日本代表/Japanese International

2024年3月23日

写真たち:U-23日本代表×マリ代表の親善試合&山田楓喜の左足とパフォーマンスは要チェックや!

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先日の日曜日にひさしぶりに行ってきたサンガスタジアムに、つぎの金曜日の夜にまた行くこととなった。
U-23日本代表がマリ代表との親善試合をここでやるというので、職場から直で現地に向かうことに。

今日もカメラを持ってきたので、南側ゴール裏から撮影にトライするも、ぜーんぜん自分としては上手く撮れないので、もっと修行が必要。

で、開始早々いきなり町田ゼルビアの平河が先制点をあげて驚いた。先日のA代表の北朝鮮戦みたいだ。

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目の前で喜んでくれてうれしかったですよ。

自分なりに納得のいく出来映えの写真が少なすぎるので、一気にアップしますが・・・

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と、試合は1-3でU-23マリ代表が勝ちきり、テストマッチとはいえもうちょっと日本のゴールシーンが観たかったところ。防寒対策をしていたけれども、それでもやたらと寒い夜だったし、「熱さ」が欲しかった。

で、マリ代表には8番をつけてキャプテンマークを巻いたブバカール・トラオレという選手がいた。プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズFC(長いからウルブズと略すのが一般的だが、声に出して読みたい正式名称ではある)でプレーをしているということで、このピッチにはプレミアリーガーがいたわけだ。実際にこの日の試合もほとんどのボールが彼を経由していたんじゃないかと思えるほどに、チームの心臓として中盤に君臨していた印象。

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自身で3点目も決めていたが、相手のプレスをうまくかわしてボールを取られずにキープして試合をコントロールしていたり、さすがにうまかった。

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ちなみに私はこの日、トラオレに敬意を表してウルブズのネクタイ(2012年にチェルシーのアウェイ戦を観に行ったときにクラブショップで買った)を身につけて職場からやってきた次第。
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▲ダサいと思っていた狼のエンブレムが妙に可愛らしく見えるので好きなデザイン。でもキラキラしてて派手なので普段あまり職場では使ってない。

あとマリのゴール裏サポーターがたくさんの太鼓を軽妙なリズムで演奏し続けていて、クセになる心地よさがあった。

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そしてU-23日本代表においては見どころがいくつもあるわけだが、最近気になっているのは京都サンガから期限付き移籍で今季は東京ヴェルディでプレーしている山田楓喜だ。

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開幕のマリノス戦で圧巻のフリーキックを決め、そして先日の新潟戦でも再び見事なFKを決め、いまJリーグでもっとも危険なキッカーの一人であり、個人的にも「左足のフリーキッカー」っていうジャンルはやはりどうしたって特別な思い入れとともに注目したくなるわけである(ていうか、それまで山田楓喜を知らなかった自分は、地元であるサンガの試合をついサボッて観に行っていないことがバレバレですいませんっていう気分にもなっています、はい)。

短い助走から左足で繰り出されたその開幕戦の衝撃的なフリーキックについては、ヴェルディ公式でこのような見応えのあるムービーが作られていた。必見。

この、手で顔をおおうゴールパフォーマンス(ディバラみたい)が印象的で、話しっぷりからも若手選手とは思えない堂々たるマインドを感じさせる。

Nikkan

そんななか、この記事を書くにあたって調べていたら、東京ヴェルディはこんな公式グッズを作っていたことを知った。

Verdy

おお、加入後のファーストゴールを記念したタオルですか。

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ほう、写真は本人がチョイスしたと。なるほど・・・

で、そのタオルというのが














Fukiyamada


Buffon


顔、みえてへんやん!!www


いやー、なかなかの怪グッズが爆誕(笑)
あえて横方向からの写真を選ぶか・・・まぁ、ある意味で神秘的なミステリアス感は出せているのか・・・?

でもよくみたら、受注生産品で、すでに販売終了しているのね・・・
一瞬、買おうか迷ったのだが(笑)

そんなわけで、パリ五輪の出場権をかけた4月のU-23アジア杯においても、これでまたさらに楽しみが増えた。「セレブレーションもゴールの一部」と言ってのける山田楓喜にはその左足で世界の強敵たちを震撼させて、「知り合いの子どもと約束した」というゴールパフォーマンスをこれからも披露しまくってほしいものである。


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2024年2月 4日

京都マラソン2024(2/18)&大阪マラソン2024(2/25)今年も2週連続で「サッカーユニフォームのランナーさんをサッカーっぽく応援する(調査もする)企画」実施しますよ

いやー、アジアカップの日本代表、残念でした。優勝を祝うノリでマラソンの現場でも代表コールができればよかったのですが、、、でも気持ちを切り替えて、2月にはJリーグも開幕することですし、市民マラソンのサッカー的応援企画、今年もこの2週連続過密日程をがんばりたいと思います。

まず2月18日の京都マラソン2024
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今年のトップページより・・・ええと、つまりこれはフィギュアで表現したゴールシーンってことでしょうか。どうしてもサカユニ応援団の目線で、パッとみて「ヴェルディとジェフ? ガイナーレとギラヴァンツ?」みたいなノリで観てしまうわけですが。

応援予定場所は変わらず、こちらとなります。(画像をクリックすると拡大します)
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京阪・出町柳駅から歩いて鴨川沿い「葵橋西詰め」の河川敷のベンチにおります。雨の場合はそこからすぐ南側の橋の下におります。
昨年のレースでは雨でしたねぇ(昨年の実施報告はこちら)。

30kmぐらいの地点ですが、10時半ぐらいには先頭ランナーが来ていましたので、そのあたりを目指して待機します。

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つづいて2月25日の大阪マラソン2024

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とつぜんトップページに現れる「走」の人文字! 別にマスコットキャラクターでもなさそう!
・・・ていうか、なんだかこのマークに80年代チックな雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

