写真・デザイン/Photograph, Design

2017年8月21日

チェルシーの開幕戦でメッセージ・ボードをあげに行ったらマスコットのライオンにおちょくられた件など

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この夏にロンドンに行った大きな理由はもうひとつのブログに書いたのだが、タイミングよくプレミアリーグの開幕戦にも合わせられたので、前回の記事で予告したとおり、例のメッセージ・ボードを持ってチェルシー×バーンリーの試合をスタンフォード・ブリッジで観戦することができた。

まずこのボードの件について。結論からいえば、テレビ中継に乗っかることはできなかった模様。
ただ、試合前のアップの段階で、北側のチェルシーFCサイドの最前列に陣取って、他の客といっしょにアップの様子を間近で見届けながらひたすらボードを掲げていると、少なくともその前を通ったすべてのカメラマンからは、確実にボードの写真を撮影してもらえていた。

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周辺にいたサポーターも、何のボードを見せてるの?と声をかけられ、内容が分かると納得してくれた。こちらの英語力のなさゆえ、それ以上の有意義な会話を続けることは難しかったのだが。

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あとはこれね、マスコットキャラのBRIDGETちゃん(女子)。

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実はスタジアムに入る前も、彼らは周辺でいろんなサポとの写真撮影にいそしんでいて、このボードを取り出してスリーショットをスタッフさんに撮ってもらっていた。

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ほどなくこの場所でも再会。
すると私のボードを「これ貸してっ」と取り上げ、そのまま走り去っていった(笑)

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あとで戻ってきてくれたのがかわいらしかった。

そんなわけで、北側エリアはチェルシーの面々がアップしている状況がしっかり見えるし、慣れてるお客さんは試合開始ギリギリまで来ないし、最前列のお客さんから「どいてよ!」とか言われることもなく、アップの時間だけはどんなに前にいてても特に怒られない。

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というわけで、やはりボードは持って行ってよかった。

試合開始前になれば自分の席に戻ることになるわけだが、さすがに混みあう状況では長く掲げられるのはためらわれるし、ボードのメッセージ内容も試合が始まってしまえばあまり意味がないものなので、試合開始ギリギリのところで畳んで閉じておいた。

で、かつてチェルシーのスタジアムツアーでたまたま一緒になったご縁で知り合えたConsadole at Stamford Bridgeさんご夫妻から、その試合後にLINEメールで連絡が入り、私の写真をインスタグラムにあげている、熱心なジョン・テリーのファンの人がいることを見つけたようで、教えていただく。「おおっ、つまりどこかの媒体では流通しているのか!?」となった。
(ちなみにこの人、テリーの妻か?って思うぐらい、テリー一色のインスタを展開していた・・・)

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んで、帰国後にいろいろ調べてみた。
私が分かった限りでは、デイリー・メールのLIVE更新のページで、このボードのことが紹介されていた模様!

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↑トップページ。この日の模様をリアルタイム速報で伝えるページっぽい。

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↑こんな感じ。

で、有名な写真エージェントのGetty Imagesの関連で、ジョン・ワルトンさんというカメラマンが私の写真(上の2バージョン)をそこに納めてくれていた様子。

以前のクラブワールドカップのときもそうだったが、こういうご縁でたまたま自分を撮影してくれたフォトグラファーの人そのものを検索すると、いろいろ彼らの活動の様子がわかったりして、ツイッターのアカウントも持っていたりするからフォローさせてもらったりして、「自分を撮影してくれたカメラマン」という位置づけで、その後も追いかけていける楽しみが増えるのである。海外サッカー観戦の場における、こういうアピール行為の副産物といってもいいだろう。

他にもどこかでこのボードのネタが使われていたらいいなぁと願いつつ。
(一番いいのはテリー本人にこの写真が伝わることなんだが)

