CL 準決勝 2ndレグ
チェルシー 2-2 モナコ
(合計得点 3-5 でモナコが決勝進出)
この連休中は辛いこともあったり、いろいろだった。
それでも僕はサッカーを観る。ゴールデンウィーク最後の最後でチェルシーの今年最も重要な試合を見届ける。
前半で2点を決めたときに、観ている自分も喜びのあまり気が緩んでいたのは認める。まさにその直後、前半ロスタイムに、左サイドのロテンの突破を許して、モリエンテスの頭からボールが弧を描いてゴールに入って行き、この瞬間からこの試合はモナコのものになってしまった。後半もモリエンテスに決められ・・・なんであんな突破を許したのか、今となっては謎だが・・・そうして、アウェイゴールで2点も奪われ、ほぼ決勝進出の可能性を失ってうなだれるサポーターの映像を観ながら、我に帰った自分自身も、失われたものについて思いを巡らす。サッカーと私事を混同してはいけないとは思っている。でもむしろ、私事の中にこそチェルシーの落ち着きなかったディフェンス陣や、なかなかボールを奪えなかった中盤の動きっぷり、そしてここぞというところで何故かシュートが打ち切れないフォワードの姿などが含まれているのも、実感として、リアルなのである。
ちなみに今日の試合開始前、スタジアムでは、選手入場の直前に、場内BGMとしてザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」が流れていて、それはとっても、とっても、「ふさわしかった」。そうだ、パンク魂のことを忘れてはいけないと思った。
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