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March 2004

2004.03.31

今度の親善試合のイングランド代表キャプテンにジェラード選出

 この新しいアンブロのユニフォームも気になるところだが、若いスティーブン・ジェラードがキャプテンを担うというのは、今後を見据えてもナイスな選択ではないかと思う。もちろん今回のメンバーにベッカムら主力が外れていて、戻ってきたら再びベックスのキャプテンマークが見られるのだろうけど、ジェラードって今まで重要な大会にはいつも怪我とかで欠席していた印象があるから、そろそろ自信をつけてもらうためにも、ここでジェラードのキャプテンシーを見せてほしい感じがする。とにかくあの長い足とダイナミックなフォームから繰り出される緩急交えたロングパスと、弾丸ミドルシュートは絶品なのだから。
 ちなみに誤解のないように言えば、私はベッカムもサッカー選手としてかなり好きなほうであり、イングランド代表キャプテンとしても立派な仕事をしていると思っている。
 あ、今回ベッカムの代わりに右サイドを担当するのは、代表初選出のショーン・ライト=フィリップス。先日のマンチェスターダービーで見事なシュートを放った若造だが、これはこれでブレイクしたらすんごい面白いプレーヤーになりそう。ある意味、ボールを蹴ることの天才ベッカムとは対照的に、ボールを持ったまま前に前にアタックすることの天才として、ライト=フィリップス、今後要チェック。
 ・・・でも、結局のところイングランド代表には誰も注目していないのが実情なんだろうけど(笑)

http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/england/3577473.stm

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2004.03.29

アーセナル 1-1 マンチェスター・ユナイテッド

 アーセナルがイングランド新記録となるリーグ戦開幕30試合無敗記録を達成。これを因縁のライバル相手に成し遂げたことがすごい。今日の試合はまさにアーセナルのペースだった。ファンニステルローイは89分にやっとこの試合初めてのちゃんとしたシュートを放ったほど、完全にアーセナル守備陣に抑え込まれていた。ただしニステルローイの見事なポストプレイによって、かろうじてラスト数分でルイス・サハの同点ゴールを演出し、一矢報いた。前回の対戦の際における乱闘騒ぎを思えば、それなりにテンションを保った良質の試合だったと思える。
 

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2004.03.28

チェルシー 5-2 ウォルバーハンプトンワンダラーズ、略してウルブズ

 スコアだけみると「チェルシー強いなぁ」となるが、実際は後半20分まで1-2でリードを許しており、そして試合終了ラスト14分ぐらいの間に、途中投入のハッセルバインクがハットトリック(含プレミア通算100ゴール)を決めて勝ってしまうという、非常に落ち着かない試合だった。
 特に失点の二つは、キーパーのアンブロジオの安定感のなさが反映されてしまった。クディチーニが右手骨折、サリバンも怪我しているとのことで、このイタリア人第3キーパーのデキが今後もしばらくチェルシーの命運を左右することを思えば、この試合でアンブロジオ本人がさらに自信を失ってしまいそうなことが懸念材料。
 それにしても・・・ジミー・フロイド・ハッセルバインクのハットトリックには素直に驚き。チームで最も得点を決めているのにも関わらず、この試合もベンチからのスタートというわけで、そんな状況にも腐らずにがんばっていた。前線はハッセルバインクとグジョンセンの2トップであればまったく問題ないのだということが、今日を経てなお再確認されたような気がする。それはすなわち、先日もここで書いたように、「今年のチェルシーはストライカーを補強する必要なんてなかった」ということであり・・・クレスポには、そろそろマジで結果が求められてきている。
 そんななか、現在チェルシーからレンタルでバーミンガムシティに移籍して鬼のようにゴールを量産している、フィンランド代表ミカエル・フォルセルが、チェルシーからの離脱を表明したとの報。最もありえそうで、最もあってほしくない状況が到来。この勝負強い将来性抜群のストライカーは、ムトゥよりもよほどコンスタントに使える人材だけに、残念。

