なでしこリーグ

2020年2月16日

【実施報告】2020京都マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカー的に応援する企画」:雨のなかお疲れ様でした!

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2020京都マラソンはあいにくの雨でしたが、今回も多くのサポーターの皆様にご参加いただきありがとうございます!

そして今回はバスケットボールの京都ハンナリーズのサポーターの方も噂を聞きつけて(?)参加されて、いよいよこの企画は異業種交流イベントにもなりえるところまで来たようです。

また、このほかにも近くでヴィッセル神戸のフラッグを掲げていた方々もおられました。もしかしたらこのブログのことを知っておられたのかもしれません。ゆるゆるとした集いですので、ぜひまた来ていただければ幸いです!

そして職場の同僚のIくんご夫妻が見学に来てくれて、バルサ時代のアンリと、ギリシャ代表ユニをそれぞれ着込んでいたのが嬉しかったです(同僚といえば今回も私は、ランナーとして走っていたはずの職場の上司を見つけることができず。もう完全にウェアにしか目がいってないので・・・)。

で、冒頭の集合写真はレース後に撮影しているわけですが、おなじみセレッソ大阪サポのねこじしさんは途中で現場を離れました。東京五輪の影響で本日開幕となったルヴァン杯があったため、キックオフに間に合うように長居へ向かっていったわけです。マラソンでJリーグサポーターのランナーさんたちを応援し、午後は本職のサポーターとなっていったわけで、応援しっぱなしの一日・・・(笑)。ご苦労様であります。

さて、そのねこじしさんが途中までガッツリ記録し、そのあとM・フィオリオ氏に受け継がれた本日の集計結果を発表いたします。(いちよまだリーグ戦は開幕していないので、カテゴリーは昨シーズンのままとさせていただいています)

 

【J1】

ガンバ大阪 18
ヴィッセル神戸 11
セレッソ大阪 9
横浜Fマリノス 9
名古屋グランパス 7
浦和レッズ 6
北海道コンサドーレ札幌 5
FC東京 5
鹿島アントラーズ 4
松本山雅 4
川崎フロンターレ 2
サガン鳥栖 2
サンフレッチェ広島 2
清水エスパルス 2
ジュビロ磐田 1
大分トリニータ 1

★昨年に引き続きガンバ大阪がトップでした! セレッソ大阪は昨年僅差で2位でしたが今日は少なめでした。マラソン出場が決まった時点ではルヴァン杯の日程は決まっていなかったはずですから、今年はどうしたのかな?と。

【J2】

京都サンガ 9
モンテディオ山形 4
ジェフユナイテッド千葉 4
柏レイソル 3
愛媛FC 2
アルビレックス新潟 2
徳島ヴォルティス 2
ヴァンフォーレ甲府 2
栃木SC 2
V・ファーレン長崎 1
FC町田ゼルビア 1
水戸ホーリーホック 1
FC岐阜 1
アビスパ福岡 1
横浜FC 1

★地元では負けられないですね、サンガは。そして今回は山形の躍進が印象的でした。

【J3・その他】

ガイナーレ鳥取 1
ギラヴァンツ北九州 1
ザスパクサツ群馬 1
奈良クラブ(JFL) 1
ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部) 1

★おそらく見逃しはない、と信じたいです。

【海外クラブ】

バルセロナ 4
ドルトムント 4
リバプール 4
チェルシー 4
パリ・サンジェルマン 3
ユベントス 2
アトレティコ・マドリード 2
ACミラン 2
アーセナル 2
レアル・マドリード 1
バイエルンミュンヘン 1
インテル 1
トッテナム 1
ウエストハム 1
ローマ 1
レンジャーズ 1

★イングランド勢ではマンUもマンCもいない!でもチェルシーだけは安定して走ってくる不思議。最後のレンジャーズは現場では分からず悔しい思いをし、あとで調べて分かった次第です。スコットランドリーグは最近なかなか観ることないですねぇ。

【代表チーム】

日本代表 26
フランス代表 1
スペイン代表 1
ブラジル代表 1

★最近はこのカテゴリー、めっきり減りました。またワールドカップの時期とかにいろいろ増えるのかもしれません。

サッカーユニの総数は194人。割合でいいますと、Jリーグ率は124人に1人、サッカー全体込みでは83人に1人となりました(昨年の同大会だとJリーグ率は101人に1人、18年大会だと123人に1人でした)。

全体でのサッカー部門のトップはぶっちぎりでユベントスのランナーさんでした(背中は5番のボスニア代表ピアニッチ!私もファンです)。

Jリーグ部門のトップは今回はコンサドーレ札幌のランナーさんがゲットしました!

 

で、ここでひとつお断りがございまして。

今回は、あまり写真を撮っていません。

理由は、使っていたメガホンが早々に割れてしまったからです。いつもは片手でメガホンを打ち鳴らし、片手にカメラを構えるというスタンスでやっているのですが、メガホンが割れた以上は両手で叩くしかないので、カメラをあきらめた次第です。

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もともと今日は雨を避けて橋の下で写真を撮っていたので、なかなか光の加減でうまく撮れていないというのもありましたので、早々にカメラをあきらめました。

ひとまず、この日撮っていたぶんについては(こちら)で共有させていただきますが、ほんのわずかです。ご容赦くださいませ・・・

 

で。

しかしですね、そんな突然の「写真撮影とりやめ」のハプニングにおいても、そうなる前にしっかり「バナー芸」でタイミングよく走り抜けることができていたランナーさんがいるわけですよ・・・

Naraclub

また奈良クラブかい!(笑)

「奈良クラブのステークホルダーからの信頼回復マラソン実施中」とのことです。「#ファンの責任マラソン」の流れでしょうか。

この走りによってクラブの信頼がどこまで回復するかは定かではありませんがこのブログを読んでくださっているJリーグサポーターおよび関係各位のみなさまにおかれましては、奈良クラブのサポーターのみなさんは心を痛めつつも地道にがんばっているんだということを、奈良県出身の私からもこの場を借りてお伝えしたく存じます。マル。

そんなわけで、今シーズンも無事に関西の4大レースで応援企画を実施することができました。あらためて、関わっていただいた皆様には感謝申し上げます! また次のシーズンで、みんなが元気に再会できることを(コロナウイルスとかの状況を思うとなおさらに)願わずにはいられません。

Cheese

▲コンサドーレのランナーさんが「一緒に写真撮りましょう」となり、たまたまそのときやってきたジェフ千葉ランナーさんもノリで一緒に収まるという、この企画ならではのシーン。写真撮ってくれたIくん奥様に感謝。

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2019年11月24日

2019大阪マラソン(12/1)&2019奈良マラソン(12/8)「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する企画」やりますよー

2週連続開催。満身創痍でございます(一昨日から腰痛が起こって、戦々恐々です)。

大阪マラソンは新コースということで、5月に下見をした鴫野駅ちかくの橋のあたりで応援企画を実施する予定です。レース全体でいうと39kmごろになりますでしょうか。まさに最終盤のあたりで、サッカーユニフォーム姿のランナーさんにコールを送ります。

下見の様子はこちら

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ただ、場合によっては若干ポジショニングを修正している可能性もあります。初めての場所なので試行錯誤することになりそうです(橋の上が寒そう)。

そして大阪マラソンでは、我らが「ねこじしさん」も出場されるとのことで、ユニフォーム姿のランナーさんが参加できるスタート前の決起集会企画を実施されるとのこと。サッカーだけでなく野球などのユニフォームもウェルカムということで、ユニ姿のランナーさんはぜひ記念に集まって写真を!(くわしくはこちら)。