まぁ、すでにいない元キャプテンのネタなので、あまりオフィシャルには扱いにくいネタでもあるだろうから、難しいところではあったかなー、とも。

あと反省点としては「チェルシーのユニを着ていたほうがよかったのか?」という点であるが、実際に用意はしていたのだけど、気候的に寒かったので、長袖のままでいいか・・・となったのであった。でも今から思えば「長袖の上から着ればいいやん」と思うのだが、どういうわけか現地ではその発想にならなかった。ボード掲げることで一杯一杯だったのか。

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さて、その他の件について。

この試合は結果的に、歴史的な記録としては
・前年度チャンピオンチームが翌シーズンの開幕戦で3失点したプレミアリーグ初の試合
・前年度チャンピオンチームが翌シーズンの開幕戦で2名の退場者を出したプレミアリーグ初の試合

・・・とか、他にもあったかもしれず(場合によってはプレミアリーグではなく、100年以上にわたるイングランドのトップリーグ全体の話だったかもしれないが)、まぁいわゆる「とんでもねぇ試合」だった。

そもそも開始早々にアロンソがすぐイエローカードをもらった時点で「今日の審判って・・・」と早めに気づくべきだったし、私のいた西スタンド下段の空気感でいえば、その直後の前半10分すぎ(だったよね)に訪れる「新キャプテン、一発レッド退場」っていう状況も、どこかしら醒めた目で「あ、そうくるか」的な、なんともいえない雰囲気があった気がする。もちろん激しいブーイングもあるにはあったのだが、私としてはこんな早々にさっそく試合がガタガタになるのはどうかと思えるので、もうちょっと審判さん空気読んでよー、てか周囲のサポもわりと大人しく受け入れるわけ、このジャッジ?(まぁ、たしかに危ないタックルだったけども!?) という気持ちではあった。

 なにより若手でいきなり開幕スタメンに抜擢され、試合前のアップで緊張感が隠しきれなかった感じのボガくんが、この退場のせいですぐにベンチに下げられてしまったのが実に可哀相でしたよ・・・新キャプテン、ケイヒルの苦すぎる船出となってしまい、それはそれで見応えはあったんだけども。

 あとケイヒル退場の思わぬ副産物というべきか、代わりにクリステンセンくんが穴埋めをすることになり、まさかこんな早くに生観戦の場でクリステンセンを観ることができるなんて、という気分。

 まぁ、試合はこんな調子でずっと審判のジャッジにイライラさせられっぱなしの展開。こういうとき近くに声がやたら大きいサポーターが延々ヤジっててちょっとうるさい、っていうこともよくあるが、幸いこの日の西スタンドはそんなにヒドくなく、もしかしたら一番ハッスルしていたのは、私の目の前に座っていたラテン系の女の子だったかもしれない。

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狭い座席スペースのなかでもムダのない動きでダイナミックに腕を振り回し続けて審判のジャッジにあらゆる文句を叫び続けていた彼女の姿をみるにつけ、こういうパッションに乏しい私なんぞはいたく感銘を受けていた。

 で、周知の通りこの試合では後半途中になって新加入のFWモラタが登場し、よけいなプレーでイエロー2枚目をくらったファブレガスが退場して9人になった状況となっても果敢にゴールをめざし、モラタの1ゴール1アシスト(と言っていい絶妙な落としを、ダヴィド・ルイスがうまく蹴り込んだ。しびれた)で2ー3まで追い上げた。なのでスタジアムの雰囲気も一転してノリノリな感じになり、タイムアップまで躍動感がみなぎる良い感じであった。まぁ、前半の時点で帰りたくなるような試合を、ここまで楽しくひっぱっていけたのはよかったし、決して悲観してはなかった感じ(だってアザールとかいなかったもんね、っていう言い訳)。

