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2025年2月

2025年2月25日

2025大阪マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」実施報告:極寒のなか過去最多500名を超えるサカユニランナーが駆け抜ける!

Tosubaby
▲この日はかわいらしいウィントス君もやってきてくれました!ありがとう!

2025大阪マラソンのサカユニランナー応援(調査)企画は無事に終了しました。走られたランナーさん、そして応援をご一緒いただいた皆様、おつかれさまでした。。。

Samui

ということに尽きましたね。
雪がふったりやんだりのコンディションでどうしようか迷いつつも、いつもの橋の上で待機していましたが、凍えましたね。

で、スタート前にツイッターXをみていると、この日エントリーしていた京都サポの“裸足ランナー”DAIceさんは

---

この寒さで裸足ランナー他にいるだろうか

普通に考えてやめた方がいい

雪予報はヤバい

スタートでサンダル脱ぐ気になれるかどうかが第一関門かも

---

と、句読点も打たないスタイルなのでなおさら
「詩歌か!?」
と思わせるノリでジワジワきていたわけです。
たしかにこの寒さでは厳しいのでは・・・と思っていたわけですが、

Daice1

無事に我々の待機していた40km地点までたどり着き、

Daice2

いつものように裸足だったわけで、いやはや「狂気の左サイドバック」というのはこういうことを言うのかと(違う)。

そんな寒さとの闘いとなった大阪マラソン、おなじみセレッソ大阪サポランナー・ねこじし氏は名古屋でのグリーンデイのライブから夜行バスで帰った直後にもかかわらず、今回もスタート前のJリーグ支部活動を朝8時すぎに2回も主宰し、お手製バナー(名古屋にも持っていってたらしい)をランナーさんに配布してからの応援企画参加ということで、ご苦労様であります(元気すぎる 笑)。つくづく、このバナーを掲げて応援ポイントを通り過ぎるというのも、私たちへのエールに感じられて、かつ「探しやすい」というありがたさもあったりします。

Cerezot
▲この日もバナーを掲げて爽やかな笑顔で走って行ったTさん。

バナーといえば、、、奈良クラブサポランナーのたらいさん、今回もキメてくれました。

昨年末に書いたこのブログの記事(こちら)で、毎回こうして応援企画の報告の際にランナーさんの写真をまとめてドライブで共有させてもらうにあたり、「ランナーさんのゼッケンの数字部分だけを狙ってモザイク処理を自動的にかけてくれるようなソフトウェアを思い切って外注して作ってもらった」、という話を書いて、記事のオチとしては「ゼッケンの数字部分だけでなく、ねこじしさんが作ったバナーの中身までなぜかモザイクがかかるように判別されてしまう」ということがあったわけですが・・・











Tarai1
Nandeyanen

最初からwwwモザイクかよwww
このブログのためだけの渾身のネタ(笑)

Tarai2

裏返すとこんな感じでして、予想の斜め上を超えるネタを仕込んでのマラソン完走(そしてそのあと応援企画にも来ていただき)、おつかれさまでございました。。。いやぁ、ジワジワきます。

Sanf
▲バナーだけでなく、こうしてクラブに由緒あるリアクションで応じてもらえるのも嬉しいですね(そもそも体力的にものすごくキツい状況であるにも関わらず、ほんとこういうのは感服しかないですが)。

他にはこんなこともありました。

Okubojef
▲大久保嘉人氏が今回大阪マラソンに挑戦していたようで、「大久保だ!」と認識した途端、セレッソ大阪サポとしてねこじしさんは大久保のチャントを熱唱し、そして残りの我々は大久保のことを横目でみつつも、ジェフ千葉のユニフォームをすぐに見つけてしまうので、とっさにチャントを唱和するという、こういうカオスな状況もまた、応援企画の現場の醍醐味でもあります。

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さてお待ちかねの「本日のVAR判定」であります。現場でどうしても分からなかったユニフォームで、かろうじて写真記録が残っているものについて、特定を試みるものです。

まず1件目。
このあとで各チームごとのランナー数の集計結果を発表しますが、応援の現場ではこの日のJ1クラブにおいては「ヴェルディとゼルビアの東京の2チームは走っていなかったねぇ」となっていたのです。ところが、

Var_verdy

帰宅して写真を見かえしていたら、東京ヴェルディのユニランナーさんが遠方に確認できましたので1名追加します!
(見つけられず、くやしい)

2件目。
2var_celtic

走り去っていく動きによってエンブレムがどうしても判別しにくいことがあり、VAR判定に持ち込んだ次第です。
こちらは2002-2003シーズンのセルティックのアウェイでした。ヴィンテージ!