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2004.03.26

スカパーのCL放送

そういえば、今週からCLがベスト8の試合になったわけで、生中継が一日につき2試合しかできないことから、余った実況や解説者を活用すべく、今週から生中継の「同時速報番組」なるものができた。これは多チャンネルのスカパーならではの番組であり、前回のW杯でも試合によっては似たような形式が行われていたと記憶する。
で、この番組にチャンネルを合わせると、早朝5時のテンションにおいて、いつものスカパー専属サッカー解説者やら6人が、お菓子とジュースが用意されたテーブルに横一列に並び、手前の二台のモニターをひたすら「・・・」と見つめているという図が楽しめる。結局のところ、本中継の映像は別のチャンネルでやっているから、そんなに長々とこの「同時速報番組」にお付き合いするわけにはいかないので、同時にチャンネルをチェックできる最新式のテレビでないと、扱いにくい番組ではある。でもこのオジさんたちの妙なテンションは、朝からダルダルにサッカーを観ている自分自身を振り返ると親近感や連帯感を覚えてしまい、結局は思いついたときにチャンネルを変えて、「いまのプレーを彼らはどう思ったか」をチェックしたくなるのであった・・・

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2004.03.25

CL チェルシー 1-1 アーセナル

 ひさびさに「攻めまくるチェルシー」が見られたと思う。まずまずの結果。とにかく厳しいけど第二戦がんばれ・・・と思うが、今日はなんといってもキャプテンのデサイー!! 相手キーパーがスローイング暴投したなぁと思ったら、その真相は、デサイーが後ろから近付いてキーパーの腕に手を添えていた・・・そりゃあイエローカードもらうがな! イタズラっ子かキミは!? なんでそんな、チームの士気に関わるようなしょーもないことするかなぁ・・・でもって案の定、直後に二枚目のイエローを食らって、退場。せっかくのハイテンションな試合ブチ壊し。場 の 雰 囲 気 読 め な い キ ャ プ テ ン な ん て 、 も う い い よ ! !
 グジョンセンは見事な執念のゴール。相手キーパーのクリアミスを誘い、きわどいコースながら無人のゴールに流し込んだが、一度もゴールのほうを見ずにボールをすばやく蹴りこむあたり、この人のシュートコントロールは相変わらず精度抜群。「だから今年のチェルシーはストライカーの補強なんて必要なかったんだ」と改めて感じさせる、そのクオリティの高いプレーには敬意の念。だからなおさらデサイー退場の影響で最後までピッチに残れなかったのが悔やまれる。

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2004.03.24

KAKA!!

 欧州チャンピォンズリーグ、いよいよベスト8の攻防!・・・ていうか最近、無理やりテンションをあげていかないと、だんだんとこの大会のこと忘れそうになっている自分がいる。時期的に、自分の人生がホーム&アウェイの連戦みたいな状態で・・・(笑)
 それはともかく、私は明日のチェルシー戦に備えて、今日は遅く起きて後半途中から観ていたが・・・ACミラン、4-1でデポルティーボに快勝。なんとまぁ、例の天才少年カカー、堂々の2ゴール! 1点目の同点弾、右サイドからのクロスを太ももでトラップし、落ちてきたところをダイレクトでドカンと叩き込んだ、あのシーンはエゲツナイ! いったいどこでそういうプレーを身につけてきたんだろう、というぐらい、彼のゴールへの入り込み方、冷静さは尋常じゃない。いまや、あのポルトガル代表のルイ・コスタから完全にレギュラーポジションを奪い取ったカカ、間違いなく今シーズンの欧州で最もブレイクした若手である。と同時に、今最も危険な「1.5列目」はカカじゃないだろうか? 
 とりあえず、ACミランは今シーズンも決勝戦が見えてきたといえる。この重厚な攻撃力だったら、決勝ではレアルよりも、むしろ今ならビエラの率いるアーセナルと激突してみてほしいなぁと思ってみたり。・・・あ、チェルシーはね、まぁ、それはそれで(笑)

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2004.03.19

祝アテネ五輪出場決定! の前に

祝U-23代表!! しかし、中田英寿がかつて「忠告」したように、ここで喜んでも何もならないのである。
そして僕はこの2試合をほとんど観れていないので、今回は別の話について。

