監督/coach

2016年11月 3日

モウリーニョのユナイテッドに4-0で勝ったことについて

 大阪マラソン応援企画の予告記事を出しているあいだに、プレミアリーグではチェルシーがホームでモウリーニョ監督のユナイテッドに4ー0で勝つという、クラブの歴史にとってのひとつのハイライトとして語り継がれるであろう試合があった。

 スタンフォード・ブリッジではモウリーニョ監督にたいして「あなたはもうスペシャル・ワンではない」というチャントも歌われたらしいけれども、でも多くのチェルシーサポーターにとっては今でも畏敬の念を抱かずにはいられない人物であろうし、だからこそ今このクラブが全力をかけて倒すべき相手でもあった。とはいえ4ー0は出来過ぎの部分もあり、相手チームにはウェイン・ルーニーがいなかったのも大きかった。開始早々のペドロの先制点は、マルコス・アロンソの(移籍時から期待していた通りの)精度の高いラストパスに感嘆させられた、まさに芸術的シーンだった。

 そしてこの歴史的な結果をあらためて振り返るに、ひとつ私が強く感じ入る部分があるとすれば、それは「モウリーニョ監督のユナイテッドに勝ったこと」ということよりもむしろ、「ジョン・テリー抜きで勝ったこと」のほうに、より重心を置きたいわけである。この試合の歴史的意味があるとすれば、そこじゃないかと思えるのだ。21世紀初頭のチェルシーを語る上で、今回の試合がひとつのポイントになるとすれば、僕らの視点のなかに、赤いチームを率いて戻ってきたモウリーニョの憮然とした表情と、そしてジョン・テリーがベンチでこの勝利を見守っていたこと、このことをできるだけ忘れないでおきたいのである。「歴史」というのはこうして静かにゆっくりと何かを変えていくのだということを。

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2016年7月24日

今日のBBCフットボールニュースのサイト

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うむ。ついさきほど観た、BBCスポーツのサイト。

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うん、なんだかこういうときのBBCのつくる記事のノリ・・・・・つまり写真の選定とか・・・

「分かってる、キミたちの言いたいことや、キミたちが内心で思っていることは、よぉーーく、分かってるから!!!」っていう、なんとなくの雰囲気、好きなんだよなぁ(笑)

しかもよく読めば、アラダイス監督の記事の見出し「人事管理がカギになってくるだろう」って、遠回しに赤色デビル関係者をディスってるんでしょうか(笑)

ここまでくると近年稀に見る「監督の動向がやたら気になってくる」プレミアリーグの新シーズンであり、イングランド代表の再スタートになってくるな。

とくにアラダイス新監督のイングランド代表、なんかとんでもない選手選考とかしてほしいよな。ピーター・クラウチの復帰とか(笑)

以上。

 

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2015年12月18日

フース・ヒディンクがチェルシーでまずやるべきこと

ここにきてジョゼ・モウリーニョ監督の解任が発表・・・。

でもこの雰囲気なら、「3度目」も、そのうちありそうな感じがする。
もはや「3年目になるとチームが崩壊する」っていうパターンを見越してモウ監督を招聘すればいいのである。ウルトラマンが3分しか闘えないのと同様に。
「3分で終わる」って思うと、それって音楽でいえばパンク・ロックみたいでいいではないか。一瞬の疾走ですべてを歌い尽くす。それこそ美学。そもそも永続的に成功を続けたところで、いつかは飽きが来るではないか。

・・・とまぁ、いろいろと言い訳めいたことを書いているが、この状況でふたたびヒディンク監督がリリーフ役に就任とのこと。いったいこの人はどういう気持ちでこの仕事を引き受けたのか。とくに今回は得るものがないどころか、遠回しにモウリーニョと比較される運命になるのだが・・・

ともあれ前回の「リリーフ」のときは、最終的にFAカップを獲って勇退したので、彼には本当に頭があがらなくなってしまったのである。それがまたこうしてリリーフ役を買って出たことに、なんというか、懐の深さというか、奇特な人というか・・・

で、今回の着任について私から言いたいことは、もう、ひとつしかございません。

ヒディンクがチェルシーに来てまずやるべきことは、これ。

























Evacomesback

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2015年12月 3日

ようやく語る気になった今シーズンのチェルシーFCについて:またはフットボール・ジャーナリズム史に残るのではないかと思える1枚の写真のこと

この夏から今日に至るまでいろいろとあったが、今シーズンの欧州サッカー界を面白くしてあげているのがチェルシーFCであるということを今日はハッキリ書いておきたい。

何せ、欧州リーグもまだまだこれからという時期なのに、たとえばスペインだとやっぱり優勝争いは3チームになるよなぁという感じで、ドイツも2チームの争いかもしれないが、もはやバイエルンの独走で突っ走る気配が漂っている。イタリアはその点興味深い争いをしているが、どうも数年前の八百長スキャンダル騒動以後、私にとっては「あまり真に受けないようにしておく」というスタンスで向き合わざるを得ないリーグになっている(ただ長友がインテルと契約延長したのは、それはもう本当に凄いことだと思っている)。