Var_celtic-awayjpg
▲で、これと似たエンブレムで走っていたランナーさんに「セルティック!?」というと「違う」といったリアクションをしたまま走り去っていったので、しばらく思い返すに「あれはセルティックではなくて、ギリシャのパナシナイコスだったかも」という判断をして集計に加えた次第です(でもちょっと自信ないです)。
Tabun

3件目。
Var_cdpalencia01

これは以前からも登場していて、そのつど話題になるのですが、いざ現場の状況ではマニアックすぎて思い出せないわけです。
これはスペインのCDパレンシアというクラブが発表した『進撃の巨人』みたいな筋肉イラストユニ。(有名クラブのある「バレンシア」ではなく「パレンシア」です。「バ」ではなく「パ」なんですよね)

Var_cdpalencia

この記事)の当時は4部リーグに相当するテルセーラ・ディビシオンにいたようですが、いまどのディビジョンなのか調べてもスペイン語が読めなくてよくわからない・・・

4件目。
Var_cd_lugo

よくみたら、ビールがグラスに注がれた状態をそのままユニフォームにデザインした感じになっておりまして。
で、これもスペインの下部リーグ、CDルーゴというクラブのユニとのこと。

Var_cd_lugo_2014_special_edition_footbal

メインスポンサーがエストレーリャ・ガリシアというビール会社ということで。

どちらもスペインのマイナーなクラブですが、斬新なデザイン性により? 日本でもこうして着用されているわけです(本気でクラブを応援するサポーターである可能性ももちろんありますが)。

5件目。
Var_pumas

このシンプルかつキャッチーなエンブレムのユニもよく見かけるわけです。この機会に覚えておきたいのですが、なかなかその場ではつい名前がスッと出てこないのが中南米系のクラブに多かったりします。

Var_pumas-away

メキシコリーグ1部、UNAMプーマス。愛称の「プーマス」だけでもよさそう。なお正式名称は「クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル」ということで、画像のユニは23-24シーズンのアウェイとのこと。
(それにしても、プーマスなのにプーマじゃなくてナイキなのね・・・と)。

6件目。
Var_fcseoul

先日の京都マラソンにつづき、韓国Kリーグがやってきました。FCソウルです。

Var_fcseoul40th

2023年シーズンのホームユニで、クラブ創設40周年を記念したものとのこと。かっこいいです。

7件目。
Var_dynamo-kiev

スポンサーロゴも隠れていてシンプルすぎるユニフォームなので、つい応援現場のところではスルーしてしまいがちですが、エンブレムをみてディナモ・キエフかなーとその場で思っていたら、合ってました。

Var_dynamo-kiev-1819-away-kits

実際にはそもそもスポンサーロゴがないという、超シンプルなデザイン。
そのうえで改めてランナーさんの写真をよくみたら、帽子のところやインナーもウクライナ国旗をモチーフにしたような配色であることにも気づかされて、このウェアを強い意識のもとで着て走っておられることがうかがえるわけです。

8件目。
Var_sweden01

これも、現場では「たぶん、スウェーデン代表ユニ?」と判別したのですが、念のためにVAR確認をとりました。

Var_sweden

2024年EUROでのスウェーデン代表セカンドユニでした(去年のユーロぜんぜんチェックしていなかったんですよね・・・)

9件目。
Var_swhnishinomiya01

こうして、ねこじしさんがひたすら凝視して「これって何のユニ!?」となっている様子がたまたま写真に残っていました。この場にいるとみんなこんなノリになっていきますよね。

