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April 2004

2004.04.30

ベッカムの去就

にわかに産経・毎日とかの夕刊に大きく「ベッカム・イングランド復帰か」というニュース。今季レアル・マドリーが無冠に終わる可能性も出てきたため、ケイロス監督とともにベッカムも槍玉にあげられる可能性がひとつのアヤになっているわけだ。それにしてももし本当にチェルシーに来たら、スタンフォード・ブリッジは確かに華やかになる一方、ある意味ものすごく危険度も高い場所になるんだろうし、いろいろあるだろうなぁと思わずにはいられない。
 ただ、戦力としては間違いなくプラスである。右サイドからの正確なクロスと、そして左サイドのダミアン・ダフ(残留してね)のドリブル突破は、まさにマンチェスターU時代におけるギグスとベッカムの織り成すダイナミズムのようであり・・・あとはそこにスコールズのような超一流のセンターMFがいればいいなぁと思うが、そこは成長著しいランパードくんに期待しよう・・・って、別にマンチェスターを真似る必要はないのだが・・・
 それ以外にも、他にもジョーコールだったり、スコット・パーカーだったり、ジョン・テリーとウェイン・ブリッジだったり、けっこう多国籍主義路線からシフトして徐々にイングランド代表若手選手を集めつつあるチェルシー。それを思うと、マンチェスターユナイテッドやリバプール、アーセナルといったイングランドの3強は、過去の偉大な業績によって歴史的にあらゆる因縁を抱えているだけに、チェルシーといった「どこかしら低く見られがちなヘボさが魅力のチーム(笑)」なら、あまりそういう重さを感じさせないまま、「ロシア資本によるイングランド代表強化機関としてのチェルシーFC」というコンセプトがじんわりと果たせるのではないかと、遠くアジアの島国に住む私は妄想するのであった。

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2004.04.29

supercar "WONDER WORD ep"

先日リリースされたニューアルバムに収録されている「WONDER WORD」のシングルバージョンに、新曲4つを加えたトータルタイム18分の限定版マキシシングル。これでようやく「ANSWER」というアルバムの全貌が明らかになった、という受け止められ方なのだが、個人的には・・・アルバムよりも、このマキシの5曲のほうがよっぽど満足感が高いんですけど、なぜ!? という感じになっている。いやはや。全部すごく良い曲です。相変わらず田名網敬一のアートワークはひとっつも好きになれないけど、このゴテゴテしたビジュアルイメージとは裏腹なまでに、音のシンプルさが光っている。

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2004.04.26

totoの販売について 再び・・・

サッカーくじtotoの販売店が減り、代わりにコンビニ販売が増えたものの、会員登録をしないと購入できないコンビニ販売ではtotoを買うことの敷居を高くするだけであり、より多くの人に買ってもらうことで日本のあらゆるスポーツ振興のために売上金を役立てようというtoto本来の理念とは反するものではないか、という指摘を先日ここで書いた。

でも最近昼間は忙しく、近辺で唯一のtoto販売所は近所の百貨店の4階にしかないので、そこまで行くヒマも惜しいから、なくなく私も先日、コンビニの妙なクレジット付き会員カードを作り、いざというときのためにコンビニで買えるように体制を整えた。本当に、面倒くさかったし、わざわざこの春ファミマでカード会員募集の呼び込みキャンペーンをしていたにも関わらず、私が指摘するまで、店の係員ですら、このファミマのカードでtoto購入サービスの付帯機能がついていることを知らなかったという有様だった。でもそんなことは今日のテーマとはちょっと違うのでひとまず脇に置く。

コンビニでtotoを購入する場合、店にあるコンビニ専用の端末機を通して、二通りの購入方法ができる。
ひとつは、端末機に直接自分の予想を打ち込む方法である。しかしこんなもの、コンビニの店内で、立ちっぱなしで資料を片手にあれこれ考えて、一口ずつ投票するなんて、ちょっと現実的にはありえない光景ではないだろうか。本当にそれは「初心者の人による、お試し感覚」でしかなく、多くのtotoファンは、おそらく屋内で机に座って落ち着いた環境でマークシートに向かっていると思われる。
そういう場合のために、ふたつめの方法として「インターネット予約」というものがある。totoの公式ページから事前に投票をマークしておき、そのパスワードだけを持っていけば、コンビニの端末機に入力するだけですぐにレシートが発行され、レジでtotoが購入できるものである。

しかし、である。
今日初めて知ったのだが、ネット予約でtotoを買う場合、それは「マルチシートのみ」でしか購入できないのであった。そんな重要なこと、なぜ今まで知られなかったのだろうか。実際、公式ホームページをひたすら探したら、このページの「インターネット投票予約toto画面サンプル」をクリックして表示される画面の一番下に小さく、そのことが注記されている。

私は、totoはマルチシートではなく、シングルシートで一口ずつ投票して購入することにしている。言わずと知れた「バラ買い理論」を参考にしているからだ。これは、totoをシングルシートで購入することが前提となる。