そんななか、前年王者のチェルスキーは歴史に残る見事なコケッぷりをみせ、降格争いをガチで憂慮するほどの事態をもたらし(まだ降格ゾーンまで5ポイントしかない)、あと岡崎のレスターがまさかの首位攻防戦を演じていたりと、イングランドのサッカー界を予測不能の混迷状態に陥れているこの2クラブにはもっと感謝してもらいたいものである。

そもそもレスターのラニエリ監督は「アブラモビッチ以前/以後」の時代の転換期におけるチェルシーの指揮官だったわけであり、ユニフォームの色も含めて、やはり彼は「青い血」の流れる、いまいち冴えない風体だけどなぜかここぞのときに頼りになるお父っつぁんである。ひさしぶりのプレミアリーグでラニエリが輝くのは、チェルシー時代の基盤があってこそだと強引に解釈すれば、これについてもチェルシーFCには感謝していただきたいものである。

んで、

モウリーニョ監督の3年目不発ジンクスがいかんなく発揮され、そしてようやくこの期に及んでジョン・テリーの後継者がいないことに気づいて慌てだしているかのようなクラブ事情も組み合わさって歴史的な低迷を続けている我らがブルーズだが、どうしてもここで言及したいのは、チェルシーがウエストハムのホームに乗り込んだ10月の試合のことである。

ホームチームに先制され、一時は追いつくも、そのあとマティッチが退場、そしてモウリーニョ監督もベンチから退席処分を喰らう。
で、モウ監督は客席に移動して試合を見届けていたのだが、最後の最後でキャロルに勝ち越されて負けた試合である。

この試合を報じたBBCのサッカーニュースの写真がこれである。




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これはフットボール・ジャーナリズムにおけるピューリッツァー賞をあげてもいいのではないか。私はこれほどまでに見事なサッカーの報道写真を観たことが無い。

この写真で観ると、2人の客は殴られてもしょうがないぐらいの距離で、ゴールが入るや振り返り、おもいっきり監督本人に向かって「ざまぁぁぁぁーーー!!!」とやっている。その躍動感と、まったく硬直して動かないモウリーニョの対比。これはもはやダヴィンチの『最後の晩餐』を思わせるほどの芸術性あふれる一瞬を捉えた作品である。あ、大げさですか、ハイ。

や、そりゃあ、チェルサポにとっては悔しい試合なのだろうけど、この一枚の写真で、私は今シーズンのモウリーニョ・チェルスキーをすべて許せる気がしたのである(この当時はまだ、すぐに浮上するものと思えていたわけだが、まさかここからさらに下がっていくとは 笑)。

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2015年9月22日

デットマール・クラマー氏逝去

 正直サッカーをのんびり観る気分が失われやすい昨今の社会状況なのであるが、そんななかデットマール・クラマー氏の死去のニュースが。

 中条一雄さんの本を読むと、当時のドイツサッカー連盟が日本にクラマー氏を派遣してくれたことは、本当にラッキーだったことを実感する。当時35歳ぐらいで来日していたことになるのだが、すでに優秀な指導者であることに疑いの余地はなく、そういう人材を日本に紹介してくれたということで、日本サッカー界はなによりドイツサッカー連盟にまず恩義がある。

 こうして時を経て、多くの日本人がドイツでプレーするようになったことを、クラマー氏がどういう思いで観ていたのか。そして何より、いつかワールドカップの、それも決勝トーナメントあたりで、ドイツ代表と日本代表がガチで勝負する日がきたら、あらためてそのときにクラマー氏の功績が振り返られることになろう。RIP。

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2015年6月27日

いちばん欲しかった「勝ちT」、13年越しに手に入れる

2002年の日韓共催ワールドカップのときから、日本代表スポンサーのキリンは「勝ちT」のキャンペーンをはじめたと記憶している。

その2002年のとき、たくさんあった様々なTシャツのデザインのなかで、「当てるなら、これしかないだろう、絶対!」と思ってひたすら応募したが、結局手に入れることが叶わなかった、とあるシャツがあって。