去年の応援企画の様子は(こちら)より。たしかに寒かった記憶がよみがえります。今年はどうでしょう。

応援場所は昨年と同じく、JR鴫野駅より南にいったところの橋の上です。40km付近で、先頭ランナーがくるのが11時ごろぐらいです。
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大阪マラソンの応援地点については数年前のコース改変を受けてからはこの場所で固定していますが、ここが果たして本当にいいのかどうか、ぜひ実際に走っておられるランナーさんのご意見もうかがってみたいところです。40km地点だと、あともう少しで終わるという距離感で応援することになるので、「できればレース終盤で、電車で行きやすい場所で、民家や商店の前は避ける」というのが条件になってくるんですが。

そんなわけで、京都マラソン・大阪マラソンと2週連続開催ですが、ぜひ沿道で応援企画に参加いただける方々を毎度のことながらお待ち申し上げております!! 
当日は予定変更などありましたらツイッターX(@NaofumiTateishi)でお知らせします。

それこそ、アジアカップの悔しさを大声で晴らす機会にもなります!! いろんなクラブ名をコールしてはしゃぎましょう!

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2022年12月11日

2022奈良マラソン サッカーユニフォームランナーの応援&調査結果報告

Sika

ワールドカップ開催中にマラソン大会が行われるという超レアな状況下、「ブラボォー!!」が飛びかう現場でございました(笑)みなさまおつかれさまでした。。。

さてセレッソ大阪サポランナー・そしてある意味ではJサポランナー応援の“伝道師”(笑)ねこじしさんが早起きしてレース前に、「Jリーグ奈良マラソン支部」にて新ネタのバナーを配布したそうで。

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▲ねこじしさんに会うのも1年ぶり。

今回もねこじしさんはバッチリと集計用紙を作成してスタンバイ。そして旧友の湯郷ベルサポ・Mフィオリオ氏とともにいつもの場所にてランナーさんを待ち構えました。

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▲こんな感じで、ねこじしさんの配ったバナーをアピールするサッカーユニ・ランナーさん、多数(笑)

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▲我々のあいだでは毎度おなじみ、チョッパーの下に実は日本代表ユニをいつも着用しているたかっちさん、このとき復路だったのですが・・・

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▲持っていたバナーがボロボロになったので「新しいのに交換できますか」と、まるで「ネタのエイド」状態に(笑)。ちなみにこのブラボーなバナーは「沿道の高校生に好評でした!」との報告も(笑)。

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▲「ネタのエイド」を利用したのは実はもう一人いて、この京都サポの方は、2019年の奈良マラソンのときにうっかり柏レイソルのランナーさんに抜かれて「追え~!」となった、裸足のランナーさんです(あのとき最終的にレイソルを追い抜いたとのこと)。
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で、去年と異なり、今大会は10kmの部も復活とのことで、やはり往路での応援は超ハイスピード&密集具合がすごくて、久しぶりの応援にアタフタしまくりでした。
そんなわけで、集計結果は以下となります。左の数字が往路、右が復路になります。復路のほうが数字が大きい場合は、往路で我々がうっかり見逃していたということが分かるわけですww
とりあえず往路に人数が多かった順番で並んでいます。

【J1】
セレッソ大阪 24/20
ガンバ大阪 9/5
ヴィッセル神戸 5/5
浦和レッズ 4/5
京都サンガ 4/5
川崎フロンターレ 3/3
FC東京 3/3
北海道コンサドーレ札幌 2/2
鹿島アントラーズ 2/3
サガン鳥栖 2/2
横浜Fマリノス 2/2
清水エスパルス 1/2
名古屋グランパス 1/2
アビスパ福岡 1/1
柏レイソル 1/1
ジュビロ磐田 1/1
サンフレッチェ広島 0/2

→ セレッソ大阪は今回も多かったですね。圧勝です。そして奈良マラソンにしては珍しく、もしベルマーレ平塚が入ってくればJ1勢コンプリートだったのです。

【J2】
ファジアーノ岡山 4/3
アルビレックス新潟 3/2
ヴァンフォーレ甲府 3/3
横浜FC 2/3
大分トリニータ 2/2
水戸ホーリーホック 2/2
徳島ヴォルティス 1/1

→ファジアーノ岡山が今回多かったですね。
 そしてファジアーノといえば、毎度おなじみの「女装ラムちゃん」ですが・・・
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 ▲今年も健在です(笑)。そして昨年と違い今回はちゃんとファジアーノのタオルマフラーを身につけていたので、晴れてカウントの対象になっています。それにしてもラムちゃん、毎度我々のところに走行ラインをうまく寄せてくるので、私がメガホン叩きながらいつもカンだけで撮影している写真のフレーミングにしっかり収まる確率がやたら高い(笑)。

【J3】
SC相模原 3/3
松本山雅 2/2
FC岐阜 2/2
ギラヴァンツ北九州 2/2
愛媛FC 1/1
福島ユナイテッドFC 1/2
アスルクラロ沼津 0/1
いわきFC 0/1

→今年も相模原さんが元気よく参加されていましたね。
 そして、アスルクラロ沼津&昇格を決めたいわきFCという、初めてお目にかかるユニフォームにテンションが高ぶりました(ていうか、往路のときに完全に見逃していたわけですが・・・)
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▲アスルクラロ沼津! 来シーズンはゴン監督!
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▲いわきFC祝昇格!