つ、つかえねぇぇーー、totoコンビニ販売!!(泣)

まったくtotoについて関心のない人には、ますます敷居が高くなるコンビニ販売。
そしてtotoについて深く追求したがる人にとっては、むしろマルチよりもシングルで購入することが多いはずなのに、そのニーズに応えきれないコンビニ販売。
<じゃあ、いったい誰がtotoをコンビニで購入するんだろうか??>

まぁ、それでも私は事態の改善をゆっくり待とうと思っている。なぜならtotoは心から素晴らしいと思えるプロジェクトに挑戦し続ける象徴であるからだ。日本のあらゆるスポーツの振興(ここがまだまだ知られていないかもしれない。Jリーグのサッカーだけじゃなく、あらゆるスポーツのために、なのです)というラブリーでピンポイントに分かり易い目標に向けて、楽しく、かつ真剣にJリーグを観ながら自分のお金を投じることへの意義を十分感じているからだ。「これだからtotoは駄目なんだ」とは思わず、粘り強く、時間をかけて見守ってやりたいと思う。それこそがtotoの理念が実現しようとする、長く険しい道のりにも通じているような気がするからだ。

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タイトル決定

たったいま、アーセナルが宿敵トッテナムとのノースロンドンダービーで2-2の引き分け。
その二時間前にチェルシーがニューカッスルにアウェイで1-2で負けていたので、この瞬間アーセナルの2年ぶりのリーグ優勝が決定。

今日のチェルシーでは、珍しくジョー・コールがやたら目立っていた。前半5分のシュートを決め、その後もチャンスを作り続けていた。このイングランド人らしからぬテクニシャン系の天才小僧は、イングランドに多い4-4-2システムの左サイドとかには絶対に不向きで、どうみても「ファンタジスタ」タイプであり、むしろイタリアに行ったほうが開花しそうな気がするのだが・・・。つまり今日の2トップ、クレスポとグジョンセンのように、ボールのないところの動きの質で細やかな努力を繰り返してくれるストライカーがいてこそ、ジョー・コールのようにスペースを巧みに活かすトリッキーなタイプがハマってくるのかもしれないなと感じた。
 でも今日は完敗だった。アメオビのシュート、シアラーのシュート、どちらも素晴らしかった。そしてどちらも、我らがキャプテン、デサイーのチェックを外して振り向きざまの豪快なシュートだったもんだから、さすがに高齢DFデサイーの限界を感じさせるシーンであった。しかもトドメをさすように、ラニエリ監督、後半遅くにデサイーを別のセンターバック、ロベルト・フートに交代。先日のCLとは違って、非常に分かりやすい交代であり、そのあからさま加減がよけいにデサイーを追い詰めてしまった形になっているのが、なんだかなぁ(笑)

さて、今日もアーセナルは負けなかった。よって四月中に優勝を決めた。しかも宿敵・トッテナムのホームで。
でも最後らへんが印象悪い試合だった。案の定選手同士でモメた(笑)。ダービーマッチだからしょうがないが、このカードは毎回明らかな敵意しかサポーターからは感じられない、凶暴的な雰囲気である。
最後はロスタイムのPKでトッテナムのキーンが同点にした。で、同点になってもアーセナルの優勝は確定するので、ここでトッテナムは意地でも自分達のホームで優勝させたくないのなら、同点ゴールが決まってもあまりはしゃがず、ロスタイムなんだからさっさとボールを中央に戻して位置につく努力を見せて欲しかった。やはりそこを怠って、いつまでもガッツポーズを繰り返しているようなチームだからこそ、下位に低迷してしまうのだと思える。宿命のライバル関係であるのなら、なおさらに、同点になったぐらいで選手もサポーターもそんなに喜ぶなよ、とトッテナムには言いたい(笑)

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2004.04.23

週末のマンU戦で

 テロリストが10人、オールドトラッフォードで土曜日に行われるマンチェスターユナイテッド×リバプールの「英国二大ビッグクラブ対決」の会場で自爆テロを行う計画だったことが判明して数日たつ。続報を待っているのだが、テロリストの拘束だけが伝えられてその後は何のニュースも得られていない。この件はサッカーファンとして非常に落ち着かない。先日のイラク誘拐事件での報道の折にも触れられたが、イギリスはとにかくテロリストに対して断固強硬姿勢を固持する国で、テロリストによる誘拐が行われた際、人質家族の同意のもと、政府は一切テロリストには応じず、その結果人質が殺されるということがあった。それでもその対応はある意味立派であるし、その後世界のテロ集団はイギリス人を誘拐してもしょうがないという考えになっていくわけであるが・・・
 過去にオリンピックがテロの標的になったことがあっても、サッカーのW杯は決してテロの標的にはならなかったし、これからもならないだろうというふうに思っていたのだが、ことに各国リーグのサッカーにおいては、また事情が違ってくるのだということを、改めて認識させられた。そうか、そういうことかい、テメエら・・・
 サッカーの時間だけは、世界は平和であってほしいと願う人々がどれだけいることか、そしてペルー日本大使公邸人質事件のときのように、テロリストの側でさえも、「サッカーという平和な時間」を求めたがゆえに、それが結果的に自分達の首を絞めたことにもなったりする。
 ともあれ、国内リーグであれなんであれ、サッカーを狙えば、それは世界中を敵に回すことと同義なのである。

