フットボールファッション/footie fashion

2019年7月17日

チェルシーFCの19/20シーズンのアウェイは「モッズ文化」をモチーフにしているとのことだが、モッズというよりも・・・

ええと、スーパー・フランク・ランパードがチェルシーFCの新監督に就任したことはまた別に書こうとずっと思っていて、ちょっとこれはネタとして大きすぎて、どう書いたらいいものかずっと思い悩んでいる状態であった。そんなこんなでチェルシーFCご一行はジャパン・ツアーとしていま日本に来ているわけで、金曜日の夜に川崎フロンターレと試合をする予定である。関東に住んでいるチェルサポは大忙しとのこととお察しする。

 

さてそんななか、新シーズンのアウェイ用ユニフォームが公式サイトで発表されている。(すでに発表済みのホーム用のユニフォームは、私はわりと好きな感じである。ナイキにしてはよくやったとすら思っている

公式サイトの文章をグーグル翻訳すると、

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清潔でスタイリッシュなデザインは、1960年代のロンドン、特にスタンフォードブリッジから歩いてすぐのキングスロードで繁栄したモッズ文化にインスパイアされています。
新しいキットはボタンダウンカラーで完成したぱりっとした白いポロシャツを特徴とします。 これは赤と青の縞模様でトリミングされ、中央に2つのボタンで固定されています。それぞれに「ロンドンのプライド」というフレーズが刻まれています。

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とのことで、今回は「モッズ・カルチャー」をテーマにしてきたのである。

パンクよりも清潔感があってシャープな雰囲気、つまりはフレッド・ペリー的な装いを狙っているんだろう。

それで公式サイトではこのように男子チーム、女子チームそれぞれをモデルとしてプロモーション写真が掲載されているわけだが・・・



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うん、これはなんというか、

私のファーストインプレッションでは、モッズ文化というよりも、

どうしても

「運送会社のコマーシャルっぽい雰囲気が感じられてしまって、そのテイストにしか見えてこないのであった。色合いのせいなのか、スポンサーロゴのせいなのか、アスピリクエタの仕草のせいなのか、韓国代表チ・ソヨンのバリバリ仕事しそうな雰囲気のせいなのか、イーサン・アンパドゥの“ミュージシャン掛け持ち仕事っぽさ”のせいなのか、どういう理由なのかはうまく言えないが・・・すまない、みんな。見れば見るほど荷物運びまくってそうなノリだ。チェルシーFC,新シーズンもがんばろうぜ。

 

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2016年8月18日

まずは世界のトップ100位に入りたいので、ぜひ私のデザインに投票をお願いします・・・@アディダスのサード・ユニフォーム企画

来シーズンのサード・ユニフォームのデザインを世界中からコンテストで募って投票で決めていくというアディダスのキャンペーン、応募してみました。
選んだクラブはバイエルン・ミュンヘン。

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「Für immer」(永遠)とドイツ語で名付けてみたユニフォームで、これは14/15シーズンのヴォルフスブルグとの開幕戦で実際にアリアンツ・アレーナに行ったときに撮影した写真を配置したわけですが・・・ていうかですね、この日はチケットを持ってなくて、開幕戦だから速攻で売り切れててダフ屋もどこにいるかよくわかんなくて、会えたと思ったら「そこで待ってろ」と言われてもまったくその後誰も来ないから引き続きウロウロしてて疲れ切って、結局スタジアムに入ることをあきらめ、そのままホテルに帰ってテレビで試合を観たという想い出だけが残っているんですが。

なのでせめてこういうカタチで、あのときの経験が活かせればと思ったので、あえて写真だけのデザインを作ってみた次第です。

どうかぜひ投票をお願いします!!(メールアドレス登録がいるようですが、このキャンペーンのためだけのものみたいです)
世界のトップ100にまずは入りたい!!
こちらから飛びます。画面を下にスクロールしてユニフォームの画像が出てきたら右上に「投票」のアイコンがあります。 ↓

http://japan.adidas.com/creatorstudio/ja_JP/fc-bayern-munich/gallery/124476

優勝すればバイエルンに招待されるそうです。行きたい・・・。

ちなみにせっかくの機会なので、このときの写真をいくつか。

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「写真撮らせて!」と雰囲気で伝えたら、静かにポーズとってくれた。