【JFL・その他】
奈良クラブ(JFL) 14/13
FC大阪(JFL) 1/1
岡山湯郷Belle(なでしこ) 1/1
ニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ) 1/0
ETU(漫画) 1/1

→こちらも昇格を晴れて決めた奈良クラブ、全体でも第2位となる多数のランナーさんが出場されていました。

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▲もはや奈良マラソンではおなじみ、奈良クラブサポ・たらいさんのバナー芸・・・「今日のタイムは水増しもカズ増しも必要ありません」。往路ではなく復路で満を持して披露するあたりがさすがです(笑)

ちなみに、
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▲SC相模原サポさんからも、来シーズンは奈良クラブと対戦するということで、こんなバナー芸が披露されていました!

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▲FC大阪も、祝昇格!

ちなみに国内クラブのユニフォーム着用率を全参加者の数字で出しますと、99人に1人の割合となりました。

【海外クラブ】
バルセロナ 2/2
マンチェスターU 2/2
ドルトムント 1/1
ACミラン 1/0
バイエルン 1/1
QPR 1/1
インテル 1/3
セルティック 1/1
リバプール 1/2
リーベルプレート 1/1
ローマ 1/0
ナポリ 1/0
セルタ 1/0
パチューカ 1/0
パリサンジェルマン 0/1
ニューカッスル 0/1
ユベントス 0/1
LAギャラクシー 0/1

→今回の海外クラブ関連のハイライトとしては・・・往路で最後の最後、もう関門は突破できないんじゃないかという時間帯に現れた、ゆっくり走るサッカーユニフォーム・・・でもまったく見慣れないユニに我々も困惑しつつ・・・突如ねこじしさんが思いついて「本田圭佑のいたパチューカ? パチューカ!?」と問いかけると、しんどい状況にもかかわらず無言で笑顔でニッコリうなずいて去って行くという(笑)。あの笑顔がツボだったのですが、写真が撮れていなくてとっても悔やまれるので、ぜひリベンジさせてほしい!!!(笑)

【各国代表】
日本代表 38/35
クロアチア代表 3/3
オランダ代表 1/1
スペイン代表 1/1
ブラジル代表 1/1
アルゼンチン代表 1/1
アイルランド代表 0/1

→そしてこれですよ。去年ほとんど見かけなかった日本代表ユニが、今回激増したわけです。やはりワールドカップ効果ということでしょうか。クロアチア人気も印象的です。

 そしてこの状況を、先日の神戸マラソンを通して予見していたねこじしさんは、今回「日本代表歴代ユニフォーム着用状況」を復路限定で独自調査していたわけであります。
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 ▲このような調査用紙をねこじしさんが作りあげてきたわけですが、我々の応援企画はいったいどのような発展をとげていくのだろうか(笑)
 で、ねこじしさんに許可をいただいたので、調査結果をこの場で速報させていただきますと・・・
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▲やはり最新バージョンのユニが一番人気でしたが、「円陣」のタイプが7人もいて思った以上に多いんですよね。個人的には1998年フランス大会バージョンのユニなんて貴重なものを身につけてマラソンに挑むのがすごくカッコいいと思えました。
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さて、今回もタテイシの撮影した「ファインダーのぞいていないので、カンだけで撮影した写真」のうち、ちゃんと撮れているものだけアップさせていただきます・・・本当は全員しっかり撮影したいところですが毎度すいません・・・削除したほうがいいものがありましたらお知らせくださいませ・・・(こちら

それにしてもこの38km付近の復路のポイントは上り坂で、かなりキツイ状況になっているにも関わらず、サカユニランナーの方々は我々にすごい笑顔をむけてくれるのが、ひたすら凄いというか、感銘を受けるというか・・・
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▲いやはや、すごいエネルギーです。自分はここまで笑顔になれているだろうか。

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▲Jリーグ奈良マラソン支部主宰のレッズサポ・こばさんも、今回はファンランに徹するとのことでしたが、むちゃくちゃ元気でしたね。


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そんなわけで今年の奈良マラソンの報告は以上となります。ねこじしさんのブログでもきっと独自の記事が書かれるかと思いますので、そちらも楽しみにしております。
さて次は京都マラソンと大阪マラソンの2週連続過密日程となります、ぜひ関係各位のみなさま、体調ご自愛のほどを・・・!

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2021年2月23日

サッカーと青竹踏みとクレカ

 ずいぶんとブログを書いていなくて、この冬のあいだプレミアリーグもあまりちゃんとフォローできておらず、正直にいうと「観客のいないサッカースタジアム」が、これほどに「観続けようという意欲」を削いでいくものなのかと感じている。静かな環境でも必死に闘うピッチ上の選手の動きをしかと見届けるべきなのだが、どうしたって、それに呼応して叫んだり歌ったりする人々の熱量が、本当に大事だったのだと痛感している日々である。むぅ。

 コロナ禍のままついに一年経ってしまったが、本当に今年はとくに日々の過ぎるのが早く感じられて、もうJリーグも開幕するわけだから、なんだか気持ちが追いついていかない。

 JのオフシーズンはDAZNでやっていた中村憲剛の引退特番に深く感じ入った。もともとすごい選手だということは当然分かっていたけど、キャリアの終盤で前十字靱帯損傷をやってしまい、「これで引退までの道筋ができた」という考え方に切り替えてリハビリに取り組む日々と向き合っていったという姿勢に、こんなに引退に向けて凄みを増していった選手ってそうそういないよなぁと、ひたすら感銘を受ける。
 あと、番組ではオシム氏のコメントも紹介されていて、中村憲剛にはこれ以上ないぐらい最上級の賛辞を寄せていて、あまりにホメまくってるから、つい「遠藤保仁と中村俊輔が引退したときにオシムさんは何て言うんだろう」と余計な心配までしてしまったほどだ。