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2004.04.22

CL準決勝 1stレグ 二日目

ポルト 0-0 デポルティーボ

 ポルトは惜しいシュートがあったが、運がなかった。終了間際、ポルトのエース、デコへのよーわからん謎の足蹴りによってデポルティーボのアンドラーデが退場。なんであんなシチュエーションで、審判の目の前で腹をわざと蹴るかなぁ。それさえなければ、今日の私の感想はデポルティーボをひたすら大絶賛するところだった。チェルシーが一回戦で当たったシュツットガルトのように、一人一人の動きの質に「説得力」があったんだよなぁ。ビシッと綺麗に4バックがラインを整えて、プレスがガシッと決まってしっかり守って、ボール奪うやいなやポンポンとダイレクトパスで前線まで運んでいく。アウェイの闘い方としてお手本のような動きをこの大一番で見せてくれたし、このチームが短期間で急成長した理由もなんとなく分かった。

 でも個人的に因縁があるのはデポルティーボなんだよなぁ。なんせW杯直前のベッカム主将の足を砕いたチームだから(笑)。あとポルトのマウリーニョ監督がすごく気になるキャラなのである。いつも全身黒で決めて、コートの襟を立てて、でもって鋭い眼光で一点を見つめ続けてるもんだから、勝ってても負けてても「いや、まだ何か秘策があるんじゃないかこのヒト!?」とか思わせるその存在感が印象的。今大会のベスト監督のひとりであることには間違いなく、あわよくばチェルシーが獲得か? という話もあるのだが、ここまで結果残して、かつキャラ立ちしている監督なら、僕はこの人でも別にいいかなぁとか思ってみたり(笑) すまん、ラニエリ監督、でも昨日の不可解な采配をみていると、やっぱりどうしても健康に悪いんだってば(笑)

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2004.04.21

CL準決勝 1stレグ 一日目

モナコ 3-1 チェルシー

ラニエリ監督、完全に采配ミス・・・。
後半スタートに、長らく試合から遠ざかっていたベローーーンを投入した時点で今日はおかしかった。チャンピォンズリーグ準決勝だぞ! ケ ガ 人 の リ ハ ビ リ は 、 他 で や っ て よ ! ! (笑) 案の定、まったく仕事できず。
 そして後半途中でマケレレさんの微妙な演技により相手の退場を誘い数的優位になったとたん、右サイドバックを交代してアタッカーを投入し、ディフェンダーを3人に削って、でもって3トップで勝負するんだろうなと思いきや、それでもモナコのデシャン監督がひるむことなく攻撃的な意識を保っているとみたとたん、すかさず今度は右サイドハーフを下げて、ディフェンダーを投入・・・実況倉敷さん、解説高木琢也&柱谷兄そろって「わからない」連呼の迷走采配。
 そういう采配は、観戦する人だけでなく、ピッチ上の選手にも迷いを生んだはずである。10人のモナコは、その後立て続けに2得点を奪う・・・あぁ、モリエンテス、やっぱりここぞというとき確実に決めてくるぜこの人は・・・

試合そのものよりも、「なぜ、そんな采配を!?」という意味で、長く記憶に残りそうなゲームになった。
唯一の希望はアウェイゴールを1点取れていることだ。次のホームでの試合は2-0で勝ち抜けになるが、次節はマケレレさんが出場停止。モナコを無失点で抑えることはできるのだろうか。

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2004.04.19

「ヴィッセル神戸の夢を語ろう」に参加して

 今シーズンから楽天などのネットショッピングを展開しているクリムゾン・グループに経営権が譲渡されたヴィッセル神戸が、サポーターや一般市民を募ってミーティングを行うということで、後輩Tくんに連れて行ってもらった。これこそ私にとって、さらにはハウにとっても最も大事な「現場に行っていろいろ考えよう」シリーズの一環である。こうしてヴィッセルのサポーターのフリをしながら、私はひとりのJリーグファンとして真剣に臨んだ。
 今シーズンからクリムゾングループという一企業がサッカークラブの運営に手を出したことから、そこで行われたプレゼンは、それはそれは見事なビジネスモデルであった。補強をし、選手層を充実させて、試合に勝てば、お客さんが増え、それで収益もあがり、さらに投資が可能となり、選手が充実し・・・という成功のサイクルを示し、これからは神戸だけでなく全国区の人気を経て、夢は世界に通用するクラブチームにしていく、ということだ。