サッカーくじ、totoの販売について、すごく気になっていること。
ローソンにつづき、ファミリーマートでもtotoが購入できるようになった。しかし、これには身分特定のために、登録制を導入している。
そして一方で、従来totoが購入できた場所で、totoを扱わないケースが見受けられている。たとえば私の近所の鉄道沿線のサービスカウンターでは、いつの間にかtoto販売所が消えていた。おかげで、僕は前回のtotoを、買いたいのに買えなかったという有様である。
これは、ちょっと微妙に腹立たしいことである。今後どんどん便利なコンビニで購入できるようになったら、「その他の業種」においては、手間のかかるtoto販売の業務はさっさと手を引いてしまいたいという現場の思惑も、それなりに理解はできる。だが、そのことはtoto本来の意義をまったくもって無視した状態へ突っ走っていることに気付いてほしい。

totoというのは、その収益金がサッカーだけでなく、広くスポーツ全体のために活用される。そして、totoはもっともっと、その存在意義において、ありとあらゆる人々にとって、「イージーでオープンなもの」でなくてはならないはずだ。それが、仮に24時間オープンのあらゆるコンビニにおいて広域的に購入できるようになったとしても、実際には購入のために身分証明のための登録を済ませた上で購入しなければならない。それは、多少の面倒くささが介在する。だとすると、totoを購入する人々の層は、以前にも増して、かなり狭められることにならないだろうか。

そもそも、totoの予想において、コンピュータが自動的に予想を選んでくれる「ランダム」を購入する際、購入者自身が最低ひとつの試合を自分でマークしないと購入できないようにしているのは、主催者側が、「サッカーを知らない人に、少なくとも一試合は自分で予想させることで、少しでもJリーグのチーム名を知ってもらうため」なのである。そうやって、サッカーくじを通して、Jリーグを、サッカーを、そしてスポーツを、より多くの人々が、自分たちの日常生活において身近にしてもらうことこそが、「スポーツ振興くじ」の最大の意義なのである。
それを思うと、このような傾向が進んでしまったら、ますますサッカーくじは単なるサッカー好きのためだけのものになってしまう。今ひとたび、本来のtotoの意義を忘れないようにしてほしいとひたすら思う。
(今読み返すと、なんだか全体的に高校の小論文試験対策の解答みたいになっているが・・・まぁいいや。たまにはそういう、普通に主張する文章も、アリでしょう)

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2004.03.15

女子マラソン五輪代表選考

「Qちゃん落選」というテロップ、妙にこそばゆい。

それにしても・・・前回シドニー五輪の覇者であり、その後ベルリンで当時の世界最高記録をマークした選手なのに、次の五輪には出場できないというのは、なんともいえないなぁ。
細かいことは置いておき、やはりHOWE作者としてはキャラ立ちするアスリートを応援する傾向があるがゆえに、Qちゃんは捨て難い候補選手だったのは確かである。何より、Qちゃんだけでなく、あの小出監督が!! あぁ、あのオヤジがQちゃんと一緒にアテネに行けないなんて!! 仮に補欠で千葉が繰り上がり出場したとしても、やっぱり小出監督はアテネで「いけーQちゃん!」と掛け声を張上げてほしかったのである。キューチャンと呼ばれ続けて張り切るマラソンランナー、そしてキューチャンと叫びつづける酒好きのオヤジコーチ、こんなコンビ、ここで潰えるのは本当にもったいないのである。

しょうがないから、アテネ五輪女子マラソンでは、ワタシは坂本を応援するしかなくなった。あの笑ったときの、ちょっと小悪魔的な雰囲気がポイント。大阪で勝った選手だし。

ところで、TVのキャスターが「サカモトなのか、タカハシなのか・・・」とか言っているときに、ついつい「・・・ホソノもね。」と言いたくなったYMOファンはワタシだけではあるまい。

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意外な結果

・五輪予選 日本 0-1 バーレーン
 不覚にも前半のあいだは居眠りをしてしまった。気がつけばトゥーリオではなく阿部が久しぶりにピッチに出ていた。阿部のキャプテンシーがどのようにうまくブレンドされて機能するのか。でも、それにしても負けるとは・・・。あの展開で後半途中で松井大輔を投入するのは、勇気がいる采配だとなんとなく感じた。