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そして翌週12月8日は奈良マラソンであります。

この2年間、私の超個人的な都合により、ありがたくも「ねこじしさん」に応援企画を任せっきりとなっておりました同大会、久しぶりに参加させていただきます。

場所は例年通り、行きの10km・帰りの38.5kmあたりの浮見堂近くとなります。

Naramarathon

この坂道にひさしぶりに戻ることとなり、行きの10km地点における“超高速サッカーユニフォーム探し”を楽しみにしています。実際はかなりアタフタしてそうですが(笑)。

 

そして奈良マラソンといえば、こちらも毎回応援企画に参加されている「こばさん」主宰の「Jリーグ奈良マラソン支部」がございます。

この数年で盛り上がっているマラソン支部活動の老舗中の老舗、ツイッター等で積極的に情報発信をされています(こちら)。

 

そしてこばさんは、先日の神戸マラソンの応援企画の様子を動画で収めていて、見事な編集を施して先日アップされています。

テロップや集計が画面に表示されていて、この人数分の動画を拾っていくのむちゃくちゃ大変なのでは・・・・! しかもサッカーユニフォーム以外の仮装ランナーまで拾っているッ・・・!!

YouTubeのリンクはこちらへ

 

なんだか皆さん、年々あらゆる点でバージョンアップが激しい(笑)。

 

私も人生いろいろがんばろうと素直に思えます。(←でも「予習」はあいかわらず足りていない!)

 

例によって、タテーシは日本代表マフラーとかジャケットとかに身を包んで、ひたすらランナーさんの服装ばかりを目で追っています。

近寄りがたいかもしれませんがぜひよろしければ近寄って応援してください。

当日の応援場所の変更やその他の連絡はツイッター @NaofumiTateishi で行います。

応援参加や出走予告など、お知らせいただけると助かります!!

 

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2019年11月17日

【実施報告】2019神戸マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する企画」

本日行われた2019神戸マラソンにおける「サッカーユニ(Jサポランナー、Jユニランナー)のランナーさん応援企画」の実施報告であります。

今日は毎度おなじみ、ねこじしさん(セレッソ大阪サポ)、こばさん&娘ちゃん(浦和サポ)、旧友のフィオリオ(岡山湯郷ベルサポ)に加え、今回はけいじさん(鹿島サポ)、さとやすさん(新潟サポ)、Kはらさん(川崎サポ)にも今回はじめてこの応援企画にご参加いただきまして、ありがとうございます。みなさんかつてどこかのマラソンで応援されたことがある方々とのこと。うれしい限りです。

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▲開始前、セレッソ大阪ランニングクラブの方々も現地に到着したときの写真。もはやハタからみると非日常感しかない組み合わせの絵柄にグッときます(笑)

良い天気で、気温はいつもより高めだったかもしれません。

34km付近におけるサッカー部門のトップはダントツの速さでユベントスのユニを着たランナーさん、Jリーグ部門ではヴィッセル神戸のランナーさんでした。

今回はさっそく集計から出して行きましょう。(手元集計の記録は、今回もねこじしさんにバッチリとっていただきました、ありがとうございます!)

 

【J1】

ヴィッセル神戸 129
セレッソ大阪 29
ガンバ大阪 26
サガン鳥栖 9
北海道コンサドーレ札幌 7
名古屋グランパス 7
川崎フロンターレ 6
浦和レッズ 5
ジュビロ磐田 5
鹿島アントラーズ 5
松本山雅 4
サンフレッチェ広島 3
清水エスパルス 3
横浜Fマリノス 2
ベガルタ仙台 2
FC東京 1
湘南ベルマーレ 1

★神戸は前回の127人を越えてさらに最多人数を更新してきました! 「大阪ダービー」は見事に接戦となり、次回大阪マラソンもどうなるか興味深いところです。あとは大分トリニータが来ればJ1はコンプリート達成したことになります。

【J2】

徳島ヴォルティス 8
京都サンガ 4
アルビレックス新潟 4
ツエーゲン金沢 4
愛媛FC 3
V・ファーレン長崎 2
ファジアーノ岡山 2
FC岐阜 2
ジェフユナイテッド千葉 2
水戸ホーリーホック 2
柏レイソル 1
モンテディオ山形 1
アビスパ福岡 1
ヴァンフォーレ甲府 1

★地理的にやはり近いからか、徳島ヴォルティスのランナーさんの多さが印象的でした。ツエーゲン金沢も今回大躍進!

【J3/その他】

カマタマーレ讃岐(J3) 2
ロアッソ熊本(J3)2
ガイナーレ鳥取(J3)1
FC今治(JFL) 1
FCティアモ枚方(関西社会人1部) 1
INAC神戸レオネッサ(なでしこ1部) 2
ETU(漫画『ジャイアントキリング』) 2

★今回もこのカテゴリーは熱かった・・・。反省点としては、J3昇格を決めたFC今治が分からなかったところです。ここはコールをキメたかったところです・・・

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▲次こそは必ず!

あと、FCティアモ枚方は完全に私は分かっておらず、鹿島サポのけいじさんが「野沢拓也がプレーしているから知っていた」とのこと。熱い。たしかに所属選手リストをみるとかなり渋いチームです。

【代表ユニ】

日本代表 12
アルゼンチン代表 2
フランス代表 2
クロアチア代表 1
スペイン代表 1
アイルランド代表 1

★日本代表が12人というのは、かなり少なめかと思います(去年の神戸マラソンでは32人でした)。そしてやはりというべきか、ラグビー日本代表やその他の国のユニフォーム姿のランナーさんが多くて、やはり毎年定点観測していると、こういう「トレンド」みたいなものが見えてくる感じがあって興味深いところです。今シーズンの他の大会でもラグビーの人は多くなることでしょう。

【海外クラブ】

バルセロナ 7
パリ・サンジェルマン 6
バイエルン・ミュンヘン 6
アーセナル 4
ユベントス 3
リバプール 2
ACミラン 2
チェルシー 2
インテル 1
マンチェスターU 1
トッテナム 1
ウエストハム 1

★こちらも全体的に少なめの印象。レアルもアトレティコもゼロ(のはず)。こちらもトレンドを感じさせるなぁ、と。マニアックなクラブとしては、ウエストハムはマラソンでは初めて見ました。それとトッテナムの人はかなーり昔のヴィンテージなユニフォームを着てたり。

全体の数として、ユニを着たランナーさんは347人。エントリー数で割ると約59人に1人の割合でした。

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今回もカンを頼りにカメラを向けて撮影させていただいた、それぞれのランナーさんの写真をアップいたします。問題があればお知らせください。(こちらのリンクより

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いくつか印象的なシーンを。

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松本山雅のサポランナーさん、J1残留祈願!

 

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ロアッソ熊本のサポランナーさんが来て、ただでさえレアな遠方クラブはテンションあがるわけですが、上の写真が示すように、この瞬間の情報量が多すぎて、背後にはマラドーナとラグビーのリーチ・マイケルが走っていたわけです。

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それにしてもこのマラドーナのクオリティよ(笑)。

 

今回の大会では、元・INAC神戸の川澄奈穂美、田中明日菜の2人のなでしこ代表選手が走っていたわけですが、やはりユニフォーム姿でないとまったく自分では気づかず、近くにいた他のお客さんが気づいたのをこちらも察知して、かろうじてギリギリのタイミングで川澄さんの名前をコール。田中明日菜のほうは間に合わずで申し訳ない!!