 その発想、あたりまえすぎて、ちっとも面白くなかった・・・
 そもそもスポーツチームの運営は、ビジネスモデルがそのまま適合できるものかどうかというのが微妙な問題だと思える。どんなに良質の製品(選手スタッフ、設備など)を取り揃えても、スポーツである以上、負け続けるときは負け続ける。そして最も重要なのは、負け続けても、それでも一定数のサポーターは、なんとスタジアムに通い続けるのである。この現象を、ビジネスモデルでは説明できないのである。サッカーという現象は、そういう不可思議な要因に満ち溢れすぎているのだ。そして僕が本当に知りたいのは、成功のサイクルではなく「負け続けるサイクル」にハマってしまった場合、つまりのところ、仮に今後100年間、ヴィッセル神戸が赤字続きになったとして、そこで営利を追求していく企業としては、どのような対応を示せるのかということである。
 そして、「これからは全国区、世界規模の人気チームに」という「目標」は、インターネット利用を主軸に商売している会社がやる以上、あまりにも当然すぎる発想で、そこにも歯がゆさを感じずにはいられなかった。そうじゃなくて、だからこそ「今、この神戸というローカル」に対して、企業はどのようにスタンスを取るのかということが、いまいち掴めなかった。地元より県外で人気のあるクラブチームなんていうものが出来上がってしまってもいいのだろうか。そう思うと、地域密着を旗印とした「百年構想」を唱えるJリーグ傘下のチームにおいて経営を担う親会社がネット販売で成長したという事実が、なんとも皮肉に思えてきてしょうがなかった。 ネット時代のビジネス戦略は、果たしてローカルなスポーツ文化をどこまで活性化できるのか、これはすごい実験でもあるのだ。
 

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2004.04.18

チェルシー 0-0 エバートン

チェルシーボール支配率65%。 エバートン、よく守った。
この試合、モナコのデシャン監督が視察。さて火曜日のCL準決勝、どう攻めてくるか。

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2004.04.16

Number #600

 総合スポーツ雑誌「ナンバー」がついに通巻600号。で、今回の特集「英雄秘話」がかなりよかった。トップアスリートの若かりし頃について詳細に検証するドキュメント特集であり、特に中田英寿、新庄剛志、中村俊輔の特集が面白かった。私の好きなこの3人の生き方を通して共通しているポイントは、「日本人的な規範」、「年相応の規範」といったものを、誰に影響されるわけでもなく、自分の信念に従ってことごとくスルーして自分なりの目標を追求していったことだ。
 そして特にアスリートという枠組みを越えて私が中村俊輔に常々興味を持っているのは、挫折や試練の多い中学~高校時代において、彼が付け出したとされる有名な「サッカーノート」のことである。ノートに自分の目標を書いて、そして日々感じたことやプレーの内容などをコツコツ記録していき、その目標を現実化させる、というこの方法は、あらゆる自己啓発書にも書かれていながら、なかなか真剣に実行する人がいなさそうな活動である。いったい俊輔少年はこのノートをどのような理由やきっかけで付け出したのだろうか? そしてノートをつけるという習慣を誰に教えてもらったのか? あるいは自分で思いついたのか、自然の成り行きで試みたのか? 途中でノートを付け続けるのをやめたことはないのか? 興味は尽きない。これはうろ覚えだが、俊輔がノートに書いた数々の目標は、奇妙なほどその目標設定の期日と一致していく形で現実化していったのである(だからこそ2002年W杯は悔しかっただろう)。そのへんのことは、スポーツの本質とは別のところでもっと広く語られてもいいのではないかと思う。普段から自己啓発的な目的に則ったかたちでメモやノートへの記録にこだわるような私にとって、俊輔はまさに「メモ魔のヒーロー」とでも呼びたくなるアスリートであるのだ(笑)

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2004.04.14

チェルグマ、初黒星。

 このページの写真で僕が右手に持って噛み付かれているのは、後輩のみなさんからいただいた、チェルシーFCマーク入りクマのぬいぐるみです。実はすごく昔から欲しかったので非常に嬉しく、これをいただいてから僕はミスター・ビーンのごとく、出来うる限りのテクニックを駆使し、かつ可能な限りの羞恥心を捨て去って、ともにチェルシーを応援しながらテレビ観戦に励んでいます。なによりこのクマがやってきて以来、チェルシーは負け知らずで、ついに先日CLで難敵アーセナルも下したのですから、これは本当にゲンがいいなぁと思っていたのですが・・・変則日程による先日のアストン・ビラ戦、3-2で敗退。初黒星です。
 ていうか、明らかに選手のコンディションは悪いし、やはりちょっとでもベストメンバーをいじったら、連携不足は明らかで・・・なかなか一筋縄ではいきません。 唯一のプラス面は、クレスポが2ゴールということか。

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2004.04.11

NewOrder "BBC: The John Peel Sessions"

