サポーター/supporter, fans

2021年8月12日

世界屈指のパンク系サッカークラブ、ザンクト・パウリ:スタジアムめぐり旅2014・ふりかえり(その10)

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 ハンブルグには、HSVというブンデスリーガの歴史を体現する伝統的なビッグクラブがあるとともに、ザンクト・パウリというユニークな雰囲気を放つサッカークラブがあるわけで、この旅で必ず訪れたかった憧れのチームでもある。

 HSVのスタジアムがあった郊外の大きな公園エリアから、再びハンブルグ中心街に戻ってきて歓楽街レーパーバーンへ向かう。「世界で最も罪深い1マイル」と呼ばれ、ブレイク前のビートルズが方々の店をライヴで回って修行をしていたことでも知られるこの界隈がザンクト・パウリのホームタウンであり、この立地の時点で同クラブの存在感が際だってくる。

 例えると東京だと新宿歌舞伎町、大阪キタのエリアだと北新地とか東通り商店街の付近にザンクト・パウリのスタジアムがあるようなもので、そこからだとHSVが7kmほど離れた先、つまり駒沢オリンピック公園とか鶴見緑地にあるような、そういう距離感である。つまりザンクト・パウリは大都市中心部における歓楽街近くにサッカー専用スタジアムを構えるも、歴史的にはあまり1部リーグには定着できないが、多くの熱いサポーターから支持を集めて世界的にも知名度を誇っているという異色のクラブである。
 
 ただ、私がこの罪深い1マイルでやったことといえば大衆食堂でカツレツをいただいたことぐらいである。せっかく海辺に来たのになぜカツレツなのか。
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 ▲あとで調べたらシュニッツェルという、ドイツ・オーストリア圏でポピュラーなカツレツ料理。

 ちなみにこのレーパーバーンに、ザンクト・パウリのグッズショップが展開されていて、週末は夜23時まで営業しているとドアに書いてあった。大して強豪クラブでもない(失礼)チームのショップが繁華街の大通りでわざわざ(客層に合わせて?)夜遅くまでまで店を開けていることにちょっと驚かされる。深夜にブラブラする客が地元サッカーチームのグッズをどれだけ必要としているのか、そして遅い時間まで店を開けることのコストが回収できているのかどうかも心配になってくる。でもきっと、ここで店を続けることは、コミュニティに強烈に結びついているクラブとしてのあり方を「表現」することなのかもしれない。

 そういう雰囲気は平日のスタジアムに行ってもそれとなく感じられたのである。

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 ▲ついにたどり着いた、ミラントア・スタジアム。名前の響きがいい。

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 ▲なぜか巨大なイカリがそこかしこに置いてあって、港町ハンブルグ感を演出。

 社会問題に積極的にコミットしていくクラブの姿勢が、あちこちに貼られたポスターでうかがえる。
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 ▲おそらく翻訳する限り、青少年への啓発運動か何か。

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 ▲反差別、反ファシズム。

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 ▲これはサポーターの貼ったステッカーか、難民への連帯。

 ただしハードコアな雰囲気のパンクなフットボールクラブでありつつ、子どもたちにもどんどん来てちょうだい、ということで、
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 子ども向けスタンドが確保されている様子。

 そして感じ入ったのはスタジアムの壁面に、サポーターの写真をおおきく掲げていたことだった。

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 こういうのは、なかなかステキな演出だと思う。本人たちも記念になるし。

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 ▲それにしても、わざと放置しているのか自然発生なのか、やたらグラフィティで落書きされたりステッカー貼られまくりの事務所近辺。

 そしてスタジアムの裏手から入るミュージアムが開館されていた。雰囲気的に、ボランティアさんたちで運営されているような感じだった。
 
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 館内はすべてドイツ語オンリーで説明が書かれていて、正直内容は分からなかったけれども、クラブの歴史についての資料展示が充実していた。

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 ▲この図がとてもいい雰囲気でポストカードにしてほしかったぐらい。

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 ▲子どもたち向けのコーナーもあったり。

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 ▲来場者の記念撮影コーナー。

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 ▲ここぞという昔のワンシーンを展示するにあたり、この写真を選ぶセンス。これこそまさに、っていう。

 しっかりと展示内容を追っていければ、この小さなクラブがいかにして地域に根付いて、そこからいろいろな社会運動へのアクティビズムと連動していき、独自のアイデンティティを築いていくようになったかが分かったのかもしれない。
 試合のあるときに再訪したら、その雰囲気をさらに味わえるのだろうし、それは将来に向けてのお楽しみに取っておきたい。
 
 で、スタジアム併設のショップに入る。
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 ▲期待を裏切らないクールな店内。そして公式エンブレムよりも頻発するおなじみのドクロマーク。

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 ▲見せ方がかっこいい。

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 ▲かわいいけど、ドクロマーク。徹底。

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 ▲試着室の中。バンドのライヴポスターを貼るっていう、これはやはりこのクラブだからこそな感じがする。

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 ▲そしてここで私はユニフォーム買いました。この当時のデザインがスポンサーロゴを含めて超絶かっこよかったので。

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 ▲なぜかドクロマーク入り、しゃもじ?までグッズに。

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このように、他にもグッズが売られていたわけだけど、8割ぐらいドクロマーク入りだった。
・・・で、私、正直なところあまりドクロマークが好みではないので(爆)、そのおかげで買い物欲がほどよくセーブされました(笑)。

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▲ちなみにこちらが、レーパーバーンのほうにあるグッズショップ店内の写真。スタジアムからそんなに遠くない距離に、同じようなクールなお店を二つ持っていることになる。

宮市亮がこのクラブに加入するのが、当時の旅から一年後のことで、日本人としては2人目になる。残念ながらケガの影響などで満足に出場し続けられたとは言いがたいが、かなり長くこのクラブにお世話になっていたということは、それなりに居心地がよいクラブだったのだろうか。
ともあれ、今度来るときはぜひ試合を観てみたいと強く願っている。