Var_swhnishinomiya02

で、この画像を手がかりに調べてみたところ、「SWH西宮フットサルクラブ」だと知りました(こちら)。男女チームがあって、女子は日本女子フットサルリーグ24-25シーズンに優勝していたのですね。

ラストの10件目。
2var_corniche01

こういう状況では、当然ながらジェフ千葉へのチャントやコールに勤しむので、つい他のランナーさんに目配せすることがむずかしいわけです。このケースも写真を見返してはじめて隣にいる水色のユニフォームに気づいた次第です。

2var_corniche02

直感的には南米のグレミオを連想させる「水色/黒」の配色なのですが、胸のエンブレムがどうみてもサントスFCで、そこで「??」となったわけです。サントスのエンブレムもよくみたら何かちょっと違う感じもするし、写真の解像度の限界があり「本当にサントスなのだろうか」とモヤモヤしながら、しばらくのあいだずっと「サントスが過去にグレミオっぽい水色系のユニフォームや練習着などをリリースしたことがあるのか?」と時間をかけて調べてみたのですが、何も手がかりは得られず。

で、今回の場合はその方向性から探したのが間違いで、素直に胸スポンサーから調べるべきでした。

Var_corniche03

地元関西で不動産業を営む「株式会社コーニッシュ」という会社が運営している「Futsal Club Corniche1992」というチームのユニフォームということでした。

(・・・ええ、ここまで調べ尽くした自分を褒めてやりたい気分です)

企業でフットサルチームを持って、それで大会に出たり自分たちで大会を主催していたりするようで、直近の記録はコロナ前のところで止まっていますが、(このページ)では過去に獲得した賞品まで律儀に記載されていたりします。明神智和サイン入りユニフォームとか。

えーと、今回のユニフォームランナーの集計結果に入れるべきかちょっと迷ったのですが、せっかくなんでカウントさせていただきます(笑)

VAR判定は以上です!
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そうやっていろいろ調べたクラブを含めて、この日のランナー数の集計結果の発表でございます。

【J1】
ガンバ大阪 92
セレッソ大阪 72
ヴィッセル神戸 29
京都サンガ 23
サンフレッチェ広島 23
ファジアーノ岡山 13
名古屋グランパス 12
FC東京 9
浦和レッズ 8
川崎フロンターレ 8
清水エスパルス 5
柏レイソル 5
アビスパ福岡 4
アルビレックス新潟 3
横浜Fマリノス 3
鹿島アントラーズ 2
湘南ベルマーレ 2
横浜FC 1
東京ヴェルディ(VAR) 1

今年の「大阪ダービー」の結果は、ガンバ大阪が大差をつけて92名ものランナーさんが参加されていました!

過去4シーズンの記録をみると、
2024年 セレッソ 68 ガンバ 46
2023年 セレッソ 77 ガンバ 67
2019年 セレッソ 68 ガンバ 64
2018年 セレッソ 47 ガンバ 67
ということだったので、2018年大会以来のこととなりました。

ほかにはファジアーノ岡山の12人という数字も印象的です。J1昇格の勢いそのままに、たくさんのランナーさんがユニを着ることを選んでいるんでしょうか。

【J2】
徳島ヴォルティス 8
ジュビロ磐田 7
愛媛FC 7
北海道コンサドーレ札幌 6
サガン鳥栖 5
ジェフユナイテッド千葉 4
モンテディオ山形 4
ベガルタ仙台 3
ヴァンフォーレ甲府 2
ロアッソ熊本 2
レノファ山口 2
大分トリニータ 1
カターレ富山 1
FC今治 1
V・ファーレン長崎 1
いわきFC 1
藤枝MYFC 1

J2もかなりバラエティに富んだクラブが出場していました。あともう少しでコンプリートでしたね。
特に、藤枝MYFCはおそらく初めてお目にかかったかと思います。

Rare_myfc
▲10年以上この企画をしてきてなかなか今まで出会うことがなかっただけに、自分のほうでは勝手にテンションがあがりました(笑)