 そんなわけで、今後もサッカー界のためにいろいろな活躍をされるであろう中村憲剛のこれからに期待大(もっと生でプレーを観ておくべきでした、はい)。ちなみに「期間限定受注販売」で展開されていた引退記念グッズ「麻生の青竹踏み」を自分なりに気持ちを込めてオーダーさせていただいた。このあたり、さすが川崎フロンターレの面白さが発揮されている・・・青竹踏みが公式グッズになるサッカー選手は未来永劫もう現れないんじゃないか(笑)。

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▲9月に届くらしいので楽しみ。いつかご本人にこれ持っていってサインをいただくという新たな夢が生まれた(笑)。

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 その他、サッカー的なよもやま話として・・・

 近頃、やたらといろんなお店で会計のときに「楽天カードをお持ちですか」と聞かれるので、根負けして(?)カードを作っておこうかという気持ちになってしまった。マーケティングとしては完全にカモにされているわけだ。

 で、うっすらとは予想していたが、調べるとFCバルセロナをモチーフにしたデザインも選べるのである。私はそこまで熱心なバルサのファンでもないが、それなりにリスペクトはしているクラブであるので、どうせカードを作るならバルサのデザインにしようと思った。

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この2種類。

うん、まぁ、こんな顔の濃い5人が並ぶカードを持ち歩いてもねぇ、っていう気分になるわけで、おのずと右側のシンプルなエンブレムのタイプを選んだ次第。そこはネタに走らなくていいと判断した。なぜならこのカードは日々のお買い物でレジの店員さんに見せなきゃならないわけだから。

で、実際に届いてみてあらためて思うのは、今回のデザインの背景における赤と青の配色が、ちょうど90年代後半から2000年代初めの頃のユニフォームに見られた「くすんだ色調のラメっぽさ」があって、「そうそう、これこそがFCバルセロナだよな」と納得できる雰囲気で、そこは気に入った。「バルサは、ちょっと陰りがあったほうがいい」というのは私の持論である。

でもカードの有効期限が切れて新しいカードに更新しなきゃならない頃には、果たして楽天はふたたびFCバルセロナ柄のカードを発行してくれるのだろうか。そういう意味ではコレクターズアイテムっぽさを感じさせる。

あと、いろいろ調べるとJリーグの各クラブでもさまざまなクレジットカードが発行されていて、応援しているチームのカードが作られているのはうらやましい(チェルシーFCカードって海外にはあるようなのだが)。

 

そんな私はセゾンカードの日本代表バージョンを長らく愛用している。

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使ったぶんだけ、日本代表の強化資金にも回っていくという触れ込みなので、これもまたファンの心理を巧みに利用してくるわけで。

でもせっかくなので、もっと大胆なデザインで攻めてほしい部分もある(だからといって森保監督のドアップとかは辛いが)。

 

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▲そしてヴィッセル神戸公式ではこのようなデザインも選べて、これはこれで貴重な1枚かと(笑)。

 

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2018年8月26日

“なでしこフィーバー”の完結と、あたらしい歴史への闘い

 興奮から一日たって。

 まず大枠の話。
 2011年のワールドカップ優勝を小学生のころに見ていたであろう世代が、Uー20女子ワールドカップを制覇した。ここにひとつの「なでしこフィーバー」の完結を見た思いがする。今回の決勝戦でのフジテレビNEXTの中継解説は野田朱美氏だったが、何度も「ここからが本当の勝負」というようなことを言っていて、それはU-20代表の彼女たちだけでなく、「すべてのカテゴリーでW杯を制覇してしまった後の日本女子サッカー界」にたいする気持ちでもあったのだろうと自分は受け止めた。一連の「フィーバー」はここで完結したのだから、後はいったい何を目標に、どういう方向性でこの業界を活性化させていかねばならないのか。言うまでもなく、男子サッカー界はそういう意味での「完結感」はまだ味わっていないのである。あのW杯を優勝しないことにはたどり着けないわけだから。
 なので来年の女子W杯フランス大会は、新たな歴史をどういうふうに紡いでいくのかの難しい第一歩となるのだと思う。誰しもが、この「強豪国」の立場になったあとの状況について、まったくの未知なのである。

 試合のこと。

 グループステージからずっと、キーパーのスタンボー華はパンチングが多くてキャッチングが不得手かと思えるプレーぶりが続いていたので、序盤からスペインもそのあたりを狙っていた気がする。スタンボーに弾かせてコーナーキックを奪い、そこからセットプレーの高さでいくつか決定的なチャンスを作っていた展開にはヒヤヒヤさせられた。もちろん、この試合でスタンボーはいくつかファインセーブを見せてはいたが、終始キーパーは今回のチームでウィークポイントだった。でもそれは女子サッカー全体においてもこの難しいポジションで人材が豊富な国は存在していないと思うので、「どっこいどっこい」の話なのだろうけど(そう思うと日本と対戦したときのパラグアイ代表のキーパーが神がかっていたのですごく印象的だった)。

 それでも前半終わり頃に宮澤のスーパーゴールが決まり、いい流れで後半につなげることができた。ずっとポゼッションで圧倒しているはずなのに、なぜかリードを許してしまっていることに戸惑いの色を隠せないスペイン。そこへ宝田、長野がゴラッソを立て続けに決め、W杯の決勝という舞台にも関わらず、このあと時間稼ぎをするわけでもなくさらに4点目を狙うべく前線から鬼神のプレスで走りまくっていた彼女たちの姿には末恐ろしいものを感じさせた。この感覚は男子W杯では未だに体験したことのない味わいであり、つくづくこの試合が地上波で全国放送されなかったことの損失を思う。どんなに気持ちのいいサッカーだったか。手を抜かず、お互いの技術力の高さを信じ合ってひたむきに走りきり、すべてが良い距離感でパスワークが行われ、深い信頼関係にある監督が苦しい時間帯に鼓舞し続ける・・・これが「自分たちの、日本のサッカー」なのだった。グループステージのパラグアイ戦以降、もうこのチームは崩れないという自信すら漂わせていたわけで、そりゃあ優勝するわな、とすら思わせた。日本サッカー史上類を見ない「超攻撃的チーム」がそこにあった。