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ハンブルグはそれでなくても観光地としても魅力的であり、わずかな時間だったが港周辺の雰囲気を堪能させてもらう。

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▲そして最後に、意地でも魚を食べようと、港を眺めつつサンドイッチにかぶりつく。

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2021年5月 4日

ドルトムントでクロップ監督の役者っぷりを拝む:スタジアムめぐり旅2014・ふりかえり(その5)

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ドルトムントにやってきた。中央駅について上の写真を撮ったと思うが、すでに黄色いユニフォーム姿の人が見受けられる。

この日の夕方に、リーグ開幕前にDFLスーパーカップということでドルトムント×バイエルン・ミュンヘンの試合が行われることになっていて、奇跡的に私はチケットが取れたのである。

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中央駅から電車でほんの少し北にあがって今日のホテル、Senator by Centro Comfortの最寄り駅へ。都会だけど、のどかな雰囲気。

ホテルに荷物を置いて、すみやかに中央駅に戻って、Uバーンに乗りスタジアムへ向かう。

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試合の日はみんなに付いていけばいいだけなので迷わない。

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公園をみんなで散歩し・・・

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すごい人。さっきまでの、のどかな街並みとは違う異世界。

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ついに来てしまったジグナル・イドゥナ・パーク。

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そう、こういう人たちを観に来たのである。

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とにかくすごい人混み。チケットブースで予約していたチケットをゲットし、メガストア店内へ行ってみる。

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あらゆるスケール感がデカい。

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映画館とかライヴハウスのロビーっぽい雰囲気。やや暗めの照明にするのがポイントか。

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ユニが黄色基調だから、タオルマフラーのほうは黒基調のデザインが映える。

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スタジアムをモチーフにした黒い紙袋は欲しくなったが、持ち歩きにくいので買わず。

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自分のなかではハチだと思っているのだが、未だによくわからない生物のマスコットキャラ。

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クロップ監督をモチーフにしたグッズが予想外に少なくて残念だった。

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バーのような雰囲気のユニフォームナンバー貼り付けコーナー。

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子ども向けにミニサッカーで遊べるスペースも備わっていた。

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芝刈り機も売っていた。

私がこのメガストアで見つけたグッズですごく気に入ったのが、ゴール裏のサポーターの写真をあしらったポストカードだった(カードの表面がギザギザしていて、角度によって画像が動いているように見える)。
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やはりドルトムントといえばこの光景だ。このゴール裏をいつか見てみたいと思っていたが、こういう形で実現することになって嬉しい。

こうしていざスタジアム内に入ってみる。
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落ち着きなくカメラを撮るから全部ブレまくっていた。

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なぜか、大量のグミキャンディーの屋台があって、他のスタジアムではなかなか見受けられない展開だと思った。

そうして自分の席に着く前に、ホーム側ゴール裏の様子をうかがってきた。
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うおおおおおお。
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試合開始はもうちょっと後だったはずだが、このゴール裏だけは早めにギッシリと埋まっていた。
(コロナ禍だからよけいに思うが)ものすごい密集度と熱さである・・・あと、このスタンドだけを「一枚板」みたいな形状にしたことがすごく効果的なのである。角度の付け方も含めて。

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自分の座席からあらためてゴール裏を眺める。圧巻。

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こちらはバイエルン側。

リーグ開幕前ということでいやおうにも盛り上がるこの状況のなかで、試合前のアップが開始される。
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私の目の前ではバイエルンの選手達がアップをしていて、場内からのブーイングなどはお約束のもので、周囲を囲むドルトムントサポーターの熱量にシビれまくる。
そしてこの日私がもっとも印象的だったのが、このアップの時間帯におけるクロップ監督の姿だった。

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これである。クロップ監督は、両チームがアップをしている最中、ピッチの中央で、ずっとバイエルン側のほうを眺め続けていたのである

いやぁ~、この光景はヒジョーーに興味深かった・・・ある意味「奇行」ですらある(笑)。リーグ開幕前のこのタイミングで、まるで「自分たちの選手のことは問題ないし、全幅の信頼を置いている」と言わんばかりに、ライバルチームの選手の動きだけをピッチの真ん中からひたすら凝視し続けていたのである。これはバイエルンの選手たちにとってもすごくやりにくかったんじゃないかと思う。どうしたって視線を感じるわけである。
試合そのものの細かいことは記憶から薄れていくのだが、とにかくこの日はクロップ監督の仕掛けた挑発的な心理戦、あの役者っぷりが強烈な印象として残った。
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▲こんな世界屈指のオモシロ監督、なぜもっとグッズ展開させないのだ。

そんなわけで試合前からすっかりお腹いっぱいの気分であった。
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試合はドルトムントが2-0で勝利した。オーバメヤンがゴールパフォーマンスでスパイダーマンのマスクをつけたのがちょっとした話題に。
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当然ながら両チームともに、先日のワールドカップに出場していた各国代表選手の競演となっていて、どこを見てもテンションのあがるスター選手がいたわけだが、特に感じ入ったのがスイス代表のシャキリで、当時バイエルンの11番を背負って、小柄だけど強い体をうまく使ってゴリゴリの肉弾戦を展開していくプレースタイルが面白かった。

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▲試合後の状況。バイエルンファンが先に帰宅を急ぐ感じがうかがえる。

自分もわりと早めにスタジアムを後にした。地下鉄駅の係員から「乗り換えて帰ってくれ」みたいな指示を受けてよく分からなかったが、1日乗車券を持っていて、それなりにちゃんと中央駅まで戻って来られた。
ただ、晩ご飯を食べる場所を探すのが難しくて、こういうときは結局ファストフード系の店にお世話になりがちだが、メニューのオーダーの仕方をよくわかってなくて、どういうわけか「ポテトのみ」となったのが苦笑い。
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そんなわけで、欧州屈指のゴール裏の雰囲気を味わい、最高峰のスタープレーヤーの闘いを間近で目撃し、そしてクロップとグアルディオラの両監督の激突をこの地で観られたことはこの旅のひとつのハイライトであった。