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アリアンツ・アレーナ

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この11人対11人でできるサッカーゲームはナイスアイデアかと思う。色もバイエルンのカラーで分けていて。

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この右のおじさんなんかは「チケットあまってたら売ってください」みたいな状態なのだが、さすがに開幕戦だけにむずかしそうだった。

ちなみにこのときはスタジアム近くのガルヒングという街に滞在。

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静かで穏やかな街でした。

次こそはアリアンツ・アレーナに入ってみたいですな。

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2015年6月27日

いちばん欲しかった「勝ちT」、13年越しに手に入れる

2002年の日韓共催ワールドカップのときから、日本代表スポンサーのキリンは「勝ちT」のキャンペーンをはじめたと記憶している。

その2002年のとき、たくさんあった様々なTシャツのデザインのなかで、「当てるなら、これしかないだろう、絶対!」と思ってひたすら応募したが、結局手に入れることが叶わなかった、とあるシャツがあって。

それを先日、たまたま立ち寄ったリサイクル古着屋で、偶然手に入れたのだ。



これだ。

















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いやー、この吉田戦車のマンガ風なテイストが、当時からかなりの破壊力とインパクトをもって迫っていたわけで。

もはや代表のユニフォームを着てスタジアムにいくよりも、このシャツを選びたくなる。

13年越しでようやくゲットできたので、感激と感慨が混ざり合った感じだ(しかも見た感じ新品に近い状態で、かつ、かなりの安い値段で買えた 笑)。

当時の通訳のダバディ氏といい、トルシエジャパンは「わざと面白おかしくやってんじゃないか?」って思える雰囲気がちょいちょい垣間見えたが、その一端を担っていたのがこの勝ちTのトルシエ監督直筆「必勝」シャツだったんじゃないかと改めて思った次第である。

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2015年6月21日

FCザンクト・パウリ ミラントア・スタジアムの思い出

先日のニュースで、宮市亮のザンクト・パウリへの移籍が発表され、かねてよりザンクト・パウリ推しだった私を大いに驚かせた。Jリーグを経由せずに若くして欧州へ旅立った宮市くんにとって、サッカー選手として生き残れるか、その真価が問われる最後のチャンスともいえる次の移籍先としてドイツ2部リーグのザンクト・パウリを選んだことは、なかなかに強烈な展開である。

なにせクラブのTwitter公式でも、壁紙の雰囲気も含めて強烈である。

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 ↑
もはや戦隊ヒーローの主人公がショッカー入りしたみたいな風情。

ともあれ、昨年のドイツ旅において、私がもっとも重要視したのはこのハンブルグ行きであり、ザンクト・パウリ詣でであった。
なので「宮市くん電撃移籍記念」で、急きょ予定を変更して、ザンクト・パウリのミラントア・スタジアムで撮影した写真をたくさんアップしておきたい。

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ハンブルグの巨大歓楽街、レーバーパーンのすぐ近く。近所で遊園地らしきテーマパークの工事が行われていた。

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と、期待通りにのっけからクールなビジュアルに彩られていた。

そしてクラブショップに入ってみる。

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かっこいい。かっこよすぎる。ドクロマークは個人的に苦手ではあるのだが(笑)

テンションが高ぶって、ユニフォームを買った。

どこで着るんだか分からないけど、オシャレなデザインだったので、衝動買い。

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こういうメッセージもザンクト・パウリらしいと思える。

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印象的だったのは「子ども用の客席」とか、やたらキッズに対しても友好的な雰囲気があったことである。人種や性別、年齢といったあらゆる障壁をぶちこわして、みんなでクラブを支えるぜ的なスタンスが感じられて、これこそがサッカークラブにとっての理想像だと思える。

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スタジアムの外壁に、サポーターの顔写真をここまで重点的に掲示しているのは、私の知る限りここぐらいである。そういう意味でもザンクト・パウリがどういう存在のクラブであるかが伺える。

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スタジアム内部にはミュージアムが併設されていて、たぶん、おそらくであるが、サポーターがボランティアで運営しているっぽい雰囲気だった。

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すべてがグッとくる。

ちなみにレーバーパーンの通りのなかにもクラブショップがあり、こちらは金曜と土曜は23時まで営業しているという、筋金入りのサポーター・フレンドリーなクラブ運営をしている(笑)

