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2017年4月19日

キャプテン、リーダー、レジェンド

モウリーニョのチームに負けた試合はテレビで見ていなかった(日本時間の日曜深夜0時キックオフは、私には寝ることを強いる状況だ)。
そして私が知らないうちにひどく順位が低迷していたバーミンガム・シティは、監督ジャンフランコ・ゾラの辞任を発表した。
その翌日、ゾラと同じチェルシーのレジェンドとなりうる選手の退団が、ついにアナウンスされた。
ぜんぶ、一気にきた。そんな感じ。

これは開幕直後から感じていたことだが、コンテ監督がチェルシーに来てやり遂げるべき大きな仕事のひとつが、「ジョン・テリーの花道をいかに作るか」であり、それは裏返すと「ジョン・テリーの不在にいかに適応させていくか」であったと思う。そしてその取り組みが現在の好成績につながっていったという意味で、コンテ監督の1年目は大成功だといえる。
そしてこのタイミングでの退団決定は、「キャプテンの有終の美を飾るために、リーグとFAカップの両方を絶対に獲りに行く」という声明でもある。このダブル達成に向けて、選手もクラブもサポーターも、あらためてギアを入れ直すことになった。

ともあれ、現役を続行する意欲を見せており、まだ終わっていないのである。ジョン・テリーがどういう選手であるのかは、むしろこれからの彼のプレー、新しい場所での立ち位置や姿勢をみてこそ、さらに分かってくる。そういう厳しさをあえて選んでいくJTに敬意を表したい。

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