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2021年7月

2021年7月10日

ハンブルクでまずは青いエンブレムのチームを訪ねる:スタジアムめぐり旅2014・ふりかえり(その9)

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ブレーメンから日帰りハンブルクの旅へ。

今思うと「なぜ日帰りにしたのか、なぜハンブルクほどの大都市でじっくり滞在すべく宿泊を考えなかったのか」と自分にツッコミを入れながら振り返っているのだが、当時のメモ帳を見るとこのブレーメン滞在中にも今後の旅程プランをあーだこーだと練り直している痕跡があり、そこに
「やりのこしたことがあったほうが次回へのモチベーションにもなる」
と、わざわざ書いてやがる・・・。ええ、再訪したいモチベーションなんて常にオールウェイズありまくりですよ、こんなコロナ禍だとなおさら・・・。

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わかりにくいけど、港湾都市に来た! っていう瞬間。格好つけてモノクロモードで撮影してます。

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中央駅に到着。
ハンブルクはなんといってもあのザンクト・パウリFCがあるわけだが、その前にまずは彼らの宿敵でもありドイツを代表する正真正銘の名門クラブであるハンブルガーSVを訪れないといけないだろう。

当時はImtec Arenaと呼ばれていた本拠地は、中心街からさらにSバーンの電車に乗って北西のところにあるStellingenという駅が最寄りだった。大きなスポーツ公園といった雰囲気で、そこからちょっとしたハイキング気分でけっこう歩く。

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▲なぜここにわざわざステッカーを貼るのだ・・・
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Imtec Arenaに到着。高名な港町だからどことなく「船っぽさ」を感じさせるデザインなのは気のせいか。
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この当時はブンデスリーガ1部在籍記録が(当然のように)更新中であり、その後酒井高徳がやってきてキャプテンになったり、そして大不振のあげく2部に落ちていくことになろうとはまったく想像もできなかった頃である。

で、スタジアムの前には、唐突ぎみではあるが
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巨大すぎる足形の像が設置されていた。

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クラブのレジェンドであるウーヴェ・ゼーラー氏を顕彰するものだった。
「それにしても、足だけですか・・・!」と思わずにはいられない。本人の希望だったのだろうか。なかなかありそうでないアプローチではないかと。

そしてこの日は土曜日だったのだが、スタジアムのすぐ目の前では、トップチームが練習を行っていたのである。
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そこではラファエル・ファンデルファールトが目の前で動いていた。やはりパッとみて「あ!」と分かるオーラがあったのだ。若い頃からオランダ代表で注目されていたアイドルだったが、結局ケガとかで不運なキャリアを送っていたイメージがあり、その姿をここで拝むことができるとは・・・と思った。あと、元アーセナルのヨハン・ジュルーもいた。知らずに訪れたタイミングで彼らの練習が見られてラッキーである。
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このときの写真をあらためて見返して気づいたのだが、練習場とお客さんの間には金網などがなくオープンな距離感で、観ているほうも緊張感を持っておかないといけない。あと、このときは8月の中旬だが、お客さんの装いをみるにつけ、いかにヨーロッパの北が寒々としているかがうかがえる。

もうすこしゆっくり練習を見ておきたいところだが、なにせ日帰りの旅程なので、いそいそとスタジアム内のショップに向かう。
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やはり人気者のファンデルファールトはこういう業務もこなす。

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ミュージアムやスタジアムツアーもある。今回はなくなくあきらめる。

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ショップに入ってまず目をひくのが、店内の奥がガラスばりになっていて、
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こうしてピッチが広々と見えるようになっていた。試合の日はどういう感じになるのだろう。

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ユニフォームの赤白と、エンブレムの青色がいい感じのエプロン。

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自転車もあった。

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ショップの近くにはカフェ・バーのスペースもあって、ここも開放的な窓からはスタジアムの様子がよく見えて、いい雰囲気だった。

やはりHSVはビッグクラブであった。そしてこれから向かうザンクト・パウリはそういうゴージャスさとは対極にありそうなイメージではあるが、それはそれで特徴が良く出ていて面白かったわけである。

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▲エンブレムが単純すぎて面白みがないのだが、こういうメガネを作るにあたっては、とても映える?のであった。

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