・マンチェスターシティ 4-1 マンチェスターユナイテッド
 通算130回目のダービー。そして、新しいシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムでの最初のダービー。でもってこのスコア。マンU守備陣の崩壊ぶりは誰の目にも明らか。リオ・ファーディナンドひとりの不在が、これほどまで守備陣の安定を失わせることになろうとは・・・と、改めて彼の存在感を思い知る。もちろん4点目のライト=フィリップスのシュートは、打った方が五年に一度あるかないかの見事なデキだったので、誰も責められない。ただ、試合内容全般においては、ダービー特有の緊張感があまりなく、互いの守備陣がピリッとしないまま、ダラダラと時間が流れていた感じがいただけない。イタリアにおける先日のあのミラノ・ダービーのような、興奮のあまり誰か死んでしまうんじゃないかというぐらいのヒリヒリしたテンションが欲しい。

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2004.03.12

くるり 『アンテナ』

 ジャケットに映る濃い青空と、添付のディスコグラフィーを眺めて初めて気がついたが、彼らのアルバムは一貫して青空だったり、海だったり、やたらと青さに満ち満ちている。この世に生きる「空好き人種」のひとりであろう、そんな彼らが京都から巣立っていったロックバンドだということが、個人的に一番好きなところ。京都の低い空は、いつどこで誰と見ても、余計なものがジャマをしないぶん、大きく見えて、美しいから。
 いつでも自分にとってくるりの音楽は、時間が経てば経つほど、そのリアルさが同時進行的に移行するためか、受け止め方が変わっていくので、今のところはこのニューアルバムについてまだほとんど固定的なニュアンスをつかめない。ただひとつ考えたのは、U2のボノがかつて発言したことで、「一晩に5万人の人々に大丈夫だと告げるには、ある種の喪失状態になる必要がある。自己を失うという意味であって、正気を失う必要はないよ」(『ボノ語録』シンコー・ミュージック、1998年、p135)ということである。ラストの「HOW TO GO」を聴きながら、そのことを思い出した。「いつかは想像を超える日が待っているのだろう/毎日は過ぎてく でも僕は君の味方だよ」と言い切るその役割は、今のシーン、いちばん広い意味での「シーン」において、どれほどの重圧であろうかと思ってしまう。あえてその役割を引き受けていくバンドとして、もはやかつてのような「若者的」という冠をわざとらしく付けていた頃とは違った力強いスタンスを築きつつあるような予感がする。

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2004.03.10

欧州CL 決勝トーナメント一回戦 2ndレグ

 前回のファーストレグ、あまりのつまらなさに途中で寝てしまった、チェルシー×シュツットガルトの試合を今日は気を取り直してメインで生観戦。そしてフタを開けたら前回とうって変わって好守の切り替えがズバズバ早い、なかなかの好ゲーム。 やはりチェルシーは、アイルランド代表デミアン・ダフがいなければ、まことに攻撃のスリリングさが生じないことを改めて痛感。先日また選手を獲得したチェルシー。それに対してダフ君がついにゴネてしまったそうだが、頼むからダフはしばらくチェルシーで、そのファイト溢れる姿勢を、チンタラ風ふかしてる連中に示してほしいっす。
 しかし!どうみてもチームとしての完成度はシュツットガルトのほうが格段に上だった。特に後半はやられっぱなし。まるで選手が15人ぐらいいるかのような一方的な展開。左サイドのポジショニングがありえないほど押しあがったままで、非常にスリリング! そしてそんな無謀な左サイドから何度も「ヒャー」なチャンス連発! そこですかさずCL初登場のスコット・パーカー君をサッサと下げてジェレミを投入するラニエリ監督のあわてっぷり!!(笑) そして終了間際にチェルシーのムトゥ君、大チャンスをことごとく相手キーパーがシャットアウト!! まさに 「なんでやねーん!!!」的なまでの超絶シュツットガルト守備陣、評判どおりの悪魔的な鉄壁さ!! それでもなんとかひたすら守りきったチェルスキー、0-0ドローで見事ベスト8進出!! って、あんたら結局この2試合、オウンゴール1点しか挙げてないやんけ!! いやぁ~、このシュツットガルト、ぜひレアルと対戦してほしかったなぁ~!! 想像以上の難敵だった!! 