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▲せめて今、所属している海外クラブのユニで走ってくれたら!

 

・・・と、今シーズンの開幕戦(?)も無事に終わり、次は12月1日の大阪マラソン、12月8日の奈良マラソンと「よく考えたら過密日程」となります。詳細はまた改めてブログで!!

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▲最後のランナーさんが走り終わり、収容車や機材運搬車やパトカーが走りって行くなか、Jサポがあたかも「選手バスのお見送り」のように手を降る光景。

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2019年3月27日

横断幕と暮らす日々(その14):これまでと、これから

このシリーズの記事が更新できないままであった。


昨シーズン9月29日の日産フィールド小机で行われた横浜FCシーガルズ×オルカ鴨川の試合以降のことは、このブログでは書いていないままである。
いろいろとブログのためにメモ的な文章は書き残しているものの、いまさらそれらを順番に並べてアップする気持ちにはなれないほどに、そのあともいろいろと・・・本当に、いろいろなことがあった。

まず現況を先に述べると、2018年シーズン終了を持って藤田のぞみのオルカ鴨川FCの退団が発表された。しかし、その後の移籍先は不明のまま時間は流れていき、こうして新しいシーズン開幕を迎えることとなった。

これについて私が知り得ることは何もなく、しばらくはオルカでプレーするものとなんとなく思っていただけに、驚きと切なさを持ってその知らせを受け止めた。結果的に18年シーズンはほとんどの試合に出場できたことから、さまざまな心配をよそに身体面では好調を維持していたように見受けられ、もしかしたら1部リーグのクラブへの移籍もあるのかと当初は思ったが、こうして今の段階では何も決まっていない状況ゆえに、ますますこのことについて何かを書いたりすることが難しい気分である。

9月の小机からも数試合を引き続き応援していったわけだが、特に感傷的な気持ちで振り返ってしまうのは、10月21日、ホーム鴨川での湯郷ベルとの試合であった。開幕前にスケジュールが発表された時点で、湯郷ベルのサポーターである旧友のフィオリオ氏からは「この試合は一緒に前日から鴨川入りして、ちゃんと観光してから試合を観よう」と誘われ、秋の鴨川の「小旅行」を決め込んでいたわけである。

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しかしシーズンが展開していくにつれ、事態は想像だにしなかった流れとなり、この試合の結果次第で湯郷ベルの3部リーグ降格が決まってしまうというものになってしまった。1部入れ替え戦へ可能性を残すオルカとしても絶対に負けられない一戦で、なんとかオルカが勝ったわけだが、とても思い入れのある湯郷ベルの選手たちやサポーターさんたちの気持ちを思うと複雑すぎる試合となった。さらにはこの試合の終盤に接触プレーで藤田のぞみが大ダメージを負ってしまい、試合どころではないほど心配したが、大事には至らずに試合後のサイン会の現場には姿を見せていて、おおいに安堵した。そんな状況でオルカは勝ち、ベルは降格が決まり、何とも言えないアンビバレントな感情が残っている。その一方で、予定通りこの週末において初めて私は鴨川の地を友人とじっくり歩いて、今まで行けてなかった場所も訪れることができ、房総の広い海の美しさや晴れ渡った大空の印象が、今でもじんわりと心の中に息づいている。

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その翌週のリーグ最終戦は姫路に乗り込みハリマアルビオンのホームで1ー0の勝利をあげ、惜しくも入れ替え戦には届かなかったが、ポジティブな終わり方となった。そのあとに控える皇后杯には都合があわずに応援に行けないことが分かっていたので、シーズンしめくくりの出待ちでは、いつも以上に気合いを入れて差し入れを渡すことができた。そのときの笑顔や雰囲気が、ハタでみていたアンチ銀河系さんに「envyでした」と言わしめるほどに素敵だった。このときのことは私にとって(今、思い返せばなおさらに)ひとつの宝物のような時間となったわけである。

その後、皇后杯での敗退を受けて、ファン感謝祭の日程が決まり、その実施前日にオルカ鴨川FC公式サイトより藤田のぞみ他数名の選手の退団が発表されたのである。あの姫路でのまぶしかった笑顔を何度も思い返しつつ、このとき私は二度目の「鴨川前泊」を行い、ファン感謝祭に行くこととなった。

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先に書いておくと、ファン感では午前に選手とファンが一緒にチームを組んで参加できるミニサッカー大会が開かれ、あいにく藤田のぞみとは同じチームにはならず、対戦相手として一試合だけ同じピッチで向き合えた。そのあとの懇親会では本人ともゆっくり話をさせてもらえる機会があり、とはいえどういう声かけをすればいいのか難しい状況でもあり、できることはとにかくこれからの本人の進むべき道が輝かしいものであることを祈りながら、今年のこれまでの奮闘ぶりを労うことであった。

そんな感じだった。

 

そしてもうひとつ、この日のことについて書いておきたい。

当日の朝にサポーターのTさんのご厚意で駅から車に乗せてもらい、現地に赴くと、最初のプログラムであるミニサッカー大会がはじまる前に、すでに体育館ロビーではコアサポーターの方々が、白い横断幕にガムテープで文字をせっせと描いていた。それは前日に退団が発表された全員の名前を入れた、感謝の意を伝える幕だった。

その作業風景を最初は横で眺めていたのだが、どうやら「のぞみ」の文字が描かれるはずの部分が空欄のままとなっていることに気づいた。

そして驚くことに、そこは私が描くことになっていたのであった。

 

黒いガムテープを渡され、驚いたり恐縮したりする気持ちもほどほどに・・・つまり「時間がない」ので、戸惑う暇もなく、下書きもない状態で、自分の直感をたよりに「のぞみ」の3文字をすばやく仕上げるというミッションがはじまったわけである。
私はかつて読んだことのある(この記事)について必死に思い出そうとしつつ、見よう見まねでガムテープをちぎり、ひたすら貼り続けた。サポーターの方々からは「初めてとは思えない!」などと励まされながら、おっかなびっくりで文字を組み立てていった。

そうやって文字を描きながら、こうした機会をさりげなく用意してくれた、オルカ鴨川のサポーターの方々の気持ちに、こみ上げてくるものがあった。

3月に私がはじめてこの鴨川という場所を訪れたときには、誰も知る人がいなかった。それがこうして今は、選手個人の追っかけサポであるにも関わらず、大事な横断幕の文字を作らせてもらっている・・・こうしてサポーターのみなさんに自分のような存在もまた支えられていたわけで、私もなんとかこの日まで遠征を繰り返すことができたのであった。

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サッカー選手としての藤田のぞみにとって、オルカ鴨川FCで過ごした日々が本当のところはどういうものだったのかは分からないが、ひとつ確実にいえることは、ここは温かい人々によって見守られているサッカークラブだということだ。おかげで私にとっての「心のクラブ」がまたひとつ増えたのである。そうやってサッカーをめぐる「縁」はこれからも続いていくのだ。

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2018年10月 5日

横断幕と暮らす日々(その13):名前を大声で呼ばれる

 試合終了直前、藤田のぞみがペナルティエリア付近から放ったミドルシュートは綺麗な弧を描いてネットに吸い込まれ、2-2の同点ゴールとなった。

 うれしさもひとしおで、なぜならばここは、京都だったからだ。

 よりによって私の地元で、劇的なのんちゃんゴールが炸裂したのである。親孝行ならぬ、「サポーター孝行」である。最高なのである。いつもだけど! 