そして試合後に最後までピッチにとどまり、悔しさをかみしめつつ、まんべんなく客席に向かって拍手をつづけていたアスピリクエタ、本当に評判通りの人格者だな~キミは。

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 そして毎回感心するのが、終わったあとの客ハケの良さ。あっという間にスタンドからいなくなり、近所のパブやら歩き帰り組やらで散り散りになり、ちょっとスタジアムのショップをみて(グッズのバリエーションが乏しい印象は変わらず)、そしてフルアム・ブロードウェイの駅まで歩いて駅ナカのドラッグストアとかでちょっと買い物してから改札を通ったら、まったく混雑を感じることなく地下鉄に乗って帰れたレベルだった。

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↑ウイリアム・ヒルと提携が始まったようで、スタジアム内でブックメイカーを賭けることができた(記憶ではかつて西スタンドにはブースが無かった気がする)。結果はこちらも惨敗・・・何せ、「ケーヒルがゴールを決める」に賭けてたりする(笑)

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2016年8月18日

まずは世界のトップ100位に入りたいので、ぜひ私のデザインに投票をお願いします・・・@アディダスのサード・ユニフォーム企画

来シーズンのサード・ユニフォームのデザインを世界中からコンテストで募って投票で決めていくというアディダスのキャンペーン、応募してみました。
選んだクラブはバイエルン・ミュンヘン。

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「Für immer」(永遠)とドイツ語で名付けてみたユニフォームで、これは14/15シーズンのヴォルフスブルグとの開幕戦で実際にアリアンツ・アレーナに行ったときに撮影した写真を配置したわけですが・・・ていうかですね、この日はチケットを持ってなくて、開幕戦だから速攻で売り切れててダフ屋もどこにいるかよくわかんなくて、会えたと思ったら「そこで待ってろ」と言われてもまったくその後誰も来ないから引き続きウロウロしてて疲れ切って、結局スタジアムに入ることをあきらめ、そのままホテルに帰ってテレビで試合を観たという想い出だけが残っているんですが。

なのでせめてこういうカタチで、あのときの経験が活かせればと思ったので、あえて写真だけのデザインを作ってみた次第です。

どうかぜひ投票をお願いします!!(メールアドレス登録がいるようですが、このキャンペーンのためだけのものみたいです)
世界のトップ100にまずは入りたい!!
こちらから飛びます。画面を下にスクロールしてユニフォームの画像が出てきたら右上に「投票」のアイコンがあります。 ↓

http://japan.adidas.com/creatorstudio/ja_JP/fc-bayern-munich/gallery/124476

優勝すればバイエルンに招待されるそうです。行きたい・・・。

ちなみにせっかくの機会なので、このときの写真をいくつか。

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「写真撮らせて!」と雰囲気で伝えたら、静かにポーズとってくれた。

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アリアンツ・アレーナ

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この11人対11人でできるサッカーゲームはナイスアイデアかと思う。色もバイエルンのカラーで分けていて。

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この右のおじさんなんかは「チケットあまってたら売ってください」みたいな状態なのだが、さすがに開幕戦だけにむずかしそうだった。

ちなみにこのときはスタジアム近くのガルヒングという街に滞在。

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静かで穏やかな街でした。

次こそはアリアンツ・アレーナに入ってみたいですな。

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2015年12月 3日

ようやく語る気になった今シーズンのチェルシーFCについて:またはフットボール・ジャーナリズム史に残るのではないかと思える1枚の写真のこと

この夏から今日に至るまでいろいろとあったが、今シーズンの欧州サッカー界を面白くしてあげているのがチェルシーFCであるということを今日はハッキリ書いておきたい。

何せ、欧州リーグもまだまだこれからという時期なのに、たとえばスペインだとやっぱり優勝争いは3チームになるよなぁという感じで、ドイツも2チームの争いかもしれないが、もはやバイエルンの独走で突っ走る気配が漂っている。イタリアはその点興味深い争いをしているが、どうも数年前の八百長スキャンダル騒動以後、私にとっては「あまり真に受けないようにしておく」というスタンスで向き合わざるを得ないリーグになっている(ただ長友がインテルと契約延長したのは、それはもう本当に凄いことだと思っている)。