と思いきや、その裏ではマンUとユベントスがともに敗退!! なんじゃそりゃー!! すげー!!
ポルトの監督、噂どおり、タダ者じゃなさそうっす・・・

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2004.03.08

『ベロニカは死ぬことにした』 by パウロ・コエーリョ

 パウロ・コエーリョについては以前『アルケミスト』を薦められて読んだ。そのときは、「自分が存在している今という時間、ここという場所を大切にすること」といった明確なメッセージを受け止めることができたが、この作品については、まだなんとも言い難い感覚、自分にはまだうまく受け止められない壁を感じた。 なぜそう感じるのかもうまく言えないのだが・・・かろうじて自分なりに集約してみると、これは、狂っていると他人に思われたくないとして社会の中でふんばってしまう、そんな多くの人々のもっている「素の狂気」といったものに思い至る小説、であり、ニューエイジ的考え方の根本にある、「ただ愛する」ということを教えてくれる小説、であったりする。

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FAカップのこと

 楽しすぎたスケートの帰りなので、もうひたすら力尽きて眠ろうとは思うが、さっきスカパーで後半を観ることができたイングランド・FAカップの準々決勝、「ミルウォール×トランメア」。僕が言いたいことはただひとつ、「ミルウォールの試合がテレビの生中継で観ることができた・・・よかったなぁ・・・さぁ、寝よう」ということ。あ、でも試合はドローだったので、後日再試合ですね。一発勝負の勝ち抜き戦なので、もう何が起こっても不思議ではない独特のテンションの高まりが、本当に真剣勝負そのものでシビれる。

FAカップとは、日本でいう天皇杯みたいなものだが、世界でも最古のカップ戦なわけで、通常のリーグ戦とは違った伝統と重みがある大会。イングランド好きになってから、僕もFAカップ独特の楽しさがだんだん分かってきた。最大の魅力としては、この日のカードのように、まったく無名のチームが、有名なトップリーグのチームを倒したりして、あれよあれよと準決勝あたりまで行ってしまうようなノリである。ミルウォールはディビジョン1、トランメアはディビジョン2。普通だと絶対スカパーでは観れない下部リーグのチームだけに、とても嬉しい。

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2004.03.06

五輪予選 UAE × 日本

 試合内容について書くこともいくつかあるけど、観客席の様子が、なんだか甲子園のアルプススタンドみたいで微笑ましかった。意外にみんな手拍子に協力的だったり(笑)。でも、拡声器の応援はうるさいし、ところどころでいきなりサイレンが鳴り出したり、なにかと騒がしかった。サイレンっていうのは、妙に神経に来るなぁと思った。妙なリズム感をもたらす。「そうか、このテがあったか」と思った。日本でもやればいいのに(あ、すぐ退場させられるか?)。日本のサポーターには、かねがね「へぇボタン」で応援したらいいのにと思っている。5万人の繰り出す「へぇ」。聴いてみたい。
 もう今日の試合は達也ですよね。もういっそ平山をむりやりレッズに入れて、エメルソンと達也と3トップでずっと組ませて、日本代表でもその3人で行ってもらってくれたらいいんじゃないかと思った。そうなれば俊輔とか、すごくパス出すの楽しくなりそうじゃないか。

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2004.03.05

『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』

ヴィム・ヴェンダースが好きで、ジャームッシュとか、ヘルツォークとかも気になっていた。なので、これらの巨匠がそれぞれ作った10分間のオムニバス作品が映画になったというのを知って、かなり期待していた。そして「内容」的には期待通りだったが、その、あまりにも儚い10分間という時間制限によって、かえって「ええっ、もう終わり!?」といえるほどの、ちょっとしたフラストレーションを感じさせた。
いちばんスリリングだったのはヴェンダースの作品。いちばん勉強になったのは、ヘルツォークのアマゾン原住民のドキュメンタリー。意外に興味深かったのは、スパイク・リーの、前回大統領選挙におけるゴア陣営の関係者インタビューの作品。他にもそれぞれ、いい感じの作品ばかりだった。どうせなら、姉妹編の「イデアの森」と合わせてDVD化されないかなぁと思う。

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2004.03.04

五輪予選、ちょっと話それるけど。

たった今、バーレーンを0-4で日本U-23代表が下す。やっぱり達也すげぇなぁ。
ていうか平山との相性は問題ナッシングだ。むしろ、いざというときのために、平山と田中とは違った組み合わせをどこかで試してほしい。高松とかって、山下芳輝とかの系譜の、「ずっと眠っていそうで、突如鬼のように目覚める」っぽいストライカーの雰囲気があるような感じがして、妙に期待させるんだけどなぁ。
それよりも、最近気付いたことをあえて書いておく。