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 バニーズ京都SC戦は、9月22日に山城運動公園陸上競技場で行われた。京都に住んでいながら、そして職場からも近いはずなのだが、この運動公園に足を踏み入れたのは初めてであった。

 年に一度、片道千円もかからずにたどり着けるなでしこ2部リーグの試合会場であるが、千葉からのコアサポーターのみなさんの到着を迎え入れるだけではなく、この日は旧知の湯郷ベルサポーターであるフィオリオ氏とMさん、そして“アンチ銀河系”さんも試合会場に来ることになっていて、ベルの試合のないときでも、こうして「元ベルの選手やその他諸々」を追いかけている人々の行動力には脱帽である(脱帽というか、むしろ「何らかの精神的な脱臼」と表現したくもなってくるが)。

 というわけで私個人の感覚では、「客席のみのダービーマッチ感」が少しだけあって、ピッチの上のオルカ鴨川FCを応援しつつ、身も心もスタンドではオルカのサポーターとともに声を出し続け、そしてスタンドの反対側に座っているベルサポーターの友人関係の動きも気にしながらの試合だった(元湯郷ベルの人気選手加戸ちゃんがバニーズにいる)。フィオリオ氏に至っては、ちょっと歩いてやってくればいいものを、向こうで座りながらLINEを飛ばして私と対話してくる有様で、10月末の鴨川でオルカは湯郷ベルと対戦することになっているが、きっとこういう感じになるんだろうなと思った。

 試合ではオルカの浦島によるゴールで早い時間帯に先制でき、5月の対戦時のように大量得点を期待していたがなかなか難しい時間が続き、後半になってからは流れが明らかにバニーズに傾き、気がつけば2点を返されていた。

 そしてこの日は来ると豪語していたはずのアンチ銀河系さんの姿は試合開始時には見られなかったが、きっと反対側のバニーズのほうでベルサポーターとともにいるかもしれないと勝手に思っていた。すると試合途中で突然アンチさんは姿を見せ、相変わらずどこのチームのサポーターかよくわからなくなっている状態で大量の荷物が収まっているパンパンのトートバッグを座席に置き、「のんちゃんのゲーフラを見に来た」とか「ハムスターを観察するタテーシさんを観察しに来た」とかなんとか言っていた(彼のたくさんいる推しの選手のなかに藤田のぞみも入っていて、「ハムスター」とよく呼んでいる)。そうして声出し応援をしている私にちょいちょい話しかけてきたりもしていた。

 そういう状況だったので、藤田のぞみの美しいミドルシュートがゴールに入ったとき、一瞬の狂喜のあと、すぐに思い至ってしまったことは、もしかしてアンチさんがこの日のラッキーボーイなのかもしれないということだった。私は今シーズン14試合ほどスタジアムで見続けてようやく2点目ののんちゃんゴールを観たというのに、アンチさんはいきなりこのビューティフルゴールに立ち会えたわけで、悔しいがこのおじさんの謎めいた運の強さを思った。

 ゴールを決めたあとの出待ちはすがすがしい。たしかにチームが勝ちきれなかったことは残念でもあるが、少なくとも本人に話しかけるテーマには困らなかった。会場から出てきたのんちゃんを早めにつかまえて差し入れを渡し、ナイスゴールを称える。
 また、フィオリオ氏の知り合いのご高齢の女性ファンが、のんちゃんとご自身が一緒に収まっている記念写真を手にサインをほしがっておられたので、その人のアシストに入ってサインがしやすいように手伝ったりした。そうしてこの日も次々とファンにつかまっていくのんちゃんであったが、自分はこの日やるべきことをすべてやり終えた気分で、すっかりリラックスしてフィオリオ氏と談笑していた。

 すると突然、遠くのほうから

「タテーシさーん!!」とアンチさんの声。

 

驚いて振り向くと、

明らかに一人だけチームバスに乗り遅れそうなのんちゃんを立たせたまま

「一緒に写真に入ってー!!」
とのこと。
この気持ちはありがたいのであるが、「一緒に撮って欲しい」とは一言も頼んでいないし(笑)、まったく事前に打ち合わせもなく、このときの私はただひたすら「ヒャーー!!」となり小走りで駆けつけて「すいませんすいません忙しいところすいませーーん!!」とひたすら口走っていた(と記憶しているが頭は真っ白だった)。

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幸いのんちゃんは終始笑顔でいてくれていた(と記憶しているが自信がない)が、おそらくこの写真に収められた私の顔はただひたすら謝ってばかりの動揺に満ちた表情だったかもしれない。そういうわけでこの日は完全にアンチさんの天真爛漫さ?にやられっぱなしであった。

 おそらく次にアンチさんと遭遇するときにこの日の写真プリントをいただけるものと期待しているが、それはきっとアンチさんのサポートするもうひとつのクラブ、ハリマアルビオンとのリーグ最終節のときになるかもしれない。そしてそのときどのような順位になっているかはお互い想像できないほどに、1部リーグへの昇格争いは大混戦となってきて、ひょっとしたらハリマとは最終節での「大決戦」もありえるのだった。

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2018年9月17日

横断幕と暮らす日々(その12):ゲーフラとも暮らす日々

 出待ちをするなら、ましてや選手の個人サポーターを自認するのであるならば、本人にどういった声をかけるのかをあらかじめちゃんと考えておかねばならないと自省した日。

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 リーグ杯のグループリーグ最後の試合は7月14日のニッパツ横浜FCシーガルズとの一戦。会場は三ツ沢球技場で、ここはJリーグでも使用される球技専用スタジアムだけに、ピッチも観やすくて、サッカーを観に来ることの愉しさをじっくり味わえる場所だと感じた。

 この日はありがたいことに、関東在住のYさんがオルカの応援席にやってきてくれた。当ブログでもたびたび登場する、チェルシーFCのスタジアムツアーに初めて参加したときにたまたま同じ組になってから交流が続いている方である。オルカのユニフォームをまとい、そしてゲートフラッグを手にし、チャントの応援の声だしに精を出す私の姿をかたわらで見守って(?)、かつ写真に収めてくださった。

 ともあれ、この日も苛烈な暑さがおそいかかる日で、藤田のぞみはスタメンとして、バランスよくポジションを構えてここぞの場面でボールを奪う仕事が目立った。そして後半途中で交代した。

 得点が決まるときは決まるもので、齋藤敏子のゴールを皮切りに3点を奪って勝った。カップ戦の決勝進出には届かなかったが、このあとの中断期間を挟んだ肝心のリーグ戦に向けて良いイメージで終えられることが何よりこのチームには大事だった。

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 ただし出待ちのとき、ふいに現れた本人を前に、どういうわけか何も言うべき言葉が出てこず、ついとっさに「前の試合のゴールは本当によかったです」みたいな話をしてしまった。ちなみによく考えるとこの日の前の試合、リーグ杯のちふれエルフェン戦は私は「欠席」していたので、「前の試合のゴール」は3週間も前の出来事である。そりゃあ相手にとってもリアクションに困る微妙な感じになり、そしてその様子を後ろで見守っていたYさんも、このあっけなく終わったやりとりに「え、これで完了?」という雰囲気だった・・・。そういうわけで、私ももう少し気のきいた声かけができるようになろうと反省した日である。

