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2004.03.28

チェルシー 5-2 ウォルバーハンプトンワンダラーズ、略してウルブズ

 スコアだけみると「チェルシー強いなぁ」となるが、実際は後半20分まで1-2でリードを許しており、そして試合終了ラスト14分ぐらいの間に、途中投入のハッセルバインクがハットトリック(含プレミア通算100ゴール)を決めて勝ってしまうという、非常に落ち着かない試合だった。
 特に失点の二つは、キーパーのアンブロジオの安定感のなさが反映されてしまった。クディチーニが右手骨折、サリバンも怪我しているとのことで、このイタリア人第3キーパーのデキが今後もしばらくチェルシーの命運を左右することを思えば、この試合でアンブロジオ本人がさらに自信を失ってしまいそうなことが懸念材料。
 それにしても・・・ジミー・フロイド・ハッセルバインクのハットトリックには素直に驚き。チームで最も得点を決めているのにも関わらず、この試合もベンチからのスタートというわけで、そんな状況にも腐らずにがんばっていた。前線はハッセルバインクとグジョンセンの2トップであればまったく問題ないのだということが、今日を経てなお再確認されたような気がする。それはすなわち、先日もここで書いたように、「今年のチェルシーはストライカーを補強する必要なんてなかった」ということであり・・・クレスポには、そろそろマジで結果が求められてきている。
 そんななか、現在チェルシーからレンタルでバーミンガムシティに移籍して鬼のようにゴールを量産している、フィンランド代表ミカエル・フォルセルが、チェルシーからの離脱を表明したとの報。最もありえそうで、最もあってほしくない状況が到来。この勝負強い将来性抜群のストライカーは、ムトゥよりもよほどコンスタントに使える人材だけに、残念。

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