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2020年1月12日

「サッカー中継で後半開始前にメインスタンドの出入り口から選手が出てくるときの映像で、背後に映るスタンドはわりと空席が多くなりがちな問題」について

後半開始前にピッチに選手が戻ってくるときは、テレビ中継の映像だと、かなりの確率でメインスタンドの客席を背景として、出入り口から選手が歩いてくる様子がカメラに捉えられることが多い。

そのとき、わりとスタンドの空席が目立ちがちなのである。

もちろん、それを「いけないことだ」と言うつもりはない。そもそも、とくに気にするべき問題でもないのだろう。

ただ、いつもなんとなく意識してしまうのである。どっちかというと、ハラハラしながら。「試合は熱い展開なんだけど! 後半始まるけど! 張りつめた表情の選手たちがピッチに入ってくるけど! でも、メインの客席ガラガラ!(一瞬だけ)」

ワールドカップのような注目度の高い試合にその傾向が高いと言えそうだが、いわゆるメインスタンドにはスポンサーがらみの招待客だったり、いろんなゲストが座っていることであろう。そしてハーフタイムの間には何らかのおもてなしがされていたりするだろう。
(ここで「だろう」というのは、私が実際にそういう場を味わったことがないからである。この点においてはすべて自分の想像で考えるしかない)。
もちろん、高いチケット代金を支払ったであろう一般客も多く含まれているのだが、おしなべて後半開始前には、座席についていないことが多い。

 たとえばイングランドあたりでも、メインスタンドに限らず、あちこちの座席は後半が開始しても人がまばらだったりすることが多い。これはイングランドの厳格なルールによって「スタンド内にはビールを持ち込めない」というのがあり、「スタジアム内の売店でハーフタイム中に飲みまくるサポーター(そしてトイレが混みまくる)」が多いゆえの現象だろうと思える。

 そんなわけで、後半開始直前のメインスタンドの映像には、その試合の重要度や緊迫度とは裏腹に「なんだかスカスカ」な様相を見せる可能性がいつも高いわけだ。できることならその場にいたかったと思うテレビ視聴者としての私は、そのスカスカな座席にコンマ数秒ほど思いを馳せてしまうわけである。なのでそこに思い煩うことがないよう、メインスタンドの客に関しては以下のような可能性があることを我々はいつも考慮しておくしかないのだ。
 
 *もし本当にハーフタイム中に「ゲスト向けの特別なおもてなし」があるのなら、よっぽどそっちのほうが面白くて時間を費やす価値があるのだろう
 *ハーフタイムがいつ終わるかよく分からないので座席に戻るタイミングを失っているのかもしれない
 *あまりサッカーに興味がなくて、つまらなくなって帰った人が多いのかもしれない
 *あまりにサッカーに関心がありすぎて、前半の内容について熱い議論を闘わせているのかもしれない
 *単にトイレがものすごく混んでいるのかもしれない
 
そういえば元旦の天皇杯決勝(ヴィッセルおめでとう)でこけら落としされた新国立競技場もトイレ設備だったり、客席のあいだを通る導線の細さなどの不満が指摘されていて、この「一瞬客席ガラガラ問題」は起こりえそうである。たぶんスポーツ観戦趣味はまったく無かったのであろう隈研吾には吹田のパナソニックスタジアムを見に来てほしかった・・・最低限の予算で建てると、よけいなモノがそぎ落とされて、逆にそれが観やすさにつながって「あぁ、あとはトイレと、通路のアクセスさえ充実させたらいいんだな」と気づいてくれたかもしれない。

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