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▲あと、この日のホテルの部屋にあった電話機がかわいかった。

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2021年4月29日

フォルトゥナ・デュッセルドルフ、そしてハイネの家の犬:スタジアムめぐり旅2014・ふりかえり(その4)

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▲お約束の、朝ごはん食べ過ぎの図。サンドイッチが・・・

デュッセルドルフには結局2泊し、次の目的地はドルトムントである。そのまえに午前中は時間があったので、地元のクラブであるフォルトゥナのスタジアムに寄ってみようと思った。当時は2部リーグで、直前まで大前元紀が所属していたことで知られていた。

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街の中心部からUバーンの列車で郊外へ。どういうわけか、スタジアムのことよりも、このとき路面電車の車内から街並みを観ていたときの印象が強い。

関西でいうインテックス大阪のようなメッセ会場行きの終点駅に着くと、そこにスタジアムが併設されているような感じだった。

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▲いきなりすぐ目の前に。

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▲駅はお客さんがほとんどいないのでちょっと怖かった。

なのでこれこそ駅直結型のスタジアムということで、サッカーの試合やイベントがないとものすごく閑散とした場所だった。
当時はネーミングライツの関係で「エスプリ・アレーナ」という名称だったが、現在は変わって「メルクール・シュピール・アレーナ」となっているらしい。

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こういう看板はあるにせよ、まるで駅ビル直結のホテルとかに移動するかのような雰囲気でスタジアムの入口にいくも、そこにいた係員に「今日は休みだから」みたいな感じで門前払い。グッズショップもなさそう。しかたなく周辺を歩いてみる。

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▲こういう外壁での囲み方も面白い。
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するとここにもやはり近所にはスポーツ施設があり、そしてチームの練習場もあるのだった。
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ここにきて、ようやく「人が集まっている状況」があり、すこし和んだ。
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とくにこの少年ファンが、熱心にゴールキーパーの練習を見ていたのが微笑ましくて。

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いろいろ写真を撮って過ごした。

ふたたび駅から中心街に戻り、あらためてデュッセルドルフを少しだけ観光。

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「ハインリッヒ・ハイネ通り」と書いてある。詩人ハイネ(私はまったく詳しくないのですが)ゆかりの街だそうで、

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そこにハイネの生家の跡地が書店となっているのをガイドブックで知ったので立ち寄ることに。

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長細い店内に、よくみるとイヌがじっと店番をしていた。

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人生でこんなにも「悠然とした」感じのイヌを見たことがなかったほどだ。どんなにカメラを向けても何も動じることなく、ひたすら自分のペースを守っていた。面白がってしばらく写真を撮りまくってしまった。

というわけで「デュッセルドルフの最大の見どころは」と問われたら、「ハイネの家のイヌ!」と私は答える。

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・・・とまぁ、天気もよく、本当はもっとゆっくりしたいぐらい素敵な街だったが、まだまだ訪れるべきスタジアムが待っているので、ここから一時間ほどかけて次の目的地、ドルトムントへ向かったのである。

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▲また行ったらこんな感じで店番を続けているのだろうか。

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2020年8月30日

ねこじしさん企画「Jユニランナー 勝手にオンラインマラソン2020」

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 それなりに覚悟はしていたが、今シーズンの主要なマラソン大会は軒並み中止が発表された。沿道でのサッカーユニフォーム応援企画もしばらくできなくなる。

 そもそもこの応援企画は、どんな見地から判断しても、どうしたって「飛沫をとばしまくっている密な集団(しかもタオマフも旗もメガホンも振り回す)」と見なされるわけで、今後もし状況が変わってマラソン大会が通常通りに行われたとしても、応援企画の実施者としては、何らかの対応を検討しないといけないのではないかと、かなり悩み困っている。これが「アフター・コロナの世界」における問題なのかと、ここにきて痛感している。

 このあいだ仕事の関係で、簡易なフェイスシールドを装着して行う業務を体験した。マラソンシーズンの冬場だと暖かくていいのかもしれないし、シールドにステッカーを貼ったりして自由にデコレーションできたら、それはそれでアリなのかもしれない。ただ、だからといってこちらから飛沫をガンガン飛ばしていいわけでもない。それに当然、装着側の発声は聞き取りにくくなるし、マスクをしていたとすれば、さらに声が届きにくい気がする。本当に、どうしたらいいものか・・・と途方に暮れている。

 

 そして誰よりももどかしい思いをしているのは主役であるランナーさんたちであろう。
 そんななか、毎度おなじみセレッソ大阪サポランナーのねこじしさんは、「Jユニランナー 勝手にオンラインマラソン2020」(11月21日~23日)という企画を立ち上げておられる(こちらをチェック!)。サッカー好きランナーのための夢のような大会が、ここにきて実現することになった。まさに私がリバプールFCの名文句をもじって提唱(?)している「You'll never RUN alone」の気持ちにさせてくれる素敵な企画だと思う(←そういうオマエも走れよ!っていうツッコミはさておき 笑)

 ともあれ、Jリーグおよびサッカー関係者がこの厳しい状況下でもなんとか試合を続けるべく奮闘しているのと同様、Jサポランナーさんたちの、向かい風に負けじと一歩一歩を積み重ねて前に進もうという姿勢や熱意に、勇気づけられる想いでいる。私も何かのカタチでこの企画で走るランナーさんを応援できたらいいなぁ、と。

 
まったく話が変わりますが、追記・・・チームのグッズとして考えるとプラ板で作れる簡易フェイスシールドがコストも安そうだし、デコレーションのために既存のステッカー系商品も売り上げが増加しそうだからいいんじゃないかと思ったりしている(あと、「シールドだったら板状だから選手からそこにサインを書いてもらいやすいメリットもある!」とも一瞬思ったが、そもそもシールドを必要とする社会状況下だとファンサで選手と接触できないのでムリか~!残念!となったり)。