長年親しんだ電気店の閉店セールで、棚の一番端で見つけた、ニューオーダーのレア音源集。棚の端っこで窮屈にしていた感じが、まさにこのバンドの「それっぽさ」を感じさせて、よけいにグッとくるのであった。そして日本語のライナーノーツにより、この盤に収められている1981年、1982年のBBCでのセッションが、イアン・カーティスの死を乗り越えて、バンドが「ジョイ・ディビジョン」から「ニューオーダー」へと彼らが変化していくプロセスにおいて重要であったことが強調される。だからどうしてもリスナーとしては、そういう気持ちで聴いてしまわざるを得ない。たしかに81年の音は、ジョイ・ディビジョンの次回作アルバムに入っていたであろうという「幻」を連想させ、重苦しく切ないし、82年の音になると、そんな彼らがイアン・カーティスの幻影からなんとしても抜け出そうとする、怒りや希望や苦しみの果てにつかみかけている「成長」をはっきりと感じさせてくれる。
それにしても、BBC関係におけるニューオーダーのライヴ音源作品のアートワークの素晴らしさは、私がニューオーダーの歴史に触れようとする上で重要な要因になっている。まさに音楽を聴いたときのイメージと、これらのビジュアル作品が、強烈に一致してくるからだ。この「The John Peel Sessions」や、「Radio 1 Live in Concert」、そしてジョイ・ディビジョン時代の「The Complete BBC Recording」は、テレビ画面のノイズの中で浮かび上がるイアン・カーティスの虚空を見つめるうつろな姿が、本当に、なんともいえない。

改めてこの盤、4曲目の「Dreams Never End」。ここでいう「Dream」は、ライナーでも言われているように、やはり「悪夢」以外の何ものでもないのだろうけど、この爽快感と虚脱感が共存した、なんとも言い難い絶妙のラインを、ヤケクソ気味のボーカルと、弱っちぃギターと、密やかに熱いグルーヴ感でたどたどしくもなぞり続けていく、そんなピュアな曲が後にファーストアルバムの最初の曲に選ばれたことが、実はものすごく重要なことだったのではないかと感じさせる。この無防備なまでの透明感と、果てることのない憂い、そしてマンチェスターの灰色の空。彼らにしか与えられていない宿命は、ニューオーダーにしか作れない独特の音となってその存在感を放っている。

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2004.04.08

CL 準々決勝2ndレグ 二日目の奇跡

デポルティーボ 4-0 ACミラン!!
またしても「どうせ今日は余裕でミランだろう」とか思っていただけに!! ビックリです!!! 
1stレグを1-4で大敗していたデポル、地元の観客の後押しを背に、攻めるわ攻めるわ、最後のロスタイムまで・・・。守りきればオッケーなのにも関わらず、さすがスペインサッカー、守ることなんてハナから考えていない(笑) それにしてもこんな奇跡的な逆転大勝利があっていいんだろうか、ミランはネスタが復帰してDFラインがさらに強固となったはずだったが・・・なかなかに、この試合はもういちどじっくりVTRを録って検証したいほどの内容だった。いったいミランの敗因はな何か。どうしてあそこまでデポルティーボは猛攻をしかけ続けることができたのか??

でも漠然と感じたことは、スペインのクラブだからか、デポルティーボの選手達の雰囲気には、なんだか良い意味での「大らかさ」や「陽気さ」があった。ピリピリした感じとか、前の試合の1-4で負けているという悲壮感とか、そういうものがあまりなく、それがかえってなおさらムードの高揚につながっていったのではないだろうか。むしろ悲壮感は間違いなくこの日は優位なはずのACミランの側にあったし(どうしたんだカカ)、あと余談だが、マンチェスターUのように、どれだけ強くなり、クラブが裕福であっても、どうしても過去の歴史にまつわる「哀愁」がほんのりと影を落としているようなクラブもあったりするが・・・(そこはそこで、やはりマンUの魅力の一部を形成しているのだけど)

そして二日目のCLもう一試合は、ポルトガルのポルトがフランスのリヨンを下して準決勝へ。ポルト×デポルティーボ・・・なんだかドラクエの呪文風にいえば「ギラ×ベギラゴン」みたいな音感を思わせるが(違うか)、イベリア半島ダービーということで、これはこれで熱そうな準決勝で楽しみである。ポルトは、ビクトル・バイーアというキーパーがかなり濃いキャラ立っているので大好きなのである。いっぽうリヨンはリヨンで、今回は大健闘だと思うなぁ。グループステージでの対バイエルン・ミュンヘン戦は本当にベストゲームのひとつだったし、十分欧州での存在感は示せたはずだ。何よりホームのサポーターが実に楽しそうに会場を熱く盛り上げていたところが好感を持った。フランスリーグもちょっとはチェックしておかないと、と思った。

これで今年のベスト4の顔ぶれは、それぞれイングランド、フランス、スペイン、ポルトガルの国のクラブといった感じで、とても多彩で良い。去年なんてスペイン1つにイタリアが3チームだもんな。それに比べれば、よっぽど楽しいと思うぞ(笑)

今週の総合的な結論としては、やはりサッカーは、何がどうなるか最後まで誰にも分からないし、「可能性を追求しつづけること」という永遠のテーマを常にしめしてくれる民族共通の財産なんだなぁということだった。同じチャンピォンズリーグ、98/99シーズンの決勝戦における、マンUの「ロスタイム奇跡の2得点」のように、神様はときどきサッカーの形を借りて、僕らに最も強烈なインパクトを与えながら、何かを信じ続けることの意味を教えてくれている。