ちなみにこの日の「サッカー部門」では、コンサドーレ札幌のユニランナーさんが1位と2位で40km地点を激走していったのでした。

Top_20250225182501
▲折り返し地点から反対側を走る先行ランナーたちを逐一チェックしていたのか、我々のところに来るや「1位ですよね!?」と質問されたわけですが、あとでよく考えるとこのブログを通じて我々がいつもサッカーユニフォーム姿のランナー数を集計していたり、「サッカー部門」を勝手に設定していることを「知っている」からこその「1位ですよね!?」の問いかけなんですよね。そういう意味では味わい深いセリフでした。とはいえ「サッカー部門1位」でも、このブログで讃えられること以外何も公式的には得られるものがないので、ただひたすら恐縮です(笑)。

【J3・その他】
ギラヴァンツ北九州 6
松本山雅 5
奈良クラブ 4
FC大阪 3
鹿児島ユナイテッドFC 3
ツエーゲン金沢 2
AC長野パルセイロ 2
FC琉球 2
ザスパ群馬 1
FC岐阜 1
INAC神戸レオネッサ(WEリーグ) 3
スペランツァ大阪(なでしこ1部) 1
SWH西宮フットサルクラブ(VAR) 1
Futsal Club Corniche1992(VAR) 1
漫画『ブルーロック』 1
やべっちFC 1

こちらも味わい深いリストです。ギラヴァンツ多い! 何があったんでしょうか!?
最近よくきく『ブルーロック』はすいません、私は未読でして、ウィキペディアでみてもいまいちチーム名をどう書いていいのか分からないです(笑)。

【海外クラブ】
アーセナル 10
バルセロナ 7
レアル・マドリード 7
リバプール 5
パリ・サンジェルマン 4
ASローマ 4
チェルシー 4
インテル 3
ユベントス 3
マンチェスター・ユナイテッド 2
ACミラン 2
ブライトン 2
マンチェスター・シティ 2
トッテナム・ホットスパー 2
バイエルン・ミュンヘン 1
ボルシア・ドルトムント 1
ニューカッスル・ユナイテッド 1
ハンブルガーSV 1
パナシナイコス(自信なし) 1
グレミオ 1
オークランド・シティ 1
セルティック(VAR) 1
CDルーゴ(VAR) 1
CDパレンシア(VAR) 1
UNAMプーマス(VAR) 1
FCソウル(VAR) 1
ディナモ・キエフ(VAR) 1

ここにきてアーセナルの人気が復調の兆しです(冨安はケガがちで心配だけど)。
ローマの多さも最近気になるところです。
オークランド・シティは、ねこじしさんがレース前の決起集会で見つけたランナーさんで、森永の「ハイチュウ」がスポンサードしている縁で着用したとかで、事前にその話をツイッターXで知り得たので待ち構えることができた次第です。
【ちなみに:ニュージーランドには「オークランド・シティFC」のほかに「オークランドFC」が別にあって、「シティ」は国内リーグに所属しているけど、「オークランドFC」はオーストラリアのAリーグに属していて、レッズから移籍した酒井宏樹がいるのは後者のほうとのこと。知らなかった・・・ややこしいわ!】

【代表チーム】
日本代表 37
フランス代表 4
アルゼンチン代表 3
イタリア代表 3
タイ代表 3
ベルギー代表 2
スペイン代表 2
イングランド代表 1
クロアチア代表 1
ブラジル代表 1
ガーナ代表 1
ミャンマー代表 1
ドイツ代表 1
コロンビア代表 1
ユーゴスラビア代表 1
スウェーデン代表(VAR) 1

前回の京都マラソンの報告記事で書いたおかげで、タイ代表のエンブレムを皆が覚えた甲斐がありました(笑)。

そして、「訊けるタイミングがあれば、積極的に『それ、どこ!?』と声をかける作戦」も功を奏しました。ミャンマー代表とガーナ代表は聞かなければなかなか分からないわけで。