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2020年6月 7日

<続報>30%のキャパ制限で観客を入れて再開したサッカーのブルガリア・リーグの様子 → やっぱりいろいろ難しそう

先日の記事を書いた手前、実際に試合をやったらどうなったかを自分なりに追ってみた。

日本ではどこまで報じられているのか分からないのだが、ロイターの記事が各国ニュースサイトで配信されているよう。

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 トップ画像で使われているのは、レフスキ・ソフィア×ルドゴレツの上位対決となった試合の様子。よくみるとダンボールのサポーターがいる! ということで、ツイッターで調べてみると

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先日話題になったドイツのボルシアMGで実施した企画にインスパイアされたとのこと。15ユーロで写真を送ったらダンボール加工してもらえるようで、上位対決だからこそ実施する企画なのかもしれない。

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結果がこのように。リアル人間サポも、このなかで観ている状態の心境たるやいかに。

で、ロイターの記事で追加で紹介されている写真も興味深くて、

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この写真からは「どうやってダンボールを固定しているか」の内情が少しだけ伺えるわけで、

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座席の縁のところにテープっぽいもので固定しているようで、まぁこうするしかないよな、と。「酔っ払って試合見れていないサポ」みたいな状態が容易に発生しそうだが(笑)

あと同じ試合でのゴール裏(立ち見席)での熱いウルトラス集団とおぼしき写真もあって、

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ラジオ体操みたいな状態だが、それなりにソーシャル・ディスタンスを意識しつつ、人数を多く見せようという意図も感じられるポーズ。

ただ、別の写真を見て気づいたのは、

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腕を伸ばすのはいいんだが、手と手をつなぎ合わせている人がけっこういて、ウイルス感染防止の観点から言えばあまりよろしくないかと・・・。

さてロイターの記事をGoogle翻訳でかけて読んでみると、

「ソフィア:ブルガリアのリーグは、スタジアムで許可されたファンによる新しいコロナウイルスのパンデミックによるほぼ3か月の休憩の後、金曜日(6月5日)に再開しましたが、それらの多くは、スタンドの3席ごとに占有するという規則に違反しました。」

ということで、先日の記事で書いたように、客席のキャパの30%に留め、客1人につき座席2席を空けて座ってもらうことを条件としてリーグが再開されたわけだが、「やっぱり違反は多かったかぁ~」という結果に。

記事のつづき。

しかしテレビの映像では、少なくとも数十人のファンが、スローテンポの遭遇で2位のロコモティフ・プロヴディフが弾力のあるエタル・ヴェリコ・タルノヴォを2-0で破ったプロブディフの南部の都市、クラレフの前でルールを守らなかったことを示しました。

(中略)

スポーツ省は最後のホイッスルの後に発表された声明で、試合はファンが座席ルールを守って進んだと述べ、スタジアムのアナウンサーがすべての観客に距離を保つように求めたと付け加えた。

「そうだよな、テレビ映像とかで観たら一発で分かるよなぁ」ということで、気になったのでこのロコモティフ・プロヴディフというチームの公式サイトから、その日のエタル・ヴェリコ・タルノヴォとのマッチレポートを見てみた。

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トップ画像だと背景の座席はガラガラだし、

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「お偉いさんゾーン」も、「30%ルール」を守っていると言えそうな状態ではあるのだけど。

でもいくつかの写真をみると、

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まぁ、やっぱりこうなるよねぇ、と。

「密です!」って都知事が怒り出しそうだけど。

もし同じ条件がJリーグに適用されたとしたら、日本社会の雰囲気的には多くの客は遵守するのだろうけれど、収益の問題とか考え出すとホントに難しい。

ちなみに、このロコモティフ・プロヴディフの公式サイトの背景画像が、写真とペインティングをうまくミックスしていてアーティスティックな感じが良かった。

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あらためて思うに、(発煙筒はともかくとしても)こういう「密で熱い空間」を世界中のスポーツの現場が再び取り戻すことのできる日をひたすら祈りたい。

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2020年6月 4日

ブルガリアのサッカーリーグは一定の条件下で観客を入れて再開とのこと

 まだあまり話題になってなさそうなので、このブログで書いておきたい。

 ブルガリアでは6月5日からサッカーリーグの1部・2部で、観客を入れた試合を行うとのことで、

(1)スタジアムのキャパシティの30%を上限とする

(2)観客は少なくとも席を2つ空けて使用する

という条件が課せられるとのこと。ちなみに6月3日時点でのブルガリア国内の新型コロナウイルス感染者は2,560名ということで、人口を調べたら約700万人で、(日本の検査数と感染者数の実態はどうにも信頼できないので比較しにくいが)わりとブルガリアの感染率って高いかもしれないが。

 ともあれ、3万人のスタジアムだと9000人を上限として実施することになる。「席を2つ空ける」という条件であれば一人の客につき座席を3席使うから、この30%という数字になるわけか、なるほど。

 こういう試合のチケットの値段というのも気になる。「価格変動制」を最近導入しているJリーグでは、もしこういう形になったらどういう値段設定になるのだろうか。というのも、どうしたってこういう事態になると、おのずと「プラチナチケット」みたいな扱いになるわけで。決して喜ばしい事態ではないが「自分はあのときあの試合を観ていた」というのはひとつのプレミアムになる。

 あと、自由席と指定席の区分けもどうなるのかというポイントも気になる。おそらく「後になって感染経路をたどれるように」といった行政指導とかで、全席が指定席になることも予想される。