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2004.04.07

CL 準々決勝2ndレグ アーセナル 1-2 チェルシー

こういうとんでもない日に限って、生放送を観れなかったことをずっと後悔するタイプである私は。

アンリが調子悪かったのは、やはり過密日程の功罪であろうし、そんなアンリを、延長戦も視野に入れつつあった後半81分、1-1の状況でベルカンプに交代させたベンゲル監督の判断は、すごく勇気のいることだっただろう。その直後にグジョンセンからの絶妙なタメから生み出されたブリッジのゴールが決まったのは、皮肉といえばひに・・・って、おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!(笑) 勝っちゃったやんけ!!! 最後にアーセナルに勝ったのって何年前なんだぐらいの話じゃあなかったんかい!!! うわーーー!!!1勝1分け、文句なしにチェルシー勝ち抜けや!! 初のチャンピォンズ・リーグ準決勝や!!! ハラショーーーーー!!!!!

落ち着け、落ち着け・・・
いやはや。それにしても、フォワードのスタメンは先週末と同じグジョンセンとハッセルバインク。先日の「すぽると!」で、内田恭子アナ(クレスポ好き)が、「これでCLに向けてムトゥとクレスポを温存できましたね」とか言っていたが、チェルシーファンの誰の目にも「そーじゃなくてぇぇー彼らは単にスタメン落ちじゃないかぁぁ(泣)」な気分だっただろう。
そんなこんなで、後半の開始に新鋭スコット・パーカーを下げてようやくラニエリ監督が右サイドにグロンキヤルさまを投入した瞬間、私たちはようやくここにきて今季のチェルシーの「準・ベストメンバー」が出現したことを実感したに違いない。左サイドのダフからの攻め上がり、センターMFはランパードとマケレレさんが鎮座、そして現在イングランドで最高の硬度を誇るDFライン、ブリッジ、テリー、ギャラス、メルヒオット。 そしてここに守護神GKクディチーニが戻ってくれば、ようやく最後の最後で、チェルシー03/04バージョンの最高のクオリティが見出されよう。そして実際、難敵アーセナルをアウェイで打ち破るという奇跡をやってのけたわけだ。
それにしても今日もエイドール・グジョンセンは素敵すぎた。遊び心と冷酷さに満ち溢れたトリッキーなスルー(笑)、2度もの超・決定機(ていうか入れてよ)、そして何より決勝点を演出した「DFを引きつけて、かつ後ろに下がりながらブリッジにちょこんとラストパス」etc... もうちょっとハッセルバインクとからめればもっとよかったが、それはそれ、今年の大量補強のツケで、コンビ組める機会がほとんどなかったんだから・・・って、見たかよアブラモビッチはん!? 嫁はんとそんなキャッキャッって喜んでないで、さっさとバーミンガムからフォルセルを取り返してや!! 

そして奇跡はそれだけに終わらず、遠くフランスでは、レアル・マドリーが伏兵モナコに屈した。第一戦はレアル4-2モナコ、そして今日はレアル1-3モナコというとんでもないスコアで、アウェイゴール方式によりモナコが打ち勝ったというのがすごい。なによりモナコにはご存知の通り今年からレアルを追われたモリエンテスがいる。いやぁ、レアル総出で挑んでも、モリエンテスの才能(ていうか独特のオーラ?)にはかなわなかったということか!! 彼にしかできないであろう絶妙のコントロールでヘディングシュートを放り込んでいた(GKカシージャス一歩も動けず)。確かにラウールとロナウド、そのFWコンビもすごいのだが、まさかこんな巡りあわせで、レアルはモリエンテス放出のしっぺ返しを食らうことになろうとは、サッカーの神様も残酷である。そして私はロナウドよりもモリエンテスのようなタイプのFWが好きなので、なかなかに痛快ではあった。

まぁ、今日のアーセナルにおけるアンリの不調にせよ、そしてよくは分からないがレアル軍団にせよ、欧州サッカー界の過密日程によって、本来のパフォーマンスを引き出せるようなコンディションになかったことが伺える。で、今日のこれら二試合の大波乱を受けて、過密日程によるコンディションの問題が大々的に語られてしまうような予感がある。それによって、チェルシーとモナコの健闘にケチがつかないことを祈るのみだ。

これによって、準決勝は誰も予想しなかったであろう、チェルシーとモナコの対戦になった。マジかよ(笑)
そしてモナコを率いるのは、ついこの間までチェルシーにちょこっと在籍していたデシャン監督であった!

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2004.04.05

ミルウォールFC、FA杯決勝進出!