 本当なら1点を返された直後に、流れを変える意味でも、FWからの守備を活性化させるべくすぐに村岡真実を投入してほしかった・・・そうして疲弊したスペインにトドメを刺す華麗なマタドール役と化す村岡を期待していたのだが、実際に投入されたのは残り数分のところであった。しかし最後の最後で歴史的なピッチ上に村岡が立てたことには、オルカ鴨川を応援するすべての人々、およびなでしこ2部リーグでがんばっている多くの選手・関係者が感銘を受けたはずだ。

 さらに言うと、表彰式でキャプテンの南がワールドカップを掲げるシーン、および大会名の書かれたバナーを前にして全員で記念写真を撮るときの村岡真実のポジショニングはどれも申し分なく、猛者たちの中でもしっかり彼女らしい才覚(?)を見せていたことを個人的には高く評価したい(笑)。

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2018年8月22日

日本サッカー協会のHPも少し狂乱ぎみになっている?U20女子代表の決勝戦に備えよ!

 前回のチェルスキーな記事では、新加入のジョルジーニョについてうっかり書き忘れていて、それでもって新生アーセナルとのロンドンダービーまで制して開幕2連勝となり、改めてジョルジーニョの存在について自分なりに感想を述べたいところだが、申し訳ないがいまはU-20女子ワールドカップである。
 日本代表“ヤングなでしこ”(わたしは『プチなでしこ』というネーミングのほうがいいんじゃないかとずっと思っている)が同カテゴリーでは初の決勝進出を果たし、スカパーでしか生中継していなかったフジテレビも今度はいよいよ地上波でも放送することになった。しかし地方ローカルでは放送がないようなので、関西地方(カンテレ)でも観られない。今回のチームにおいては宝田沙織、林穂之香、北村菜々美のセレッソ大阪組のユニットがすばらしい働きをしているのだが、彼女たちの奮闘が関西地方のお茶の間で視聴できないことは残念である。

 ユニットで捉えると、セレッソ組に対して、右サイド寄りに植木理子、宮澤ひなた、宮川麻都の日テレベレーザ組がさすがの技術力の高さを誇っていて、中盤で「いかにも10番」な雰囲気で自信満々にプレーしている長野風花が元レッズであることを思うと、センターバックにかけてのゾーンは浦和レッズのユニットが形成されている。これが今回のU20代表の基本的枠組みだと思える。

 そのなかで今大会間違いなく驚異的に存在感を発揮しているのは、今はベレーザに指定強化選手として籍を置いている18歳の遠藤純である。JFAアカデミーは女子サッカーにおいては本当に育成機関として素晴らしい仕事をしていると認めざるを得ない。攻守に走りまくり、そうかと思えば左足で絶妙のパスを精度良くガンガン通してくる。2戦目からスタメンに入るや、もはやこのチームは遠藤の仕掛けからすべてのスイッチが入るかのようで、「機動力のある中村俊輔みたいだ!!」と思えてくる。ドイツ戦でのプレーヤー・オブ・マッチを獲り、次の準決勝イングランド戦では相手から警戒をされるも、その遠藤の存在に刺激されてか反対サイドからの仕掛けが活性化し、決勝点は宮澤のクロスバー直撃からの、走り込んでいた遠藤のヘディングで決めることとなった。
 いやはや、遠藤純、とんでもない選手がまた現れた。ゴール前のフリーキックでは「右で蹴るのか?左か?」という感じで、かすかに微笑を浮かべる長野とポーカーフェイスの遠藤が並び立ち、それはかつての中田英寿と中村俊輔の姿を連想させた・・・(すまないが、こういうシーンではおっさんの郷愁に浸らせて欲しい)。ともあれ、決勝戦でもし負けたとしても、日本にとってはこの大会で遠藤純という傑出した個を見出したことで、すでに大きい成果を上げたのではないかと思っている。

 そしてこのチームにおいて攻撃の流れを変える切り札として、我らがなでしこリーグ2部・オルカ鴨川FCから選出された村岡真実14番がベンチに控えているのである。サッカーにおける背番号14は伝統的に「ジョーカー的存在」であったり「影のエース」の雰囲気があると思っているので、まさにこの番号は彼女によく似合う。ほぼ毎試合で途中から入り、ひたすら前線からボールを追いまくる。多少の粗さはあるものの、がむしゃらに何度もアタックを繰り返す姿は、普段の彼女のキャラクター性も相まって、チームを元気づけるものがある。それゆえに池田太監督からもそうした役割が期待されているのだろう。

 U20代表といえば、私にとってはどうしたって藤田のぞみの存在が最初にあったわけだが、こうして新たな才能が次々と新しい扉を開いてくれて、村岡真実のような選手が藤田のぞみの後に続いていく歴史を今まさに見守っているわけである。そう思うと2018年の私のサッカー的想い出のなかで、非常に重要な一戦を迎えることになる。私としては決勝戦で村岡真実のゴールを観たい。ひたすら、それを願っている。
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 ちなみにオチとしては、いまグーグルで「U20女子日本代表ワールドカップ」などの言葉で検索して、トップにでてくるリンク一覧のなかで、こういう画面になるのだが