 ブルガリアの話はこれ以上の情報はないのだが、やはり大声でチャントを歌うとかは制限されるのかもしれない。でも実際やってみたら、自然にみんな歌うかもしれないし、「逆に自分が率先して応援しなければモード」が発生して、キャパ30%の「プラチナチケット獲得者」であるサポーターたちは、力の限り応援しそうな予想もできる。いずれにせよ他の国ではまだ客を入れての試合は実施していないので、これはすごく各国関係者に注目されているのではないかと思う。

 

 ちなみに私が今日これを知ったのはたまたま外務省海外安全情報メールの一覧を見ていたことがきっかけなのだが、この在ブルガリア日本国大使館からのメールを読み込むと、このサッカーリーグ実施については「保健大臣令」によるものなのだが、かねてより基本的には「屋外及び屋内(スポーツ施設,クラブ等)における競技性のある大規模スポーツイベントの実施は許可されない」という方針だったので、普通に考えたらサッカーの試合だって開催できないはずなんだが、「これまでの保健大臣令を一部修正し」となって、「例外として」プロ・サッカーリーグの試合実施だけは許可されたとのこと。

うん、これって絶対・・・いろいろ恐ろしいエリアから圧力かかったんだろうなぁ、と想像できる・・・

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2020年2月16日

【実施報告】2020京都マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカー的に応援する企画」:雨のなかお疲れ様でした!

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2020京都マラソンはあいにくの雨でしたが、今回も多くのサポーターの皆様にご参加いただきありがとうございます!

そして今回はバスケットボールの京都ハンナリーズのサポーターの方も噂を聞きつけて(?)参加されて、いよいよこの企画は異業種交流イベントにもなりえるところまで来たようです。

また、このほかにも近くでヴィッセル神戸のフラッグを掲げていた方々もおられました。もしかしたらこのブログのことを知っておられたのかもしれません。ゆるゆるとした集いですので、ぜひまた来ていただければ幸いです!

そして職場の同僚のIくんご夫妻が見学に来てくれて、バルサ時代のアンリと、ギリシャ代表ユニをそれぞれ着込んでいたのが嬉しかったです(同僚といえば今回も私は、ランナーとして走っていたはずの職場の上司を見つけることができず。もう完全にウェアにしか目がいってないので・・・)。

で、冒頭の集合写真はレース後に撮影しているわけですが、おなじみセレッソ大阪サポのねこじしさんは途中で現場を離れました。東京五輪の影響で本日開幕となったルヴァン杯があったため、キックオフに間に合うように長居へ向かっていったわけです。マラソンでJリーグサポーターのランナーさんたちを応援し、午後は本職のサポーターとなっていったわけで、応援しっぱなしの一日・・・(笑)。ご苦労様であります。

さて、そのねこじしさんが途中までガッツリ記録し、そのあとM・フィオリオ氏に受け継がれた本日の集計結果を発表いたします。(いちよまだリーグ戦は開幕していないので、カテゴリーは昨シーズンのままとさせていただいています)

 

【J1】

ガンバ大阪 18
ヴィッセル神戸 11
セレッソ大阪 9
横浜Fマリノス 9
名古屋グランパス 7
浦和レッズ 6
北海道コンサドーレ札幌 5
FC東京 5
鹿島アントラーズ 4
松本山雅 4
川崎フロンターレ 2
サガン鳥栖 2
サンフレッチェ広島 2
清水エスパルス 2
ジュビロ磐田 1
大分トリニータ 1

★昨年に引き続きガンバ大阪がトップでした! セレッソ大阪は昨年僅差で2位でしたが今日は少なめでした。マラソン出場が決まった時点ではルヴァン杯の日程は決まっていなかったはずですから、今年はどうしたのかな?と。

【J2】

京都サンガ 9
モンテディオ山形 4
ジェフユナイテッド千葉 4
柏レイソル 3
愛媛FC 2
アルビレックス新潟 2
徳島ヴォルティス 2
ヴァンフォーレ甲府 2
栃木SC 2
V・ファーレン長崎 1
FC町田ゼルビア 1
水戸ホーリーホック 1
FC岐阜 1
アビスパ福岡 1
横浜FC 1

★地元では負けられないですね、サンガは。そして今回は山形の躍進が印象的でした。

【J3・その他】

ガイナーレ鳥取 1
ギラヴァンツ北九州 1
ザスパクサツ群馬 1
奈良クラブ(JFL) 1
ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部) 1

★おそらく見逃しはない、と信じたいです。

【海外クラブ】

バルセロナ 4
ドルトムント 4
リバプール 4
チェルシー 4
パリ・サンジェルマン 3
ユベントス 2
アトレティコ・マドリード 2
ACミラン 2
アーセナル 2
レアル・マドリード 1
バイエルンミュンヘン 1
インテル 1
トッテナム 1
ウエストハム 1
ローマ 1
レンジャーズ 1

★イングランド勢ではマンUもマンCもいない!でもチェルシーだけは安定して走ってくる不思議。最後のレンジャーズは現場では分からず悔しい思いをし、あとで調べて分かった次第です。スコットランドリーグは最近なかなか観ることないですねぇ。

【代表チーム】

日本代表 26
フランス代表 1
スペイン代表 1
ブラジル代表 1

★最近はこのカテゴリー、めっきり減りました。またワールドカップの時期とかにいろいろ増えるのかもしれません。

サッカーユニの総数は194人。割合でいいますと、Jリーグ率は124人に1人、サッカー全体込みでは83人に1人となりました(昨年の同大会だとJリーグ率は101人に1人、18年大会だと123人に1人でした)。

全体でのサッカー部門のトップはぶっちぎりでユベントスのランナーさんでした(背中は5番のボスニア代表ピアニッチ!私もファンです)。

Jリーグ部門のトップは今回はコンサドーレ札幌のランナーさんがゲットしました!