終了3分ぐらいの生中継をようやく観れたが、0-1でサンダーランドを下して“ライオンズ”、見事に初のFAカップ決勝進出。いやぁ、みんな嬉しいだろうなぁ。実際、サポーターたちの喜びようといったら。(FAカップではなぜかいつもと違って、チームのフラッグをみんなが持ってきて振り回したりしているので、それはJリーグの初年度あたりのスタンドの光景を思い起こさせる。)

そして大注目の37歳、デニス・ワイズがフル出場。試合後のBBCの採点評価で唯一の9点をもらっていたので、その経験をいかんなく発揮し、中盤の汚れ役として、ひたすら相手の攻撃の芽をその小柄な体と溢れんばかりの闘魂でつぶしまくっていたことが想像される。こういう選手は英国人に好かれるんだろうなぁと思う。じゃなきゃあの多国籍軍のチェルシーFCにおいて主将の重責を務め上げることはできなかったであろう。そんなチェルシーからミルウォールへ、ある意味「都落ち」ではあるが、ミルウォール特有の、凶暴なサポーター伝説やその他もろもろのヒール役なイメージと、ワイズのスピリットだけを頼りにガンガン攻めまくるイメージとは、見事なまでにマッチしていて好きなのである(チーム内でのゴタゴタも多少聞かれたが)。とにもかくにも今度のFAカップ決勝戦、マンチェスターユナイテッドとの闘いこそが、ワイズのフットボール人生最高の大一番になるわけで、なお一層今年のFAカップは注目したいところである。

それにしても、ワイズのような、老獪でファニーで激しいキャラクターの小柄なセンターMFって、日本国内、あるいは世界的にみてもあんまりいそうでいないんだよな。なんか、まさに「マンガで描いたような」分かり易いキャラだもんな・・・。それに何より、僕がロンドンでチェルシーの試合をみたときに、ゾラの次にツボに入った選手が彼だっただけに、思い入れもかなりある。近くに座っていたオヤジの、「ヘーイ! ワイズマーン!!○△◆・・・」っていうヤジった声を、今でもよく思い出すのだ。

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2004.04.04

toto #112

たったいま、アルビレックス新潟が試合終了直前の1分間に2得点を決めて柏レイソルに逆転勝利し、J1リーグ初勝利。パソコン仕事をしながら、「J’s ゴール」の試合速報をウインドウに表示させて、ちょっと別の用事をしたあとにパソコン画面に戻ってきたらそんな結果がでてきて、本気で驚いた。

そして鹿島アントラーズ×名古屋グランパスエイトは、名古屋の勝ちに投票していたのであるが、これもあえなく3-1でホームの鹿島が圧勝。

これにて私のtoto3等賞は消滅・・・
今年からまた本腰入れてtotoを買おうと思い直し、毎週木曜日発売の新聞「toto ONE」を読み込み、さっそく訪れた当選チャンス! だったが・・・やはり、サッカーはどこまでも裏切ってくれる。自分の身近な場所で行われているスポーツに対する自分なりの「能動的な予想や直感」によって、自分自身の身銭と身体と精神が思い切り揺さぶられてしまう、この「なんともいえない連関具合」、やはりtotoは自分にとって買い続けるべきものなのだと再認識。だってJリーグのすべての試合が他人事じゃなくなってくるからね。サッカーについて未だによく分かっていなくて、ちゃんと正確にすべてを把握できないけど、どこかで感じるもの、それを頼りに次の予想で活かしていくこと・・・・

・・・と、そうやっていつものように、今の自分の体験をやたらと理屈っぽく言語化していると、傍らでうちの父が今回もtotoを買っていたことを知り、今日は「鹿島勝ち、柏勝ち」で3等の可能性があったとのこと。

なに、「家庭内・鹿島×名古屋ダブル買い」状態してるんでしょうか(笑)
しかも、今日の結果では、僕よりも父のほうが好成績だったりする。それはかなり悔しい。

以前、父から一度だけ「二人でカネを出し合ってtotoを買わないか」という共同購入のオファーが来ましたが、あまりにいつも保守的な父親の予想に嫌悪感を示していた私は断ったことがあります。
でも結果的に、僕よりも父のほうがtotoを当てておりました。まぁ、いつも保守的な予想なので、低配当の結果のときに当てている程度だったのですが・・・とりあえず、性格が出ますね、このtotoは。

ただ今回のtotoに関していえば、父の予想をみると「引き分け」をマルチシートで一点買いしていたり、なかなか今までになくアグレッシヴな予想になっていて、ちょっと驚いたことも付け加えておきます。

