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2021年6月 6日

ブレーメンにはいつか住みたいと思った:スタジアムめぐり旅2014・ふりかえり(その8)

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ブレーメンの中央駅で撮影した、情報量が多い写真。駅のなかを自転車を押して歩く家族(自転車に連結したベビーカーもかっこいい)もさることながら、光の加減で分かりにくいが、天井からヴェルダー・ブレーメンのDFB杯制覇の歴史(過去6度優勝)を誇る垂れ幕が掲げられていた(ひょっとしたら裏側はブンデスリーガの優勝記録が描かれていたのかもしれない)。

駅でそういうバナーが掲げられていること自体が、この街の「熱さ」を伝えている気がした。

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駅近くの手頃なホテルを予約。
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部屋には壁いっぱいにカラフルなビジュアルが施されていて、よくみたら、
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「ブレーメンの音楽隊」が描かれていて、こういうのは心和む。よく考えたら音楽隊の物語のおかげで、幼少期に最初に覚えたヨーロッパの都市名は「ブレーメン」かもしれないと、このとき思った。

まずはスタジアムを訪れるべく、中心地から路面電車でちょっと東に移動。

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静かな住宅街に到着。でも試合の日は賑やかだろうな。
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こういう個人商店っぽいファンショップがあったりする街は、熱狂的なサポーターが多い証拠だと思える。
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スタジアム周辺にあった軽食レストランないしパブっぽいお店。

しばらく歩くと、ヴェーザー・スタディオンへ到着。
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この外壁の感じが独特で、照明灯の形もなんだかちょっと可愛らしさを感じさせる。
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裏手に回ると、すぐそこはヴェーザー川となる。
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その静かな流れが、すごくのどかで良かった。
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チェルシーとの親善試合の告知が柱にうまくデコレートされていた。

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こちらはサポーターによる年季の入ったステッカーまみれの柱。

そしてスタジアム内部に併設のファンショップへ!
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オシャレな空気感!

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ちょっと古いポスター貼りまくりコーナー。

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ユニは当然しっかり販売。

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女子向けカジュアルも充実(暗めですいません)

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ここでも子どもたちの集団が遠足っぽく来ていた。

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飾られていたモノクロ写真たちが、どれもすごくいい味だしていて、欲しいぐらい。

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この下に写っている「You'll Never Walk Alone」をかたどった黒いTシャツは即決で買った。今も夏場によく着ている。

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そしてこれですよ!「背番号をプリントするコーナー」の、このシンプルながらもカッコ良すぎな雰囲気が!!
なんか、さすが「ドイツ」だと思った。空間演出がうまいよなぁ。

そして最もグッときたポイントが、服の試着コーナーだった。
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中もよくできていて、サッカー選手のドレッシングルームのような雰囲気。
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で、写真が暗くて恐縮だが、壁面にはレジェンドの残した言葉みたいなのがさりげなく印刷されていて、こういう感じはものすごく好きだ。
ちなみに今回の記事を書くにあたって、あらためてこの写真に書かれたセリフはなんだろうかとウェブ翻訳ツールで調べてみたら・・・

WENN DER BALL AM TORWART VORBEIGEHT, IST ES MEIST EIN TOR.

「ボールがGKを通過すると、
たいていはゴールになります。」

とのことで、「お、おぅ・・・」ってなった(笑)。

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そしてクラブのエンブレムと同じ、ひし形のレジカウンターがまたカッコ良かったのだが、あらためてこの写真をみると美人の店員さんを写真に収めたかったがゆえに撮影した可能性が高い。

ブレーメンはその後、大迫勇也が加入することになり、ますます親しみがわくことになるのだが、このファンショップの雰囲気の良さがずっと印象的で、すっかりドイツのクラブでもお気に入りの存在になった。川沿いに静かにそびえるスタジアムで、ぜひいつか試合を観てみたいと願う。

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で、サッカーだけでなくブレーメンの街そのものも素晴らしかった。ここでも特に旧市街エリアはやはり見ごたえがあった。

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音楽隊の銅像。物語では結局ブレーメンまで到着しなかったわけだが、彼らはここにずっといて、観光客はみんな馬の前足を触って幸運を祈るのであった。

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この「狭い路地が密集してできあがった古い都市」の雰囲気が良くて、迷路を歩いて散策する感じが楽しかった。

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そしてもうひとつブレーメンでの想い出として、たまたま自分のホテルの近所で、フリーマーケットが開催されていたのであった。
旅先でフリマに出くわすのはラッキーだと思えるので、このおかげで急きょ予定を変更し、半日ぐらいここでウロウロすることとなった。
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グッときたのは、物品の陳列については「ザックリしすぎ」であったことだ。
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もう雨が降ろうがどうなろうが構いませんっていう、この雑多な陳列っぷり。見ていて爽快感すらただよう。
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真ん中あたりに写る、青いギザギザ模様の計量カップを衝動買い・・・。

こうしてすでに買い物にたいするモチベーションも上がりまくりであるが、このブレーメンを拠点にして、翌日はこの旅最大の目的でもあった、ハンブルグへと向かうのであった。


<おまけ>
旧市街地で出くわした、ファニーなキャラクターたち。
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