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よーーく見てみると、

U20_2

Siralexfergusonpicgetty251997844

「 を ~ ! ! 」

・・・・落ち着け!落ち着けってば!!(笑)

と、本当に些細なところではあるが、そんな感じである・・・。

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2018年7月30日

森保一が日本代表監督になることで困ること

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 ワールドカップが終わり、放送権の関係やらでNHKなどは総集編の特番を作ることもせず、せっかく盛り上がったのにお茶の間向けサッカーコンテンツは一気に消え去り、もう何事もなかったかのような雰囲気になって、Jリーグでは一通りイニエスタとトーレスの来日(と離日)騒動を経て、そして気づけば今日は7月30日で、みなさん一ヶ月前なんですよ、日本とポーランドが試合をやったのは・・・。このスピーディーな時間感覚にうろたえてしまいたくなる感じをよそに、結局ハリルホジッチ解任からのワールドカップの総括もあいまいなまま、日本サッカー協会はもともと五輪代表の監督だった森保一を次のA代表の監督も兼任させると発表した。

 この状況にたいする私の考えを一言で述べるとすれば、

「困った。」

 である。
 今日はその話をくどくどと述べていく。

 なぜ森保一が日本代表監督になると困るのか。
 それは、森保一が「とってもいい人」だからである。

 私個人の想い出を述べさせてもらえば、彼が広島の監督に就任した最初のシーズン、開幕前の宮崎キャンプで私がいろいろとJクラブの練習試合見学を楽しんでいたとき、たまたま森保氏に遭遇したのである。すかさず私はエルゴラッソ選手名鑑の森保監督の写真のところにサインをお願いすると、彼は快く引き受けてくれた。そして私が「がんばってください!」と述べつつ森保氏からペンと選手名鑑を受け取ってすぐカバンにしまおうとした、その数秒の間、なんと森保一は、右手を差し出して握手を待ってくれていたのである。

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この、数秒の「握手待ち」のあの瞬間に、私は「ヒャーー!!すいませんーー!!」という焦燥感のなかで森保一がどういう人物なのかを、ひたすら感じ取ったわけである。ひとつの握手のなかに、森保一の限りない「いい人オーラ」を見出さずにはいられなかった。

 そんなわけで私が書くまでもなく、森保一が「いい人」でありまくる理由はあちこちで述べられているだろうと思う。そういうわけで、森保一は日本サッカー界における国民的評価に照らしても「圧倒的にいい人」であり、それゆえに、私は彼が日本代表監督になることで、困ってしまうのである。

 なぜ困るのか。それは、「人格者にたいして、批判的な目で見ることが難しいから」である。私たちは、森保一の代表監督としての仕事に、ツッコミどころを見出しにくくなるのではないか、そういう危惧があるのである。

 考えてみたら、これまでワールドカップを闘った日本代表監督というのは、どこかしら「ツッコミ、文句、懐疑心」をもって評価対象とされてきた人たちなのである。98年フランス大会の岡田監督はカズを外して城を重用したことで「永遠のツッコミどころ」を背負っているし、02年のトルシエ監督はまず最初に「ヴェンゲルじゃねぇのかよ、誰だよコイツは」というスタートラインから始まった(さらに、やがてトルシエの通訳のほうが面白いじゃねぇかというツッコミも展開していく)。続く06年の「黄金の中盤」ジーコ体制では「戦術が見えねぇ!!」という当初の危惧のまま最後まで変わらずじまいだったし、10年南アフリカ大会では再び岡田監督になり、当時の大会前のヒドい言われようは今年の代表チームのありかたを想起させた。14年のザッケローニ監督も「結局クラブチームのほうが性に合ってたんじゃないの」ってことで、そこからアギーレ、ハリルホジッチと連綿と続く「この人で大丈夫なの?」っていう感じは、常に代表監督の存在感をある意味で照らし続ける指標でもあった。

 そこにきて日本サッカー界は、森保一という、おそらく今までにないぐらい品行方正で誰からも文句のつけようのないナイスガイをA代表の監督にしてしまった。これでは、「森保、アカンわー!!」というノリにはなりにくい。「森保一が選ぶのなら、間違いない」「森保一がそういう交代カードを切ったのだったら、それが正しいのだ」と、私はどうしても、今後の「森保ジャパン」の試合をみて、「あれがダメだ、こいつじゃダメだ」と言い切れる自信がない。
 しかも、森保一は2020年東京五輪のU-23代表監督として最初の大仕事に向き合うわけだが、これはつまり「森保が育てた若い代表選手を、次のワールドカップで開花させていく」という流れも暗に要請されているわけで、そうなると「いい人が愛情込めて育てた若い子たち」を、私は軽くバッサリと批評することに人道的なためらいすら覚えてしまうかもしれない。

 そういうわけで、私は困っている。 「いい人」である森保一が、いちばんボコボコに文句を浴びせたくなる代表チームの監督になってしまうことに。

 そもそも、たとえば代表の試合を観ながら腹が立ってきて「もりやすー!」と叫びたくなるような状況において、それをツイッターなどで文字に書き写したときに「森保ー!!」ってなっても、元々の名前が「森保一」なので、「森保ー!」も「森保一!」も同じ意味合いに捉えられて、「ー」に込めたネガティブな思いすらも、その名前ゆえに吸収されてしまうのである。これが「いい人の徳」なのかもしれない。そういうことすら思い至らせる、いい人・森保一新監督には、ひたすら困ってしまう可能性がある。