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2004.04.03

FA杯準決勝

放送時間帯がよかったので食後の休憩がてら、FAカップ準決勝、アーセナル×マンチェスターユナイテッド。先週もリーグ戦で激突した強豪同士、これが事実上の決勝戦とはいえ・・・やはり欧州サッカーの過密日程ゆえ、両チームともベストメンバーじゃなかったところがとっても、とっても残念。
試合そのものも、ユナイテッドのポール・スコールズの見事なミドルシュートの1点を、ファーガソン監督がひたすら後半守りぬくという展開で、なんだかもっとボコボコやりあう展開を期待していただけに息苦しい感じだった。
 アーセナルのベンチにたたずむベンゲル監督めがけて物が投げられたこともちょっと気に障る。それはFAカップの重要さゆえになされたからというよりも、試合そのものがやっぱり面白くなかったから、そういうアホなことが起ってしまう雰囲気になっていたのではないか、とすら思った。
 てなわけで明日日曜日は、このユナイテッドと決勝を闘うチームが決められる。ともに下部リーグのディビジョン1同士の対戦、サンダーランド×ミルウォール。失うものがない両チームともおそらくぶっ倒れる勢いで死力を尽くした熱いサッカーを見せてくれるだろうし、かなり期待している。さっきも前回の試合のハイライトがハーフタイム中に流れたのだが、ミルウォールが準決勝を決めた直後の、デニス・ワイズ兄さん(元チェルシー主将)の「本当にガキっぽい」天真爛漫なはしゃぎっぷりがずっとカメラで抜かれていて、「あぁ、やっぱりこういうのがFAカップなんだよなぁ」と思うのであった。

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2004.04.01

水曜日の国際試合

 最近バタバタしすぎて、この文章もほとんど読み返さずにダラダラ書きます。で、昨日のシンガポール×日本、後半途中で疲れがピークにきて、眠ってしまいました。スタメンが「黄金の中盤」だった時点で、もはや観る側の戦意は失われました・・・結局ジーコJAPANはこの一年、何をやってきたのだろう・・・・で、試合のほうは、中田ヒデが「最低の内容」だったというのだから、たぶん最低だったのでしょう。
 ここで僕が考えていたことは、今の日本代表には、「3つないし4つのA代表」が混ざっているまんまである、ということです。ひとつは、いわゆる「国内組」の代表チーム。二つ目は「海外組」であり、そこに別枠で「代表には呼ばれにくいけど、海外でプレーしている日本代表候補選手」も加えられます。デンマークの川口、オランダの戸田、フランスの広山、パラグアイの福田健二とかも・・・。で、4つめの代表とは、「中田英寿の代表チーム」です。中田英寿は、おそらくそういう位置づけができるほどに、別の領域を担っている、というか担わざるを得ないほど、レベルが違うのではないか、ということです。もちろん昨日の海外組の多くが、普段のリーグ戦で思うようなプレーができていないメンツばかりだったという要因は外せませんが、それを考慮しても、中田のいる代表チームは、自ずと「別次元のチーム」が従来のチームに強引に合体・融合せざるを得ないわけで、そこでジーコが黙って静観しているという状況が、悪循環になっていると思われます。てなわけで、そこに五つ目の「U-23代表も入りこむチャンスのあるA代表チーム」という要因が目前に迫ってきており、この先、果たして正真正銘の「日本代表Aチーム」は、ひとつになれるのだろうか、僕らはそれを「ひとつのもの」として認識し、応援できるのか?? という問題も、壁となって現れるような気がします。
 僕は中田も俊輔も稲本も高原も柳沢も、それぞれ個々に好きなプレーヤーばかりなのですが、昨日のスタメン表をみたときに感じた「ゆるやかな失望感」は、どうしようも隠せず、どうしてこういうふうになってしまったのか、ちょっと困惑してしまうほどです。
 トルシエの時代は、良くも悪くも「トルシエのチーム」という一線の上に、選手が選別され、組織化され、戦術を植えつけられ、選手に対して常に挑戦的な指揮を最後まで絶やすことはありませんでした。
 今の時代、その気になればスタメンの半分近くを海外組で構成できるようなレベルを誇る日本ですが、そうやって従来は存在しなかった「海外組/国内組」という区分の存在を考慮した、慎重な取り組みが指揮官に求められているのではないかということです。
 だから・・・あえて言ってしまえば、ここでむしろ「中田を外す」という選択肢も、アリじゃないか、とまで僕は思うようになりました。このまま強引に融合を試みようとしても、バランスが悪くなるのであれば、あえてヒデを外してやってみるということだって、いいんじゃないかとさえ思います。ただもちろん、それは中田ヒデの実力を疑っているという意味ではないのはお分かりですよね。

あ、ちなみにイングランド代表は見事にスウェーデン代表にアウェイで敗れました(笑) ライト=フィリップスも出場せず! そして、最近妙に気になる「ベテラン顔だけどまだ28歳」のニッキー・バットはちゃっかり出場していて、この人ってどうしていつも絶対的に存在が地味なんだろうと思ってしまう・・・(笑)マンチェスターUの背番号8ですよ!? 伝説の「トレブル(三冠)」メンバーですよ!? なのになぜ未だに知らない人のほうが多いんじゃないかって心配してしまうんだろう!?(笑) 何が問題なんだろう? いい選手なんだろうけど、どこかどうすごいと言われても、たぶん誰もうまく指摘できない中途半端さか!?(笑) それでもマンUでもイングランド代表でも、「実務的に使い易い選手」として重宝されているという、このキャラ立ちしないニッキー・バットにどうか愛の手を!!(笑) こんな人 →http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/internationals/england/2850661.stm

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