サッカーと青竹踏みとクレカ
ずいぶんとブログを書いていなくて、この冬のあいだプレミアリーグもあまりちゃんとフォローできておらず、正直にいうと「観客のいないサッカースタジアム」が、これほどに「観続けようという意欲」を削いでいくものなのかと感じている。静かな環境でも必死に闘うピッチ上の選手の動きをしかと見届けるべきなのだが、どうしたって、それに呼応して叫んだり歌ったりする人々の熱量が、本当に大事だったのだと痛感している日々である。むぅ。
コロナ禍のままついに一年経ってしまったが、本当に今年はとくに日々の過ぎるのが早く感じられて、もうJリーグも開幕するわけだから、なんだか気持ちが追いついていかない。
JのオフシーズンはDAZNでやっていた中村憲剛の引退特番に深く感じ入った。もともとすごい選手だということは当然分かっていたけど、キャリアの終盤で前十字靱帯損傷をやってしまい、「これで引退までの道筋ができた」という考え方に切り替えてリハビリに取り組む日々と向き合っていったという姿勢に、こんなに引退に向けて凄みを増していった選手ってそうそういないよなぁと、ひたすら感銘を受ける。
あと、番組ではオシム氏のコメントも紹介されていて、中村憲剛にはこれ以上ないぐらい最上級の賛辞を寄せていて、あまりにホメまくってるから、つい「遠藤保仁と中村俊輔が引退したときにオシムさんは何て言うんだろう」と余計な心配までしてしまったほどだ。
そんなわけで、今後もサッカー界のためにいろいろな活躍をされるであろう中村憲剛のこれからに期待大(もっと生でプレーを観ておくべきでした、はい)。ちなみに「期間限定受注販売」で展開されていた引退記念グッズ「麻生の青竹踏み」を自分なりに気持ちを込めてオーダーさせていただいた。このあたり、さすが川崎フロンターレの面白さが発揮されている・・・青竹踏みが公式グッズになるサッカー選手は未来永劫もう現れないんじゃないか(笑)。
▲9月に届くらしいので楽しみ。いつかご本人にこれ持っていってサインをいただくという新たな夢が生まれた(笑)。
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その他、サッカー的なよもやま話として・・・
近頃、やたらといろんなお店で会計のときに「楽天カードをお持ちですか」と聞かれるので、根負けして(?)カードを作っておこうかという気持ちになってしまった。マーケティングとしては完全にカモにされているわけだ。
で、うっすらとは予想していたが、調べるとFCバルセロナをモチーフにしたデザインも選べるのである。私はそこまで熱心なバルサのファンでもないが、それなりにリスペクトはしているクラブであるので、どうせカードを作るならバルサのデザインにしようと思った。
この2種類。
うん、まぁ、こんな顔の濃い5人が並ぶカードを持ち歩いてもねぇ、っていう気分になるわけで、おのずと右側のシンプルなエンブレムのタイプを選んだ次第。そこはネタに走らなくていいと判断した。なぜならこのカードは日々のお買い物でレジの店員さんに見せなきゃならないわけだから。
で、実際に届いてみてあらためて思うのは、今回のデザインの背景における赤と青の配色が、ちょうど90年代後半から2000年代初めの頃のユニフォームに見られた「くすんだ色調のラメっぽさ」があって、「そうそう、これこそがFCバルセロナだよな」と納得できる雰囲気で、そこは気に入った。「バルサは、ちょっと陰りがあったほうがいい」というのは私の持論である。
でもカードの有効期限が切れて新しいカードに更新しなきゃならない頃には、果たして楽天はふたたびFCバルセロナ柄のカードを発行してくれるのだろうか。そういう意味ではコレクターズアイテムっぽさを感じさせる。
あと、いろいろ調べるとJリーグの各クラブでもさまざまなクレジットカードが発行されていて、応援しているチームのカードが作られているのはうらやましい(チェルシーFCカードって海外にはあるようなのだが)。
そんな私はセゾンカードの日本代表バージョンを長らく愛用している。
使ったぶんだけ、日本代表の強化資金にも回っていくという触れ込みなので、これもまたファンの心理を巧みに利用してくるわけで。
でもせっかくなので、もっと大胆なデザインで攻めてほしい部分もある(だからといって森保監督のドアップとかは辛いが)。
▲そしてヴィッセル神戸公式ではこのようなデザインも選べて、これはこれで貴重な1枚かと(笑)。
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