 

で、ここでひとつお断りがございまして。

今回は、あまり写真を撮っていません。

理由は、使っていたメガホンが早々に割れてしまったからです。いつもは片手でメガホンを打ち鳴らし、片手にカメラを構えるというスタンスでやっているのですが、メガホンが割れた以上は両手で叩くしかないので、カメラをあきらめた次第です。

2020_r0066498

もともと今日は雨を避けて橋の下で写真を撮っていたので、なかなか光の加減でうまく撮れていないというのもありましたので、早々にカメラをあきらめました。

ひとまず、この日撮っていたぶんについては(こちら)で共有させていただきますが、ほんのわずかです。ご容赦くださいませ・・・

 

で。

しかしですね、そんな突然の「写真撮影とりやめ」のハプニングにおいても、そうなる前にしっかり「バナー芸」でタイミングよく走り抜けることができていたランナーさんがいるわけですよ・・・

Naraclub

また奈良クラブかい!(笑)

「奈良クラブのステークホルダーからの信頼回復マラソン実施中」とのことです。「#ファンの責任マラソン」の流れでしょうか。

この走りによってクラブの信頼がどこまで回復するかは定かではありませんがこのブログを読んでくださっているJリーグサポーターおよび関係各位のみなさまにおかれましては、奈良クラブのサポーターのみなさんは心を痛めつつも地道にがんばっているんだということを、奈良県出身の私からもこの場を借りてお伝えしたく存じます。マル。

そんなわけで、今シーズンも無事に関西の4大レースで応援企画を実施することができました。あらためて、関わっていただいた皆様には感謝申し上げます! また次のシーズンで、みんなが元気に再会できることを(コロナウイルスとかの状況を思うとなおさらに)願わずにはいられません。

Cheese

▲コンサドーレのランナーさんが「一緒に写真撮りましょう」となり、たまたまそのときやってきたジェフ千葉ランナーさんもノリで一緒に収まるという、この企画ならではのシーン。写真撮ってくれたIくん奥様に感謝。

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2020年2月 2日

2020京都マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカー的に応援する企画」2月16日実施!

Jリーグファンのランナーのみなさーん! 2月になりましたよー!(桃鉄風)

今年も「京都マラソン」が2月16日(日)に開催されます。2012年大会から欠かさず続けているこの京都マラソン応援企画も9回目を迎えます。(次で10周年とは・・・)

深刻な暖冬っぷりだったり、新型ウイルスの影響などもおおいに気になるところではありますが、元気なうちは今年も鴨川沿い(31km付近)にて、サッカーユニフォーム姿のランナーさんたちをみつけてはサッカーっぽく応援していく所存です。

場所は今年も「葵橋西詰め」のところ付近のベンチです。京阪の出町柳駅から歩いてすぐです。

Aoibashi

Img_0620

去年の記録をみると、さっそく11時ごろからサッカーウェアのランナーさんが通っていったようですが今年はどうでしょうか。

当日は予定変更などありましたらツイッター(@NaofumiTateishi)でお知らせします。 晴れてくれぇぇ。

もうACLのプレーオフが行われたり、新体制発表会もあったりですが、毎年のことながら最新ユニフォームについては予習不足が否めず(…とはいえ、このタイミングで新作ユニが入手できるとは限らないわけですし、そんな大事な新ユニをさっそくマラソンで使うランナーさんも少ないはずですよね、きっと。たぶん…)、毎回課題の下部リーグや南米クラブのユニ含め、出たとこ勝負なのも例年通りであります・・・

新シーズンへの期待も込めて各Jクラブの名前をコールできたりするのもこの京都ならではの楽しさですね。ぜひ応援企画においでやす!

 

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2020年1月12日

「サッカー中継で後半開始前にメインスタンドの出入り口から選手が出てくるときの映像で、背後に映るスタンドはわりと空席が多くなりがちな問題」について

後半開始前にピッチに選手が戻ってくるときは、テレビ中継の映像だと、かなりの確率でメインスタンドの客席を背景として、出入り口から選手が歩いてくる様子がカメラに捉えられることが多い。

そのとき、わりとスタンドの空席が目立ちがちなのである。

もちろん、それを「いけないことだ」と言うつもりはない。そもそも、とくに気にするべき問題でもないのだろう。

ただ、いつもなんとなく意識してしまうのである。どっちかというと、ハラハラしながら。「試合は熱い展開なんだけど! 後半始まるけど! 張りつめた表情の選手たちがピッチに入ってくるけど! でも、メインの客席ガラガラ!(一瞬だけ)」

ワールドカップのような注目度の高い試合にその傾向が高いと言えそうだが、いわゆるメインスタンドにはスポンサーがらみの招待客だったり、いろんなゲストが座っていることであろう。そしてハーフタイムの間には何らかのおもてなしがされていたりするだろう。
(ここで「だろう」というのは、私が実際にそういう場を味わったことがないからである。この点においてはすべて自分の想像で考えるしかない)。
もちろん、高いチケット代金を支払ったであろう一般客も多く含まれているのだが、おしなべて後半開始前には、座席についていないことが多い。

 たとえばイングランドあたりでも、メインスタンドに限らず、あちこちの座席は後半が開始しても人がまばらだったりすることが多い。これはイングランドの厳格なルールによって「スタンド内にはビールを持ち込めない」というのがあり、「スタジアム内の売店でハーフタイム中に飲みまくるサポーター(そしてトイレが混みまくる)」が多いゆえの現象だろうと思える。

 そんなわけで、後半開始直前のメインスタンドの映像には、その試合の重要度や緊迫度とは裏腹に「なんだかスカスカ」な様相を見せる可能性がいつも高いわけだ。できることならその場にいたかったと思うテレビ視聴者としての私は、そのスカスカな座席にコンマ数秒ほど思いを馳せてしまうわけである。なのでそこに思い煩うことがないよう、メインスタンドの客に関しては以下のような可能性があることを我々はいつも考慮しておくしかないのだ。
 