Myanmar
▲ミャンマー代表

Ghana
▲ガーナ代表

・・・そんなわけで、サッカーユニフォーム総数では541名。これは2023年大会の464名を上回る数字です。
エントリー総数を34,000人とすると、「約63人に1人の割合」となります。この近年のサカユニランナーの増加っぷりには驚かされるばかりです(応援の現場はますます慌ただしさが増してきますが・・・!)。
【追記】その後、大会公式記録では出走者総数32,727人だったので、再計算すると約61人に1人の割合となりました。

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で、今回も浦和サポの同僚mizuix氏が撮影した高品質な写真と、私がカンを頼りに撮っている写真を、マイクロソフトのOneDriveで共有させていただきます(こちら)。
先に書いたとおり、「自動的にモザイク処理をかけるソフト」を使っているものの、オリジナルなソフトウェアのため、一部モザイクがかかりきっていないものがあるかもしれません。そして、どうしてもスポンサーロゴのほうまでモザイクがかかるケースが多いです(バナーもしかり)。
もし写真掲載に問題がありましたら、お知らせください。

さて、これで無事に24-25シーズンの関西4大マラソンでの応援企画が幕を閉じました。
現場でも「東京マラソンも応援にいったらどうか」みたいな話をよくしますが、この2連チャンのさらに次の週の開催なんですよね・・・(笑)
でもガチで集計をやってみたら、どういう数字になるのかはすごく興味あるところです。

Thanks
▲寒いなか、お集まりいただきありがとうございました! また来シーズンもよろしくおねがいします!
【そしてこの写真のほかに今回は、浦和サポランナーのIshiyamaさん(前日に姫路城マラソンを走った!)、鳥栖サポでお久しぶりのサGN子さん親子、そしてガンバサポの方(お名前うかがえてなくてすいません!モフレムの手袋?がグッときました!)にも来ていただきひたすら感謝です! いつもこの応援企画の実施中はユニランナー探しに躍起になるため、ちゃんとご挨拶ができず申し訳ありません!!】

Jリーグ最後の春秋制がどうなるかを見守りながら、また次のマラソンシーズンでみなさんとお目にかかるのを楽しみにしておりますっ!

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2025年2月16日

2025京都マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」実施報告:京都サンガのサポランナーが71名も走り抜ける!!

今年も京都マラソンでのサカユニランナー応援企画にたくさんのサポーターのみなさまにお越し頂き、ありがとうございましたぁぁ!
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▲終わったあとの集合写真。このほか、途中まで奈良クラブサポのたらいさん・けいしさんが試合にも関わらず駆けつけていただいたり、サンガサポのDaiceさん、そして今回初めて応援企画の現場に、親子連れで湘南サポの方も来ていただけて(ほとんど絡めずにすいませんでした)、かなり色とりどりのバラエティに富んだ布陣となっていました。

さて今大会では、セレッソ大阪サポ・ランナーのねこじしさんが、「谷口キヨコさんに捧げるブラヴォー!のバナーは実は私が作ってました」をゴール地点で本人にネタばらしをする(そのためだけに出走する)ということで、私もなんだか終始ソワソワする展開となってました。

Nekojishishigotoshiro
▲そんな状況下でねこじし氏を待ち構える、たらいさんのバナー芸。

なので今回はタイムを狙った走りをしないねこじしさん、それでもだいぶ早い時点で我々のいる30km付近を通過し、そして我々に向けてもネタを仕込んでいた模様。

Nekojishi01

Nekojishi02

Nekojishi03

Nekojishi04

「チコちゃんに叱られる!」ときましたか。。。(笑)「ブラヴォー!」って讃えているバナーを掲げてきたのだから、特にご本人から叱られることはないんじゃないかとも思えますが、きっとねこじしさん的にはキヨピーから叱られたいんですね、ええ、わかります。

で、その後順調に走り抜いてゴールしたねこじしさん(4時間きってたらしい)からは、いざゴール地点のMCブースで「ブラボーのヤツ配ってた本人です」バナーをかかげるも、案外ご本人からは薄いリアクションだったようで「ダダ滑り」という反省コメントがツイッターXでつぶやかれており・・・

Petercrouch001

まぁ、引き続きネタを繰り出していきましょうや!!