「平山相太は、アテネの次の北京オリンピックにも出場できる」(笑)

そうだ、平山にとって、今闘っているU-23代表のチームは、彼にとって「予行練習」のノリであってほしい。
なんとなく、まだ先輩たちに遠慮がちな雰囲気のポストプレーぶりが、そのへんを感じさせる。
しかし、それもやがて迫り来る、「平山が絶対的な核となる強烈なU-23代表チーム」への、足がかりとなってほしい。

もしアテネ五輪に出場しても、おそらくいくらかの素晴らしい活躍をみせたり、悔し涙を流すかもしれない。
だが、そこで物語は完結しない。実は北京五輪こそ、平山相太の真骨頂が発揮されるのである。ちょうど2008年の夏ごろといえば、大学を卒業して半年が経過するぐらいであり、Jリーグのチームに在籍しているかどうかは微妙な感じだが、いずれにせよ彼は五輪で大ブレイクし、海外クラブからのオファーが殺到する・・・というストーリーだ。北京という場所も絶妙だ。日本人サポーターがシドニーやアテネ以上に大挙して声援を送ってくれる。またとない場所だ。
五輪で二度輝くとすれば、それは日本人プレーヤーでもいまだかつて成し遂げていない偉業であり、やはり運命を背負った天才は、生まれてくるタイミングすら、奇跡的なのであった。

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2004.03.02

フィリップ・トルシエ 『情熱』 NHK出版、2001年

 今だから読もうトルシエ本、というフレーズを思いつくが、単にいままで面倒だから読んでいなかっただけ・・・。で、この監督は、自分の考えていることを忠実に実行に移すということにかけて、広い意味でのマネージメント力が優れていたなぁと改めて実感。そして何より印象深かったのは、細かい采配においても、そこに「メッセージ性」を与えることを心がけていたということである(中山ゴンを途中で投入して場を盛り上げた後に、柳沢がPKを取るも、あえてそこではゴンにPKを蹴らせた、など)。また、積極的に若い選手たちの異文化交流を求め、それぞれの文化に生きる人間の内面的成長をもサッカー選手に求めたトルシエの考え方は、(かつ、ダバディ君という、非常に多文化主義的な哲学を背景に持つ人物が通訳・アシスタントにつくという幸運も含めて)2000年代の最初の時期における日本サッカーにとって、非常に幸運な出会いだったと思える。つまり、現在海外でプレーする日本人選手にとっては、海外移籍への第一歩として「国際経験としての『トルシエ』という異文化」との「対決」を求められていた、という点で、私はトルシエの時代が、どういわれようとも、まさに「成功」だったのではと考えるのである。

ただ、ひとつツッコミを入れると、確かにトルシエが手がけたチームは数々の実績を残してきたが、あの1999年、五輪予選と同時期にあったと記憶する南米選手権、コパ・アメリカにおける、招待参加の日本代表チームのお粗末な試合については、この本の中では、まったく何一つ触れられていないということである・・・そのことがかえって、「あぁ、トルシエにとってもさすがにこのことは思い出したくもないんだろうなぁ」ということがよく分かる(笑)。

さて、こうなると、同時期にトルシエの傍らにいた、現U23監督の山本昌邦によるトルシエ批判本を次に読まないといけないわけで(笑)、これは「後のお楽しみ」的に取ってあった本である。

ちなみに、個人的にも、トルシエは私にとって「節目で出会った人」だった。時は1998年、鈴鹿サーキット・・・(笑)
あるチームの招きで訪れていた代表監督就任直後のトルシエ氏と、サーキットホテル前で偶然すれ違ったのであった。今思えば、F1ファンから本格的なサッカーファンになっていくタイミングにおいて、非常に象徴的な場所で出会っていたなぁと思う。

