夏のチェルシー① セ、センス良いかも!
幾多の超パワフルシュートで我々CFCファンにたくさんの喜びをもたらしてくれたオランダ代表のジミー・フロイト・ハッセルバインクのチェルシー退団が決定。エディー・マーフィー似だからか、けっこう試合中の表情が豊かな人で、シュート外して悔しがるときの仕草がたまに80年代の女子高生チックだったり、そういえばある日のインタビューのときに本当に女子高生みたくバーバリーのベージュのマフラーを着用していて、しかも似合っていたなぁという、様々な思い出がある。でも、もはやこのチームで出来ることはもうないという判断だろう。とかくシュートの強力さはすさまじいものがあった。それ以外の良さが思い出せないほどに(笑)印象的なシュート力だった。
てなわけで、「こうしてまた新しいストライカーを補強するんだろうなぁ、でも噂に上がっているメンツは、ことごとく胡散臭い連中ばっかりで、いやだなぁ、なんか今の世界トップクラスのFWで欲しいと思える選手ってあまりいないなぁ」とか思っているところに、突然オランダのPSVから、セルビア・モンテネグロ代表のケジュマンの獲得が発表! まったくの意表!! さすがケジュマン、移籍発表も彼のプレースタイルと同じで「気がつけばあっという間にゴール」だ!(違うか)。
いやぁ、ケジュマンには悪いが、私はすっかり彼のことを忘れていた。つまり「欧州で今、最も欲しいストライカー」だったということを。そう、彼はなぜか「異様に結果を残すストライカー」だという印象である。一時期、ユナイテッドがケジュマンを狙うという噂を知ったときに「さすがユナイテッド、目の付け所が的確だ! それにひきかえチェルシーは・・・」と思っていたが、まさか結果的にチェルシーに来るとは! ていうか、モウリーニョ新監督、やはりセンスのあるお方ではないか?? という感じでさらに評価が高まったぞ私の中で。いやぁ、こんなに「普通に楽しみな補強」をしてくれたのはダミアン・ダフ以来だなぁ。おそらく「背番号 9」はストレート・インでケジュマンに引き継がれるのだろう。 もう、もう前線の補強はこれで十分です、他には余計なストライカーいらないし! 分かりましたか新監督?? ・・・こうして、グジョンセンとケジュマンのコンビで、お互いに技巧的で笑っちゃうほど地味っぽいゴールを決めまくってほしいと切に願う夏であった。
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