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いやはや、こんなにクールで世界有数のパンクなサッカークラブに、宮市くんは80年代の尾崎加寿夫氏以来の2人目の日本人プレーヤーとして闘いに挑む。どうにかしてこのクラブで何らかのインパクトを残してもらえればうれしいし、日本の多くの人にこのクラブの存在が知れ渡ってほしい気もする。

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2014年8月 4日

なんだかガーリーなバイエルンのアウェイユニ、そして女子が着るユニとして過去最低水準に達したなでしこオールスターの件

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バイエルン・ミュンヘンの新シーズンのアウェイ。

この素材感も含めて、いい色合い。ガーリーな雰囲気もあって、女子が着るともっと良い感じかも。

それにひきかえ、

日本のなでしこリーグ、

今年のオールスター戦のユニフォームってやつが・・・



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Q


これねぇ、私としては「怒りを覚えるデザイン」ってやつです、これは。特に右の「POLKA」チームのやつ。

これ、ダメです。サッカーのユニフォームではない。

そもそも両チームとも白色の面積の割合が似たような感じで、その時点でアウト。

少なくともデザイナーに、サッカーへの理解があるとは1ミリも感じられない。

そしてそれを採用するリーグの中の人たちの感覚も疑うわけで・・・。

去年のオールスターもヤバい雰囲気をただよわせていたので、やーな予感はあったんだが・・・。

失礼を承知で書くけど、

「自分の好きな選手がこんな酷いユニを着なくて済んで良かった」とすら思っている。

(もう、とにかく、のんさんは、今はケガからの復帰に努めて!)

もちろん選手たちはどんなユニでもがんばって全力で闘うのだから、そこは間違いなくリスペクトするんだけども、でも、でも、でも!! ってやつだ。 ユニフォームって、いろんな意味で大事。ほんとに。

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2014年7月23日

「24時間パーティー・ピーポー」なユニフォーム

14/15シーズンのチェルシーFCサードユニフォームがお披露目。

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個人的にはこれ、悪くない。このベースの色が特に。青緑の混じったやつの濃いめに見える(でも実際にみるとまた印象違ってくることって多い)。

そこに、差し色として水色を選んだのがグッド。最近の傾向だとアディダスはここでトチ狂った配色で攻めてくるのでヒヤヒヤしたが、今年は合格だ。

(でも最近のアディダスが作っているスパイクのデザイン、なんか「じんましん」みたいなブツブツのカラーリングは、まったくダメダメな気がする)

本当はこのユニも、お腹の部分のラインは無いほうがいいのだが(デザイナーっていうのは、何か手を加えたがる生き物なのだろうけど)、無理矢理にこれを、「ジョイ・ディビジョンの『アンノウン・プレジャーズ』のジャケットのオマージュなんだ」と思い込むようにしている。

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そういえばこのジョイ・ディビジョンつながりで言えば、先日発表されたドルトムントの新しいユニフォームが「ファクトリー・レコードっぽい=マンチェスターの伝説的クラブ、ハシエンダ風」とTwitterで評判になっていた。物事は捉えようなんだな、と。

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たしかにこうしてみるとカッコ良く思えてくる。

この素敵なレコード・レーベルについての映画といえばこれ!

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2014年6月25日

アヤックスの新シーズンユニフォームの宣伝における「ドッキリカメラ仕掛けました」ネタが微笑ましい

日本代表がW杯で敗退したことについてはさんざん語られまくるだろうし、自分としては「残念だった・・・」っていう気分しか今は出てこないので、毛色の違う話を。

アヤックスの新シーズンのユニフォームを宣伝する動画で、最近話題になっている「ドッキリカメラ」的ネタ。


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この役者さんが、アディダス社の担当者に扮して登場。

いまクラブで働いている、アヤックスOBの名キーパー、ファンデルサールが「仕掛け人」となり、彼の立ち会いのもと、このニセ担当者がつぎつぎと、トンデモなユニフォームを、「これ、来シーズンのユニフォームになりまーす」と、選手や監督に提示していくという展開。

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オランダだから、チューリップをドーン!

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アムステルダムの街並みをイメージ?