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2018年6月29日

今後、代表戦でのイエローカードは「ポイント失効」という異名で呼ばれるのかもしれないと思った夜

Good

 結局自宅で2画面にしてH組グループステージ最終節を観た・・・とはいえ、ほとんど寝てしまっていた。気づいたときにはなんだかよく分からなかったが(フェアプレーポイントなんて知らなかったし、もし知ってたらイエローカードが出るたびに『ポイント失効!』ってみんなツイートするんじゃないか? そして今後おそらく、日本でそういうつぶやきが多くなるのではないだろうか)、日本が決勝トーナメント進出を決めたとのことで、ひとまずハリルも祝福。

 日本の後半の「ボール回し」がけっこう批判を受けているようで、私としては、そこまでプリプリしなくても、という気分である。
 最近つくづく、国際大会というのは「結果を楽しむもの」としておいて、そして「サッカーの内容を楽しむ」のは、各国の日頃のリーグ戦のなかにあるものだと私は感じるようになった。だからいくら攻めずに時間かせぎをしようとも(とはいえセネガルが同点にするかもしれない不安はあったわけで、完全にギャンブル采配だったが)、それはそれで結果オーライであればすべてよし、である。
 だからこそ今まさに必要なのは「代表の試合ほどの格式はなくても、サッカーの面白さが凝縮されている国内リーグを観たら面白いぞ、日本にはJリーグがあるぞ」というメッセージだと思う。
 ちょうどサガン鳥栖のフェルナンド・トーレス師匠獲得決定的のニュースが来たけど、これはタイミングとしたら日本代表がW杯で敗退した(あるいは優勝した)あとにしてほしかったなぁ。

 つまらない時間稼ぎのボール回しが評判悪いのは、一見するとそれが攻める姿勢を見せていない消極的なものと思われるからであろう。でもサッカーはその仕組みとして、後ろ向きになろうとも結局は「攻めの一部のプロセス」であることからは逃れられていないはずで、守り通してもなお、それは「攻めていることの一部」だと捉えることが可能である。どの方向から世界を捉えるかで、そのおかれた状況が変わっていくことがサッカーの(そしてこの世のあらゆる事象の)不思議で美しい魅力のひとつであるはずだ。

 「ポゼッション率」という指標が、なおさらそういう本質を見えにくくさせているような気がする。ポゼッションを高めた方が勝つ確率が高まるなんてことは絶対にないことぐらい、サッカーファンなら誰しもが実感できているはずなのだ。ボールは「単なる目印」でしかなくて、本当に大事なのはボールをとりまくすべての世界の流れであり動きであり、22人の立ち位置だ。

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 日本とベルギーの試合の前に、ベスト8に上がった場合の対戦相手となるブラジルとメキシコが対戦する。でももしかしたらメキシコが勝つかも知れないし、そうなったときに日本的には「ロンドン五輪の準決勝のリベンジ」というドラマが遠くに浮かび上がってくるだろう。そこへ、ある意味では「W杯因縁の相手」であるベルギー代表が立ちはだかるというのもストーリーとしては悪くない。

 あとプレミアリーグ好きの日本人チェルシーファンの目線でいえば、アザール、クルトワ(そしてデブライネやルカク)を擁するベルギーとガチで対戦できることは実に嬉しい出来事であり、そして反対側のトーナメントの山・・・いくぶん簡単そうに見える山・・・にベルギーを抑えて見事G組1位なんかになっちゃったイングランド代表が入ったことにも微笑を浮かべてしまいたくなる・・・「ひょっとしてイングランド、今回は決勝行けるんちゃうの?」みたいな・・・あくまで夢想、として(笑)

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2018年6月20日

ハリルホジッチお面をつけて日本代表×コロンビア代表をHUBで観た件

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予定通り、ハリルホジッチお面をつけてのワールドカップ日本代表第一戦、コロンビアとの試合を、昨日京都三条のHUBで見届けてきた。
以前私とともにお面ネタをやってくれたF氏とともにこの日を迎えるべくHUBのテーブル予約席をとったのだが、さすがにF氏は今回は何も着けずにシラフであり、こんなお面マニアな変態とともにパブでのW杯観戦をすることとなる宿命を受入れてもらうしかない。待ち合わせの直前、F氏から送られてきたLINEには「なんか、試合楽しみなのと一緒に見るのスッゲー嫌なのが同居しています 笑」とあって、さもありなん、と思った。私のほうがF氏より年長者なのをいいことに、こういう茶番に付き合わせてしまって申し訳なくも思う。

幸い我々は座席エリアの予約を取っていて、店に入ってしばらくは腰を落ち着けて談笑する時間があった。その間に必死に心を整えるべく、あーだこーだと喋り続けた。


お店に入ったあと、なかなかお面をつける気分にはなれない。その恐怖心や緊張感といったものについて、これはまさに試合前の選手たちと同じような感覚を共有できているんじゃないかと一瞬思ったが、それは言い過ぎかもしれない。私は単に自作のお面をつけるだけである。選手たちはいまからワールドカップの初戦を闘う。比較してはいけない。

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でも、やるしかないのである。散々な日本代表の試合を少しでも楽しく過ごしたいがためのお面ネタである。そのネタとしてハリルを選んだことが果たして良いのかどうかは、やってみないと分からない部分もある。ましてや今回のハリルホジッチお面は、単にお面だけでなく、胸元に「くまモン」のバッジ(手作り)をつけ、そして実物のリアリティを高めるために(そして自らのハゲを隠すために)「白髪のかつら」まで仕入れてきたのである。これで私の本気度がうかがえよう。

キックオフ約一時間前、意を決して店内の個室トイレに入り、お面やカツラを装着してみた。すると奇しくもそのタイミングで突然トイレの外で、お店のスタッフがマイクで「これから始まります!」みたいなMCトークを行い、にわかに店内から「ウォォォーーー!!」と歓声があがった。