そんななか、前年王者のチェルスキーは歴史に残る見事なコケッぷりをみせ、降格争いをガチで憂慮するほどの事態をもたらし(まだ降格ゾーンまで5ポイントしかない)、あと岡崎のレスターがまさかの首位攻防戦を演じていたりと、イングランドのサッカー界を予測不能の混迷状態に陥れているこの2クラブにはもっと感謝してもらいたいものである。

そもそもレスターのラニエリ監督は「アブラモビッチ以前/以後」の時代の転換期におけるチェルシーの指揮官だったわけであり、ユニフォームの色も含めて、やはり彼は「青い血」の流れる、いまいち冴えない風体だけどなぜかここぞのときに頼りになるお父っつぁんである。ひさしぶりのプレミアリーグでラニエリが輝くのは、チェルシー時代の基盤があってこそだと強引に解釈すれば、これについてもチェルシーFCには感謝していただきたいものである。

んで、

モウリーニョ監督の3年目不発ジンクスがいかんなく発揮され、そしてようやくこの期に及んでジョン・テリーの後継者がいないことに気づいて慌てだしているかのようなクラブ事情も組み合わさって歴史的な低迷を続けている我らがブルーズだが、どうしてもここで言及したいのは、チェルシーがウエストハムのホームに乗り込んだ10月の試合のことである。

ホームチームに先制され、一時は追いつくも、そのあとマティッチが退場、そしてモウリーニョ監督もベンチから退席処分を喰らう。
で、モウ監督は客席に移動して試合を見届けていたのだが、最後の最後でキャロルに勝ち越されて負けた試合である。

この試合を報じたBBCのサッカーニュースの写真がこれである。




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これはフットボール・ジャーナリズムにおけるピューリッツァー賞をあげてもいいのではないか。私はこれほどまでに見事なサッカーの報道写真を観たことが無い。

この写真で観ると、2人の客は殴られてもしょうがないぐらいの距離で、ゴールが入るや振り返り、おもいっきり監督本人に向かって「ざまぁぁぁぁーーー!!!」とやっている。その躍動感と、まったく硬直して動かないモウリーニョの対比。これはもはやダヴィンチの『最後の晩餐』を思わせるほどの芸術性あふれる一瞬を捉えた作品である。あ、大げさですか、ハイ。

や、そりゃあ、チェルサポにとっては悔しい試合なのだろうけど、この一枚の写真で、私は今シーズンのモウリーニョ・チェルスキーをすべて許せる気がしたのである(この当時はまだ、すぐに浮上するものと思えていたわけだが、まさかここからさらに下がっていくとは 笑)。

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2014年12月28日

海外サッカー雑誌の表紙デザインが素敵すぎる件:ドイツの『11FREUNDE』、オーストリアの『ballesterer』

 雑誌の表紙デザインの面白さは、雑誌の存在を書店でアピールするうえで大切な要素だが、だからといって「なんのこっちゃ分からない」ところまで行きすぎると、かえって雑誌の内容が分かりにくく、伝わらない部分がある。そのあたりのバランスが問われる難しさがうかがえる。

 そんななか今回紹介したいのは、ドイツの雑誌『11 FREUNDE』、そしてオーストリアの『ballesterer』だ。どちらも偶然にその存在を知った雑誌なのだが、バックナンバーの紹介ページをみると、所々で「おぉ~」と唸ってしまう秀逸なデザインが多く、文字が読めなくても手に取ってしまいたくなる。それこそが「デザインの勝利」なわけであるが。

 ひとまず、ざっと画像を貼り付けてみる。

 まずは『11 FREUNDE』から

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・・・・といったところで、じつはこの雑誌については、122号(緑色の表紙)を、はじめてドイツに行った2012年に駅の売店で何気なく買ったことでその存在を知ったのだった。そのとき紹介されていたバックナンバーの表紙たちをみて「おお、オシャレ!」とずっと思っていた。