 

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なんとなく、ガーリーな模様。

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70年代ヒッピーっぽい絞り染め風のアウェイ・ユニフォーム。

そして極めつけが、

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ライオン柄!!(笑)

困惑する選手たち

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「・・・・・・・・・・・。」  「・・・・・・・・・・・。」

そしてこの人まで

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デブール監督!(笑)

この人、いい表情するんです(笑)

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「フーッ!!」

で、いったんアディダスの担当者が退室します。

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ファンデルサールにつぶやくデブール監督「なんかちょっと・・・こう・・・シリアスさが欠けているんじゃないか・・・?」。

選手たちの反応。

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「どれも全然イケてないよなー」

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「オレ、こんなの絶対着たくねー!」

そりゃそうだ。

そうしてアディダス社からユニフォームの説明を受けているときに

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ガチャッ!

「はーい、ドッキリでしたぁー!」とカメラが入ってくる。

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監督、いいリアクション。

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この、選手たちの文字通りの「安堵感」ったら(笑)

 

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「ホントのユニフォームはこれでーす!」と「本当の」ユニフォームが提示。

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ダレイ・ブリントさんも一安心(いまオランダ代表としてW杯に出てますね)

そういうわけで、なかなか見応えのあるユニフォーム宣伝動画。

で、オチとしては

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「ファンデルサールさんのアタマがヘンになったのかと思ったよ」

っていう(笑)

動画の完全版を貼り付けます。

でも、チューリップ柄はわりとアリかもしれない(笑)。

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2014年3月22日

オリジナルマフラー(@白倉ニット)を作ってみた

友人の結婚式の引き出物でいただいたカタログギフトのなかに、新潟の白倉ニットという会社でマフラーを自分の好きなデザインで作れるサービスというのがあった。

面白そうだったので、サッカーっぽいのを作ってみた。
モチーフは迷うことなく、のんさんで。

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かねてからカタカナの「フ」と数字の「7番」をかけたこのロゴでTシャツを作ろうと思っていた(むかしスカパーであった『フジテレビ739』もこんなロゴだったわけだが)。
それを今回ニットマフラーで実現できたことがうれしい。

ただし、このサービスで作れるマフラーは「ショートサイズ」なので、あまり実戦で使用しにくい長さとなっているのであしからず。幅25cm、長さ100cmとなる。

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↑左が通常のタオルマフラー。長さが29センチほど違ってくる。

参考までに、白倉ニットのHPは(こちら)。

そして作り方については(こちらのサイト)を参考にさせていただいた。

ただし、完全なオリジナルをつくるためには、思っていた以上に面倒くさい作業であることはあらかじめ覚悟しておいたほうがいい。なにせドット絵をひたすら描きこむだけでも面倒なのに、さらに仕上がりサイズが実際よりも1.47倍タテに伸びることを想定しながら原画を描くことになるので・・・(上記の写真でみるとあまり感じないが、ターゲットマークの部分は向きを変えると比率的に円形がゆがんでみえたりする)。

ご参考までに私が作ったデータを以下に置いておきます。(ただしもしこのファイルを利用して何らかの不備が生じても当方は責任を負いかねますのであしからずご了承ください)

こちら ↓

「non7.bmp」をダウンロード

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2014年1月19日

たしかに新しいヴィッセル神戸のユニフォームは残念なまでにビミョーなのだが、ひとつだけ利点がある。

J1復帰に際して、充実の選手補強を行ったヴィッセル神戸だが、先日発表された来シーズン仕様のユニフォームが話題を呼んでいる

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メインスポンサーの都合上、こういうデザインになることは仕方ない部分もあるが、それでももうちょっとデザイナーさん考えてよぉ~って思うところがあるな。
(スポンサーロゴを入れる箇所については、ひょっとしたらリーグの規定があったりするのかもしれない)

ただし、このブログでさんざん書いている「市民マラソン大会でサッカーユニフォームを探して応援する」という状況においては、ここまで分かりやすいデザインのほうが助かるのであった。

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ちなみに。

浦和レッズだが、迷彩柄を取り入れた、なんだか凄いデザインで攻めてきた
とくにサードの黒がいい!三菱の赤い色の差し色も効いている。残念ながらレッズレディースのほうはサードユニを使わないはずなんだけど、あまりに気に入ったので、これの背番号7番で作ってしまいたいと思わせるクオリティ。基本的にナイキはキライなのだが、悔しいがこれに関しては一本取られた気分だ。

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ちなみに最近ネットでみつけたユニフォームで「おおっ!」と思ったのは、昔の1860ミュンヘンさんの作品

