17/18 新シーズンをひかえるチェルシーのご様子
たまたまインターナショナルチャンピォンズカップがシンガポールで開催され、時差がいい感じでアジア時間だったのでJ-SPORTSの生中継が観られた。立ち上がりにバイエルンに2点食らう展開だったが結果的に2点返して2-3まで持ち込んだ。負けたけど、この時期にしては良い練習試合。
思ったことを列挙。
・テリー退団後の時代を見据えて、あらたな看板ディフェンダー候補として個人的に注目してきた、ボルシアMGからのローン帰還組のクリステンセン君が先発だったので注目。センターバックの真ん中だが、当然ながらドイツでは味わうことのなかったであろう3バックゆえ序盤はリズムがつくれず、前半2失点の責任をしょいこむ感じ。まぁ、こんな変態みたいなチームでいきなりスムーズに入り込めるわけがないので、まぁ、長い目で見よう、長い目で。な?コンテさんよ。
(もし今日のデキでまたローンで外に出して、クラブにたいする気持ちを萎えさせるいつものパターンに入ると哀しいが)
・そのかわり後半から入ったダヴィド・ルイスが入るやいなや激しいプレーをみせて、「こーやって守んだよ!!」とクリステンセンにプレーで示すかのような神ぶり。なんかこう、このクラブにおける「影の番長」っぷりをますます発揮しており、この勢いはコンテ監督も納得するしかないのでは。まぁ、たしかにボヌッチ獲得の噂話には大いに一人で沸き立っていた時期もございましたが、ダヴィルイは思いのほかモチベーションが高そうで(笑)、まずは一安心。頼まれてもいないのに、かつ3バックであることを忘れて相手ゴール前まで攻撃参加するスリリングなセンターバックとして今年もチェルシーを支える。
や、支えるというか、周りのチームメイトがダヴィルイを支えているのか。そこの図式は今年も変わらずか。
・CLも闘う今季のチェルスキーにおいては、アスピリクエタとアロンソがもしケガで離脱したらその時点でゲームオーバーとなる仕組みなので(冷笑)、そんなヒヤヒヤのDF陣に新しく加わってくれるリュディガーにはとにかく期待。でもコンフェデ杯のせいで、チームへの合流は遅れているようで、どうなんだ今。・・・そうかと思ったら、ついこの間、どういうわけか千葉にきて市立船橋高校を訪れていたりする(笑)。ひょっとしたらすごくいい人かもしれない。
・同じく新加入のバカヨコも期待。バカヨコって名前が日本人的には覚えやすくてよい。その時点でキャラ立ちにおいては合格。たとえば「カンテ、バカヨコッ!」というボランチ・コンビでの並びを声にだすと、関西弁的にはなんとなく通じるようなフレーズが形成できるあたりもポイント。
・そんなバカヨコ獲得の伏線でもあったのだろう、マティッチの赤デビル移籍も発表された。モウリーニョ監督お気に入りの選手なので、これはまぁ、しゃーないなぁという気分。そもそもこれで2度目の退団になるわけで、そして今回は本当にお世話になりまくりだったから、「また機会があれば、ぜひウチで!」という感じで、あまり感傷的な気分にもならず。
・注目の新戦力モラタはこの試合、後半から登場。そつのないウマさを見せてくれた感じで、ボールキープとかも丁寧だし、なにより後半の得点シーンも自分がおとりになる気の利いたプレーでさっそく信頼感の向上を図ることに成功。ディエゴコスタが退団濃厚ななか、少なくとも計算できそうなストライカーが入ってくれたのは明るい材料。残念なのは見た目が薄顔なのでキャラ立ちの面で、もし街でバッタリ出くわしても誰にも気づかれなさそうな点か。
・その次の試合、インテル戦ではスタートからベストメンバーでいったけど、あっさり2失点してたりする件については触れないでおく。
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