そしてスタンフォード・ブリッジに
と思ったらポルトのダンディーな監督さん、すでにポルト勇退を決意していたんですな、あの日に。うーむ、渋いぜ。ていうかチャンピォンズリーグで優勝したら、それ以上の目標って同じチームじゃ自分の中で設定しにくいもんなぁ。
と思ったら、早々と「チェルシーからの接触」を認めているらしい・・・つ、つまりもはやすでにラニエリ監督の去就はほとんどこの路線によって消滅させられているってことで・・・なんか、メディアの論調もどことなく規定路線化されていて、なんだかすんなり落ち着きそうな気配である。そうなると今度はラニエリ監督に同情の念が高まる。確かに采配の迷走ぶりはしばしば見受けられたが、なにより選手からの信頼が厚く、そして一生懸命英語をマスターしようと努力し、最近ではそのかいあって、妙にファニーな記者会見でプレスからの笑いを取りまくったことは特筆すべきことである。そのキャラのおかげで、今シーズンのアブラモビッチ体制の「毒々しさ」がいくぶん中和されていたという言い方もできるのではないか。
ファニーな英語を一生懸命駆使するイタリア人に代わって、黒いコートの眼光鋭いダンディーなポルトガル人監督。来シーズンのチェルシー、そういう点からもますます目が離せない・・・(あ、まだ決定じゃないですよ、念のため!?)
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