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さて今回、一通り応援が終わったあとに「今日はVAR判定の対象は少ないと思う」と口走っていたのですが、帰宅して写真を見かえしていて、それがまったくの思い違いだったことを知りました。たくさん案件があります。

Var02

はい、これは「タイ代表チーム」のウェアでして、前回の神戸マラソンでもみかけたのですが、なかなか覚えきれていませんでした。エンブレムが独特なんで、これを機にしっかり覚えておきたいと思います。
Thailand_national_football_team_logo_mar
▲不思議な図形。

Var03

単なる黒いウェアかと思ったのですが、袖口にセリエAマークが!(写真をみてはじめて気づいた次第)
ということで調べたのですが、一番新しいユベントスのサードユニフォームだった模様。なおこのランナーさん、背中にはポルトガル代表選手「フランシスコ・コンセイソン」の7番マーキングを施しており、ガチなサポーターでした。

Juventus2425thirdkit-2
▲もはやサッカーというよりも普通にオシャレな高級ポロシャツみたいで。

ポルトガルつながりでいくと、こんなネタも。

Var05

現場ではこのとき、つい「セルティック!」と叫んでしまいました。でもこのランナーさん、ひたすらエンブレムをアピールして走り去っていったので、よーーーく見返したら、これは「スポルティング・リスボン」でした!! スコットランドやない!!ポルトガルや!!ごめんなさーい!!

Sportinglisbon
▲日本人所属歴でいうと田中順也がいたクラブですね。ちなみに今回調べて初めて知りましたが、「スポルティング・リスボン」として知られているはずが、正式名称は「スポルティング・クルーベ・デ・ポルトガル」らしく、スポルティングと呼ばれるのは「誤解」であり「正したい」とクラブは思っているとのこと。

Var04

このユニフォームは、フットサルのFリーグ、ボルクバレット北九州でしたー! Fリーグぜんぜん分かっていません!
Bork
▲ちょっと前の写真を発見。松本零士先生にユニフォームを寄贈したというニュース。

まだまだ続きます。

Var01

顔に韓国国旗をペイントしているので、お察しのとおりこれは韓国のクラブです。水原三星・ブルーウイングスでした!

Suwon-galaxy
▲あまり韓国のクラブってこのマラソン応援企画で登場しないよねぇと、たまたま今日の開始前にフィオリオ氏と話していたところだっただけに・・・まったくのノーマークでした。

Var06

はい、ここまでくるとムキになってネットで調べまくりました。

マレーシアの強豪クラブ、セランゴールFCとのこと。

Selangorfc-away_kit_main_youtube
▲創立は1936年!!

そして本日最後のVAR。

Var07

このときは、背後にいるオレンジ色のユニフォームがAC長野パルセイロだったので、そっちばかりに注目していたのですが、あらためて写真をみると手間のランナーさんもなにやらサッカーっぽいぞ・・・となったわけです。

Uanltigres
Maxresdefault
▲メキシコ・リーガMX所属の「UANLティグレス」。モンテレイのライバルらしいですが、まったく未知でありました。











Tigers
▲スタジアムに入ってこんなマスコットが出迎えてきたら怖くて泣きそうです。

いやはや・・・どうして、また、このクラブのユニフォーム(しかもサード)を着て京都マラソンに・・・。

そんなわけで、欧州や南米だけではない、多様なエリアのサッカークラブのユニフォームがしれっと走っていったわけです。

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これらのVAR判定もふまえて、今回のランナー集計結果を発表します。

【J1】
京都サンガ 71
ガンバ大阪 33
セレッソ大阪 24
ヴィッセル神戸 16
浦和レッズ 13
サンフレッチェ広島 8
名古屋グランパス 6
川崎フロンターレ 6
FC東京 6
鹿島アントラーズ 6
アルビレックス新潟 6
清水エスパルス 6
横浜Fマリノス 5
アビスパ福岡 3
湘南ベルマーレ 3
ファジアーノ岡山 3
柏レイソル 2
東京ヴェルディ 2
FC町田ゼルビア 2
横浜FC 2