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 この試合後からスケジュールは中断期間となり、かのU-20代表はフランスでワールドカップを戦った。オルカ鴨川から代表に選出されていた村岡真実は、フォワードの交代カードの切り札として奮闘していたこと(そして表彰台の上でもフォワードらしく良いポジショニングをキープしていたこと)は先の記事で述べたとおりである。

 U-20ワールドカップ初優勝という最高の結果をひっさげて、大会終了後最初の公式戦となった9月2日のスフィーダ世田谷戦において、さっそく村岡真実はスタメンでの出場となった。選手紹介のアナウンスのときは村岡にたいしてスフィーダのゴール裏サポーターからも拍手がおこっていた。

 この日の会場である「味の素フィールド西が丘」は、国立スポーツ科学センターの敷地のなかにある球技専用のスタジアムで、声出しをするサポーターはゴール裏側のスタンドに陣取ることができた。ピッチとの距離が近く、シュート練習のボールもすぐ飛んでくる場所だった。

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 試合中もたまたま私が一番ゴール寄りの場所に立っていたので、久しぶりにゴールキーパー目線からの試合観戦を楽しめた。なにより、この日もスタメンだった藤田のぞみがゴール前に進入してシュートを狙い、惜しくも外れたその力強いボールが私のところに飛んできたことが良い思い出となった。本来ならそのボールをそのままキャッチするか、パンチングで弾くかしたかったのだが、案の定受けとめることができず、ピンボールのようにベンチを行ったり来たりするボールをあたふたと追いかけることしかできなかったわけだが(試合中に選手が蹴ったボールを触ったのは、2009年に訪れたウエストハム・ユナイテッドの在りし日のホーム、アップトン・パークでのチェルシーとの試合中、バックスタンドにいた私と父のところにボールがやってきたとき以来だ。これはすごい幸運だとボールの手触りを味わいつつ、すぐにピッチにボールを戻さなかったので、ミヒャエル・バラックが「早くよこせ」と言わんばかりにこっちを見ていたことが懐かしい)

 このときのシュートに留まらず、この日の藤田のぞみは他にもシュートを狙ったり、前線へのスルーパスをたくさん試みていた印象だった。しかしなかなか状況を打開できず、後半に入ってサイドバックの吉田紫穂が負傷退場となった関係で、前線にいた村岡真実がサイドバックの位置に下がった。するとこのポジション変更直後に村岡が後方から上げたボールを永木真理子がヘディングでゴールに叩き込んで、それが決勝点となった。村岡の存在感が際だつ内容だった。

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 そして出待ちでは前回の反省をふまえ? 今日はスルーパスをガンガン狙ってましたね、という声かけをのんちゃんにさせていただく。もっとも他にもたくさんいるファン対応に勤しむ状況にあっては、あまり長々とした対話はいつもできないのだが。
 この日は全体的に出待ちの場の雰囲気がなんとなくゆったりと和んだ感じだった。試合に勝てたことが大きいのだろうが、暑い夏が終わろうかという気候もそうさせたからかもしれない。そしてたくさんの贈り物を抱えた村岡真実は凱旋試合後の疲れをみじんも感じさせないいつもの陽気さで、バスが出る直前までひっぱりだこだった。

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 この翌週、私は人生で最大級といえる強烈な台風を体験し、北海道では地震が起こり、落ち着かない日々が続いていたが、9月8日は伊丹空港から飛行機で松山市へ。愛媛FCとのアウェイ戦に臨む。

 総合運動公園に着いて路線バスを降り、広場を見渡すと、遠くからいつものオルカのコアサポーターのみなさんがこちらに向かって歩いてくるタイミングだった。しかも横一列に並んだその様子が『Gメン'75』のオープニングを思わせたので一人で笑ってしまった。そのことを伝えるとコールリーダーのEさんが突然「あの滑走路の『75』のロゴはベニヤの張りぼてだったんですよ」というトリビアを披露したり、みなさんだいたいそのあたりの世代・・・(笑)。

 

 試合会場となる愛媛県総合運動公園球技場は、Jリーグ愛媛FCのホーム「ニンジニアスタジアム」の裏手、丘のふもと側にあった。ちょうどこの日は愛媛FCとカマタマーレ讃岐のJ2リーグ戦も夜に開催されるので、ニンジニアスタジアム周辺では試合準備が行われつつあり、Jリーグのサポーターの姿もちらほらと見えていた。

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 ウォーミングアップ開始前、選手監督スタッフがアウェイサポーター席の前に来て挨拶をするとき、Tさんが村岡真実ゲーフラを掲げ、そのとなりで私も藤田のぞみゲーフラ(ネットでの公開が遠慮されるやつ)を掲げた。愛媛FCサポーター側をチラッとうかがうと、こういうゲーフラを掲げている様子はなさそうで、この澄んだ山間ののどかな球技場のチープな客席のなかにあっては、このゲーフラもかなり目立ってしまう。そのせいか、選手たちの何人かがこのゲーフラに反応しているようにうかがえ、そして藤田のぞみ本人もなんだか苦笑しているように見えた。インパクト重視のこのゲーフラが試合前の彼女たちに変なムードを与えてしまっていないか、いまさらそういうことを軽く心配しつつ私はキックオフを待った。

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▲コールリーダー用の特製ボード。

 雨が降ったり止んだりで難しいピッチのなか試合が行われ、苦労しながらの試合展開。先発の藤田のぞみはこの日は前節よりも攻撃参加を控え、ボール奪取の動きを多く見せていた印象。相手が2位のチームだということもあったが、前節と違いこの日はスタートから齋藤敏子とのコンビで中盤を構成していたからかもしれない。いつも感じていることなのだが、イタリア代表のレジェンドでいうと、ピルロのように後方から絶妙なパスを配球したかと思えば、ガットゥーゾのように闘犬のごとく相手ボールに食らいついて奪い返す、そこが藤田のぞみの真骨頂である。

 そんなこんなで拮抗した試合展開が続き、「アウェイで2位相手の試合、スコアレスドローでも御の字だよな・・・」というムードになって、試合終了を迎えようかというそのとき、最後の交代カードで入っていたフォワード土屋佑津季が、まさに昇格争いに加わるターニングポイントとなりうるミラクルなシュートを豪快に決めて大勝利を挙げたのであった

 沸き立つアウェイサポーター、そして雨がまた降り出してきた。横断幕を早々に片づけ、そして何人かは急いで帰路にむかう。人数の少ないこの日の出待ちでは、村岡真実のお母さんとはじめてゆっくり話をさせてもらったり。
 設備が整っているわけでもない試合会場なので、待機しているバスまで距離があり、大雨のなか選手スタッフは駆け足で移動。そんな状況で藤田のぞみをつかまえて、急いでいるなか恐縮だったが、この日はどうしてもアップ前のゲーフラの件について本人に尋ねてみたかった。あのゲーフラ、他の選手も笑っていたようだけど、実際どうなんでしょう?