 *もし本当にハーフタイム中に「ゲスト向けの特別なおもてなし」があるのなら、よっぽどそっちのほうが面白くて時間を費やす価値があるのだろう
 *ハーフタイムがいつ終わるかよく分からないので座席に戻るタイミングを失っているのかもしれない
 *あまりサッカーに興味がなくて、つまらなくなって帰った人が多いのかもしれない
 *あまりにサッカーに関心がありすぎて、前半の内容について熱い議論を闘わせているのかもしれない
 *単にトイレがものすごく混んでいるのかもしれない
 
そういえば元旦の天皇杯決勝(ヴィッセルおめでとう)でこけら落としされた新国立競技場もトイレ設備だったり、客席のあいだを通る導線の細さなどの不満が指摘されていて、この「一瞬客席ガラガラ問題」は起こりえそうである。たぶんスポーツ観戦趣味はまったく無かったのであろう隈研吾には吹田のパナソニックスタジアムを見に来てほしかった・・・最低限の予算で建てると、よけいなモノがそぎ落とされて、逆にそれが観やすさにつながって「あぁ、あとはトイレと、通路のアクセスさえ充実させたらいいんだな」と気づいてくれたかもしれない。

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2019年12月 9日

【実施報告】2019奈良マラソン「サッカーユニフォーム姿のランナーさんをサッカーっぽく応援する企画」:「Jリーグ奈良マラソン支部」主宰のレッズサポこばさん、怒濤の走り!!

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▲奈良クラブのサポランナーさん、渾身のネタ(笑) ・・・や、笑ってる場合ではないのかもしれませんが、すかさずこの時事ネタをぶっこんでくる瞬発力には素直に感銘を受けておりました。2週連続でこの実施報告記事のトップ画像がまさかの奈良クラブ。

というわけで、私にとっては年内最後のJユニランナー/Jサポランナー応援企画、今回はねこじしさん(セレッソ大阪サポ)、フィオリオ氏(岡山湯郷ベルサポ)とともに、小雨が少しふる奈良マラソンでの応援を実施いたしました。個人的には2年ぶりの奈良マラソンでして、その間にこの場所で応援を続けていただいていたねこじしさんには頭が上がりません(しかも先週は大阪マラソン走っていたわけで)。

 

それにしてもこの前日はJ1リーグ最終節ということで、総じて思うに「その翌日にマラソン走るとかって、サポーターの方々にとっては心臓に悪い週末だなぁ」とか思ったわけですが・・・優勝や残留、または降格決定など、悲喜こもごもな状態でマラソンの日を迎えたわけです。


さて、いつも応援企画をご一緒いただいている浦和レッズサポランナーのこばさんは、この奈良マラソンでは出場されるほかに、スタート前の「Jリーグ支部」も主宰していて、これはもはや支部活動の草分け的存在ではありますが、この日のレース前にアップされたツイッターをみると・・・

Omake

レースの出場者数の割合を思うと、今回もかなりの人数が集まっていてすごいわけですが、気になったのは

Omakedesu

というメッセージ。

これを読んだ瞬間、

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     「 オ マ ケ ? 」

・・・と、「私のなかのロイ・キーン」が発動したわけですね。

というのも、前日のJ1リーグ最終節、こばさんの浦和レッズは、ホームでガンバ大阪に2-3で負けたわけです。

なのでつい、反射的に私はこのツイートに#ファンの責任マラソン #浦和レッズ」とハッシュタグをつけてリツイートをさせていただき、断腸の思いで愛のムチをふりかざした次第です(笑)。


で、いざ奈良マラソンが始まり、予定通り往路の10km地点で待ち構えていると、なんと早々に浦和ユニが走り去っていくではありませんか!!

 

「こばさん!?」

「・・・早すぎる!?」

Roykeane

「これは飛ばしすぎではないか?」「大丈夫なのか!?」

 

と、いろいろな憶測が飛びかい、その後、復路38.5kmの帰りを待ち構えると、ほどなくして・・・

Kobarun-1

あれ!?

Kobarun-2

こばさん!?

Kobarun-3

えええええ!

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「サッカー部門、3位!?」

どよめく応援団。まさかあの勢いのまま突っ込んでくるとは!!

結果3時間25分で走破したそうで・・・いやはや。すごかったです。

あたかも「ふがいないチーム状況に業を煮やして、怒りの激走でACL圏内(3位以内)を自らの走りで達成しようとしている」といった感じで。やー、浦和サポの底力を見せていただきました。「ファンの責任マラソン」なんて言い放ってしまって申し訳ないぐらいです(笑)

・・・や、ていうか、最終的な感想としては、「 ど こ が オ マ ケ や ね ん ! 」というツッコミも可能だったかと(笑)。


そして、同じく先週の大阪マラソンでも応援に参加いただいた、浦和レッズサポランナーのとおとおさん。

Redsflag

はるか先からでも「あ、浦和レッズ来た!!」と分かる、長ーーーーーーーいフラッグとともに走り抜けていきました。

絶対、空気抵抗とか負荷がかかりまくっていたのではないかと・・・・そんなわけで、浦和サポランナーの皆様、怒濤のシーズンお疲れ様でした。

「メッセージ芸」としましては、レアなアロハ柄バージョンのSC相模原サポランナーさん。

Aloha

よくみると「スタジアム建設の署名ご参加のお願い」!

この心意気に敬意を表して、電子署名ができるSC相模原公式サイトのリンクを以下に貼らせていただきます。

こちらから署名ページにいきます)。私も署名しました。

 

Sanga-1

こちらは、なんと裸足で走り続けていた京都サンガさん。

まったくマラソンをやらない自分からしたら狂気の沙汰としか思えません。寒いし、坂道ばっかりだし。

このときは復路だったわけで、我々のところで立ち止まり、こっちも「裸足・・・すごい!」となっているときに、

Sanga-2

すかさず、今シーズン同じJ2リーグを戦っていた柏レイソルのランナーさんが一気に追い抜いていき、

Sanga-3

「追えー!!」となったり。相手は一気にJ1昇格を決めたんだぞー! と(笑)。

味わい深い展開でした。

 

そしてー!!!!!