とくにこの力強い表紙のロゴがいい味出している。「11人の仲間」っていう意味になるのだろうけど、ステッカーとか作りたくなる感じ。

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そして次は『ballesterer』。

「バックナンバー売り切れ」と思われる文字が表紙にかぶっているのが残念だが、それはそれとして見ていても、すごく良い雰囲気の表紙が連発。

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 こういう分野になると、自分が「洋モノかぶれ」であることは認めるしかないが、部屋にインテリアで飾りたくなるものが多い。

 特にこの雑誌の表紙には、サッカーにおける政治・経済・宗教といったテーマを特集で扱っていると思われるものもいくつか見受けられる。それでもデザインのクオリティによってサッカー雑誌としての魅力を損なわずに展開しているわけで、こういうのはサッカーに限らず日本のあらゆるスポーツ雑誌ではなかなか見受けられない気がする。

 「そのものについての事象を、それ以外のモノで置き換えて表現する」っていうのは、考えてみたら日本の詩歌とかの伝統に照らせば、決して不得手ではないと思うので、『Number』あたりなんかは良いクオリティを保持しているだけに、ここからもっと冒険してもいいんじゃないかという気もする。

 つまり「この表紙デザインだから、捨てがたい一冊」になることも多いわけで・・・こうして今、まさに年末の大掃除で雑誌の整理作業などを抱えながら、逃げるようにパソコンに向かってブログを書いていたりする自分にとっては・・・「日本のスポーツ雑誌、もっとデザインがんばってよ」という気持ちを実感をこめて言いたくなるわけであった。

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2014年7月20日

ランプスはまだ走り続ける。そしてチェルシーにニューカマー到来の季節および「写真うつりの問題」について。

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ランプスの去就が決まった。まずは現役を続けられることに喜びたい。

思えばモウリーニョが監督として戻ってきたことは彼にとって幸運だったのかもしれない。モウリーニョの手によって移籍リストに掲載されたことで、本人もファンも気持ちの整理をつけられたのだと思う。

(そういう意味で次に残るチェルシーFC最大の課題は、誰がジョン・テリーのあとのキャプテンを担うのかということなのだが、これがかなり難問になってきている)

それまでクラブにとって半世紀も縁の無かったリーグ制覇を結局は3回、FAカップなんて4回も優勝した。そしてあのCL制覇。21世紀初頭のチェルシーFCの躍進、そして勝ち得たトロフィーのすべてに貢献したランプスに拍手。

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そして去りゆく人あれば来る人もいて、去年チェルシーにとってトラウマ的な闘いを繰り広げたアトレティコ・マドリーから、ジエゴ・コスタ番長と、そしてアシュリーコールの穴を埋めるべく左サイドバックのフィリペ・ルイス・カスミルスキさんが来てくれた。

そのフィリペ・ルイスさんがチェルシーにやってきたときのニュース画像なのだが、

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・・・うん、いや、別に、普通といえばフツーなんだが、

なんというか・・・

海外からやってきたファンが、はしゃいでユニフォーム姿で「チェルシーのオフィスの前で記念写真を撮りました~」のような感があって(笑)

なんかこの雰囲気に、さっそく私は「合格!」と思ったりした(何にたいする合格なんだか)。

そして2枚目の写真なのだが、なぜカメラマンはちょっと上からの角度で写真を撮影したのかも気になる。排水溝みたいなものまで写り込んでいるので。

そういう意味では「それぞれの選手の新加入時における、チェルシーの玄関前での写真」もいろいろと集めておけばよかった、なんて今さら思った。

いま自分のPCをみてみたら、大儀見姐さんのときの写真はあった。日本人的には歴史的な1枚だからな。

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あ、どういう角度でも排水溝の穴は写り込むのな(笑)。

でも写真的にはこの構図のほうが断然かっこいい。背が大きく見えるので。

ちなみにフィリペ・ルイスさんご一家はスタンフォード・ブリッジにも来訪されたらしく、その時の写真がこれでして。

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なんか昭和期のフィルムカメラだと、こういう光加減の風合いの写真ってどこのご家庭にも何枚かあるよな~と思った(笑)。