「、好評です。」

と笑顔で言ってもらえた。なんだか文頭に「、」をつけたくなるような感じ・・・そう、若干この「、」のなかに苦笑い要素が入っていたような気がする(笑)。

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本当はこのあとのJ2の試合も気になっていたのだが、ますます雨が強くなり、立ちっぱなしでコールを続けていた疲労もあり、いますぐホテルにチェックインして横断幕とゲーフラを干したい気分だった。グッズ売場で愛媛FCのピンバッジを買い(一平君グッズは迷ったがスルー)、ホテルに着いてバタバタと横断幕などを干したりして、時間に余裕ができたので閉店間際の道後温泉に行ってみたりした。

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今年は夏に大きな旅行を予定していなかったので、この愛媛遠征が唯一といっていい、旅行らしい旅行のつもりで楽しみにしていた。しかし翌日も雨で、あまり出歩く気分にもなれず、とりあえず正岡子規記念博物館に行ってみた。見所の多い展示でそれなりに楽しんだが、そうこうしているうちに午後になると雨がさらに強烈になって避難勧告発令・警報レベルになり、JRが運行休止となったことをスマホで知る。夕方にゆっくり鉄道で帰ろうとしていた私はやむなくJR松山駅に駆けつけて切符をキャンセルし、急きょ飛行機の予約をとって松山空港へバスで向かって予定外のルートで帰着することとなった。てんやわんやだったが、アウェイでの劇的勝利、そしてゲーフラのことも含めて? 充実感は残った。

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2018年8月26日

“なでしこフィーバー”の完結と、あたらしい歴史への闘い

 興奮から一日たって。

 まず大枠の話。
 2011年のワールドカップ優勝を小学生のころに見ていたであろう世代が、Uー20女子ワールドカップを制覇した。ここにひとつの「なでしこフィーバー」の完結を見た思いがする。今回の決勝戦でのフジテレビNEXTの中継解説は野田朱美氏だったが、何度も「ここからが本当の勝負」というようなことを言っていて、それはU-20代表の彼女たちだけでなく、「すべてのカテゴリーでW杯を制覇してしまった後の日本女子サッカー界」にたいする気持ちでもあったのだろうと自分は受け止めた。一連の「フィーバー」はここで完結したのだから、後はいったい何を目標に、どういう方向性でこの業界を活性化させていかねばならないのか。言うまでもなく、男子サッカー界はそういう意味での「完結感」はまだ味わっていないのである。あのW杯を優勝しないことにはたどり着けないわけだから。
 なので来年の女子W杯フランス大会は、新たな歴史をどういうふうに紡いでいくのかの難しい第一歩となるのだと思う。誰しもが、この「強豪国」の立場になったあとの状況について、まったくの未知なのである。

 試合のこと。

 グループステージからずっと、キーパーのスタンボー華はパンチングが多くてキャッチングが不得手かと思えるプレーぶりが続いていたので、序盤からスペインもそのあたりを狙っていた気がする。スタンボーに弾かせてコーナーキックを奪い、そこからセットプレーの高さでいくつか決定的なチャンスを作っていた展開にはヒヤヒヤさせられた。もちろん、この試合でスタンボーはいくつかファインセーブを見せてはいたが、終始キーパーは今回のチームでウィークポイントだった。でもそれは女子サッカー全体においてもこの難しいポジションで人材が豊富な国は存在していないと思うので、「どっこいどっこい」の話なのだろうけど(そう思うと日本と対戦したときのパラグアイ代表のキーパーが神がかっていたのですごく印象的だった)。

 それでも前半終わり頃に宮澤のスーパーゴールが決まり、いい流れで後半につなげることができた。ずっとポゼッションで圧倒しているはずなのに、なぜかリードを許してしまっていることに戸惑いの色を隠せないスペイン。そこへ宝田、長野がゴラッソを立て続けに決め、W杯の決勝という舞台にも関わらず、このあと時間稼ぎをするわけでもなくさらに4点目を狙うべく前線から鬼神のプレスで走りまくっていた彼女たちの姿には末恐ろしいものを感じさせた。この感覚は男子W杯では未だに体験したことのない味わいであり、つくづくこの試合が地上波で全国放送されなかったことの損失を思う。どんなに気持ちのいいサッカーだったか。手を抜かず、お互いの技術力の高さを信じ合ってひたむきに走りきり、すべてが良い距離感でパスワークが行われ、深い信頼関係にある監督が苦しい時間帯に鼓舞し続ける・・・これが「自分たちの、日本のサッカー」なのだった。グループステージのパラグアイ戦以降、もうこのチームは崩れないという自信すら漂わせていたわけで、そりゃあ優勝するわな、とすら思わせた。日本サッカー史上類を見ない「超攻撃的チーム」がそこにあった。

 本当なら1点を返された直後に、流れを変える意味でも、FWからの守備を活性化させるべくすぐに村岡真実を投入してほしかった・・・そうして疲弊したスペインにトドメを刺す華麗なマタドール役と化す村岡を期待していたのだが、実際に投入されたのは残り数分のところであった。しかし最後の最後で歴史的なピッチ上に村岡が立てたことには、オルカ鴨川を応援するすべての人々、およびなでしこ2部リーグでがんばっている多くの選手・関係者が感銘を受けたはずだ。

 さらに言うと、表彰式でキャプテンの南がワールドカップを掲げるシーン、および大会名の書かれたバナーを前にして全員で記念写真を撮るときの村岡真実のポジショニングはどれも申し分なく、猛者たちの中でもしっかり彼女らしい才覚(?)を見せていたことを個人的には高く評価したい(笑)。

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2018年8月22日

日本サッカー協会のHPも少し狂乱ぎみになっている?U20女子代表の決勝戦に備えよ!

 前回のチェルスキーな記事では、新加入のジョルジーニョについてうっかり書き忘れていて、それでもって新生アーセナルとのロンドンダービーまで制して開幕2連勝となり、改めてジョルジーニョの存在について自分なりに感想を述べたいところだが、申し訳ないがいまはU-20女子ワールドカップである。
 日本代表“ヤングなでしこ”(わたしは『プチなでしこ』というネーミングのほうがいいんじゃないかとずっと思っている)が同カテゴリーでは初の決勝進出を果たし、スカパーでしか生中継していなかったフジテレビも今度はいよいよ地上波でも放送することになった。しかし地方ローカルでは放送がないようなので、関西地方(カンテレ)でも観られない。今回のチームにおいては宝田沙織、林穂之香、北村菜々美のセレッソ大阪組のユニットがすばらしい働きをしているのだが、彼女たちの奮闘が関西地方のお茶の間で視聴できないことは残念である。

 ユニットで捉えると、セレッソ組に対して、右サイド寄りに植木理子、宮澤ひなた、宮川麻都の日テレベレーザ組がさすがの技術力の高さを誇っていて、中盤で「いかにも10番」な雰囲気で自信満々にプレーしている長野風花が元レッズであることを思うと、センターバックにかけてのゾーンは浦和レッズのユニットが形成されている。これが今回のU20代表の基本的枠組みだと思える。

 そのなかで今大会間違いなく驚異的に存在感を発揮しているのは、今はベレーザに指定強化選手として籍を置いている18歳の遠藤純である。JFAアカデミーは女子サッカーにおいては本当に育成機関として素晴らしい仕事をしていると認めざるを得ない。攻守に走りまくり、そうかと思えば左足で絶妙のパスを精度良くガンガン通してくる。2戦目からスタメンに入るや、もはやこのチームは遠藤の仕掛けからすべてのスイッチが入るかのようで、「機動力のある中村俊輔みたいだ!!」と思えてくる。ドイツ戦でのプレーヤー・オブ・マッチを獲り、次の準決勝イングランド戦では相手から警戒をされるも、その遠藤の存在に刺激されてか反対サイドからの仕掛けが活性化し、決勝点は宮澤のクロスバー直撃からの、走り込んでいた遠藤のヘディングで決めることとなった。
 いやはや、遠藤純、とんでもない選手がまた現れた。ゴール前のフリーキックでは「右で蹴るのか?左か?」という感じで、かすかに微笑を浮かべる長野とポーカーフェイスの遠藤が並び立ち、それはかつての中田英寿と中村俊輔の姿を連想させた・・・(すまないが、こういうシーンではおっさんの郷愁に浸らせて欲しい)。ともあれ、決勝戦でもし負けたとしても、日本にとってはこの大会で遠藤純という傑出した個を見出したことで、すでに大きい成果を上げたのではないかと思っている。