他にも個人的に嬉しかったのは、JFL・松江シティFCのランナーさんが走っておられたことですよ!!

この応援企画で初めてのユニフォームでした。私にとって「松江」と「サッカー」といえばなんといってもこの地が育んだ偉大なフットボーラー藤田“のんちゃん”のぞみですから! 

そして今だから言いますが、この2年間奈良マラソンを欠席させてもらっていた理由は、まさにフジタノゾミだったわけで・・・それゆえに、久しぶりの奈良マラソンで、のんちゃんも応援している松江シティFCの応援コールができたことはスペシャルな経験でした。

 

その他のランナーさんの写真は(こちら)で公開しています(問題がありましたらお知らせください)。

 

さて往路の10kmについてですが、下り坂の高速で、集団で一気に走るもんだから、もう完全に見落としだらけで怒濤の時間帯でありました。そこで確認したサッカー部門のトップはヴィッセル神戸のランナーさん、そのすぐ背後にセレッソ大阪がやってきたわけです。

ただし復路の38.5kmでは、トップでやってきたのは「バスケットボールのユニバージョン」のセレッソ大阪サポランナーさんでした。圧倒的にサッカー部門での先頭をぶっちぎっていて、かつ「こんなバスケ風のユニがあったのね」と初めて認識したので、もしかしたら往路でトップ通過していても、見逃していたのかもしれません。

 

そしてお待たせしました、今回の集計結果の発表に移ります(集計byねこじしさん)。

今回の集計は「往路/復路」の数字で表示しています。基本的には復路の人数が多い順で並べています。往路は見逃しが多いのであまり正確な情報とはいえず、そして10kmの部で走られたランナーさんも多数含まれています。

 

【J1】

セレッソ大阪 32/34
ガンバ大阪 22/27
浦和レッズ 6/8
清水エスパルス 3/4
横浜Fマリノス 3/4
ヴィッセル神戸 3/3
北海道コンサドーレ札幌 2/3
ジュビロ磐田 2/3
名古屋グランパス 1/3
サガン鳥栖 3/2
松本山雅 -/2
川崎フロンターレ 1/1
鹿島アントラーズ 1/1
サンフレッチェ広島 -/1
FC東京 1/1
湘南ベルマーレ -/1
大分トリニータ 1/1

先週にひきつづき、セレッソ大阪のランナーさんが最多人数を達成しています。安定の参加率!

清水のサポランナーさんが多かったのも印象的でした。

 

【J2】

京都サンガ 3/5
柏レイソル 1/2
アルビレックス新潟 4/2
ファジアーノ岡山 2/2
ジェフユナイテッド千葉 1/2
ツエーゲン金沢 4/2
ヴァンフォーレ甲府 2/2
FC岐阜 1/1
徳島ヴォルティス 2/1
愛媛FC 1/1
モンテディオ山形 1/-
アビスパ福岡 1/-
横浜FC 1/-

こうしてみると、もっとたくさんいた印象もあるんですが・・・見落としがあったらすいません(でも復路は確実にスピードがゆっくりなので、よほどのことがない限りチェックはできているかと思います)。

 

【J3・その他】

SC相模原 3/3
カマタマーレ讃岐 1/2
ガイナーレ鳥取 1/1
ロアッソ熊本 -/1
福島ユナイテッド 1/-

奈良クラブ(JFL) 6/8
東京武蔵野シティFC(JFL) 1/1
FC大阪(JFL) 1/-
松江シティFC(JFL) -/1
野洲高校(滋賀) -/1

「セクシーフットボール」で一時代を席巻した野洲高校っていうのがオツでした。実際に部員さんだったのかな、と。

 

【代表チーム】

日本代表 9/10
イタリア代表 1/3
コロンビア代表 -/2
アルゼンチン代表 -/1
ドイツ代表 -/1
スペイン代表 -/1
ブラジル代表 -/1
アメリカ代表 1/1
クロアチア代表 2/-

今回はこのカテゴリーがおとなしめ。ただ、なぜかコロンビア代表が珍しく2名いたのでした。

 

【海外クラブ】

バルセロナ 3/5
ドルトムント 4/5
アーセナル 1/5
マンチェスターU 2/3
パリサンジェルマン -/2
ACミラン -/2
レアルマドリード 1/2
バイエルンミュンヘン -/2
リバプール -/1
インテル -/1
パルマ 1/1
マンチェスターC -/1
アヤックス -/1
レバークーゼン -/1
マインツ -/1
PSV -/1
ナポリ 1/-
リーベルプレート 1/-
クラブ・ブリュージュ -/1

個人的に今回はかなり楽しませてもらいました。とはいえギリギリまで分からなかったレアクラブが多かったですね。

ダイキン工業がスポンサーだったのは現場では確信がもてず、あとでじっくり「VAR判定」のごとく(笑)調べるに、ベルギーリーグのブリュージュでした。

でも他にもよくわからないクラブが2つほどありまして・・・写真に撮ったつもりでも、うまく撮れてなかったりで、迷宮入りです(笑)

 

今回のJリーグ系ランナー率は約88人に1人の割合、日本代表ユニを含めると約82人に1人の割合です。ふと思い立って5年前の同大会の記録をみると144人に1人だったので、やっぱり近年このシーンは盛り上がっているんでしょうか!? どうなんでしょうか!?

 

次回の応援企画は2月の京都マラソンです。今シーズンは関西4大レースをすべて応援できそうなので、このノリでがんばっていきたいと思います(もちろん、他のマラソン大会も気にはなっているのですが!)。寒い日々が続きそうですが、鴨川で熱いJサポランナーの走りを応援したいと思いますので、またよろしくお願いします!! 

この応援企画をともに楽しんでくださるすべての皆様に感謝を込めつつ2019年を終えたいと思います!

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  「マインツ!!」

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