なんか別に特殊なエフェクトを入れてiPhoneとかで撮影しているようにも思えず、なんだかある意味で奇跡的な光加減の一枚で、この昭和感がなおいっそう「フィリペ・ルイスさん、合格!」みたいな気分にさせてくれた。

もうまったくサッカーと関係ない判定基準で申し訳ないが、私は結局そういうふうにサッカー選手の動向を楽しんでしまいたくなる。

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2014年6月 6日

こちらの塗装は開幕までに間に合った模様。

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これ、たとえば「試合に負けた場合の言い訳」に使われかねない(笑)

記事は(こちら)より。

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明日の日本代表のザンビア戦は仕事で観られないことが判明。キーパー西川を使ってほしいのですが! あと本田なしの場合のオプションなども希望。

あ、ザンビア代表のユニフォームも、なんともいえないデザインで戸惑う。(こちら

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2014年5月27日

お面セール中

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チェルシーFCのオンラインストアでは「シーズン閉幕セール」中です。

これらのお面も400円そこらで出血セール!

・・・てか、怖いよ!!

・・・なんで、いつのまに、ウィリアンのお面もあるねん!

(ウィリアンのお面つくる前にほかにつくるべき重鎮いたはずだろう。せめてコールとか)

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て、笑っている場合でもなく、ランパードが放出リストにあがったことにちょっと動揺。

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2014年4月 4日

アヤックスのサポーターが作った「立体的な巨大バナー」が熱いぞ

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ここからさらに、

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背景画像が別レイヤーで登場。

たぶん、相当なウルトラスの方々が携わっているんだろうけど、アムステルダムの街並みを表現したこの運河の絵の、なんともいえない「素直なタッチ」がまたグッとくるではないか。

これを作ったらしきサポーターグループのサイトで、制作過程などのくわしい写真が見られる(こちら)。

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2013年10月 1日

チェルシーFCの公式グッズのデザインがことごとくダサい理由を考えてみた

今回の旅はサッカー方面では結局チェルシーとウエストハムのスタジアムを訪れたのみである。ウエストハムは宿泊先でもあったわけで、スタジアムに併設のグッズショップも行きやすかった。

そこで改めて感じたことは、おしなべてウエストハムのグッズは「デザインセンスがいい」ことだった。

とくにTシャツ類が、どれもこれも欲しくなった。
や、確かにロンドンでは好きな部類に入るクラブなので、そのあたりを差し引いても、なんというか、ロック・テイストを感じさせるデザインが好感をよんだ。

オンラインストアで現在購入できるシャツのなかから、あらためて画像をチョイスしてみる。

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女性向けのもいくつか。

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・・・というわけで、どうだろう。私は上記にあげたシャツのうち、実際に現地で2枚ほど購入してしまったほどだ。

その数日前に、スタンフォード・ブリッジで私はチェルシーのメガストアに入ったわけだが・・・さらに言えば今までも何回も同じようにメガストアにきたものの、実はチェルシーのTシャツって買った記憶がないのである。

いくらサポーターといえども、どうしても「欲しい!!」と思ったシャツがあった記憶がないのである。

現地に来れば、どうしたって「せっかくなんだから、1枚ぐらい買おうかな」とか思うのだが、どうしても、心ひかれるものに出会えたためしがないのである。不思議なまでに。

うむ、ためしに今ネット上で購入できるチェルシーFCの公式シャツをみてみると・・・・

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・・・どうだろうか。ウエストハムのシャツをみたあとだけに、あなたはこの中から「着てみたい」と思えたシャツはあっただろうか?