 そしてこのチームにおいて攻撃の流れを変える切り札として、我らがなでしこリーグ2部・オルカ鴨川FCから選出された村岡真実14番がベンチに控えているのである。サッカーにおける背番号14は伝統的に「ジョーカー的存在」であったり「影のエース」の雰囲気があると思っているので、まさにこの番号は彼女によく似合う。ほぼ毎試合で途中から入り、ひたすら前線からボールを追いまくる。多少の粗さはあるものの、がむしゃらに何度もアタックを繰り返す姿は、普段の彼女のキャラクター性も相まって、チームを元気づけるものがある。それゆえに池田太監督からもそうした役割が期待されているのだろう。

 U20代表といえば、私にとってはどうしたって藤田のぞみの存在が最初にあったわけだが、こうして新たな才能が次々と新しい扉を開いてくれて、村岡真実のような選手が藤田のぞみの後に続いていく歴史を今まさに見守っているわけである。そう思うと2018年の私のサッカー的想い出のなかで、非常に重要な一戦を迎えることになる。私としては決勝戦で村岡真実のゴールを観たい。ひたすら、それを願っている。
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 ちなみにオチとしては、いまグーグルで「U20女子日本代表ワールドカップ」などの言葉で検索して、トップにでてくるリンク一覧のなかで、こういう画面になるのだが

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よーーく見てみると、

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「 を ~ ! ! 」

・・・・落ち着け!落ち着けってば!!(笑)

と、本当に些細なところではあるが、そんな感じである・・・。

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2018年7月22日

横断幕と暮らす日々(その11):全力で楽しめ!

 

 ネットを揺らしたシュートは、ゴール前に走り込んだ背番号8番が放ったものだった。

 かつての私が、サッカーファンとしてついぞ生で観られないまま終わってしまうもののひとつなのだとあきらめていた、ある種の「憧憬」のひとつが、目の前で現実のものとなった。スタジアムで藤田のぞみのゴールをこの目で見ること、これは個人的にいままで巡りあえなかった出来事であった。覚悟を決めて何度もスタジアムに通い出したからこそ立ち会えたこの瞬間に、ただただ感慨深いものを覚えた。

 それがこの日のすべてである。

 

 

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 男子の日本代表がワールドカップの初戦を勝利したことで次のセネガル代表との試合に(想定外の)注目が集まる中、この試合のある早朝に私は品川駅で降りて、バスで袖ヶ浦市陸上競技場へ向かった。アクアラインがあるおかげで袖ヶ浦へはこのルートが一番良いだろうと、友人のM・フィオリオ氏がアドバイスしてくれたのが3月のシーズン開幕の時期だった。あのころには想像もしていなかったことがその後、日本代表をめぐって起こったわけで、いろいろな気持ちを抱えながらの袖ヶ浦行きとなった。

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 ひきつづきカップ戦ということでこの日も藤田のぞみが出場するかも分からず、そして雨が午前中から降り続いていた。新しく作ったものの、まだ一度もかかげていない、彼女のためのゲートフラッグを横断幕とともに持参しており、もし掲げることができたとしても雨のデビューになるのだろうかと思った。

 袖ヶ浦バスターミナルから住宅地を少し歩いたらすぐに競技場があり、隣接する野球場では、「オルガウラカップ」と称したジュニアのサッカー大会が実施されていた。その様子を観ることができたのは(大雨だけど屋根がないのは仕方ないにせよ)時間つぶしにはよかった。

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 横断幕の掲出作業に入らせてもらい、この会場ではきわめて地味なエリアにしか横断幕は出せなかったが、練習前にアップやストレッチをめいめいが行う場所のすぐ近くだったので、それなりにのんちゃんたちが横断幕について会話をしているとおぼしき状況も見受けられた。

 

 無事に藤田のぞみが先発ということが分かり、ゲートフラッグを構えた。小心者ゆえ、後ろの人に邪魔にならないような端っこのポジションに座り、選手入場がはじまる。私ははじめてゲートフラッグを掲げることができたわけだが、両脇のつっぱり棒は(カバンにおさめて運べるようにするため)、あまり深く考えずに作ったゲーフラの全長とほぼ同じ長さであり、ゲートというよりも「布そのものを持っている」ような代物である。そしてはじめてゲーフラを出して感じたのは、風を受けるとすごく手に重く感じ、それゆえにゲーフラをあげることはちょっとした根性を要することなのだということだった。風にも負けず、雨にも負けず(幸いこのときには雨は止んだ)、ひたすら何かを願いつづけてゲーフラを天高く掲げて・・・スタンドの端っこで目立たないかとは思うが・・・。

 

 そうして、決勝進出の目がまだあるカップ戦、スフィーダ世田谷との試合は、開始8分の浦島のゴールで幸先よく先制し、そこから藤田のぞみのゴールへとつながっていったのである。結果3ー1で勝利し、私のゲーフラのデビュー戦で、のんちゃんのゴールが生まれたことは控えめに言っても最高の日なのであった。


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 そしてフィオリオ氏からはLINEで再三、この日にゲーフラにサインをもらえと説得され続けていた。私としてはこのゲーフラは・・・試合前に掲げておいてこんなふうに思うのもなんだが・・・その内容について、ご本人を前にして堂々と広げるにはなんとなく抵抗感があった。というのも、このゲーフラは某有名絵本のキャラクターを、ひたすら手作業で模写をしてオルカ鴨川8番バージョンに仕立て上げた内容であり、著作権を侵害している!と言われてもその通りですねすいませんごめんなさいとしか言いようがなく、ブログの読者には申し訳ないがウェブ上では気軽に掲載できないレベルのものだからだ。

 

しかしよりによってゲーフラをデビューさせたその日に本人がゴールを決めたのだから、たしかにこの奇跡的なタイミングを逃すとサインをもらうきっかけを失いかねないこともよく分かっていた。そこで心を整えて、気持ちを切り替えて、サポーターのTさんに出待ちの時にマジックペンをお借りして(そう、ペンすらこの日は用意していなかったのであった。まったく心が整ってない・・・)、ひたすらのんちゃんを待った。

 

すがすがしい表情のご本人に、まずはゲーフラを折り畳んだ状態でサインをいただく。そして厚かましいことに、(前回の富津でサインをもらったポストカードに、本人の自筆プリントで書いてあった言葉をふまえて)「全力で楽しめ!」というフレーズを書き入れてくださいとお願いをする。

「・・・『め』、ですか?」

「そうです、『楽しめ』、で・・・」と伝える。

 

そして最後のお願いで、ゲーフラを持った姿で写真を撮らせていただく。そのときこのゲーフラの全貌をはじめて目にしたのんちゃんが「あ、★★だ。」と某絵本のキャラクターに反応してくれた。それ以上の感想はなかったが、撮影した写真でも素敵な笑みを浮かべていたので、ひたすら安堵。

 