今回は驚くほどたくさんの京都サンガサポーターが参加して、71名がカウントされました!!
昨年が54名、2年前が39名というデータだったので、激しい増加です。これもJ1に定着して勢いをつけた証拠なんでしょうか。

Top
▲今大会のサッカー部門トップも、京都サンガでした。

【J2】
ジュビロ磐田 10
ジェフユナイテッド千葉 6
徳島ヴォルティス 6
ヴァンフォーレ甲府 3
モンテディオ山形 3
大分トリニータ 3
北海道コンサドーレ札幌 2
ベガルタ仙台 2
サガン鳥栖 2
RB大宮アルディージャ 2
レノファ山口 1
FC今治 1
V・ファーレン長崎 1
SC相模原 1

今年降格して悔しいジュビロ磐田のランナーさんが二ケタに乗せてきました。RB大宮はさっそく新バージョンのユニで走っていた方がいて、この新シーズン開始時期ならではの新鮮な印象を受けました。

【J3・その他】
松本山雅 3
ツエーゲン金沢 3
鹿児島ユナイテッドFC 2
AC長野パルセイロ 1
奈良クラブ 1
INAC神戸レオネッサ(WEリーグ) 3
ヴェルスパ大分(JFL) 1
横河武蔵野FC(JFL) 1
ボルクバレット北九州(Fリーグ)(VAR) 1

なぜか神戸マラソンよりも京都マラソンでINAC神戸が複数みられるとは。
そして奈良クラブのランナーさんはかなり速い人だったので、マラソンを終えてから試合会場に向かったのではないかと思われます。

Musashino
▲横河武蔵野FC、つい昔の名前でコールしてしまった気がします。

【海外クラブ】
リバプール 8
アーセナル 7
バルセロナ 6
インテル 5
バイエルン・ミュンヘン 5
レアル・マドリード 4
ユベントス 3
ボルシア・ドルトムント 3
マンチェスター・ユナイテッド 3
ACミラン 2
パリ・サンジェルマン 1
ASローマ 1
アトレティコ・マドリー 1
チェルシー 1
セルティック 1
レアル・ソシエダ 1
ブライトン 1
マンチェスター・シティ 1
ナポリ 1
フェイエノールト 1
ジェノア 1
レッジーナ 1
リーズ・ユナイテッド 1
ウォルバーハンプトン 1
スポルティング・リスボン(VAR) 1
水原三星(VAR) 1
セランゴールFC(VAR) 1
UANLティグレス(VAR) 1

やはり日本人所属のリバプール、アーセナルは多い印象。
そしてマニアックなユニフォームがやってくるとうれしいものです。

Reggina
▲レッジーナ。背番号は10、中村俊輔でした!

Wolves_20250216231301
▲ウォルバーハンプトン・ワンダラーズはおそらくマラソン大会では初めて観るんじゃないかと。

【代表チーム】
日本代表 20
アルゼンチン代表 3
アイルランド代表 1
フランス代表 1
クロアチア代表 1
ロシア代表 1
イタリア代表 1
ベルギー代表 1
ブラジル代表 1
タイ代表(VAR) 1

このあたりは昨年と同じような感じですね。またW杯が近づくと増えたりするんでしょうか。

で、このサカユニランナー全体の総数でいうと、377人ものランナーさんがサッカーウェアを着ていたことになります。
参加総数16000人なので、「43人に1人」という、ものすごい割合に。
全体数でいうと昨年が280名、一昨年が248名なので、本当にすごい勢いで増加。。。

このことについては、同大会の応援大使であり京都サンガの応援もしている森脇健児さんも思うところがあったようで、

Moriwakikenji2

我々の応援現場にくると足を止めて「サンガのユニフォームが多い!!」と驚いていた様子(笑)。
(「こっちは集計もしているので」と思わずアピってしまった 笑)