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週末のプレミア、週明けの五輪予選

フルアム 1-1 マンチェスターユナイテッド
冬の移籍期間に、ついにフルアムのサハがユナイテッドに移籍。古巣対決となったサハに注目が集まったが、いきなり強引な突破から、見事すぎる弾丸シュートをお見舞いしたのは正直ビックリ。「完全なる決別の一撃」とはまさにあのようなシュートだった。つまり、例えばコーナーキックからのこぼれ球をスコンと入れたりとか、クロスから飛び込んで、触ったか触らないかスローで観ないと確認できないような微妙なゴールじゃなく、フルアムのDF2人を引き連れて強引にゴリゴリ突破してズゴーーン!! というゴールだったので、これはもう、ブーイングの嵐だったフルアムサポーターもどこかで「納得」してしまったのではないだろうか。あ、もちろん、結果的にユナイテッドは勝ちきれずに痛恨のドローで3位に転落してしまった試合だが、サハ自身のゴールとしては彼のキャリアの中でも最重要のゴールのひとつであり、そっちの印象のほうが強い。だいたい、フルアム相手に、ニステルローイとギグスを温存しようという、そのタマの小ささが気に入らない(笑) で、チェルシーが2位。ふふふ。

昨日は五輪予選、バーレーン 0-0 日本。
あまりちゃんと観れなかったのだが、平山トラップ上手いなぁ。ああいうトラップ上手なポストプレーヤーがうまく育てば、ドイツ大会は1トップでいけるんじゃないかと期待してしまう。そう、日本代表にまたしても過剰な期待を抱いてしまう(笑) あと、未だに顔と名前が認識できない選手がいて申し訳なかったが、キーパーの林(広島)、がんばっていたねぇ~、サンフレッチェは前川とかからの「ど根性キーパー」の系譜があるのかしらねぇ。(なぜか代表になると文章が喋り口調になってしまう)

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2004.03.01

イングランド・リーグカップ決勝 ボルトン × ミドルズブラ

 ボルトン 1-2 ミドルズブラ

 ミドルズブラ、チーム創設128年目にして初めてのビッグタイトルを獲得! ミドルズブラは、私がプレミアリーグを見始めた頃に、ものすごく熱いプレーぶりで最後の最後で執念の引き分けに持ち込んだ試合を観て以来、けっこう好きなチームだったので、素直におめでとうと言いたい気分。サポーターは嬉しいだろうなぁ。おじいさんのサポーターも、小さい子どものサポーターも、一緒になって「初めての栄冠」を、ミレニアムスタジアムで飛び跳ねて喜んでいる姿は、微笑ましかった。
 そもそも、私のサッカー観点でいうところの「キャラ立ち度」という意味では、このミドルズブラはなかなかのもので、このクラブに3度ぐらい出たり入ったりしている「なぜか縁の続くブラジル人」であるFWのジュニーニョ・パウリスタを筆頭に、チェルシーからレンタルのオランダ代表MF・ゼンデンと、ラツィオからレンタルのスペイン代表MF・メンディエタという、「こんな田舎(失礼)には珍しい、ビミョーにワールドクラスな人材で、かつ微妙なヘアスタイルがよりによって二人とも似ている」というコンビのほか、センターバックにはイングランド代表に今でも呼ばれるギャレス・サウスゲイトがリーダーシップを発揮し、そして最近リーズから、なぜかあの要注意サイドバックのダニー・ミルズを加え、コーヒーとビールを混ぜたような食感を想起させる鉄壁のDFライン!(笑)あとFWには、ついこの前まで敵方ボルトンで鬼のようにゴールを量産していたマイケル・リケッツと、セリエB得点王で鳴り物入りで加入したイタリアの丸坊主小僧・マッカローネ(期待外れらしいが、母国を振り切ってまで、わざわざイングランドに、しかも地味なミドルズブラに乗り込んできた根性は買いたい)などなど、こんな強烈なオーラを放つチームがやすやすと負けるわけがない。他にもつっつけばいろいろキャラ立ちした選手が出てきそうだが、今挙げた選手だけで十分だと思える。
 とにかく、準決勝のアーセナル戦は見事だった。手ぬるいアーセナルに全力でぶつかって、押し切って勝ち上がってきたわけだ。来季はこの優勝によって、UEFA杯への出場権を獲得。ジュニーニョやサウスゲイトらがヨーロッパの舞台でどこまで自分たちの「味」を出してくれるかが、楽しみになってきた。

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