それを先日、たまたま立ち寄ったリサイクル古着屋で、偶然手に入れたのだ。



これだ。

















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いやー、この吉田戦車のマンガ風なテイストが、当時からかなりの破壊力とインパクトをもって迫っていたわけで。

もはや代表のユニフォームを着てスタジアムにいくよりも、このシャツを選びたくなる。

13年越しでようやくゲットできたので、感激と感慨が混ざり合った感じだ(しかも見た感じ新品に近い状態で、かつ、かなりの安い値段で買えた 笑)。

当時の通訳のダバディ氏といい、トルシエジャパンは「わざと面白おかしくやってんじゃないか?」って思える雰囲気がちょいちょい垣間見えたが、その一端を担っていたのがこの勝ちTのトルシエ監督直筆「必勝」シャツだったんじゃないかと改めて思った次第である。

Ft

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2015年5月 7日

ひさびさにいいもん見せてもらいました

せめてこの試合だけはがんばって起きて観よう、と思ったかいがあった。

今朝のチャンピオンズリーグ、バルサの世界最強3トップに、いきなり3バック&ほぼマンツーマンで挑んだバイエルンがすんごい興味深かった。

案の定すぐに攻略されかかって、10分ぐらいですぐ4バックに戻したペップ監督の潔さも見事。
CLの放送を支えるスタッフたちも相当サッカーを分かっているようで、ペップ監督が4本の指を立てている絵をしっかりと押さえていて、ちゃんと流れのなかで中継映像に乗せていた。監督の指示をあそこまで見事に試合の「カンどころ」としてお茶の間に届けたサッカー中継って、あまり記憶に無い。

まぁ、一方では「3トップに対して3バックのマンツーマンでも、あのチームにはもう一人『ある意味でセンターバックみたいな人』が後ろにいるから大丈夫、ということなのかっ!?(苦笑)」という見方もできて、ほんと、ハラハラドキドキの試合序盤の攻防だったわけですよ。

やー、「全力でリスクを背負いまくったプロの仕事」をあの最高峰の舞台で見せつけられてテンションあがったなぁ。3-0で負けたのは可哀相(3点目は本当に余計な失点)。リベリとロッベンがいなかったというのも、残念な要素。でも来週のホームの試合で、またテンション高く立ち向かっていってほしいところ。

いまさらこんなこと書いても本当にどーしようもないけど、「ぁあ、メッシってすごいな」っていう。あらためて。あんまり走んねぇけど。

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2015年4月 5日

チェルシー×ストーク戦のモウリーニョ監督のリアクションがファニーすぎる件

録画していたチェルシー×ストーク戦をチェックしていて、チャーリー・アダムのセンターサークル付近からのトンデモシュートをぜひライヴで観たかった・・・うむ、今日の試合のハイライトはこのゴールなんだろうな、と思いきや・・・

後半80分ごろ、絶好のゴールチャンスをはずしたときのチェルシーベンチの様子。


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Di_canio

しょ、昭和のマンガかーっ!?

 

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↑ ウケてるっぽいルイ・ファリアコーチ。

いやー、いいもん見せてもらいました。
昭和のマンガというか、吉本新喜劇的というか・・・
ポルトガル人でもそういうコケかたを狙っているんですな。
右のコーチも同時にズコッとなっているわけで、リハーサルでもしたのかっていうクオリティ。

ところであらためてチェルシーの公式サイトにおける、監督コーチ陣の紹介ページをみてみると、トップに上がっている写真が

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なんかミョーに可愛らしいのな(笑)
あざとい、っていうか(笑)

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2015年2月 5日

「トルシエ待望論」があってもいいじゃないか、とコソッと書いてみる

あれこれと。

 アギーレの後任についてはオリヴェイラ、クルピ、フェリペ・スコラーリといった名前があがっているが、代表監督の経験がないぶん、(そしてチェルスキーのサポとしても)ここはフェリポン推しといきたいが、現実的には難しいのだろうな。

 クルピも良い監督だが、日本に戻るならセレッソをやってよ、っていう人であり、かつ代表監督になってしまうと、「いかに愛弟子の香川を再生させるか?」みたいなテーマに集約されてしまう展開が既定路線になってしまい、それって実は日本代表全体のためには良くないパターンだと考える。

 そういう意味ではオリヴェイラはあらためてウィキペディアなどで読むと実績・人物像として申し分ない雰囲気があるが、いかんせん代表チーム向きなのかどうかは未知数ゆえにリスキー。

 ピクシーもメディアで名前が挙がっているが、むしろピクシーに期待したいのはそのコネクションを活かして、世界的にまだ知られていない面白い監督や選手を日本に紹介するような役回りなのである。バルカン半島周辺って、すごい人材が急にドバッと出てきたりするわけで。