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ちょっと昔のユニフォームって、わりとこういうテイストでエンブレムなどを大胆に配置していたりすることが多いが、これはわざと擦れた感じの色調を出していて、アート作品みたいで素敵。

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2013年10月 1日

チェルシーFCの公式グッズのデザインがことごとくダサい理由を考えてみた

今回の旅はサッカー方面では結局チェルシーとウエストハムのスタジアムを訪れたのみである。ウエストハムは宿泊先でもあったわけで、スタジアムに併設のグッズショップも行きやすかった。

そこで改めて感じたことは、おしなべてウエストハムのグッズは「デザインセンスがいい」ことだった。

とくにTシャツ類が、どれもこれも欲しくなった。
や、確かにロンドンでは好きな部類に入るクラブなので、そのあたりを差し引いても、なんというか、ロック・テイストを感じさせるデザインが好感をよんだ。

オンラインストアで現在購入できるシャツのなかから、あらためて画像をチョイスしてみる。

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女性向けのもいくつか。

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・・・というわけで、どうだろう。私は上記にあげたシャツのうち、実際に現地で2枚ほど購入してしまったほどだ。

その数日前に、スタンフォード・ブリッジで私はチェルシーのメガストアに入ったわけだが・・・さらに言えば今までも何回も同じようにメガストアにきたものの、実はチェルシーのTシャツって買った記憶がないのである。

いくらサポーターといえども、どうしても「欲しい!!」と思ったシャツがあった記憶がないのである。

現地に来れば、どうしたって「せっかくなんだから、1枚ぐらい買おうかな」とか思うのだが、どうしても、心ひかれるものに出会えたためしがないのである。不思議なまでに。

うむ、ためしに今ネット上で購入できるチェルシーFCの公式シャツをみてみると・・・・

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・・・どうだろうか。ウエストハムのシャツをみたあとだけに、あなたはこの中から「着てみたい」と思えたシャツはあっただろうか?

私は、残念ながら、どれもピンとこない。

ちなみに現地でも見かけたが、唯一このネットストアで私が買ってもいいかなと思えたシャツは

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これなのだが、
でもよーくみると

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悪くはないんだけど、なんだか「耳なし芳一」ライクなテイストなので、ちょっとためらってしまう部分もあったりする。(結局買わなかった)

そんなわけで、いったいどうしてこうなっているのか。

 

私の推察はこうだ。

「世界中にファンを抱えているクラブは、世界中の人の好みに合わせる必要があるため、デザインが保守的で最小公約数的なものに落ち着いてしまいがちになるのでは」

これはわりと自信をもって言えそうな気がする。

ウエストハムのような比較的ローカルなクラブになれば、ロンドンの下町のロックなデザインをガンガン発表してもまったく問題ないどころか、むしろそこが求められている気もする。そうか、だから数年前は「ドクター・マーチン」がメインスポンサーだったりするのかもしれない(ちなみに2001年に初めてロンドンにきたとき、私はチェルシーではユニフォームを買わなかったが、ウエストハムでジョー・コールのレプリカユニを買ったほどだ。ドクター・マーチンのロゴが入っていたこともポイントが高かった)。

そして、もうひとつウエストハムで見てもらいたいのだが、


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「イングランドで生まれ、ココロはいつもウエストハムとともに」
っていうテイストのシャツなのだが、

実は

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これと同じやつの「ベルギー・バージョン」だったり、実際に現地のスタジアム・ストアでは、数え切れないほどのバリエーションでいろいろな国旗をあしらったシャツが大量に売られていたのである!!
これは、種類を作るだけで相当なコストがかかっているはず(残念ながら日本国旗は見当たらなかったが)。

チェルシーでこういうのって今まであったか?(知らないだけだと思いたい)

私がチェルシーFCを支持する要素のひとつに「国際性」っていうのがあるけれども、実はグッズ方面においてはよっぽどこの下町クラブのほうが国際色豊かじゃないか? と思わせるのであった。

・・・と、いろいろグチってしまったが、特にTシャツに関しては、以前から「自分でデザインしてシルクスクリーンで印刷する」ということも一方でこだわっているわけで、「欲しけりゃ自分で作る」というパンク精神にのっとり、また気合いを入れて各種いろいろなフットボール・シャツを作ろうとも改めて思っている。

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