それにしても毎年この大会で森脇健児にエールを送っていたけど、今回こうしてじっくり絡んでもらえることになろうとは。

Moriwakikenji
▲また来年の同大会でもこの現場にお立ち寄りください(笑)。

こうして多くのサカユニランナーさんが参加したわけですが、今回も写真を撮り、そして新たにモザイク処理をかけたわけで(ゼッケンの番号だけにモザイクがかかればよかったのですが、どうしてもAIはスポンサーロゴにもモザイクをかけがちになり、そこはご容赦ください)、(こちらのリンク)より様々なサッカーユニフォーム姿のランナーさんをご覧いただけます。
今回は私だけでなく、浦和レッズサポの同僚mizuix氏がキャメラマンを担当してくれたので、二人分の撮影データを入れています。(本当は二人の取った写真を時系列に並べ直してまとめたかったのですが、どうもお互いのカメラの時間設定がずれていたようなので、それはやめておきました)

そんなわけで、連戦となる次回は大阪マラソンとなります。走る側も応援する側も、今シーズンの関西4大レースの締めくくりとなる大会、楽しんでいきましょう!

Renofa
▲そしてかなり前のほうを走っていたレノファ山口のサポランナーさん、我々の応援に反応してくれた直後に足を痛めたようにお見受けしますが、その後大丈夫でしたでしょうか。。。

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2025年2月 2日

2025京都マラソン(2/16)&大阪マラソン(2/24)「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」のお知らせ

24-25シーズン(と勝手にうたっている)の関西4大マラソン大会におけるサカユニランナー応援企画、後半2連戦のお知らせです。

今年はJリーグの開幕とカブったり、男子U-20アジアカップも2/14に始まったりで、かなーりソワソワする週末に京都マラソンと大阪マラソンの2連戦が開催されますが、秋春制への移行にともない「シーズンのクライマックスや、新シーズン開幕のソワソワ感とともにJリーグサポーターの方々と沿道でやいのやいの話す」という流れが今後は変わってくるのかと思うと、この風情もかみしめて味わいたいところです。

そして今年の京都マラソンでは、おなじみセレッソ大阪サポランナーのねこじしさんが久しぶりに走ります。
「谷口キヨコさんブラボー!」のバナーをサカユニランナーへ配布するという謎企画を展開し、応援大使であるご本人の動揺を誘い続けた張本人が、ついに今大会において「私が作っています」と告白するというミッションを背負っての出走です。

大会HPをみたら、無事に今大会も応援大使として名を連ねていて安心しました。
Kiyop
▲去年、ゴール地点で待ち構えるキヨピーにバナーを見せたときの様子を伝える動画での「それ何それ何!? どーゆーことなん!? 誰からもらったん!?」の絶叫が忘れられません。(アルビレックス新潟サポランナーのねぎむこ。さんのこちらのツイートご参照。わたし、ツボすぎてことあるごとにリピートしてる 笑)

いつものとおり、京阪出町柳駅から歩いて鴨川ぞいの「葵橋西詰」の付近で待機しております!

Konohenn_20250202110801

公式サイトで表示されている予想通過時刻も、いちよ。
Yosou
だいたいこのあたりの時間帯で応援活動をしております。


そして大阪マラソンですが、お間違えないように、今回は日曜日ではなくて祝日の月曜日2月24日開催となります!
まさか参加ランナーさんで間違える人はないだろうとは思うのですが、このイレギュラー感!
(日曜日にしなかった理由ってなぜなんでしょうか → こっちも当日の晩に報告ブログ記事を書き終わって翌日休みのほうがものすごく助かるんですが・・・)

応援場所はこちらも変わらず、鴫野駅のちかくで待機しております。最終盤の40km付近となります。
Osaka_20250202113901

通過時間予想も。
Konohen_20250202114001

もしかしたらスタート直後の片町エリアをみてから現場にいくかもしれません。

当日は予定変更などありましたらツイッターX(@NaofumiTateishi)でお知らせします。

Jリーグ開幕でご多忙な時期かと思いますが、ぜひ応援企画にも声援&コールをお願いしたいです!! 出入り自由ですのでお気軽にご参加ください!!
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▲主宰者は今回もボロボロの日本代表レインコートを着て突っ立っておりますので!

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