 最初に思ったのは「テグがリオ五輪代表と兼任」のパターンなのだが、五輪予選とのスケジュール的に難しいらしく、かなり残念。この日本代表チームをとりまく鬱屈した状況下において、そのアメージングかつアグレッシヴな「ダジャレ連発記者会見」で、とくに子どもやお年寄りのハートをつかんで代表チームのファン層を拡大してほしいと期待したいのだが。

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 あと、日本代表においてアギーレ監督が示し得た可能性としては、武藤や柴崎を代表で使ったこと以上に、「岡崎のワントップ起用」をはっきりと打ち出していたことにあったと思う。先日スカパーでマインツ戦をやっていて、解説者も言っていたのだが、いまのマインツは岡崎のトップにおける動きだしを前提としたチームづくりをしているが、日本代表はまだそうじゃなかった(だからアジアカップも不発だった)、ということで、このあたりの可能性を時間をかけて追求していく必要があったわけである。個人的には次の代表監督も岡崎をトップで使い続けてみてほしい気がする。

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 さらに余談ぎみに書くと、「トルシエ待望論」が出てもいいんじゃないか、っていう(笑)。
 や、これまでの外国人監督のなかで結局、最も日本代表で結果を残したのはトルシエなのである。

フィリップ・トルシエが日本代表チームにおいて示した「フラットスリー」は、今でも評価されるべき戦術だったと私は思っている。

「日本人はフィジカル勝負で不利だ。とくにセンターバックは競り合いで世界に勝てる見込みが薄い。それならば、オフサイドトラップを仕掛けまくって逃げ切っていくべきだ」

もっというと、攻撃面では、鈴木隆行を抜擢したことで「フォワードの役割はゴール前でボールをキープしてファールをもらえ」というもので、「そうすればフリーキッカーが充実しているので、セットプレーで得点チャンスが高まる」ということである。

それなのにW杯直前の最後の最後で中村俊輔を外したことだけは永遠に私の中でマイナス評価になるが、それはともかくとして、トルシエが攻守において示した方向性は、「いかにフィジカルの弱い集団が世界と闘うか」を考えるうえで、これらは非常に合理的で筋が通っていたのである。
ここまで理屈が通った戦術を押し通した(押し通せた)監督というのは、それ以後もそれ以前もいなかったはずだ。そして現時点で、もっとも良い結果を残せたのがこの監督の方向性だったわけである。

だからあえて言おう、「トルシエに再び学ぶときが来たのではないか?」と。

(まぁ、もしトルシエが今の代表の指揮をとるならワントップは本田になるだろうし、香川なんかは代表から外されそうだな。あと足の速いセンターバックということで、加賀健一とかサプライズで選びそう)

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2014年9月10日

アギーレ監督について思うこと

旅の話はいったん脇に置き、アギーレ・ジャパンのことについてもそろそろ書いておきたい頃だ。

とはいえ昨晩のベネズエラ戦を観ただけにすぎないのだが。

で、

えーと、

ワタシ的にアギーレ監督について言えるのは・・・・



Niteru

この人って、





Leland

あのテレビドラマ『ツイン・ピークス』にでてくるリーランド親父にそっくりだよなー、っていう(笑)。

や、ホントに。

まぁ、戦術的なこととかよく分からないので、そういうところしか今はチェックできていない・・・。

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ちなみに昨日、ひさしぶりにスポーツ・バーの環境で、日本代表の試合を観ていたわけだ。

テストマッチだけど、ちゃんと代表のユニ着て集まっているお客さんとかもわりといた。エライ! と思う。どうしても自分なんかはこういう試合だとチカラ抜いていいかげんに応援しているクチなので・・・

で、一番印象的だったのは、やはり今回も「GK川島のアップ」が画面に映し出されると、スポーツバーの店内で笑いが生じたことだった。以前も似たような状況で笑いが起こっていた。

そう、川島には本当に申し訳ないが、川島に関してはどんなに真剣でシリアスな状況であっても、その表情がなぜか観客の笑いを誘ってしまうのである。

これは過去の日本代表キーパーおよびフィールドプレーヤー全般においてもあまりない現象かもしれない。

「どうして川島の真剣な表情のどアップは、客の笑いを誘うのか」。

これについては宿題として考え続けたい。
逆にいうと「なぜ川口能活の真剣な表情のアップにおいては、そこまで笑いを覚えなかったのか」ということでもある。なんとなくキャラの系統としては似ている気もするので、この謎を解く鍵は川口にあるんじゃないかと思っている。

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