ、こういう試合の場合にはここぞとばかりにいろいろなチームのユニフォーム姿の人々がくるので、心の中でツッコミを入れながら観るのも一興。チェルシーもアーセナルもいたし、あとザンクト・パウリのドクロTシャツ着たお父さんも発見した(笑)。

そして前日まで気づかなかったのだが、リバープレートのメンバーにはポンジオとピスクルチという選手がいて、彼らはその昔私がさんざんやっていたパソコンのゲーム「チャンピオンシップ・マネージャー」で、かなりお世話になった選手たちだったのである。まさかこんなところで生でプレーを拝む機会が来ようとは・・・と、そういう意味でも感慨深く。

この日はガンバに宇佐美や東口が出ていなかったこともあって苦戦していたが、それでもFWパトリックがかなり空中戦でがんばっていたので、実はワールドクラスなんじゃないか、むしろサビオラとかよりもパトリックが印象的だよなというのがF氏との結論。

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プレミアリーグも開幕し、東京のホテルの一室でスカパーオンデマンドに必死に食らいつきながら、チェルシーが2-1で逆転したあたりで力尽きて寝る。すると起きたら同点になってやんの。

しかも何やらエヴァさんらのメディカルスタッフの試合中の動きにモウ監督が怒っていたりとか、状況をリアル見ていなかったんでなんとも。頼むからミケルは放出してもいいからエヴァさんだけは留めてください監督!(笑)

それとファーストキーパーが開幕戦でレッドカードもらうっていうのも、ありそうでない珍しい事態かもしれず。さっそく新キーパー、ベゴヴィッチに期待がかかる展開に。ちなみに彼は世界最長距離ゴールゲッターとしてギネス記録保持者とのこと(笑)。まぁ、そう簡単には破られないだろうなこの記録。

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Qolyより、ラキティッチの奥さんの口説き方がかっこよすぎる件(こちら)。カッコいいというか、かなりラヴコメディ映画っぽくて好感が持てた(笑)。ほかのクラブへの移籍の可能性もありつつ、セビージャの用意したホテルにきてそこでウェイトレスをみて「この街のクラブに移籍しよう」って思ったんじゃなかろうか・・・。

セビージャ退団の際には涙したり、バルサ移籍後もセビージャのサポーターとの良好な関係があったり、結婚式もセビージャであげたりと、Qolyの記事をたどるとラキティッチ良いヤツじゃねぇかと思えた次第。

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Qolyつながりでいうと、このユーベのジョレンテの来日ハネムーンの記事も、かなりグッときた。相当シブい観光地いってるし、白川郷の写真は天気の良さもあって最高な気がする(こちら)。ちゃんとハッシュタグに「#GIFU」って書いてあったり。

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2015年8月 2日

マインツのコファス・アレーナおよび旧ホームのブルヒヴェーク・シュタディオン、そして強烈な感動を覚えた教会について

あれよあれよと去年のドイツ旅よりもうすぐ1年になるのだが、行った先のスタジアム紹介をさぼっているうちに、岡崎と入れ替わるように武藤よっちがマインツに移籍。なので今後マインツに行ってみようと思う人はますます増えると思うので、マインツのスタジアムについての訪問記録を。

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マインツ中央駅にいくといきなり岡崎のパネルがお出迎え。

駅の東側が観光エリアなのだが、コファス・アレーナへは反対側の西側のバス停(ちょっと殺風景)からの出発になる。

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緑色の54、55番、ピンク色の58番の系統に乗る。

バスの運行図、今回もデジカメで順を追って記録。

(クリックしたら画像が大きくなります)

下図の一番右、「Mainz / Haupt」で切れているが、これが中央駅。

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Universitatをすぎて、

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この「Kisselberg / Coface Deutschland」が降りるバス停。

(そう思うと黄色の9番でも行けるのかもしれないな、と今気づくが、まぁともかく)

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ちなみに58番のバス停の図。省略されているが「Kisselb. / Coface Deutschi.」がそのバス停なので、中央駅から5分程度で到着することがわかった。

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でもたしか降りるところはバスの運転手さんに言われるまで気づかなかった記憶がある。

なにせ、だたっぴろい道路のはるか向こうにスタジアムがあるようなエリアだった。

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で、この近辺の地図がバス停にあったので写真を撮っておいた。

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左下にコファス・アレーナがある。図の左上が、降りたバス停だが、この地図をみると75番、650番、68番のバス停のほうが近いのか? とか思ったりもするが、そのあたりの真相は分からずしまい。ちなみにその後スタジアムショップの店員に聞いても、最寄りは上のバス停だ、ということを言われた(気がする)。

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とまぁ、バス停からスタジアムの道は、「モロに開発中」って感じで、途中は完全に道路がぬかるんでいてまともに渡れないような場所もあった。ドイツ旅行でもっとも靴が汚れた日になった(他に道を選べばよかったのだが)。

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こうしてなんとかスタジアムに近づく。

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晴れているなかで、真っ赤なスタジアムは綺麗に映えていた。

でもほんと、周辺はなーんにもない。

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でもスタジアムショップはちゃんと営業していますので。

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と、こんな感じ。

帰りはちょっと違う道で戻ってみたのだが、畑が広がる、ほんとうに「のどか・・・」な場所であった。でもきっとそのうち風景も変わってしまうのだろう。

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で、中央駅に戻り、今度は徒歩でいけそうだったので、古いほうのホームスタジアム、ブルヒヴェーク・シュタディオンにいってみた。

グーグルマップに文字を入れてみた

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まぁ、歩けない距離ではないと思う。

マーティン・ルーサー・キング通りなんていうオツな名前の通りぞい。

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「え、フツーにこのスタジアムを使い続けるっていう方向性で、いいんじゃないの?」っていう印象である(笑)。

立地も含めて、雰囲気は悪くないし、立派な専用スタジアムだった。

練習場がきっと将来的にはコファス・アレーナのところにできるのかもしれないが(未確認です)、ここで練習が気軽に観られるうちに、武藤ファンは行っておくべきかもしれない。

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そしてマインツはグーテンベルグ博物館などにも立ち寄ったが、コンパクトな街ながら観光面でもとても充実した雰囲気のよい都市だった。

で、時間があまったのでたまたま「地球の歩き方」で紹介されていた聖シュテファン教会というところにもフラッと立ち寄ったのだが、

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この教会は戦争で焼けたあとの再建に際し、あのシャガールにステンドグラス制作を依頼したとのこと。ナイス人選!

この青いステンドグラスの煌めきは、教会という場所のもつオーラも含めて、幻想的な光りを放っていた。

これは自信を持ってお薦めできる場所なので、マインツ来訪の際はぜひぜひ!!

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この扉のデザインもグッとくる。十字架がガラスなんで、これもまたステキ。


 

 

 

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