私は、残念ながら、どれもピンとこない。

ちなみに現地でも見かけたが、唯一このネットストアで私が買ってもいいかなと思えたシャツは

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これなのだが、
でもよーくみると

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悪くはないんだけど、なんだか「耳なし芳一」ライクなテイストなので、ちょっとためらってしまう部分もあったりする。(結局買わなかった)

そんなわけで、いったいどうしてこうなっているのか。

 

私の推察はこうだ。

「世界中にファンを抱えているクラブは、世界中の人の好みに合わせる必要があるため、デザインが保守的で最小公約数的なものに落ち着いてしまいがちになるのでは」

これはわりと自信をもって言えそうな気がする。

ウエストハムのような比較的ローカルなクラブになれば、ロンドンの下町のロックなデザインをガンガン発表してもまったく問題ないどころか、むしろそこが求められている気もする。そうか、だから数年前は「ドクター・マーチン」がメインスポンサーだったりするのかもしれない(ちなみに2001年に初めてロンドンにきたとき、私はチェルシーではユニフォームを買わなかったが、ウエストハムでジョー・コールのレプリカユニを買ったほどだ。ドクター・マーチンのロゴが入っていたこともポイントが高かった)。

そして、もうひとつウエストハムで見てもらいたいのだが、


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「イングランドで生まれ、ココロはいつもウエストハムとともに」
っていうテイストのシャツなのだが、

実は

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これと同じやつの「ベルギー・バージョン」だったり、実際に現地のスタジアム・ストアでは、数え切れないほどのバリエーションでいろいろな国旗をあしらったシャツが大量に売られていたのである!!
これは、種類を作るだけで相当なコストがかかっているはず(残念ながら日本国旗は見当たらなかったが)。

チェルシーでこういうのって今まであったか?(知らないだけだと思いたい)

私がチェルシーFCを支持する要素のひとつに「国際性」っていうのがあるけれども、実はグッズ方面においてはよっぽどこの下町クラブのほうが国際色豊かじゃないか? と思わせるのであった。

・・・と、いろいろグチってしまったが、特にTシャツに関しては、以前から「自分でデザインしてシルクスクリーンで印刷する」ということも一方でこだわっているわけで、「欲しけりゃ自分で作る」というパンク精神にのっとり、また気合いを入れて各種いろいろなフットボール・シャツを作ろうとも改めて思っている。

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2013年2月 3日

こういうことがあるからこそサッカーファンを続けている(やや誇張)

クラブW杯観戦情報サイトの縁で、実際にスタジアムでお会いしたインドネシアのデニさんが、先日フェイスブックで教えてくれた。

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SPORTS DIRECTのニュースサイト、
バッチシ、使われている!! やった!狙い通り!(笑)

これね

ていうか、真後ろに座っていた人、ごめんなさい!!(笑)

写真を撮ってくれたカメラマンさんは、これによるとAction Images所属のCarl Recineさんとのことで、ありがとうございます。 Thanks !!

この写真は、私のとなりの方が良いテンションでユニフォームを掲げてくださっているのもポイントが高い。私の妙な手書きのメッセージが、この隣のユニフォームによってとてもバランスよく見えてくる。(そして背後でタオルマフラーを掲げている方は、ブラジル国旗を持ち込むほどのダヴィド・ルイスの大ファンの方だったので、おもわず試合後に声をかけて一緒に写真撮ってもらった 笑)

(そういえば、あの試合前に何人かのカメラマンが我々の方にカメラを向けて写真を撮ってくれていたが、一人だけ「はいはい、ちゃんと君らのこと撮影するから、もうちょっとだけそのメッセージを上のほうに高く掲げてくれんかね」っていうジェスチャーをしてくれたカメラマンがいた記憶がある。だからこの写真は我々だけがやたらテンション高く写っているのか 笑)

昨年のU-20女子W杯の「もりあげ隊」の方がアピールしていたメッセージをこうして自分なりのやり方で(なんといってもチェルシーFCの晴れ舞台の文脈のなかで)こうして発信できたのはうれしい。

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