それにより、私はなおさら、トイレの外に出るタイミングを図るのに必死だった。誰かトイレの前で待っていたら申し訳ないなと思いつつ、しばらく様子をうかがい、とりあえずほとぼりが冷めた頃にドアを開け、最初に出くわす若い男子客が「うわっ!」となり、そこから先は、もう誰に対しても私はずっと決死の覚悟でハリルホジッチ監督として振る舞うだけである。






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そんなわけで、この日は終始こんな感じで、たくさんの人が的確にハリルホジッチお面をイジってくれた。


そうして運命の第一戦だが、結果は周知の通りである。

「勝つとは思わなかった・・・」

というのが偽らざる部分である。

そう、私は3連敗を予想していた。しかも無得点3連敗もやむなし、という感じであった。

それがこのような展開になろうとは。

試合内容についてはいろいろと思うところがあるが、後半はテレビモニターを見る場所を少し変えて、むしろお客さんのリアクションのほうを重視して見ていた部分もある(みんながハリルお面に慣れてきた頃でもあった 笑)。つまり、2018年ワールドカップの、ひとつの試合のひとつの想い出として、この密集した中で「勝てるかも! 勝つんだ!」という熱気のなかで身を浸しているこの状況をひたすら味わおうと思った(お面ごしに)。

や、ぶっちゃけ、みんなこんなに「ウェェェーイ!!」な状況になってハイタッチしまくるこの結末、予想していなかっただろう?(笑)

そんなわけで試合後もいろんな方々にツッコミを入れられたり写真に収まったりした。

でもどんなに中の人が喜んでいても、写真に写るハリルホジッチがまったく嬉しそうに見えないのが、ジワジワくる。

そしてオチとしては、リアルな感覚として、「いまの日本代表が勝ってしまうと、ハリルホジッチとしての立ち位置が辛くなってくる」というのがあった。それは本当に、予想外のことであり、そこの感情的対処法は、まだ想定できていなかったのである。

こうして第二戦、セネガルとの試合では恵比寿のフットニックに単身でお邪魔することとなる。第一戦で得た自信を胸にがんばろうと思う・・・そう書くとサッカー選手のそれみたいだが、繰り返すが私はお面をつけてボーッとするだけである。

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▲試合後に撮った写真で、喜んでいるはずなんだが、うっかり「所在なげなハリル」のような写真になった。

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2018年6月 2日

「ハリルホジッチお面」をつけて、少なくとも2戦は日本代表の試合をパブで観る予定であることをお知らせします

 表題の通り、ついカッとなって、ハリルホジッチのお面を作った。

 ディテールを高めるためにお面だけでなく、その他の部分でもできるかぎりの準備を整えている。もちろん、心も整えたい

 ロシアW杯に向けた日本代表をとりまく状況があまりにもダウナーで、ここまでワクワクしないワールドカップになるとは想像もできず、日本サッカー協会のせいでつまらなくなった日本代表のありかたに憤慨して終わるのでなく、できる限り自分なりに楽しめるワールドカップにするためにできることはないかと思い、ハリルホジッチお面をつけることにした。

 

 もしハリルお面に文句があるなら、田嶋会長に言ってくれ、という気分だ。 

 でもきっと多くのサポーターはハリルお面を見て、それなりに乾いた笑いを共有してくれるのではないかと思う。4年ぶりの大一番で、想像もしなかった監督がテレビにアップで映って、何がポリバレントだポリデントじゃねえぞ的な気持ちになりそうな中、みんなでハリルホジッチ監督のことを、そしてパラレルワールドのように「あったかもしれない、もうひとつの日本代表」のことを想うのだ。そのかたわらで、ハリルのコスプレが一人ぐらいいてもいいではないか。ましてや、試合の日のパブリック・ビューイングはどこも入場料を払って来店しているわけだから、ハリルお面の男をみて「日本代表にはもともと期待してなかったが、ちょっとは笑えたし、まぁいいか」と一人でも多く思ってもらえたら、うれしい。

 

 というわけで、私なりのサッカーへの愛を、ふたたび「お面ネタ」で披露させてもらうことになる。今月41歳になったばかりなんだけどな、やることは2002年と変わってない感じで、そしてワールドカップに関しては、あの時期の気持ちのまま、変わっていない。

 

 というわけで初戦のコロンビア戦は観戦しやすい時間帯なので京都の三条のHUBで予約を取った(仕事帰りに、ハリルのお面・・・)。

 2戦目のセネガル戦については、この日にオルカ鴨川FCの応援に行っているので、東京にいられる! となり、かねてからずっと行ってみたかったサッカーパブの聖地、恵比寿FooTNikの予約をゲットした(翌日もちろん仕事休みますすいません)。

 ひとまずこの2連戦、公共の場でハリルホジッチになる予定。フランス語喋れないけど。

 

 もしかしたら当日になったら、ほかに同じネタを仕込んでいる人に出くわすかもしれないが、それはそれで。お手やわらかに。

 

 ちなみに今読んでいただいているこの文章の下書きは、その第一戦の会場となるHUB三条店内で書いた。チケットを電話予約したとき、「なるべく5月中にお店に来て、前もってチケットを購入しておいてください」と言われたので、その通りに店にいき、ついでに一杯飲みながらいつものようにポメラでブログを書いているわけだ。さらにレジでは店員さんに勧められてついついHUBのポイントカードまで入会した次第だ(良い商売だ)。 しかもそろそろ帰ろうかと思ったら、さっき応対した店員さんが通り過ぎざまに、壁の張り紙を指差して「チャンピオンズリーグ(決勝のパブリック・ビューイング)もやってますので!」と言ってきた。すかさず「知ってるよ!」と叫びたいのをガマンする。

チェルシーファンにも遠慮なく喧嘩売ってくるあたり、よい店だ。

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