こうしてテンション高くふたたびバスに乗って東京に向かい、チェルシーサポのYさんご夫妻と久しぶりにお目にかかり楽しい夕食をいただき、そのあと私は再び心を整えてからセネガル戦を見届けるべく恵比寿のフットニックに向かい、ハリルホジッチお面をつけて楽しんだのは先日書いたとおりである。

 まったく見知らぬ場所でハリルホジッチお面をつける勇気がわいたのも、のんちゃんのゴールと、ゲーフラを手に写真に収まってくれたときのあの笑顔のおかげだったからである。サッカーをめぐる生活を全力で楽しんでいること、それは、間違いない。

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2018年7月 4日

横断幕と暮らす日々(その10):見つからない答え

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 5月最後の日曜、エルフェン狭山とのアウェイ戦は埼玉県の鴻巣市立陸上競技場で行われた。

 スタジアムに着くとオルカサポのTさんから、「オルカ鴨川FC」とスタンプが入った小さい色紙に、のんちゃんサインが入ったものをいただく。スタンプはご自身で作られたものらしい。ありがたく頂戴する。

 横断幕の掲出のとき、Iさんというサポーターが持参していた手作りのフェルト素材のものに感じ入る。チリ国旗がなかなか売っていないので・・・ということで、忠実にチリ国旗をあしらって、そして他の選手たちのニックネームもちりばめていて、これを完成させる作業量は相当なものだったと思う。

 横断幕の設置場所は広々としていたが、風でめくれないように固定させるところがなく、地面の排水溝のフタを手であけて、そこの穴を通していくなどの対処が必要となった。



 荒川恵理子の250試合出場セレモニーを経て始まったこの日の試合は惜しい展開で、2失点を追いつき、幻のゴールもあったが、最後の最後で決められてしまった。マリアが不在で、前回のようなプレッシングがうまく機能しなかった印象。

 

 そして出待ちでは、かの「仙台のファンが作った藤田のぞみ横断幕」のまさにその所有者がこの日の会場にいて、「横断幕にサインをもらう」と意気込んでいたのでできる限りサポートしようと自分も控えていた。しかし、いつまでたっても彼女は姿を見せず、「消えたのんちゃん」の行方を探していたのだが結局この日は誰も会えずじまいとなった。そのあと現場の情報では、浦和時代のチームメートだった某選手のご家族とともに早々に別行動で会場を去ったとのうわさ。ここは埼玉だから十分ありえる話だなと思った。

 

 というわけで結果的にこの日の私とのんちゃんの接点は、Tさんに試合前にいただいたサイン色紙だけとなったのである。こういう日もあるよと自分に言い聞かせながらも、何か意味のあることをして帰ろうと思い、いつもより早く東京に着くことをいいことに、ちょっとした買い物をして少しは気が晴れて、京都に帰った。

 

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 6月は仕事の都合でさすがに毎週は観にいけず、10日のカップ戦、ニッパツとの試合で、ふたたび富津臨海陸上競技場へ。前回来たときは横断幕が張り出せなかった会場だったので、私はこの再訪の機会をめざして新たにゲートフラッグを作ってきた。案の定今回も、なぜか試合前日になってオルカFCの公式サイトで「個人向け横断幕は不可」となったので、なぜこのタイミングで周知してくるのかもビミョーだなぁと思い、「だったらこんなに早く会場入りする必要もないよな」と考え、富津駅から歩いて競技場に行く前に、(この日は大雨の予報でもあったので)近所のイオンモールで時間をつぶすことにした。

 ちょうど雨が降り出してきたところで、屋根のないスタジアムでお昼ご飯を食べるぐらいなら・・・と思い、イオンモールのサイゼリアで早い昼食を取ることにした。そして私がサイゼリアにいくと必ずチェックする、「キッズメニュー」に描かれている「間違い探しクイズ」をひたすらにらみ続けるということをしていた。

 ちょうど同じタイミングで「湯郷ベル×バニーズ京都」の応援準備にいそしむ友人のM・フィオリオともLINEでやりとりをしていて、この世界最高レベルと思える難しい間違い探しクイズの画像を送ってみたりしていたのだが、彼からは「近所にいるならさっさとスタジアムに行け」というニュアンスで返信があり、「でもどうせ横断幕出せないし」と、ヘソを曲げた気分で引き続きサイゼリアで間違い探しを眺めつつダラダラしていた。するとネットで発表されるスタメン情報を逐一チェックしているフィオリオ氏からのLINEで「そんなことしているから、今日はのんちゃんベンチ外だぞ!!」とのお知らせ。

 

 

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 ・・・まぁ、シーズン中に何度でもこういうことはありえることは覚悟していた。昨シーズンの湯郷ベルでもさんざんそれは体験済みである。

 そして今日はカップ戦なので、いつもと違うメンバーで臨むことも十分ありえるから、そこも十分理解できる(そして当然ながら、唯一このとき心配だったのは、本人のコンディションに何か問題があるのかどうか、ということである)。

 

 しかしよりによって今日に関しては「富津は横断幕出せない」+「大雨(屋根なし)」+「本人ベンチ外=ゲートフラッグも出せない」、ということで、(あいかわらず最後まで答えが分からないままの)間違い探しクイズを眺めつつ、自分が今日ここにいる意味を今回ばかりは改めて沈痛な気分で考えてしまう。

 

 それでも気を取り直し、オルカのために大雨のなかをレインコートで飛び込む決意を固め、スタジアムへ。間違い探しはけっきょく最後まで分からずじまいだった。

 

 スタジアム周辺の「オルカ横町」ではいくつかのブースが立ち並び、そしてオルカのグッズ売場のテントには、この日ベンチ外の選手が店番をしていて、きわめてナチュラルに、のんちゃん、GK有馬、MF松長の豪華メンバーが並んでいた。あまり普段ありえない光景なので、しどろもどろになりつつ、一通りの今日の気持ち(ベンチ外でとっても残念です、でも仕方ないですよね・・・)を伝えつつ、(オルカの物販で前回売り切れてて買えずじまいだった)のんちゃんのポストカード(『全力で楽しむ!』と本人の筆跡がプリントされている)を購入させていただき、そしてその場でご本人にサインをいただいた。

 

 というわけで試合前にすでに自分としては目的を果たした気分になり、あとは「全力で楽しむ!」とのご神託を自分に言い聞かせ、雨の中ひたすらオルカを応援することに専心した。

 個人的にはこの日オルカ加入後、初の試合出場となったDFの吉田紫穂選手の奮闘ぶりに注目した。大阪体育大学出身で、同校の女子サッカー部監督は遠い昔にちょっとした縁のあった方なので、いつか吉田選手にもそのことを話してみようと思っている。

 しかしなかなかに難しい試合で、0ー1の敗戦。私が観に行けなかった先週のリーグ戦では勝てていただけに、なんだか自分も申し訳ない気がしてくる。

 ちなみにこの試合で、コールリーダーのEさんが、とつぜん「シャララーラーララーラー」と聴き慣れない歌を歌い出し、かねてからやりたかったという新しいチャントを試合中に披露した。その場で何回か歌っているうちに、とても良い感じに思えてきて、お気に入りのチャントになった。もともとなでしこジャパンの代表のときに歌われていたものを拝借しているとのことで、「攻めろオルカ鴨川、誇りを胸に」という歌詞である。それがずっと頭に残ったまま、帰路についた。

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▲このなかに10個も間違いががあるなんて。

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